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テンペストストーン
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「テンペストストーン:アクア」
なんでだ!なんで負ける?こんな小娘に負けるだなんて……。
「ぐあああああ!!!!!!!」
ドサッ
「ゲホゲホッ!まだ、やれる」
「……リング」
「なっ⁉︎」
水が円をかくようにテンペストの周りを埋め尽くす。
「縮小!!!!!!!」
円になった水がテンペストの体をバラバラに引き裂き核を破壊した。
「そんなああああ!!!!!!!」
最後にその言葉を残してテンペストは消えた。
「か、勝った」
バタン
「……」
体が思うように動かない。テンペストストーンが無ければ確実に死んでいた。テンペストストーンに助けられた。
「「まだ終わりじゃない」」
声がまた自分に話しかけてきた。
終わりじゃない?まだ敵がいるってこと?もう戦えない。立ち上がる力すら残っていない。
「「この森は絶望と希望。ここで人は死にテンペストの弱点の記した日記帳が眠る場所。だからまだ終わっていない。私はまだ話して終えていない。それまでは気を失うことを許さない」」
声がそう言い、真っ白な手を差し出しての中には二冊の本があった。
「ひとつはテンペストの弱点。もうひとつは雨晴 風華の日記帳。だからそここれはあなたたちに必要になる。大丈夫。姫乃さんならきっと、テンペストの始祖を倒せる。私は信じ続ける」
声の主は優しい笑みを浮かべた。
「ふ、風華、さん⁇」
目の前にいるのはいるはずのない雨晴 風華だった。彼女は嬉しそうな寂しそうな顔で夢を見つめている。
「「私は髪飾りの想いに従っているだけ。思念みたいなものねかなぁ?」」
そう微笑んで夢の手をそっと取る。
「姫乃さん。あなたはもっと強くなれる。テンペストの力は確かに人じゃ太刀打ちできないのかもしれない。たけど、テンペストストーンを使いこなせるあなたなら……」
この声を最後に目の前が真っ暗になった。
「風華。姫乃は医務室にいるのか?」
砥部さんがそう聞いてきた。
常備してきた薬がなくなったので夢さんにもらう気でいるみたいだ。
「わかりません。私が一時間ほど前に行った時はいませんでした……」
ドサッ
「えっ!なんの音ですか!!!!!!!」
私と砥部さんは慌てて音がした方へと向かった。
バーン
「何事ですか⁉︎」
中に入ると血まみれで今にも死にそうな夢さんが横たわっていた。
「夢さん!!!!!!!」
私は慌てて駆け寄り夢さんの傷の具合を見た。
「砥部さん。大変!夢さんの意識がない。このままじゃ……」
死んでしまう。砂蔓さんみたいになにもできずに失うのはいや。何か力になれることは!
「風華!団長を呼べ。団長も姫乃ほどではないが医学に詳しい。だから団長に知らせろ」
「わ、わかりました」
私は立ち上がりアディさんを呼びに行った。
「アディさん!!!!!!!」
そのあとは慌ただしかった。
夢さんの傷は思ったよりは深くはなかったが、それでもひどい状況だった。足は折れて腹部や頭部に損傷が激しく傷が治るのに一年かかるかもしれないと言われた。
「夢さん」
夢さんの手には三冊の本が握られていた。全部日記帳みたいだけど、勝手に見るのは申し訳ないと思いつつ私は一番古本から見ることにした。
「えっ……」
その本の内容は衝撃的で理解するのに数日かかった。
私はテンペストの始祖の妹の娘?テンペストが赤子を産む。それは可能なのか?私にもわからない。何かの間違えであってほしい。同姓同名の赤の他人だったらいい。そう思ってしまう。
でも心が訴えている。これは真実だと。髪飾りの想いが今の状況を作ったのなら私はどうしたらいいの?
なんでだ!なんで負ける?こんな小娘に負けるだなんて……。
「ぐあああああ!!!!!!!」
ドサッ
「ゲホゲホッ!まだ、やれる」
「……リング」
「なっ⁉︎」
水が円をかくようにテンペストの周りを埋め尽くす。
「縮小!!!!!!!」
円になった水がテンペストの体をバラバラに引き裂き核を破壊した。
「そんなああああ!!!!!!!」
最後にその言葉を残してテンペストは消えた。
「か、勝った」
バタン
「……」
体が思うように動かない。テンペストストーンが無ければ確実に死んでいた。テンペストストーンに助けられた。
「「まだ終わりじゃない」」
声がまた自分に話しかけてきた。
終わりじゃない?まだ敵がいるってこと?もう戦えない。立ち上がる力すら残っていない。
「「この森は絶望と希望。ここで人は死にテンペストの弱点の記した日記帳が眠る場所。だからまだ終わっていない。私はまだ話して終えていない。それまでは気を失うことを許さない」」
声がそう言い、真っ白な手を差し出しての中には二冊の本があった。
「ひとつはテンペストの弱点。もうひとつは雨晴 風華の日記帳。だからそここれはあなたたちに必要になる。大丈夫。姫乃さんならきっと、テンペストの始祖を倒せる。私は信じ続ける」
声の主は優しい笑みを浮かべた。
「ふ、風華、さん⁇」
目の前にいるのはいるはずのない雨晴 風華だった。彼女は嬉しそうな寂しそうな顔で夢を見つめている。
「「私は髪飾りの想いに従っているだけ。思念みたいなものねかなぁ?」」
そう微笑んで夢の手をそっと取る。
「姫乃さん。あなたはもっと強くなれる。テンペストの力は確かに人じゃ太刀打ちできないのかもしれない。たけど、テンペストストーンを使いこなせるあなたなら……」
この声を最後に目の前が真っ暗になった。
「風華。姫乃は医務室にいるのか?」
砥部さんがそう聞いてきた。
常備してきた薬がなくなったので夢さんにもらう気でいるみたいだ。
「わかりません。私が一時間ほど前に行った時はいませんでした……」
ドサッ
「えっ!なんの音ですか!!!!!!!」
私と砥部さんは慌てて音がした方へと向かった。
バーン
「何事ですか⁉︎」
中に入ると血まみれで今にも死にそうな夢さんが横たわっていた。
「夢さん!!!!!!!」
私は慌てて駆け寄り夢さんの傷の具合を見た。
「砥部さん。大変!夢さんの意識がない。このままじゃ……」
死んでしまう。砂蔓さんみたいになにもできずに失うのはいや。何か力になれることは!
「風華!団長を呼べ。団長も姫乃ほどではないが医学に詳しい。だから団長に知らせろ」
「わ、わかりました」
私は立ち上がりアディさんを呼びに行った。
「アディさん!!!!!!!」
そのあとは慌ただしかった。
夢さんの傷は思ったよりは深くはなかったが、それでもひどい状況だった。足は折れて腹部や頭部に損傷が激しく傷が治るのに一年かかるかもしれないと言われた。
「夢さん」
夢さんの手には三冊の本が握られていた。全部日記帳みたいだけど、勝手に見るのは申し訳ないと思いつつ私は一番古本から見ることにした。
「えっ……」
その本の内容は衝撃的で理解するのに数日かかった。
私はテンペストの始祖の妹の娘?テンペストが赤子を産む。それは可能なのか?私にもわからない。何かの間違えであってほしい。同姓同名の赤の他人だったらいい。そう思ってしまう。
でも心が訴えている。これは真実だと。髪飾りの想いが今の状況を作ったのなら私はどうしたらいいの?
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