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リーフとアラム
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「信じる?人形じゃない?私達はマスターの奴隷で人形なんだよ?」
「違います。それと、前々から思っていたのですが、アラム......随分と変わりましたね?」
「......うるさい」
「アラム。貴方の本当の気持ちを聞かせてください」
「うるさいんだよ‼︎あーしがどうしようと関係ないんだよ!」
「......」
「な、何よ?」
「疑問。かつての誰かさんように口調が変わっています」
「ちょっ‼︎今それを言う事はないでしょ‼︎」
「唖然。ルーアーとは一言も言っていません」
「ゔっ......」
「ねぇ?リーフちゃんさぁ、今が幸せ?」
「わかりません」
「でもいい顔してるよね?前と違って......」
「そうですか?」
「自覚も無しか......あーしずっと、リーフちゃんよりもましだって思っていたのに......これじゃ、あーしの方が惨めじゃん」
「そんな事はないと思います」
「うっさいんだよ!」
「ちょ、ちょっと待て!二人知り合いなの?」
「幼馴染」
「幼馴染です」
「え?二人でアンドロイドになったの?」
「先になったのは、リーフちゃんの方だよ」
「はい。私が八歳の時、大怪我をしたのでアンドロイドになる代わりに命を助けると言う条件付きでした」
「あーしは此間なったばっか」
「そうなのか?」
「そう。それなら争う理由はほぼ無いはず」
「は?話し聞いてた⁇クィーンズブラックを裏切った時点で、リーフちゃんは、あーし達の敵!」
「争う理由はそのぐらいです」
「なんだよそれ......」
「あんた達ね!そんなくだらない理由で争ってるんじゃないわよ!」
「そもそもさぁ、あんたら関係ないでしょ⁇なに、リーフちゃんとあーしの闘いに割り込んで来てるの?」
「ぼ、僕達は仲間だからリーフちゃんを助けたい」
「あたしも同じ気持ちですぅ‼︎」
「関係ないわけないっしょ‼︎うちらも同じアンドロイドなんだから」
「そもそもそっちが戦いをやめれば済む話でしょ?」
「アラム。私は貴方と争いたくありません‼︎」
「うるさい‼︎うるさいんだよ。もうこれしかないんだよ。あーしには自由なんてもう存在しない‼︎リーフちゃんのせいなんだから‼︎」
「......え」
「リーフちゃんと仲良くしているって理由で、あーしもアンドロイドに改造されたんだから‼︎」
「......」
「責任とってよ!ねぇ!」
「......いやです」
「は?」
「責任はとりません!ですが、アラムを助ける事は出来ます」
「リーフちゃんに何が出来るの?」
「ウッド」
「何をしようとしているの?」
「強制ダウンをさせれば、あのマスターから解放出来るんですよ!」
「うるさい‼︎うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい‼︎もう何もしないで!あーしを不幸にしないでよ!」
「......不幸になんてしません。絶対に」
「わあああああああああ‼︎」
「天空の千夜」
「あがっ!?」
「アラム......ごめんなさい。そしておやすみさないです」
「......」
ドサッ
「す、凄い......」
「感動。素晴らしいです」
「まさか空からつるがやって来るとは思わんかったぞ」
「なんですかあれ?リーフさんの必殺技ですか?」
「そんなところですね」
「でも天空の千夜って関係ありました?」
「......昔、アラムと考えた技ですね」
「そうなん?」
「はい。私がアンドロイドになってもアラムはずっと一緒に居てくれました。だから私もアラムがアンドロイドになっても恩返しがしたいんです」
「強制的にダウンさせたからもうあのマスターとは繋がっていないのよね?」
「はい」
「そんな事しちゃ駄目だよ」
「......っ!?」
「誰だ?」
「アリス.クィーンズ!?」
「アリス.クィーンズ?」
「はい。クィーンズブラックを作ったお孫さんです」
「......っ‼︎」
「そして、彼女もアンドロイドです」
「アラム君は返してもらうよ。まだまだ使い道がありそうだ」
「そうはさせません‼︎」
「君に何が出来るの⁇マスターも居ない。両親からも愛させていない。友達も居ない。そんな君が誰かを守る事が出来るって本気で思ってる?」
「私ももう......一人じゃありません‼︎」
「そう。でもごめんね?君を殺さなきゃ、アラム君を連れ戻せそうにないからね!」
グサッ
「......」
「悪いねぇ」
ドサッ
「......あ......ああ、あああ」
「私だって、そこまではしたくなかったよ。いつかまた会えるといいね?花園リーフ君」
