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【第三話】提案
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「あぁ~…、疲れたぁ~。」
その言葉全部に濁点がつきそうなくらいに歪み、疲れ切った声が深夜の通りに響く。
「ちょっと、先輩。近所迷惑ですよ。」
「何がぁ~!今何時だと思ってんの?二時よ?二時!非番の日にこんな時間に帰らされてよくもまあ何も言わずにいられるわね!」
時刻は午前二時過ぎ。踏切に望遠鏡を担いでいく時間だ。しかしまあ、こんな時間まで残業させられるとは…。異警官になりたての頃を思い出すな。
あれから応援が駆けつけ、民間人を誘導、その後周辺地域に包囲網を張ったが結局あの上位体は見つからず、三時間くらいで解散。本部に帰ってきた俺たちは報告書、始末書、上司のお説教の三段構えで結局帰りがこの時間になった。今はトボトボと帰宅中。ということだ。
「…ん。」
先輩はそういって右折。小さな公園に入って行ったかと思えば、ブランコに乗り始めた。俺も疲れたので仕方なく、先輩の隣のブランコへ腰掛けた。
思い切りブランコを漕ぐ先輩と、ただ座っているだけの俺。端から見れば、疲れた社会人の奇行にしか見えないだろう。さて、先輩のブランコが勢いに乗ってきた時、先輩は話を切り出した。
「さて、シュウスケ。あなたに問題です。」
急に改まった言い方で、彼女は言った。
「はい、なんでしょうか。」
「私たちは付き合って何年経ちますか?」
「ざっと三年です。」
そう、あれは居酒屋でのこと。恋愛についての話になった際、先輩から言ったのだ。
『もう私も20代後半!そろそろ恋人くらいつくりたいわよぉ!』
『そんなこと俺に言われても、仕方ないっすよ!俺だって恋人の一人二人欲しいっすよ!ヒック…。特に、先輩みたいなタイプがいいっすぁ!』
『はぁ~!??』
『なんすかぁ~!?』
『じゃああんたぁ私と付き合えんの!?』
『…いいですよ、付き合ってやりますよぉ!』
当時、俺もかなり酒が入っていたため、口論めいた感じでこのやりとりが行われた。次の日、あの時は酔ってたから無し!とか言われるかと思ったが、普通にその日から一緒に帰る日々が始まった。懐かしい、そう感じるのも、もうあの時から三年も経っている証拠だろう。
「正解。次に、普通の異警官の平均寿命を答えなさい。」
「課にもよりますが、我々の所属の哨課特化五課、駆除特化四課は配属されてから四、五年でほとんどが亡くなります。」
今度は仕事の方の話か。話が全く読めない…。
解説すると、まず異警官は五つの課が存在している。庶務専門の一課、異形関連の法務専門の二課、情報系専門の三課。そして、異形駆除専門の四課と、その派生で生まれた哨戒特化五課に分けられる。俺たちの所属する五課は比較的新しい課であり、アカリ先輩が初期メンバーの一人だったりする。四課が基本的に異形が出現してから任務に就くのに対し、近年の異形の減少やその潜伏の増加による被害の事前防止を図るために設立されたのが五課なのだ。哨戒、と名の付くように異形の捜索、早期の駆除などが主な仕事だが、異形関連の事件などがよく流れてくるため、半分探偵みたいなことも任せられることが多い。おそらく、全ての課の中で一番仕事量が多いのが五課だろう。
しかし、大体の異警官は四課に所属している。他の課の人数が十数人であるのに対し、五課は常に三十人を超える人員が配属されている。逆に言えば、それだけ人員が足りなくなる課であるのだ。言わずもがな、直接異形と対峙することが仕事であり、三ヶ月に一人、二人は殉職する。
更に、異警官のほとんどは「異人」と呼ばれる種族だ。彼らは遺伝子的に言えば、人間と異形の中間の生き物になる。その生態は未だに不明なことが多いが、その多くが人類史の中で伝説の生き物や妖怪などされてきたものだ。例えるなら、アカリ先輩は化け狐と呼ばれてきた「妖狐」の血が入っていたり、五課の先輩には座敷童やゾンビ、後輩には付喪神もいる。異形もそうだが、異人は身体的構造においては人間に比べて強い。その力が、現在も人間の脅威となっている所以でもある。しかし、彼らは人間に知能の面で劣っていた。現在の人間はその知能で今の地位を築いたのだ。そこで、異人は人間側についたのだ。歴史的にも彼らは優勢な方の勢力につき、種を存続させてきたのだ。だが、異人は異人で人間社会の中に取り込まれているのも事実で、彼らは人間に比べて法的な縛りが多いが、人間と遜色なく生きることはそう難しいことではない。強いて言うなら、種族間における偏見や染みついた風習などでお互いにまだ歪み合う者たちが一定数いることが、まだ対等に生きる、ということに関して遠い部分ではあるのかもしれない。
「そうね。で、最終問題。」
彼女はブランコにブレーキをかけ、こちらをまっすぐ見つめる。
「今年で所属五年目を迎えたシュウスケくんと、九年目を迎える私。二人がすべきことは?」
えっ?
