レインボーアーク

上野佐栁

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スイーツカップ開催‼︎ラリアの本性!?

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 「ようやく、スイーツカップですわ‼︎」
 「ローズ絶対に勝とうね‼︎」
 「......あれ?ネフとこはって、ローズの事呼び捨てだっけ⁇」
 「いえ違ったはずです」
 「私は一人で出ますわ‼︎お二人はユニットとして出なさいですわ‼︎」
 「えっ⁇いいの⁇」
 「はいですわ」
 「頑張ろうね‼︎」
 「ですわ」
 「さて、今回もやって来ました‼︎スイーツカップの開催です‼︎トップバッターはこの方です。ユリンミンさんの皆さんです」
 「誰?」
 「さあ?」
 「今、注目のアイドルの人達だね」
 「へぇー」
 「興味ないんだね⁇」
 「うん」
 「あ、あははは」
 「ゆるふわって感じだな」
 「そうですね」
 「でも左のあの人少しステップがずれている。これじゃ、レインボーステージも出来ない」
 「月美厳しい」
 「本当の事だよ」
 「あっ。終わった」
 「ムーミンの言う通り、レインボーステージは出なかったわ」
 「ねぇ、月美先輩に向かって、ムーミンって何⁇」
 「えっ⁇あだ名よ」
 「そんなこと言ったら、私も、ムーミンって事になるけど⁇」
 「えっ?ミーノンね」
 「なんか、月美よりも酷いことになってる」
 「まあまあ」
 次々と出場者達のライブをして行き、ネフこはの番になった。
 「皆んなこんにちは‼︎こはだよ‼︎」
 「ネフです」
 「私達のユニットライブ久しぶりだよね⁇」
 「そうだよ‼︎」
 「優勝して欲しい⁇」
 「して欲しいー‼︎」
 「じゃあ頑張るよ‼︎曲はメイドの生活‼︎」
 「メイドの先輩として後輩に色んなことを教える義務がある」ネフ
 「同じ歳なのに少し早くメイドの仕事をして私よりも優れているよ」こは
 「チャンス」
 「レインボーアークの世界にようこそ私はカイラ、私はライカさあこの道を通って貴方のステージが待ってるわ」
 「はい」
 「はい」
 「この扉を開けてこの先がレインボーステージよ」
 「(あーまた失敗しちゃったよ。)(大丈夫次があるよ。失敗は成功の元って言うじゃない。)凄いメイドになる為に日々を生きています」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「もっともっと上のステージへスペシャルレインボーステージ」
 「たとえ君が見えなくなってもいい、だって、君は、夢の階段の先で、待っててくれるからー」こは
 「君がくれた夢(希望)ひかり(輝き)どんな時だって、笑顔でいられるよー」
 「たとえ、それが暗闇になっても大丈夫。みんなが輝きをくれるからー」ネフ
 「歌って踊り続ければ、君の隣でいつかは、スイーツクイーンになるよ。いつだって君は、輝いているから、負けないようにキラキラしいこうと思っているよ。レインボーステージを成功させて、ランクを上げてちゃうよ。どんな時でも笑顔でいられるように前を向いて歩くよー」
 「スペシャルレインボーステージ大成功ー」
 「もっともっと上のステージへ超スペシャルレインボーステージ」
 「私達の勇気が何なのかわからない時があるけど、負けたくないから」ネフ
 「今まで、やってきたことも無駄にはしたくないから。私が初めてレインボーアークを通ってレインボーステージへ行った日に、なりたい自分を見つけた気がする」
 「夢のステージが今始まる。世界の人にありがとうって伝いたいんだ」こは
 「今の私がいるのはみんなのおかげだから」ネフ
 世界に希望や夢を抱いていけるように私は願ってる」こは
 「レインボーアーク」
 「超スペシャルレインボーステージ大成功ー」
 「可愛らしいメイドでした。次で最後になります。最後を決めるのはもちろんこの方、ローズさんです‼︎」
 「皆様、ローズですわ。私のソロライブを見たいですわよね?」
 「見たいです‼︎」
 「それなら全力で応援しなさいですわ」
 「しまーす‼︎」
 「全力で応援しなきゃっ許しませんことよ」
 「きゃあー‼︎」
 「曲はローズのティータイム」
 「バラは美しくて気高く咲き誇る。真っ赤に染まった綺麗なバラ。バラは綺麗だけどトゲがあり美しいレディーには相応しいわ。バラの花園でティータイム。(美しい私だからそこより綺麗に気高くなるのですわ。)バラの花束にいろんな色のバラを見てると癒される」
 「チャンス」
 「わぁー」
 「レインボーアークの世界へようこそ私はプチさあこの道を通って貴方のステージが待ているよ」
