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翌朝、彩香はいつもより少し遅めに起きてきた。
「おはようさいちゃん。珍しいね」
「ん?」
「そうですよ。彩香さん。全然起きてこないから少し心配になりました」
「あー。ごめんね。昨日ちょっと寝付けなくて」
「えっ・・・何かあったんですか?」心配そうに彩香を見つめる結衣。
「た、大したことじゃないのよ。ちょっとね」
「そうですか?ならいいですけど」
結衣の言葉に、彩香が少し困ったような顔をした。
ゆずはそんな彩香を不思議そうに見ていた。
朝食後、彩香がカメラの掃除をしているところに和泉がやってきた。
「彩香ちゃん、相変わらず豆ねえ」
「和泉さん。昨日素敵な写真撮れたんですよ」
「なになに?女の子⁉︎」
とカメラをのぞき込む和泉。
「ち、違いますよ・・・みてください」
「あら、綺麗なお星様って、これ流れ星!」
「はい、昨日の夜流星群の極大日だったんです」
「えーどうして教えてくれなかったの!」
「す、すいません」なぜか言い淀む彩香。
「きょ、今日の夜も見られますよ」
「そうなんだ。でも、綺麗に撮れてるわね。これどこで撮ったの?」
「えっと・・・部屋の窓、から?」
答えに困った彩香だった。
「そうなんだ。一眼ってこんなのも撮れるのね」
「そうなんです。貸してくださってありがとうございます!」
「・・・そういえば今朝の鷹文くん。いつもにもまして眠そうだったわね」
「そ、そうでしたっけ?」ととぼける彩香。
「そう・・・かもねぇ」
と意味ありげな微笑みを浮かべる和泉だった。
「おはようさいちゃん。珍しいね」
「ん?」
「そうですよ。彩香さん。全然起きてこないから少し心配になりました」
「あー。ごめんね。昨日ちょっと寝付けなくて」
「えっ・・・何かあったんですか?」心配そうに彩香を見つめる結衣。
「た、大したことじゃないのよ。ちょっとね」
「そうですか?ならいいですけど」
結衣の言葉に、彩香が少し困ったような顔をした。
ゆずはそんな彩香を不思議そうに見ていた。
朝食後、彩香がカメラの掃除をしているところに和泉がやってきた。
「彩香ちゃん、相変わらず豆ねえ」
「和泉さん。昨日素敵な写真撮れたんですよ」
「なになに?女の子⁉︎」
とカメラをのぞき込む和泉。
「ち、違いますよ・・・みてください」
「あら、綺麗なお星様って、これ流れ星!」
「はい、昨日の夜流星群の極大日だったんです」
「えーどうして教えてくれなかったの!」
「す、すいません」なぜか言い淀む彩香。
「きょ、今日の夜も見られますよ」
「そうなんだ。でも、綺麗に撮れてるわね。これどこで撮ったの?」
「えっと・・・部屋の窓、から?」
答えに困った彩香だった。
「そうなんだ。一眼ってこんなのも撮れるのね」
「そうなんです。貸してくださってありがとうございます!」
「・・・そういえば今朝の鷹文くん。いつもにもまして眠そうだったわね」
「そ、そうでしたっけ?」ととぼける彩香。
「そう・・・かもねぇ」
と意味ありげな微笑みを浮かべる和泉だった。
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