死亡確定の敵キャラに転生したので全力で回避します

上野佐栁

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何故敵キャラに転生したの

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 私の名前は栗原由梨。私は生粋のオタクだ!アニメはもちろん。漫画やゲーム、他にも色々とオタ活をしている。そんな私にも許せないことがある。それは
 「はぁぁぁ⁉︎何をこれ⁉︎」
 「二人の勇者は双子の妹リーリエを殺しラスボス、シルクロードに勝ったのであった」
 「意味がわからないわ‼︎なんで、リリアの双子の妹のリーリエが犠牲なってシルクロードに勝たなきゃいけないの⁉︎リーリエが可哀想‼︎ただ、精神支配されてずっと意識なんてなかったのに......やっと姉と再会したと思ったら殺されるなんてありえない‼︎確かにリーリエは敵キャラだったけど、双子でしょ?助けるでしょ普通!」
 そう。私はバッドエンドで終わる話が大っ嫌いなのだ!
 「はぁー。リーリエが助かる話だったらよかったのに......」
 「由梨!あんたいつまで寝てるの?学校遅刻するよ!」
 「やだ⁉︎今何時?」
 午前七時五十分
 「完全に遅刻だ⁉︎」
 ドドドドバタン
 「行ってきます‼︎」
 「あっ⁉︎由梨......お弁当......行っちゃった」
 「ひぃぃぃ!」
 また鉄先に怒られる!
 「何度目だ!馬鹿野郎!」
 「それだけは嫌だ!絶対に嫌だ!」
 「きゃあああ⁉︎」
 「え?何?」
 「退け!」
 グサッ
 「は......⁇」
 お腹に冷たいものが刺さってる?なんで視界が横なの?
 「君大丈夫⁉︎」
 「今、救急車呼んだから!」
 「名前言える」
 「意識ははっきりとしているの?」
 「ねぇ君!本当に大丈夫⁇」
 「あれ?」
 視界が揺らぐ。それにとても暗い。なんで?
 私はそっと目を閉じた。そう。私は死んだのだ。十四歳とい若さでこの世を去ったのだ。
 「リーリエ。私達いつまでも一緒だよ」
 「うん。お姉ちゃんとずっと一緒だよ」
 誰?これは......リーリエとリリア⁇二人が仲睦まじく手を繋ぎ野原を歩いてるの?
 「......リーリエ⁇」
 「......」
 「ごめんなさい。貴方を守ることができなくて......殺してしまってごめんなさい。せめてもの償いで私も死ぬから......だから......今度は絶対に一緒に生きよう」
 何よこれ?何がどうやっているの?リリアが死ぬ?おかしい。勇者になってエースとずっと一緒に暮らすんでしょ⁇なのになんで死んでいるの?
 「このガキ起きませんね?」
 「水かければ起きるだろ?」
 「やめろ!シルクロード様が直々に連れて来たガキだぞ‼︎もしものことがあったら俺達が死ぬぞ」
 「......」
 「......此処どこ⁇」
 知らない天井。それに知らない人達⁇
 「おっ!起きたな?お前、リーリエ.クロムラムだな⁇」
 「え?えっ⁉︎」
 リーリエ.クロムラムってあの死亡確定の敵キャラリーリエ⁉︎
 「お前は今からシルクロード様の僕だ」
 「......は?」
 死んだはずの私が転生したってこと?
 なのによりによってなんで、リーリエなのよ⁉︎
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