…ちょっと待ってほしい。これは…、そういうことなのか?
一気に思考回路が忙しなくなる。そもそももう深夜だ。普通の人間は夜に正常な判断など下せる訳もないわけで、この過酷な状況下でこんな問題を出されようものなら、俺は何を答えるかわからない…。いやいやいや、でも、え、…やはりそういうこと、なの…か?
「質問の意図があまり理解できないんですが…。」
俺は逃げる。おそらくだが、アカリ先輩の言いたいことは理解できていると思う。それに必要な返答もわかる。しかし、俺はあえて逃げる。いや、戦略的撤退と言ってほしい。
「それくらい察しなさい。」
…たった今、逃げ道が塞がれた。そんなことは許さん、と言わんばかりの彼女の圧を感じる。
冷静に考えれば、この質問に対する答えは極端な二つに絞られるだろう。言ってしまえば、二人で同じ道を選ぶか、お互いが生きているうちに別の道を歩むのか。そのどちらかだろう。どちらも理解はできる。その上での質問だ。これは、彼女なりに俺たちのこれからを話し合いたいのだろう。
…つまり、ここで俺が出すべき結論は…。
「先輩、いいですか?」
「何かしら。」
街頭に照らされた彼女が、こちらを覗き込む。いつもの感じではなく、マジな方の顔だ。
「質問の答えになってないかもですが、俺の意見を言わせてもらいます。」
短く息を吸い、そのまま吐く。無論、ガチガチに緊張している。今からの言葉選びで、今後の俺たちの関係はどうにでもなるのだから。
いい加減に、覚悟を決めよう。
「…俺は、」
いつかは話す日が来ると思っていた。もちろん、こんな仕事をしている身だ。いつ死んでもおかしくない、そう思いながら、それでも俺たちは愛し合う道を選んだ。そろそろ、いいだろう。
一瞬詰まった言葉を、再び戻していく。
「…俺は先輩が、アカリさんが好きです。愛しています。
最初に会った時は、変な人だなと思いましたが、今でも本当に変な人だと思ってます。」
「…うん。」
「おかしな人ですよ。この仕事してて、感謝もされなければ、日々後ろ指を刺されるだけ。
それなのに、先輩はいつも人を守ることを優先して。どんなに酔っていたとしても、どんなに悪口を言う人でも助けて。
多分、もし先輩が異警官じゃなかったとしても、そこは変わらなかったんでしょうけど。」
「…。」
先輩は黙り込んでしまった。俺はまだ話を続ける。公園はただただ耳が痛くなるほどの静寂に包まれている。
「…でも、そこに惚れてしまったんです。その底抜けの優しさに。孤児院にいた時から、ずっと自分のことしか考えることができなかった俺に、一から十を教えてくれて、戦う理由をくれて、酔った時の介抱も押し付けて。」
「…何でちょくちょくディスりが入るのよ。」
「…とにかく、先輩と出会った時からアカリさんのことを考えなかった時がないんですよ。あなたの笑顔が、あなたの声が、…あなたの存在が、俺に足りなかった全てをくれたんですよ。アカリさん。」
「…。」
「…結論、っていうか提案があります。」
「…えっ」
落としていた目線をあげ、アカリさんの方を見る。
「次の任務、何でもいいです。猫探しでも、上位体駆除でも。
それが終わったら、先輩の実家に行かせてください。」
「…何しに行くの?」
「結婚の許しを乞いに、です。」
街頭に薄く照らされた彼女は、「うん。」とただ短く言うだけだった。そんな彼女がどうしようもなく綺麗だ、としか思うことはできなかった。
その言葉全部に濁点がつきそうなくらいに歪み、疲れ切った声が深夜の通りに響く。
「ちょっと、先輩。近所迷惑ですよ。」
「何がぁ~!今何時だと思ってんの?二時よ?二時!非番の日にこんな時間に帰らされてよくもまあ何も言わずにいられるわね!」
時刻は午前二時過ぎ。踏切に望遠鏡を担いでいく時間だ。しかしまあ、こんな時間まで残業させられるとは…。異警官になりたての頃を思い出すな。
あれから応援が駆けつけ、民間人を誘導、その後周辺地域に包囲網を張ったが結局あの上位体は見つからず、三時間くらいで解散。本部に帰ってきた俺たちは報告書、始末書、上司のお説教の三段構えで結局帰りがこの時間になった。今はトボトボと帰宅中。ということだ。
