私を勝手に皇后にしないでください

上野佐栁

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真実その1

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 「お前の本当の父ちゃんだ‼︎」
 「は?はあああああ!?えっ?ちょっ‼︎嘘でしょおおおお!?」
 「ティのお父さん!?」
 「おまっ!本当の父親が居るなら言えよな‼︎」
 ゴン
 「馬鹿か?お前は⁇ティも今知ったに決まっているだろうが‼︎」
 「は、はい」
 「待って‼︎ほんとに待って‼︎どうゆー状況なの?え?」
 「混乱するのも無理ないな。お前の姉......ユーアはな、お前が父親だって思った奴が襲いやがったんだよ‼︎許せん‼︎」
 も、燃えてる⁇状況が飲み込めない。ユーアは、お母様が襲われて出来た子ってこと!?なおさら意味不明なんだけど‼︎
 「え、えーと?つまり、お姉様は襲われた?時に出来た子で、間違いはないですか?」
 「ああ‼︎男に理論はない‼︎」
 「は、はあ?」
 「付いて来な‼︎」
 「は、はい」
 「あ、あの......お父様⁇はここで村長をやっているんですね」
 「ああ。あと、父ちゃんって読んでくれよ‼︎敬語も要らん」
 「わ、わかった。お父さん」
 ニコッ
 ゴンッ
 ビクッ
 「い、痛くない!?」
 「へ、平気だ」
 「血がめちゃくちゃ出てるんですけど!?」
 「よくある事だ」
 「よくあるの?こんな事が!?ありえない!?」
 「もう一つ言わんとな。お前の母さんは生きてるよ」
 「......え⁇今なんて?」
 「生きているさ」
 「......」
 「ん?げっ!?」
 ポロポロ
 「ティ‼︎貴様‼︎ティに何をした‼︎」
 「ま、待って‼︎違うの‼︎お母様が生きてるって聞いて嬉しくて......嬉しくて......もう会えないって思ってたのに会えるなんて嬉しいよ‼︎」
 「そうだな。団長も敏感になりすぎですよ」
 ゴブッ
 「何今の音?」
 「ゲホゲホ‼︎」
 「こ、コンラン!?大丈夫!?」
 「平気だよ。だって岩にお腹をぶつけたみたいね‼︎あははは‼︎」
 「それであんな音が......なるかなぁ⁇普通?」
 ガシ
 「ティ‼︎世界には知りたくない事もあるよね⁇」
 「う、うん。そうね......」
 あっこれ。聞いちゃ駄目なやつだ。聞いたら私の命の保証ない。フェリス怖い。
 「うふふ」
 暗闇で笑う笑みもまた怖い。
 「ついだぞ」
 キィー
 「帰ったぞ‼︎」 
 「お帰りなさい‼︎あなた......え?嘘よね?イブなの?」
 「お母様‼︎」
 「イブ‼︎」
 ギュー
 「会いたかったよおお‼︎うわーん‼︎」
 「私もよ‼︎ずっとずっと会いたかったわ!イブ‼︎ごめんね。今まで寂しい思いをさせてごめんね‼︎」
 「いいのそんなの‼︎お母様が居るだけで......私は嬉しいの‼︎ゔわああああああん‼︎お母様‼︎うわあああん‼︎シクシク。クスッ」
 「イブ‼︎イブ‼︎私の可愛い子供‼︎イブ‼︎」
 お互いに抱き締めて合い。泣き喚く私を受け止めてくれた。お母様も泣いているけど、会えた喜びの声で泣いている。会えてよかった。でも......本当の真実をもっと知りたい。そう思った。
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