 「はいですわ」
 「この扉を開けてこの先がレインボーステージよ」
 「バラの香りは心を安らかにしてくれる。いつまでも見ていたーい」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「さらにもっともっと上へスペシャルレインボーステージに」
 「たとえ遠くに離れても、心は、繋がっているーどこにいったて必ず見つけるよ。だって君がくれた優しさ、(愛しさ)勇気ー(友情)どんな時だって、笑顔で笑い合った。もしも、自分を見失っても大丈夫。だって、光は、ここにあるからー。どんな時だって、歌えば、笑顔になれるよー。いつもきらきらしているステージへようこそー。初めて、踊る時は、緊張するけど、周りを見てみんながいるよー。スポットライトを当たって、輝いて、虹のその先だって行けるよー。その先には、きっと夢にあふれた世界があるよー」
 「スペシャルレインボーステージ大成功ー」
 「もっともっと上のステージへ超スペシャルレインボーステージ」
 「私達の勇気が何なのかわからない時があるけど、負けたくないから。今まで、やってきたことも無駄にはしたくないから。私が初めてレインボーアークを通ってレインボーステージへ行った日に、なりたい自分を見つけた気がする。夢のステージが今始まる。世界の人にありがとうって伝いたいんだ。今の私がいるのはみんなのおかげだから。世界に希望や夢を抱いていけるように私は願ってる。レインボーアーク」
 「超スペシャルレインボーステージ大成功ー」
 「なんて素敵なティータイムでしょうか。素晴らしいライブをありがとうございます。では、結果発表です。優勝者は、ネフこはユニットと、ローズさんです‼︎」
 「おめでとうー‼︎」
 「ローズセレブアース最高‼︎」
 「ネフさんとこはさんには、マスカットメイド風スイーツコーデです」
 「私達にピッタリなコーデだね」
 「そうね」
 「ローズさんには、ぶどうパーティドレスセレブスイーツコーデです」
 「素晴らしいですわ」
 「これで全てのスイーツコーデが揃いました‼︎」
 「やっと揃った」
 「ラリア⁇」
 シュウー
 「なにこの風!?」
 「えっ?嘘?」
 「月美どうしたの⁇」
 「私のスイーツコーデが消えてる」
 「えっ?スイーツウォッチに登録されてたよね?」
 「うん。でも無い」
 「ろろのスイーツコーデも無いよ!」
 「私もなんだね‼︎」
 「私もです」
 「僕もだ」
 「私達のもありませんわ」
 「えっ?ラリアのスイーツコーデは無事⁇」
 「うん。無事だよ。だってこの騒動は私がやったから」
 「えっ?なに言っているの?」
 「あれは......混沌‼︎」
 「ラリア‼︎混沌から離れて‼︎」
 「いや」
 「えっ?」
 「私は、混沌と行くから。ごめんね。実はね、月美が死んでいた事、知ってたんだよね」
 「えっ?待ってどういう事なの?」  
 「初めて会ったその日の夜には、月美がプログラムだって知っていたんだよね」
 「待って‼︎ラリアどうしちゃったの?」
 「私、施設育ちでしょ?」
 「それが何⁇」
 「お父さんもお母さんも、ルミに殺されたんだよ‼︎」
 「......なに言っているの?ルミがそんな事するわけないでしょ⁇」
 「私見たいの。まだ、五歳になったばかりだったのに、両親を事故と見せかけて殺すなんて許せない‼︎」
 「待ってください‼︎ルルミナは誰かを殺したりしません‼︎」
 「友希に何がわかるの?」
 「ラリア‼︎混沌は危険です‼︎今すぐ離れてください‼︎」
 「私は、今まで復讐の為だけに生きて来た‼︎ルミと再会した時、怒りが込み上げて来た‼︎今すぐ八つ裂きにしてやりたくて仕方なかった‼︎でも我慢した‼︎スイーツコーデを全て手に入れて、ルミを見返してやる‼︎」
 「ラリアそんなことしたってなんの意味もないよ‼︎」
 「うるさい‼︎ルミは殺す‼︎」
 「だめよ‼︎」
 「嫌よ‼︎」
 「そんなことしたら、ラリアも、ルルミナと同じですよ‼︎」
 「そんなの知らない。殺さないなんて嫌‼︎嫌々‼︎」
 「行くぞ」
 「ま、待っ......」
 「行っちゃった」
 「友希どこに居るかわかる?」
 「待ってください。月の島です」
 「月の島⁇」
 「はい。てっぺんが月の形をしているんです。でもその前の崖が問題です」
 「ラリアを連れ戻す‼︎」
 「月美の意見に私は賛成だよ。私達三人で、リアムーンだからね」
 「月乃」
 「もちろん私達もなんだね」
 「皆んな!」
 「月の島にレッツゴー‼︎」
 
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