『蛇淫の楔 ~双剛に穿たれ堕ちる乙女~』

西嶽 冬司

文字の大きさ
3 / 10

第2話:『影の蛇』

しおりを挟む

「はぁ……っ、はぁ……っ、ぅ……っ」

 上倉かなえの呼吸は、公園の敷地に足を踏み入れた瞬間から乱れていた。
 砂利を踏みしめる足袋の裏が、泥沼に沈むように重い。
 普段なら身体の一部のように馴染んでいるはずの狩衣と緋袴が、今夜はまるで鉛の鎖で編まれた拘束具のように、物理的な重量を持って全身にのしかかっていた。

「あつ、い……」

 額から滲み出る汗は氷のように冷たいのに、身体の芯——丹田の奥底だけが、焼けた石を飲み込んだように異常な熱を帯びていた。
 カッ、カッ、と。 心臓の鼓動とは異なる、不規則で禍々しい脈動が、子宮の壁を内側から叩いている。

 ——この身体の重さは、ただの体調不良ではない。

 一歩踏み出すたびに、内腿が擦れる感触が鋭敏になりすぎている。
 下着の布地が秘所に触れるだけで、電流が走るような疼きが背骨を駆け上がり、膝から力が抜けそうになる。

(穢れを、払う……巫女、なのに……)

 それなのに、今の自分の身体は、まるで発情期を迎えた獣のように、夜の空気にフェロモンを撒き散らしているのではないか。
  そんな妄想が頭をもたげ、かなえは強く唇を噛んで首を振った。

 夜の公園は、昼間とはまるで別の理で支配されていた。
 日中は子供たちの歓声が響く極彩色の遊具も、闇に沈めば巨大な骸骨や墓標のように佇み、錆びたブランコが風もないのにキィ、キィと神経を逆撫でする音を奏でている。

『——かなえちゃん……今日は外に出ちゃダメ……』

 脳裏に蘇るのは、家を出る直前にかかってきた電話の声。
 同じく霊感を持つ親友、見当みとう 幽香ゆうかの、悲鳴のような警告だった。
 時折未来の断片を幻視してしまう彼女の言葉は、いつも抽象的で、それでいて不吉な的中率を誇る。

『視えたの……黒くて、太い蛇が……かなえちゃんを、丸呑みにする夢……。 それは普通の蛇じゃないの。 とぐろを巻いて、かなえちゃんの手足を縛って……すごく、ねっとりした目で……』

『大丈夫だよ、幽香ちゃん。 ただの下級妖魔の掃討だもの。 すぐに終わらせて戻るから』

 努めて明るく振る舞い、一方的に電話を切ってしまった自分を、今更ながら後悔し始めていた。
  あの時、幽香は何と言おうとしたのだろう。
  『食べられる』ではなく、『丸呑みにされる』。 その言葉の響きに含まれていた、生々しい質感。

 幽香の言葉を思い出すだけで、喉元に冷たい鱗の感触が走る。 幻覚だと分かっていても、思わず首筋を掻き毟りたくなる衝動に駆られた。
 引き返すべきだという警鐘が、頭の中でガンガンと鳴り響いている。
 けれど、かなえは足を止めなかった。

(私がやらなきゃ。 この「淀み」を祓わないと、崇護くんたちの日常が……)

 崇護の笑顔。稟先輩の豪快な笑い声。
 あの黄金色の教室を守るためなら、どんな恐怖にも耐えられる。そう自分に言い聞かせ、震える膝を叱咤して、公園の最奥——最も淀んでいる噴水広場へと足を踏み入れた。

 ——ドクン、と。 子宮が脈打つ。

 心臓とは別の、独立した臓器が意思を持ったかのような拍動。 そのたびに、股の間から温かいものが漏れ出しそうになる錯覚に襲われる。

(おかしい……。 息が、吸えない……)

  一歩、また一歩とほころび——『妖穴』へ近づくにつれ、下腹部の疼きが強くなっている。 
 このあたりの空間に充満する瘴気そのものが、かなえの胎内にある熱と呼応し、悪さをしようとしているかのようだった。



 ——その時だった。



「……ッ、来た」

 思考を断ち切るように、前方の闇が蠢いた。 草むらを掻き分ける音ではない。 もっと湿った、粘着質な音がした。
 点滅を繰り返していた街灯が、ジジッという音と共に完全に消灯する。 闇が、一気に濃度を増した。
 ズズズ……ッ、と。 吐瀉物を泥とかき混ぜるような、生理的嫌悪感を催す音が響く。 植え込みの影から、アスファルトの亀裂から、漆黒の闇が『染み出して』くる。

