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ウルウ湖
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「おぉ! これは大きいな!」
「私も本物のウルウ湖を見るのは初めてです!」
アレス街道最後の坂を上りきると、かなり大きな湖が目に飛び込んできた
周りは森に囲まれ、いろんな植物が育っている。湖の輪郭に沿って建物が並んでいる
「ウルウ湖は観光地としても有名ですね、ほとんどが宿屋とお店らしいですよ!」
「確かに、せっかく泊まるんだったら湖が見える部屋が良いよな~。」
「環境保護のために建物は木製のみ、湖での釣りは禁止されているんです。でも安全性を確保するために、特定モンスターの狩りをすると報酬が貰えるみたいですね」
「へぇ、おもしろいな」
坂を下り、ウルウ湖の周りを探索する
「お腹が空いたなぁ。何か食べようか」
「そうですね! ウルウ湖といえばやっぱりウルウ特製包み焼きです!」
「ほう? どんな料理なんだ!?」
「ダルダ牛の肉と、ウルウ湖特産の果物であるジューナーを、ほらあそこ、湖の上に生えてるウルウ草の大きな葉に包んで蒸し焼きにするんです! ジューナーにはダルダ牛を柔らかくする効果があって、ウルウ草は熱されることで甘い汁が染み出し、、」
「オッケー!わかった!聞いてるだけで涎が出てきた・・・早く食べよう!」
「あの店で売っているみたいですよ、行きましょう!」
「はい、いらっしゃい!」
「特製包み焼き2つ!!」
「包み焼き2つぅ! いただきやしたぁ!! ちょっくらお待ちよ!」
「めちゃくちゃ良い匂いがする!!」
「いやぁ、たまらないですねぇ!!」
スパイスの効いた牛肉の匂いの中にジューナーのものであろうフルーティーな香り、それを包むようなウルウの葉の甘い香りもあるなぁ。くぅーー!
「へいお待ち! あついうちにさっさと食ってくれ!」
間髪入れず包み焼きにかぶりつく
「んんんんん!!!!」
お互い見つめあった後、全てを後にして包み焼きを堪能する
「ぷっはーー!」
「生きててよかったです!!」
「だなぁ!」
すぐにおかわりをしたのは言うまでもない
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「せっかくだし、今日はここで一泊しようか。別に急いでるわけじゃないし」
「そうしましょう!」
「あ、そういえば、今まで全く気にしていなかったんだが、お金って大丈夫なのか? 必要であれば何かクエストでもやるか?」
「いえ、その必要はありません。たぶん1年くらいは働かなくても良いくらいはあります!」
「え! そんなに持ってるのか!?」
「サトルさんは知らないかもしれませんが、うちのおばあちゃん薬師としてはかなり有名なんですよ!」
「知らなかった! 確かに薬師って誰でもなれるような職業じゃないもんな!」
「へっへー! すごいでしょー♪」
「なんでロリッ子が自慢してんだー」
「別に家族なんですからいいじゃないですかー! あとロリコですー!!」
「お金は問題ないことがわかったわけだし、どこの宿にするかなー? 湖を囲んで至る所に宿があるから、なるべく良い景観の部屋にしたいよなー」
「そうですねぇ、有名な宿はここから右回りに行った所にある”クラクラ”という宿なんですが。たぶんこの時期は満室だと思うんで、ここは穴場の宿にしましょう!」
「そこまでリサーチしてるのか!? じゃあそうしよう!」
正直、この短い旅の中でロリコがかなりのハイスペックであることは認めざるを得ない
俺一人、もしくは並みのパートナーじゃここまで充実した旅にはならなかったと思う
俺たちは左回りに進み、あまり人気のないところにポツンと佇んでいる宿に到着した
宿泊客は俺たちを含み数組、取れた部屋からはもちろんウルウ湖が見えるのだが、クラクラ付近と違って花がほとんど咲いていないため、彩りに欠ける感じがする
まぁ、俺は別に構わないんだけど。ロリコはこれで満足なのだろうか?
「サトルさん、せっかくなので湖を1周回りましょうよ! 夜までには帰ってこれるので」
「そうだな、行くか!」
荷物を置いて、湖の周りを観光に出る
ロリコは持ち前の知識で語る語る。ちょっと静かに景色を見させて欲しいくらいだ
まぁ、話を聞いてなくても大丈夫っぽいからBGMのように聞いているがそんな時
「あ~! 久しぶり~!」
たゆん
女の子がいきなり俺の腕に腕を絡ませ、たわわを押し付けてきた!