「…ん。」
先輩はそういって右折。小さな公園に入って行ったかと思えば、ブランコに乗り始めた。俺も疲れたので仕方なく、先輩の隣のブランコへ腰掛けた。
思い切りブランコを漕ぐ先輩と、ただ座っているだけの俺。端から見れば、疲れた社会人の奇行にしか見えないだろう。さて、先輩のブランコが勢いに乗ってきた時、先輩は話を切り出した。
「さて、シュウスケ。あなたに問題です。」
急に改まった言い方で、彼女は言った。
「はい、なんでしょうか。」
「私たちは付き合って何年経ちますか?」
「ざっと三年です。」
そう、あれは居酒屋でのこと。恋愛についての話になった際、先輩から言ったのだ。
『もう私も20代後半!そろそろ恋人くらいつくりたいわよぉ!』
『そんなこと俺に言われても、仕方ないっすよ!俺だって恋人の一人二人欲しいっすよ!ヒック…。特に、先輩みたいなタイプがいいっすぁ!』
『はぁ~!??』
『なんすかぁ~!?』
『じゃああんたぁ私と付き合えんの!?』
『…いいですよ、付き合ってやりますよぉ!』
当時、俺もかなり酒が入っていたため、口論めいた感じでこのやりとりが行われた。次の日、あの時は酔ってたから無し!とか言われるかと思ったが、普通にその日から一緒に帰る日々が始まった。懐かしい、そう感じるのも、もうあの時から三年も経っている証拠だろう。
「正解。次に、普通の異警官の平均寿命を答えなさい。」
「課にもよりますが、我々の所属の哨課特化五課、駆除特化四課は配属されてから四、五年でほとんどが亡くなります。」
今度は仕事の方の話か。話が全く読めない…。
解説すると、まず異警官は五つの課が存在している。庶務専門の一課、異形関連の法務専門の二課、情報系専門の三課。そして、異形駆除専門の四課と、その派生で生まれた哨戒特化五課に分けられる。俺たちの所属する五課は比較的新しい課であり、アカリ先輩が初期メンバーの一人だったりする。四課が基本的に異形が出現してから任務に就くのに対し、近年の異形の減少やその潜伏の増加による被害の事前防止を図るために設立されたのが五課なのだ。哨戒、と名の付くように異形の捜索、早期の駆除などが主な仕事だが、異形関連の事件などがよく流れてくるため、半分探偵みたいなことも任せられることが多い。おそらく、全ての課の中で一番仕事量が多いのが五課だろう。
しかし、大体の異警官は四課に所属している。他の課の人数が十数人であるのに対し、五課は常に三十人を超える人員が配属されている。逆に言えば、それだけ人員が足りなくなる課であるのだ。言わずもがな、直接異形と対峙することが仕事であり、三ヶ月に一人、二人は殉職する。
更に、異警官のほとんどは「異人」と呼ばれる種族だ。彼らは遺伝子的に言えば、人間と異形の中間の生き物になる。その生態は未だに不明なことが多いが、その多くが人類史の中で伝説の生き物や妖怪などされてきたものだ。例えるなら、アカリ先輩は化け狐と呼ばれてきた「妖狐」の血が入っていたり、五課の先輩には座敷童やゾンビ、後輩には付喪神もいる。異形もそうだが、異人は身体的構造においては人間に比べて強い。その力が、現在も人間の脅威となっている所以でもある。しかし、彼らは人間に知能の面で劣っていた。現在の人間はその知能で今の地位を築いたのだ。そこで、異人は人間側についたのだ。歴史的にも彼らは優勢な方の勢力につき、種を存続させてきたのだ。だが、異人は異人で人間社会の中に取り込まれているのも事実で、彼らは人間に比べて法的な縛りが多いが、人間と遜色なく生きることはそう難しいことではない。強いて言うなら、種族間における偏見や染みついた風習などでお互いにまだ歪み合う者たちが一定数いることが、まだ対等に生きる、ということに関して遠い部分ではあるのかもしれない。
「そうね。で、最終問題。」
彼女はブランコにブレーキをかけ、こちらをまっすぐ見つめる。
「今年で所属五年目を迎えたシュウスケくんと、九年目を迎える私。二人がすべきことは?」
えっ?