 それは、不定形の汚泥だった。

 街灯の僅かな残滓を浴びてテラテラと光る、黒褐色の流動体。 形定まらぬその表面には、無数の気泡が浮かんでは弾け、そのたびに腐乱したような悪臭を撒き散らしている。

「——『泥蛭ドロヒル

 下級の妖魔だ。 生前の未練や怨念といった高尚な核を持たず、ただ都市の排泄物と負の感情が淀みに溜まって生まれた、動く汚物。
  知性はなく、ただ生きている人間を襲い、その温かい精気を啜るだけの害虫。
 ズルズルと大量の粘液を引きながら這い寄るその姿からは、下水と腐った肉が混ざり合ったような、強烈な腐臭が漂ってくる。

 ただ、文献で見たそれとは、サイズも、纏う瘴気の質も桁違いだった。
  嫌悪を煮詰めた悍ましい異形が、ぶるぶると震える。 まるで、かなえという『極上の餌』を前にして、ヘドロ全体が歓喜に沸き立っているかのようだ。

(下級……これくらいなら、今の私でも……!)

 かなえは震える手で懐から霊符を取り出し、切っ先を突きつけた。 和紙の感触だけが、唯一の拠り所だった。
 二本の指でそれを挟み、印を結ぶ。
 相手は、たかが下級妖魔。 大きさは異常だが、所詮は泥の塊。 上倉流の浄化術なら、一撃で焼き払える。

 恐怖を振り払うように、かなえは深く息を吸う。 肺に満ちた冷たい空気を、腹の底へと落とし込む。

「——東方青龍とうほうせいりゅう、邪を祓い、清浄を成せ!」

 凛とした声が夜気に響く。 自分自身を鼓舞するかのような、澄んだ声音。 指先の霊符が青白く発光し、破魔の力が矢となって放たれる——






 ——はずだった。

「あ、ぅ……っ!?」

 術が完成する直前、下腹部が爆発したかのようにドクンッ!と脈打った。
 霊力を練ろうと意識を集中させた丹田——そのまさに中心にある子宮が、カッと熱く発光したような感覚に襲われた。
 集めたはずの清浄な気が到達した瞬間、そこに巣食っていた『異物』によって変質させられる。
 力が、抜ける。
 いや、抜けたのではない。 聖なる力が、甘く、痺れるような『淫らな熱』へと強制的に変換され、全身の神経を駆け巡っていた。

「く、ぅッ……!?」

 膝が笑う。 力が、入らない。 指先が痺れ、視界が明滅する。
 指先の霊符は、湿気ったマッチのように弱々しい火花を散らしただけで、プスンと黒く焦げてしまった。

 不発。

 ただの紙切れと化した霊符が、ひらひらと泥の地面に落ちる。

 あり得ない事態に、かなえの思考が凍りつく。

(嘘……霊力が、練れない……!? お腹が熱くて、力が入らない……!)

 巫女としての力が、何者かによって『栓』をされている。 いや、配線を組み替えられている。 祈ろうとすればするほど、体が熱くなり、内腿が震え、意識がとろけていく。



 そんな致命的な隙を、飢えた妖魔が見逃すはずもない。 

 泥蛭の表面に浮かんだ無数の気泡が、一斉に弾けた。

 驚愕に目を見開くかなえの視界を、泥の津波が埋め尽くした。

 反応が遅れた。 身を捻ろうとしたが、重くなった身体は言うことを聞いてくれない。

「あぐっ!?」

 重く湿った衝撃が肩を打ち据えた。 泥蛭から伸びた鞭のような触手が、かなえの華奢な身体を紙屑のように吹き飛ばす。
 受け身も取れず、泥水混じりの地面へと無様に転がる。
 ドンッ、と背中を打ち付ける衝撃。 肺から空気が強制的に排出される。

「かっ……はぁ……っ!」

 純白だった狩衣の背中が、一瞬で黒い汚泥に染まった。 頬に冷たい泥が跳ね、口の中に鉄錆と腐敗臭の味が広がる。

(痛い……っ! 立てない、力が入らない……!)

