レインボーアーク

上野佐栁

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双子の誕生日会

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 「あけましておめでとうございます‼︎」
 「今年もよろしくお願いします」
 「リアムーンの活躍もちゃんと見てね」
 「今年はドジならない‼︎」
 「ラリア無理ですわ」
 「ローズ‼︎」
 「コホンッ。私のセレブなライブをたくさん見るのですわよ」
 「ローズセレブアースの事もよろしくお願いします」
 「絆のライブを沢山するつもりですのでよろしくお願いします‼︎」
 「僕達、スクールスターの事もよろしくな」
 「皆んながるんるんって気持ちになれるように頑張るんだね‼︎」
 「キラキラなライブをしちゃうよ‼︎」
 「パンバラも元気なライブとテンションあげちゃうよ‼︎」
 「クールに落ち着いてライブをするもの大事よ。まぁ、よろしく」
 「え、えーと、パパーラーアの事もよろしくお願い致します‼︎」
 「レインボーアークの使者として、皆さんの笑顔と夢をこれからも守っていきたいです。もちろんですが、平和もです」
 「今年こそ、友希にお姉ちゃんって呼んでもらえるのを目標にするよ‼︎」
 「しなくていいですよ」
 「リップはこれまで通りにクールアンドポップを貫くよ。キラプリをよろしくね」
 「月美先輩ようにいつかは、スイーツクイーンになりたいです‼︎」
 「皆んなに負けないように、エトワレ花火で、特訓をするつもりなので応援よろしくね」
 「今年も大自然の厳しさに埋もれないように頑張るわ」
 「え、えっと、帆奈みんは先輩達に負けないように頑張りたいって言ってます」
 「流石、安化ね」
 「とゆことで、月美、月乃ちょっと遅れたけど、誕生日おめでとう‼︎」  
 「おめでとうございます」
 「おめでとうだね」  
 「おーめでとう‼︎」
 「ありがとう‼︎」
 「では此処からは、私、友希が司会をします‼︎」
 「はあ!?聞いてない‼︎」
 「これは、サプライズですから」
 「なんの?」
 「今から、リアムーンの皆さんには今まで、ステージでライブをした曲で歌ってもらいます‼︎」
 「ちょっと待って‼︎そんなことしたら、月美の持ち曲がどんだけあると思ってるの?」  
 「確かに多いですね。なので、三連続でやってもらいます。月美お願いします‼︎」
 「あっうん。行ってくるね」
 「言いたいこと言えない自分におさらばしていこうよ。言いたいことはなんでも言おうよ。だってもう自分を偽らなくたっていいから。なりたい自分になっていきたい。自由に走り出してー。もっともっと、遠くまで走り出したらもう止まらない。初めての体験してどきどきしていきたいなー。ここからスタートラインにして進んでいこうよー。笑顔絶やさないように希望を持ってやりたいことはやっていきたいなー。夢の扉開けてー。その先になりたい自分がいるからー」
 「チャンス」
 「わぁー」
 「レインボーアークの世界にようこそ。私ルミさあこの道を通って貴方のステージが待ってるわ」
 「はい」
 「この扉を開けてこの先がレインボーステージよ」
 「これからは自分の決めた道を歩いて行きたい。自分だけの扉ー」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「これは、本当の自分なんだね」
 「次行ってみよう‼︎」
 「月の光を浴びながら私は踊り続けるのよ。永遠なんていらないからいつまでも変わらずにこの気持ちが貴方に届いて欲しい。私が輝いていられるのは太陽があるから」
 「チャンス」
 「わぁー」
 「レインボーアークを通って私だけのステージに」
 「この扉の向こうにレインボーステージがあります」
 「いつでも優しく見守ってくれるから私は踊り続けられるよ。月の魔法にかけられたみたいにー」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「月の魔法‼︎楽しい‼︎」
 「はい次行ってみよう‼︎」
 「ステージに上がったらひとりでライブしたいよ。独りぼっちのライブでいいよ。闇の夜を見上げながら、ひとりで歌うよ。どんな時でも信じられるのは私だけだから」
 「チャンス」
 「わぁー」
 「レインボーアークを通って私だけのステージに」
 「この扉の向こうにレインボーステージがある。私だけのレインボーステージに」
 「友達なんて要らないよ。あの時も独りぼっちだった。誰にも邪魔はさせない。ステージの真ん中で誰にも見られないライブ。心の底からひとりで歌いたいよ。私だけのステージを今此処に」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「フレンズダークネス‼︎苦い思い出が甦る‼︎」
 「ご、ごめん」
 「お次は、ラリアのライブです」
 「ポップに行ってくるよ」