「私も本物のウルウ湖を見るのは初めてです!」
アレス街道最後の坂を上りきると、かなり大きな湖が目に飛び込んできた
周りは森に囲まれ、いろんな植物が育っている。湖の輪郭に沿って建物が並んでいる
「ウルウ湖は観光地としても有名ですね、ほとんどが宿屋とお店らしいですよ!」
「確かに、せっかく泊まるんだったら湖が見える部屋が良いよな~。」
「環境保護のために建物は木製のみ、湖での釣りは禁止されているんです。でも安全性を確保するために、特定モンスターの狩りをすると報酬が貰えるみたいですね」
「へぇ、おもしろいな」
坂を下り、ウルウ湖の周りを探索する
「お腹が空いたなぁ。何か食べようか」
「そうですね! ウルウ湖といえばやっぱりウルウ特製包み焼きです!」
「ほう? どんな料理なんだ!?」
「ダルダ牛の肉と、ウルウ湖特産の果物であるジューナーを、ほらあそこ、湖の上に生えてるウルウ草の大きな葉に包んで蒸し焼きにするんです! ジューナーにはダルダ牛を柔らかくする効果があって、ウルウ草は熱されることで甘い汁が染み出し、、」
「オッケー!わかった!聞いてるだけで涎が出てきた・・・早く食べよう!」
「あの店で売っているみたいですよ、行きましょう!」
「はい、いらっしゃい!」
「特製包み焼き2つ!!」
「包み焼き2つぅ! いただきやしたぁ!! ちょっくらお待ちよ!」
「めちゃくちゃ良い匂いがする!!」
「いやぁ、たまらないですねぇ!!」
スパイスの効いた牛肉の匂いの中にジューナーのものであろうフルーティーな香り、それを包むようなウルウの葉の甘い香りもあるなぁ。くぅーー!
「へいお待ち! あついうちにさっさと食ってくれ!」
間髪入れず包み焼きにかぶりつく
「んんんんん!!!!」
お互い見つめあった後、全てを後にして包み焼きを堪能する
「ぷっはーー!」
「生きててよかったです!!」
「だなぁ!」
すぐにおかわりをしたのは言うまでもない
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「せっかくだし、今日はここで一泊しようか。別に急いでるわけじゃないし」
「そうしましょう!」
「あ、そういえば、今まで全く気にしていなかったんだが、お金って大丈夫なのか? 必要であれば何かクエストでもやるか?」
「いえ、その必要はありません。たぶん1年くらいは働かなくても良いくらいはあります!」
「え! そんなに持ってるのか!?」
「サトルさんは知らないかもしれませんが、うちのおばあちゃん薬師としてはかなり有名なんですよ!」
「知らなかった! 確かに薬師って誰でもなれるような職業じゃないもんな!」
「へっへー! すごいでしょー♪」
「なんでロリッ子が自慢してんだー」
「別に家族なんですからいいじゃないですかー! あとロリコですー!!」
「お金は問題ないことがわかったわけだし、どこの宿にするかなー? 湖を囲んで至る所に宿があるから、なるべく良い景観の部屋にしたいよなー」
「そうですねぇ、有名な宿はここから右回りに行った所にある”クラクラ”という宿なんですが。たぶんこの時期は満室だと思うんで、ここは穴場の宿にしましょう!」
「そこまでリサーチしてるのか!? じゃあそうしよう!」
正直、この短い旅の中でロリコがかなりのハイスペックであることは認めざるを得ない
俺一人、もしくは並みのパートナーじゃここまで充実した旅にはならなかったと思う
俺たちは左回りに進み、あまり人気のないところにポツンと佇んでいる宿に到着した
宿泊客は俺たちを含み数組、取れた部屋からはもちろんウルウ湖が見えるのだが、クラクラ付近と違って花がほとんど咲いていないため、彩りに欠ける感じがする
まぁ、俺は別に構わないんだけど。ロリコはこれで満足なのだろうか?
「サトルさん、せっかくなので湖を1周回りましょうよ! 夜までには帰ってこれるので」
「そうだな、行くか!」
荷物を置いて、湖の周りを観光に出る
ロリコは持ち前の知識で語る語る。ちょっと静かに景色を見させて欲しいくらいだ
まぁ、話を聞いてなくても大丈夫っぽいからBGMのように聞いているがそんな時
「あ~! 久しぶり~!」
たゆん
女の子がいきなり俺の腕に腕を絡ませ、たわわを押し付けてきた!
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