 起き上がろうとするが、下腹部の熱が全身の筋肉を弛緩させている。 手足が鉛のように重く、指一本動かすのにも凄まじい労力を要した。

 そこへ、無数の触手が、意思を持った蛇のように一斉に襲いかかる。

 泥の鞭がかなえの足首を打ち据え、そのまま蛇のように巻き付く。 かなえの手首、足首にぬるりとした冷たい感触が巻き付いた。

「ひッ、や……っ!?」

 熱い。 泥なのに、生暖かい。 締め上げられる痛みよりも、その生理的な不快感が精神を削り取る。

「い、いやぁッ! 離してッ!」

 もがくかなえの身体が、ズルズルと引きずられる。 砂利が背中を削り、白い白衣があっという間に泥水吸って重くなり、かなえの動きを縛り上げていく。
 妖魔は獲物を捕らえた喜びに震えながら、さらに数本の触手を伸ばしてきた。 ぬめる泥の腕が、かなえの手首を、太腿を、そして腰を拘束する。
 物理的な拘束だけではない。 触手が触れた場所から、腐敗した妖気が侵入し、体の自由を奪っていく。

「や、やめて……! 汚い、触らないで……ッ!」

 触手はかなえの両足首を掴むと、容赦なく左右へと引き裂くように広げた。 抵抗できないまま、M字に開脚させられる。

「い、やぁぁッ!」

 ベリッ、と布が裂ける音が、静寂な公園に大きく響き渡った。
 神聖な緋袴の股部分が、縫い目から無残に引き裂かれる。 露わになる、白い太腿と、白足袋。
 そして、本来隠されるべき秘所を覆う、薄い晒しだけが月明かりに晒された。 絶対に見られてはならない部分が、汚らわしい妖魔の前に完全に開放される。

「や、やめて……! はなせ、見ないで……っ!」

 だが、真の絶望はここからだった。 
 泥蛭は、獲物の無防備な股間を目がけて、その醜悪な身体を盛り上がらせた。
 粘液を滴らせる触手の先端が、白磁のような太腿の内側を這い上がる。 内股の柔らかい皮膚を、ぬらぬらとした冷たい泥が汚していく。

「ひッ……!? そこ、だめぇッ!」

 かなえは半狂乱で首を振った。  死の恐怖よりも、尊厳を穢される嫌悪感が勝る。
 巫女として清浄を保ってきた身体が。崇護のために大切に守ってきた純潔が。
 こんな下等な泥の塊に、物理的に、そして霊的に汚染されていく。

「いやぁ……っ! お願い、やめてっ……!」

 必死に脚を閉じようとするが、泥の拘束は強固で動かない。 ゴムのような弾力を持つ泥が、強引に内腿を割り、秘所へと迫る。
 それどころか、触手が太腿の内側を這う感触に、かなえの身体がビクリと反応してしまった。

(いや……なんで……? こんな汚いのに……感じちゃ、だめ……ッ!)

 嫌悪感しかないはずなのに。

 腐った泥の臭いに吐き気がするのに。

 下腹部の『熱』が、皮膚を這いずる感触に呼応し甘い疼きを脳に送り込んでくる。

 嫌悪感が、強制的に快楽信号へと書き換わっていく。

(熱い……なんで、こんな……っ)

 泥に内腿を愛撫され、ビクビクと腰が跳ねてしまう。
 そのあられもない反応に、泥蛭はさらに興奮したように全体を震わせた。

 太い触手の一本が、晒しの隙間——秘裂の入り口へと、鎌首をもたげる。

(崇護くん……助けて……いや、見ないで……!)

 脳裏に浮かんだのは、愛する人の笑顔。 だが、すぐにそれを打ち消した。

 見られたくない。

 泥にまみれ、股を大開きにされ、得体の知れない化け物に弄られて涙を流している、こんな浅ましい姿を。
 もし彼に見られたら、私はもう二度と「かなえちゃん」には戻れない。

 絶望で涙が滲み、視界が歪んだ。

 もしここで意識が途絶えたら。 この妖魔は、自分を好き勝手に蹂躙し、最後には中身を啜って抜け殻にするだろう。




 触手の先端が、晒しをめくり上げ、溶けた秘所へと侵入し——







「——汚ねぇな」

 ピタリ、と泥蛭の動きが止まる。
 触手の侵攻を免れ、かなえもまた、涙に濡れた目で声の主を見る。

「と、とうや……くん……?」

 公園の入り口。 街灯の逆光を背に、一人の男——斎須 統也が立っていた。

「野良犬の方が、まだマシな食い方をするぞ」

 ポケットに両手を突っ込み、猫背気味に佇む気だるげなシルエット。
 絶体絶命のピンチに駆けつけたヒーローの頼もしさは、そこには微塵もない。
 あるのは、道端のゴミを見るような、実験動物の死骸を見るような、無機質で冷徹な視線だった。

 泥蛭が、新たな獲物の出現に反応する。 かなえを拘束していた触手の一部を解き、統也に向かって殺到した。
 泥の弾丸のような速度。 生身の人間なら、内臓を破裂させられる威力だ。