 「キラキラ光る一番星を目指してアイドル頑張ろー。キラキラしているねー。初めは一人だけでアイドルしていたんだー。ある日君に会えたから世界が広がるー。一人でアイドルしている時よりももっともっと上に上がれた気がするー」
 「チャンス」
 「わぁー」
 「レインボーアークの世界へようこそ私はユニさあこの道を通ってあなたのステージが待ってるわ」
 「うん」
 「この扉を開けてこの先がレインボーステージよ」
 「あの時の偶然は偶然じゃない。きっと運命だったんだ。今ここに居られるのだって君が居てくれたからー。ありがとう」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「流石なんだね‼︎」
 「ラリアは前に比べ物にならないぐらい成長していますのよ」
 「なんでそこで、ローズが威張るの?」
 「さ、さあ?」
 「お次は、月乃のライブです」
 「はーい」
 「生まれた時からずっと二人で居たんだー。なにをするにもずっと一緒にやっていんだねー。私が大切な妹を守らないといつの間にか思っていたんだー。でも自分の知らないうちに強くなっていたんだねー。私はそれに気づかないまま何も知ろうとしなかったんだー」
 「チャンス」
 「わぁー」
 「レインボーアークの世界へようこそコンはコンだよさあこの道を通って君のステージが待ってるよ」
 「うん」
 「この扉を開けてこの先がレインボーステージだよ」
 「はじめて自分の妹が変わり続けている事に気づいたんだー。そして気づいたことはいつの間にか私の方が守られている事にー」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「私の持ち曲終わっちゃった‼︎」
 「リアムーンのステージよろしくお願いします‼︎」
 「もちろん、羽ばたきの翼‼︎」
 「最初は一人ぼっだった。誰もいない何も見えない。光のない部屋。扉のない部屋怖くて怖くて泣き出しそうだった」月美
 「でもね声が聞こえて来たんだー。初めて一人ぼっちじゃないって知ったよ。周りを見て大声で叫んだら誰か気づいてくれるからー」月乃
 「光がないと思っていたのは私だけだった。自分の殻に閉じこもって何も知らないふりをしていたー」ラリア
 「チャンス」
 「わぁー」
 「レインボーアークへようこそ、二人は私が連れて行くね」
 「うん」
 「うん」
 「この扉を一緒に開けよう。この先がレインボーステージだよ」
 「この扉を開けてこの先がレインボーステージよ」
 「それは今日で終わり。自分の殻を突き破って自由な空へと羽ばたこうよー」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「月美お願いします‼︎」
 「うん‼︎」
 「ステージに上がったら皆んなでライブをしたいよ。私と皆んなでライブでいいよ。夜空を見上げながら私は皆んなと光あるステージでライブをするよ。光のライブを皆んなで作り出そう。友達を信じているから」
 「チャンス」
 「わぁー」
 「レインボーアークの世界を通って私だけのステージに行くよ」
 「この扉の先に私だけのレインボーステージがあるよ」
 「皆んなと歌いたいよ。光を感じて希望のステージを踊りたいから。心の底から皆んなで歌いたいよ。friendsと一緒に希望の光のステージを今此処に」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「フレンズホープ最高‼︎」
 「興奮し過ぎ」
 「次も月美行ってみようなんだね‼︎」
 「月の明かりを頼りに進んでいた道。時々、立ち止まっても月が優しく見守ってくれるよ。私だけの月のステージに踊りたいよ。優しく光り続けている。月は遠くて手を伸ばしても誰も掴めない。私のお月様。夜のステージは誰も居なくて寂しいライブだけど、お月様はいつも見てくれる」
 「チャンス」
 「わぁー」
 「レインボーアークを通って私だけのステージに」
 「この扉の向こうにレインボーステージがある。私だけのレインボーステージに。」
 「悲しい気持ちになったら、空を見上げて月を見つめてしまう。青い空の彼方にも白い月は光も無くただ浮かんでいるだけ」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「月明かり‼︎伝説のコーデを手に入れてた時驚いたな」
 「次は、ラリアですわ‼︎」
 「行ってくるね。ってきゃあ‼︎」
 ドンッ
 「ラリア大丈夫⁇」
 「いてて平気平気。あはは」
 「自分の世界の中でいつも見ていた。幸せな世界を生きる自分を。誰かを騙して、誰も信じなくて、暗闇の世界で身を委ねて。きらりんと輝く流れ星を見つけた時、私だけの世界は崩れ落ち」
 「チャンス」
 「わあー」
 「レインボーアークの世界へようこそ私はユニさあこの道を通ってあなたのステージが待ってるわ」
 「うん」
 「この扉を開けてこの先がレインボーステージよ」
