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生活支援?
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あたしは、次の受給日までに治そうと、とりあえずひたすら休むだけ休むことにした。痛みで眠れない日もあったが、寮の管理人さんや、騒がしい女の子たちが、助けてくれた。寮に住むと言った軽はずみな自分には呆れていたが、それも悪い選択肢ではなかったと思い始めていた。
・
・
・
そして、いざ受給日。
――やはり、腰痛で動けないのだ。
最悪だ。シャーマンやヒーラーに来てもらおうにも、今日は特別忙しいのだ。何故なら、格安でシャーマンやヒーラーを呼び出せる人間が一斉に金貨を手に入れる日だから。格安とはいえ、受給日を目前にして呼び出すほど余裕のある生活はできないのだ、残念ながら。
あたしが先月稼いだ金貨1枚と支給された金貨1枚は、腰痛によるヒーラーの呼び出しが原因で残りはたったの銅貨5枚になっていた。あたしは制限付き冒険可で、ヒーラーの呼び出しには毎回銅貨1~3枚がかかるから。
あまり気乗りしなかったが、誰もいないがらんどうのリビングで寮長さんに相談してみた。
少し待ってて、と寮長さんは言ったが、6時間待った挙句に言われた言葉は――
「ごめんなさい。私にはどうすることもできません。這ってでも役所まで行ってください」
……今すぐ這って役所に行ってでも寮に金貨3枚を納めないと追い出される、あたしの直感がそう告げていた。
そして結局あたしは銅貨5枚、有り金をはたいてヒーラーを呼ぶことにした。ひたすら待つ。待つ。待つ。来ない。来ない。来ない。
そりゃあそうよ、今日なんて、銅貨5枚ぽっちで動くヒーラーなんているわけがない。
来てくれた頃には、時計の針は天井を向こうとしていたし、あたしには月に一度のまるきり動けない日が訪れようとしていた。
本当に、あたしは生きて行けるの!?
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そして、いざ受給日。
――やはり、腰痛で動けないのだ。
最悪だ。シャーマンやヒーラーに来てもらおうにも、今日は特別忙しいのだ。何故なら、格安でシャーマンやヒーラーを呼び出せる人間が一斉に金貨を手に入れる日だから。格安とはいえ、受給日を目前にして呼び出すほど余裕のある生活はできないのだ、残念ながら。
あたしが先月稼いだ金貨1枚と支給された金貨1枚は、腰痛によるヒーラーの呼び出しが原因で残りはたったの銅貨5枚になっていた。あたしは制限付き冒険可で、ヒーラーの呼び出しには毎回銅貨1~3枚がかかるから。
あまり気乗りしなかったが、誰もいないがらんどうのリビングで寮長さんに相談してみた。
少し待ってて、と寮長さんは言ったが、6時間待った挙句に言われた言葉は――
「ごめんなさい。私にはどうすることもできません。這ってでも役所まで行ってください」
……今すぐ這って役所に行ってでも寮に金貨3枚を納めないと追い出される、あたしの直感がそう告げていた。
そして結局あたしは銅貨5枚、有り金をはたいてヒーラーを呼ぶことにした。ひたすら待つ。待つ。待つ。来ない。来ない。来ない。
そりゃあそうよ、今日なんて、銅貨5枚ぽっちで動くヒーラーなんているわけがない。
来てくれた頃には、時計の針は天井を向こうとしていたし、あたしには月に一度のまるきり動けない日が訪れようとしていた。
本当に、あたしは生きて行けるの!?
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