「あぶな——ッ!」

 かなえの警告は、間に合わなかった。

 いや、統也にはその必要さえなかった。

 彼は一歩も動かない。 ポケットから手を出すことさえしなかった。
 ただ、迫りくる死の泥塊を、鬱陶しそうに睨みつけただけ。

「失せろ」

 その瞬間、世界が反転した。

  統也の足元から伸びる『影』が、物理法則を無視して爆発的に膨れ上がった。
  街灯の光が生み出したただの影ではない。 底なしの闇が凝縮し、鎌首をもたげた巨大なあぎと

 抵抗も、逃走も許さない。 その巨大な口が、泥蛭を丸ごと——文字通り一口で飲み込んだ。

 断末魔の叫びすら上がらなかった。 ただ、湿った圧殺音だけが一つだけだ。
 あれほどかなえを苦しめ、汚そうとした妖魔は、影の中に咀嚼され、一瞬にして霧散し、消滅した。

 祝詞も、霊符も、武器もいらない。

 ただの『捕食』。 圧倒的な食物連鎖の暴力が、そこにあった。

 後に残ったのは、しんと静まり返った公園と、泥の跡だけ。



 主を失った触手が崩れ落ち、拘束を解かれたかなえの身体が、ドサリと泥の上に落ちる。
 袴は破れ、太腿は泥と粘液でベトベトに汚れ、晒しの隙間からは下着が見え隠れしていた。

 最悪の恥辱と恐怖。 全身が震えて止まらない。

 駆け寄って「大丈夫か?」と背中をさすり、上着をかけて視線を逸らしてくれる。それが、崇護なら——いや、普通の人間なら正解の行動だろう。

 だが、統也はゆっくりと、泥に汚れることも厭わずに歩み寄ってきた。
 ザッ、ザッ、と砂利を踏む音が、心臓の鼓動と重なる。 そして、無様にへたり込むかなえを見下ろし、鼻で笑った。

「……巫女が聞いて呆れるね。 あんな雑魚一匹に、そのザマ?」

「っ……」

 思わず、震える足で立ち上がろうとする。 だが、腰が抜けたように力が入らなかった。
 それどころか、かなえの身体は、別の『恐怖』に反応していた。

 安堵よりも強く、妖魔への嫌悪よりも激しい感覚。

 統也が近づくにつれて、下腹部の『疼き』が、さっきとは比較にならないほど激しく暴れ始めていた。
 ドクン、ドクン、と子宮が脈打ち、秘所からじわりと熱いものが染み出してくる感覚。

 目の前の男から放たれる、圧倒的な『雄の匂い』——脳髄を痺れさせる甘い毒のようなフェロモンに当てられ、呪われた子宮が歓喜の悲鳴を上げる。

(熱い……。 統也くんが近くにいるだけで、お腹が焼けるみたいに……)

 先ほどの泥蛭の時とは比べ物にならない。 もっと根本的な、種としての屈服を強いるような引力。
 彼が近づいただけで、丹田の奥の熱が暴走し、全身の血液が沸騰するようだった。

  泥で汚れた肌が粟立ち、息が荒くなる。

「くっ……うぅ……」

 屈辱と、身体の裏切りのせいで、悔し涙が溢れた。
 そんなかなえの泥で汚れたおとがいを、統也の冷たい指先が強引に掴み、上向かせた。

「ひッ……」

 至近距離。 長い黒髪の奥——金色の瞳孔が、爬虫類のように細まり、かなえの瞳の奥を覗き込んでくる。
 人間的な温かみではなく、獲物を品定めする冷酷さの眼差し。 それが、服を通り越し、皮膚を通り越し、熱を持った子宮を直接撫でているように感じられた。

「かなえ。 ……まさか、自分の体で何が起きてるのか、分かってないのか?」

「え……? な、なに……を……」

 統也の指摘は、的確に、残酷に、かなえの隠したかった事実を貫いた。
 顎を掴む彼の指は冷たいはずなのに、そこから注ぎ込まれる熱量が、かなえの理性を焼き切ろうとしていた。

「この匂い……発情期の猫より酷いぞ」

 統也が顔を寄せ、かなえの首筋の匂いを嗅ぐような仕草をする。
 その吐息が耳にかかった瞬間、かなえの背筋が弓なりに反り、太腿の間から新たな湿り気が溢れ出した。

(違う……私は、そんな軽い女じゃ……)

 否定しようと口を開くが、声にならない。
 統也の指が、泥で汚れたかなえの太腿をツーとなぞった。

「お前のその大事な『袋』はな……もう神様を祀る社じゃない。 毒に犯されて、種を欲しがるだけの『雌の器』になりかけてるんだよ」

 高潔な巫女が、泥と欲望にまみれた『雌』へと堕ちていく、長い長い夜の始まりだった——
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

まなの秘密日記

到冠
大衆娯楽
胸の大きな〇学生の一日を描いた物語です。

処理中です...