【完結】出来損ないのオメガですが王族アルファに寵愛されてます~二度目の恋は天使と踊る~

高井うしお

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「あっ……ああ……」

 レクスが胸の突起を舐め回す。ぞくぞくした痺れで、ランの頭の中は甘く霞んでいく。

「ふ……んぅ」

 ランは腰を浮かせてもどかしげに花茎をレクスへとすりつけた。そこはもうがちがちに張り詰めて鈴口から透明な液を滴らせていた。

「もうこんなになっている」

 レクスはランの陰茎を掴むとゆるゆるとしごき上げる。

「あっ……駄目、やめて」

 びくりとランが腰を引きそうになると、レクスは手の動きをぴたりと止めた。

「本当にやめていいのか?」
「え……」

 ランはそう言われて、まるで迷子になったかのようにレクスの顔を見つめた。

「や、やめないで……」


 朦朧とした表情でレクスを欲するランの姿に、彼の欲情が高まっていく。

「あっ……ああっ……んん」

 レクスの手の動きに翻弄され、ランの昂ぶりは頂点を目指して熱く固く張り詰めていく。

「やっ……でちゃうっ……」

 そうしてランはレクスの手の中に勢いよく精を吐き出した。

「はぁ……はぁっ……」

 息を荒げて全身を弛緩させているランをうつ伏せにさせると、レクスはその白く丸い尻を撫で回す。そっと押し広げると、その奥はとろりとした蜜を滲ませている。

「ラン、濡れてる……」

 レクスはつぷりとそこに指を差し込んだ。

「あうっ……」
「ああ、沢山溢れてくるよ」

 レクスが指を出し入れする度に愛液が溢れ、ランの太ももを伝った。

「んっ……もう……ちょうだい」

 ランはハァハァと呼吸を荒くし、腰をくねらせてレクスを誘う。発情ヒート特有のあられのない姿にレクスは息を飲んだ。

「ああ……わかったよ、ラン」

 レクスは彼自身を受け入れたくてひくつくそこに手を添えると、自身の陰茎をあてがい、ゆっくりとランを穿っていった。

「あああ……っ」

 悦びと安堵の入り交じった声がランから漏れる。
 そんなランの足を抱えて、レクスはランの内部の浅い所をえぐるようにして突いた。

「ひあっ! ああっ……」
「ここがいいのか」

 一際艶めいた声のあがった箇所をさらに責めると、ランの呼吸は震え全身に汗をかき始める。
「あうっ……あ……あ……おかしくなるぅ」

 ランはレクスの首元に縋り付く。その口からはだらしなくよだれを流している。そして自分からも腰を振り始めた。

「ランっ……待て……」
「やぁっ……」

 発情ヒートに曇った目にはもうレクスしか映っていない。貪欲に彼を求めるランのそこがきゅっとレクスの陰茎を締め付けた。

「うっ……」

 たまらず達しそうになり、レクスはランの中から自身を引き抜く。

「やあっ……ちょうだい……」
「ふ、これではどっちが食われてるんだか……」

 手を伸ばしてレクスを誘うランの痴態にノットがぐんと張り詰める。

「うつぶせになってごらん」
「ん……」

 レクスはランをうつぶせにさせると、その尻を掴み一気に貫いた。

「んああっ……!」

 その勢いにランは背中をのけ反らせる。奥まで一杯に犯され、ランの全身に歓喜が駆け巡る。

「いっぱいくれてやる、ラン」

 レクスは後ろから激しくランを突き上げた。肌のぶつかる音と、ランの粘膜がこすれ泡立つぐちゅぐちゅという音が響き渡る。

「あっ! あっ! ああっ……激し……」
「気持ち良いか?」
「うんっ……いいっ……ああっ……いっちゃ……いく……」

 レクスはさらに激しく腰を動かした。

「あ……ああっ……いくっ! あああっ」

 ズン、と深く差し入れられ、その刺激でランは射精した。

「く……」

 いく瞬間の強い締め付けにレクスはぐっと耐えると、猛りきった陰茎を引き抜きランの背中に出した。
 ランの白い肌がレクスの精液でぬめり光っている。

「レ、レクス……」

 蕩けきったランが弱々しく名前を呼ぶのを聞いて、レクスはそっとキスを落としその乱れた髪を指先で梳く。

「おやすみ、ラン」
「ん……」

 レクスはそう囁きながら、ランが満足気な顔をして目を瞑るのをじっと見守っていた。
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