 「新しい世界の始まり。誰かを騙すことしか出来ない自分はもう終わりにしよう。偽りの自分を叩き壊して、本当の自分になろう」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「あの時は、傷付いたな」
 「月美ごめんってば‼︎」
 「月美も同じことしたけど、スイーツコーデを盗むのは違うよ」
 「だからごめんなさい‼︎」
 「次は、リアムーンのミラクルハッピーバースデーだよ‼︎イェーイ‼︎」
 「君と出会え事が奇跡なんだね。お互いの事は知らなかったけど、あの日運命の出会いだったから。君と会えたよ」
 「この奇跡はきっと君の夢のベルーになる」月乃
 「夢の中で君と会えた事が奇跡で、初めての出会いが君と会えた事で本当に良かったと思う自分が居るから」ラリア
 「Miracle herで輝いているから。君の想いを聞かせてよ」月美
 「チャンス」
 「わぁー」
 「レインボーアークへようこそ、二人は私が連れて行くね」
 「うん」
 「うん」
 「この扉を一緒に開けよう。この先がレインボーステージだよ」
 「この扉を開けてこの先がレインボーステージよ」
 「私にとっても君に誕生は奇跡だから。だから君と一緒に祝いたい。君にhappybirthday」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「次は、月美だ。頑張れよ」
 「はーい」
 「燃え上がる太陽みたいに心を燃やせ‼︎どんな暗闇でも、必ず照らしてくれる太陽。熱く燃える太陽は、どんな時でも私を温めてくれた。だから私も太陽みたいに皆んなを照らしたい。太陽は眩しいぐらい輝いている。奇跡の色」
 「チャンス」
 「わぁー」
 「レインボーアークを通って私だけのステージに」
 「この扉の向こうにレインボーステージがある。私だけのレインボーステージに」
 「hey hey hey hey hey hey hey hey hey hey hey hey hey hey hey hey hey hey hey」
 「月美には感謝だね」
 「うん」
 「次は、リアムーンのステージよ」
 「大人になるのはまだ、先のことだと思ってた。いつかは来る日が来ても、まだ先の話だと思った」
 いつの間かに大きくなっていたね」月美
 「もしも目の前にいくつもの扉があるとしたら、君はどれを選ぶの?」ラリア
 「私はきっと、キラキラした未来への扉を開いてる」月乃
 「チャンス」
 「わぁー」
 「レインボーアークへようこそ‼︎」  
 「三人でレインボーステージに行こう‼︎」
 「もちろんだよ‼︎」
 「三人でこの扉を開けるよ‼︎」
 「うん‼︎」
 「この先が私達のレインボーステージだよ‼︎」
 「あの日、始まったばかりのアイドルは、知らないことばかりで、右も左もわからなかったよ。いつも君は迷ってばかりだったね。でももう迷わない。未来への扉を今開く」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「あの時はもう駄目かと思ったね」
 「そうですね」
 「次も、リアムーンのライブです!」
 「この街に来た頃、怯えていた自分が居たよ」月美
 「初めて学校の門を潜る時の緊張は、今でも忘れない」月乃
 歌を言って歩いたていたら、君と教室の入り口でぶつかったね」ラリア
 レインボーアークに行った日のこと覚えていますか⁇」
 「チャンス」
 「わぁー」
 「レインボーアークへようこそ、二人は私が連れて行くね」
 「うん」
 「うん」
 「この扉を一緒に開けよう。この先がレインボーステージだよ」
 「この扉を開けてこの先がレインボーステージよ」
 初ライブで君は転んでしまったけど、次のステージでは、決して諦めない心から勝利のステージ。三人でライブする日々はとても楽しいです」月美.月乃
 「ライバルも居て、競い合っても、友達だから。FRIENDS」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「次で最後になります。それではお願いします‼︎」
 「ずっと友達‼︎」
 「初めて話しかける時は緊張したけど一度話をしてみたら君は優しい笑顔で話してくれた」
 「その時からずっと友達でいたと思っているよ」月美
 「君の隣で笑っていたよ。ずっと一緒に居たいから私も優しくなろうと思っていたんだ」月乃
 「こんな気持ちになるなんて初めてでよくわからないけど一歩前に進んで行きたいよ」ラリア
 「チャンス」
 「わぁー」
 「レインボーアークへようこそ、二人は私が連れて行くね」
 「うん」
 「うん」
 「この扉を一緒に開けよう。この先がレインボーステージだよ」
 「ずっと友達でいられますように。私は心の底から願います」
 「レインボーステージ大成功ー」
 「改めて、月美、月乃誕生日おめでとう‼︎」
 「ありがとう‼︎」
 このあと、ケーキを食べたり、ゲームをしたりして、夜遅くまでパーティーは続けられた。解散したのは夜の十時だった。
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