ある日突然、アンドロイドが家に居た件について

上野佐栁

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消えゆくアンドロイドその1

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 深夜0時
 「あの、ステラちゃん。いきなり呼び出して何の用?」
 「うんうん。この時間はお眠の時間だよ。あははは」
 「お主らが邪魔なのじゃよ」
 「......え。邪魔なの?」
 「そうじゃよ」
 「ステラちゃんさぁ、沙由里が邪魔なわけないでしょ⁇流石のレット君も怒るよ⁇」
 「好きなだけ怒れば良い。でもお主らは消え去る運命じゃがなぁ」
 「迷惑。こんな時間に何を騒いでいるのですか?」
 「うむ。ユナ殿も来てたのか。好都合じゃな」
 「意味不明。何の話ですか?」
 「ユナちゃん!こっちに来ちゃ駄目‼︎」
 「疑惑。一体何をしようとしているのですか?」
 「こうゆーことじゃよ」
 「......」
 「これで、邪魔なアンドロイドがまた消えたのう。くくく」
 次の日の朝
 「嘘だろ!?沙由里とユナを知らないなんてありえない‼︎」
 「朝からうっさいわね!」
 「わしの近くで叫ぶな。耳障りだろ?」
 「ルーアー。本当にユナのこと知らないのか?」
 「だからそう言ってるでしょ⁇あんたもしつこいわ」
 「自分の半身とか言ってた奴が何言ってるんだ?」
 「ん?わしに半身など居ないぞ」
 「どうなってるんだよ?」
 「ツム君⁇本当に此処最近変ですよ?何か悩みでもあるんですか?」
 「な、なぁ、ツツリとクルルは二人のこと覚えているよなぁ?」
 「ごめん。全くもって知り合いにその名前は居ない」
 「く、クルルは?」
 「......」
 「クルル?」
 「何か大事なことを忘れているような気がする」
 「大事なこと?」
 「思い出せない。誰かになんか言われた気がするのに......そのことを考えると頭が痛い」
 「クルル。あんたも具合悪そうよ。今日は休んだら?」
 「そ、そうするね」
 「俺達は行くけど、ステラだけには気を付けてろよ?」
 「ん⁇わかった?」
 皆んなが居なくなり、私は一人きりになった。
 「......か」
 「この声って......」
 「誰か居ない!」
 「レット君‼︎」
 「おー!救世主クルルちゃんじゃない」
 「こんな所でどうしたの?」
 「それがさぁー、気が付いたら此処に居たんだよね。なんかぁー変な感じがする」
 「お主らは影響されにくいようじゃな」
 「......ステラ」
 「クルルちゃん‼︎今すぐにそいつから離れて!」
 「レット君?」
 「よくわからないけど、そいつからは嫌な感じがする!逃げて!」
 「人聞きの悪いことを言うではない」
 「クルルちゃんは、ツムグ君の所に行くんだ!」
 「行かせるわけなかろう。お主にも消えてもらうぞ。レット君殿はまだ使い道がありそうじゃ。この計画は誰にも邪魔立てさせんぞ」
 「......」
 「あとは雑魚ばかりじゃ。もうすぐじゃぞ。ツムグ」
 更に次の日
 「なんだって!?クルルこともわからないのかよ?」
 「そんな奴居たかしら⁇」
 「うちに聞かれても知らんし」
 「ツムグ。本当にどうしちゃったの?」
 「あたしとても心配ですぅ‼︎」
 「今日のツムグも変」
 「......」
 経ったの三日で、リーフ、沙由里、ユナ、クルルが消えた。この先何人消えてしまうのだろう⁇俺に出来ることはないのか?俺にはステラを止める事が出来ないのか⁇もうこれ以上は誰も消えてほしくない。そう強く思った。
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