…ちょっと待ってほしい。これは…、そういうことなのか?
一気に思考回路が忙しなくなる。そもそももう深夜だ。普通の人間は夜に正常な判断など下せる訳もないわけで、この過酷な状況下でこんな問題を出されようものなら、俺は何を答えるかわからない…。いやいやいや、でも、え、…やはりそういうこと、なの…か?
「質問の意図があまり理解できないんですが…。」
俺は逃げる。おそらくだが、アカリ先輩の言いたいことは理解できていると思う。それに必要な返答もわかる。しかし、俺はあえて逃げる。いや、戦略的撤退と言ってほしい。
「それくらい察しなさい。」
…たった今、逃げ道が塞がれた。そんなことは許さん、と言わんばかりの彼女の圧を感じる。
冷静に考えれば、この質問に対する答えは極端な二つに絞られるだろう。言ってしまえば、二人で同じ道を選ぶか、お互いが生きているうちに別の道を歩むのか。そのどちらかだろう。どちらも理解はできる。その上での質問だ。これは、彼女なりに俺たちのこれからを話し合いたいのだろう。
…つまり、ここで俺が出すべき結論は…。
「先輩、いいですか?」
「何かしら。」
街頭に照らされた彼女が、こちらを覗き込む。いつもの感じではなく、マジな方の顔だ。
「質問の答えになってないかもですが、俺の意見を言わせてもらいます。」
短く息を吸い、そのまま吐く。無論、ガチガチに緊張している。今からの言葉選びで、今後の俺たちの関係はどうにでもなるのだから。
いい加減に、覚悟を決めよう。
「…俺は、」
いつかは話す日が来ると思っていた。もちろん、こんな仕事をしている身だ。いつ死んでもおかしくない、そう思いながら、それでも俺たちは愛し合う道を選んだ。そろそろ、いいだろう。
一瞬詰まった言葉を、再び戻していく。
「…俺は先輩が、アカリさんが好きです。愛しています。
最初に会った時は、変な人だなと思いましたが、今でも本当に変な人だと思ってます。」
「…うん。」
「おかしな人ですよ。この仕事してて、感謝もされなければ、日々後ろ指を刺されるだけ。
それなのに、先輩はいつも人を守ることを優先して。どんなに酔っていたとしても、どんなに悪口を言う人でも助けて。
多分、もし先輩が異警官じゃなかったとしても、そこは変わらなかったんでしょうけど。」
「…。」
先輩は黙り込んでしまった。俺はまだ話を続ける。公園はただただ耳が痛くなるほどの静寂に包まれている。
「…でも、そこに惚れてしまったんです。その底抜けの優しさに。孤児院にいた時から、ずっと自分のことしか考えることができなかった俺に、一から十を教えてくれて、戦う理由をくれて、酔った時の介抱も押し付けて。」
「…何でちょくちょくディスりが入るのよ。」
「…とにかく、先輩と出会った時からアカリさんのことを考えなかった時がないんですよ。あなたの笑顔が、あなたの声が、…あなたの存在が、俺に足りなかった全てをくれたんですよ。アカリさん。」
「…。」
「…結論、っていうか提案があります。」
「…えっ」
落としていた目線をあげ、アカリさんの方を見る。
「次の任務、何でもいいです。猫探しでも、上位体駆除でも。
それが終わったら、先輩の実家に行かせてください。」
「…何しに行くの?」
「結婚の許しを乞いに、です。」
街頭に薄く照らされた彼女は、「うん。」とただ短く言うだけだった。そんな彼女がどうしようもなく綺麗だ、としか思うことはできなかった。
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