リーフはそのまま崩れように倒れた。俺達は何も出来なかった。速すぎて何も見えなかった。これが、アンドロイドのアリスの力なのか?とても強くて恐ろしいと思った。
「違います。それと、前々から思っていたのですが、アラム......随分と変わりましたね?」
「......うるさい」
「アラム。貴方の本当の気持ちを聞かせてください」
「うるさいんだよ‼︎あーしがどうしようと関係ないんだよ!」
「......」
「な、何よ?」
「疑問。かつての誰かさんように口調が変わっています」
「ちょっ‼︎今それを言う事はないでしょ‼︎」
「唖然。ルーアーとは一言も言っていません」
「ゔっ......」
「ねぇ?リーフちゃんさぁ、今が幸せ?」
「わかりません」
「でもいい顔してるよね?前と違って......」
「そうですか?」
「自覚も無しか......あーしずっと、リーフちゃんよりもましだって思っていたのに......これじゃ、あーしの方が惨めじゃん」
「そんな事はないと思います」
「うっさいんだよ!」
「ちょ、ちょっと待て!二人知り合いなの?」
「幼馴染」
「幼馴染です」
「え?二人でアンドロイドになったの?」
「先になったのは、リーフちゃんの方だよ」
「はい。私が八歳の時、大怪我をしたのでアンドロイドになる代わりに命を助けると言う条件付きでした」
「あーしは此間なったばっか」
「そうなのか?」
「そう。それなら争う理由はほぼ無いはず」
「は?話し聞いてた⁇クィーンズブラックを裏切った時点で、リーフちゃんは、あーし達の敵!」
「争う理由はそのぐらいです」
「なんだよそれ......」
「あんた達ね!そんなくだらない理由で争ってるんじゃないわよ!」
「そもそもさぁ、あんたら関係ないでしょ⁇なに、リーフちゃんとあーしの闘いに割り込んで来てるの?」
「ぼ、僕達は仲間だからリーフちゃんを助けたい」
「あたしも同じ気持ちですぅ‼︎」
「関係ないわけないっしょ‼︎うちらも同じアンドロイドなんだから」
「そもそもそっちが戦いをやめれば済む話でしょ?」
「アラム。私は貴方と争いたくありません‼︎」
「うるさい‼︎うるさいんだよ。もうこれしかないんだよ。あーしには自由なんてもう存在しない‼︎リーフちゃんのせいなんだから‼︎」
「......え」
「リーフちゃんと仲良くしているって理由で、あーしもアンドロイドに改造されたんだから‼︎」
「......」
「責任とってよ!ねぇ!」
「......いやです」
「は?」
「責任はとりません!ですが、アラムを助ける事は出来ます」
「リーフちゃんに何が出来るの?」
「ウッド」
「何をしようとしているの?」
「強制ダウンをさせれば、あのマスターから解放出来るんですよ!」
「うるさい‼︎うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい‼︎もう何もしないで!あーしを不幸にしないでよ!」
「......不幸になんてしません。絶対に」
「わあああああああああ‼︎」
「天空の千夜」
「あがっ!?」
「アラム......ごめんなさい。そしておやすみさないです」
「......」
ドサッ
「す、凄い......」
「感動。素晴らしいです」
「まさか空からつるがやって来るとは思わんかったぞ」
「なんですかあれ?リーフさんの必殺技ですか?」
「そんなところですね」
「でも天空の千夜って関係ありました?」
「......昔、アラムと考えた技ですね」
「そうなん?」
「はい。私がアンドロイドになってもアラムはずっと一緒に居てくれました。だから私もアラムがアンドロイドになっても恩返しがしたいんです」
「強制的にダウンさせたからもうあのマスターとは繋がっていないのよね?」
「はい」
「そんな事しちゃ駄目だよ」
「......っ!?」
「誰だ?」
「アリス.クィーンズ!?」
「アリス.クィーンズ?」
「はい。クィーンズブラックを作ったお孫さんです」
「......っ‼︎」
「そして、彼女もアンドロイドです」
「アラム君は返してもらうよ。まだまだ使い道がありそうだ」
「そうはさせません‼︎」
「君に何が出来るの⁇マスターも居ない。両親からも愛させていない。友達も居ない。そんな君が誰かを守る事が出来るって本気で思ってる?」
「私ももう......一人じゃありません‼︎」
「そう。でもごめんね?君を殺さなきゃ、アラム君を連れ戻せそうにないからね!」
グサッ
「......」
「悪いねぇ」
ドサッ
「......あ......ああ、あああ」
「私だって、そこまではしたくなかったよ。いつかまた会えるといいね?花園リーフ君」
リーフはそのまま崩れように倒れた。俺達は何も出来なかった。速すぎて何も見えなかった。これが、アンドロイドのアリスの力なのか?とても強くて恐ろしいと思った。
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