38 / 114
MMM(トリプルエム)のリアルローリングプレイゲームタイム
エピソード3
しおりを挟む
『ソード』
『ブレイド』
突然現れた白鳥が宝の番人だということが分かったので、俺を含めた3人は一斉に戦闘態勢に入った。
「白鳥。お前は武器を召喚しなくてもいいのか? それとも俺たちをなめてかかってるのか? 」
「いいえ。私は武器を召喚する必要がありませんから……。それじゃあ私から攻撃させてもらいますよ! えっと……覚悟なさい! 『身体強制強化第一』! 」
赤い長方形の魔法陣が白鳥の頭上から降りてきた。
そういやここって魔法使ってもいいのか?
『ロック』
白鳥はカードをスキャンさせると、でかい岩が1つ上から降ってきた。
「やぁ! 」
降ってきたでかい岩を白鳥は全身の力を込めて(そうっぽく見えただけなのだが)粉々に蹴り砕いた。岩でつぶてを作ったのだ。
「よけれる? マスターっ! 『アクセルレイド・1』! 」
「なんとかする! こっちにはかまうな! 」
『スピード』
なんとかカードをスキャンして俺はつぶてを避けることが出来た。望月も大丈夫そうだ。
狭い小部屋なのでこんな感じの範囲攻撃をやられるとちょっとしたプチパニックに陥ってしまう。
白鳥め。思ったよりも考えてるな?
「反撃するぞ! 」
『バブル』
「きゃっ! わっ? 見えないれす~っ! 」
「終わりだね! 弥生ちゃん! 」
望月が泡まみれになった白鳥に攻撃を仕掛けた。
この状況であれば誰でも俺たちの勝利であることを確信するだろう。俺だって確信した。
今のうちに遺跡のお宝を探す準備をしても問題ないだろう。
『インパクト』
どおっ!
白鳥はカードをスキャンして周りに衝撃波の壁を作り出したようだ。望月が弾き飛ばされてしまった。
「今度はこっちが相手だ! 」
『コピー』
作戦っぽいもんで勝負を仕掛けても勝てないというわけか。そうであればこっちは手数で勝利してやろう。
俺はカードをスキャンして分身を4体作った。俺
を含めて5人同時攻撃であればいくら白鳥と言ってもくらっちまうだろう。今度こそ次に行くための準備をさせてくれたって問題ないはずだ。
「とりゃぁ! 」
白鳥は向かってくる俺の分身全員を正確に蹴り飛ばした。
「フゥ。防衛対象さん、そんな小細工モドキが私に通用なんてしませんよ! 」
「じゃあ何したらお前に通用するのか知りたいもんだね」
白鳥は戦闘に入ると性格が微妙に変わってしまうらしく、今回の俺の攻撃でそれに火がついてしまったようだ。
「それとも小細工モドキなんて言っておきながら実は辛かったり? 今のは全部マグレだったとか? 」
念のため言っておくが今の挑発は冗談をかなりブレンドさせたのであんまり本気にしてもらっては困る。
それでも望月の作戦のためにはこんな感じのクオリティの低い挑発をする必要はあるらしい。
「そそそ……っ! そんなことありましぇーん! 」
どうやら俺のしょうもない挑発に乗ってくれたらしい。
「もう! 防衛対象さんヒドイれすっ! 」
俺たちの作戦通り、白鳥は背後から襲ってくる望月の存在に気づいた様子はなかった。
「おりゃあぁあ! 」
望月は作戦と同じく背後から思いっきり白鳥を襲った。
「ふえぇっ! 」
望月の攻撃は白鳥の背中に思いっきりヒットした。
作戦は大成功したのでさっさと宝をくれねえのか……?
「いてててて……」
「隙あり! 」
ちょっとかわいそうな気もしたが、俺は白鳥に追い打ちを仕掛けた。
「ふにゃぁあっ! 」
白鳥はまともに俺の攻撃をくらってしまい、地面に仰向けの状態で倒れてしまった。
「うう~……。私の完敗れす~。お宝は棺桶の中に入ってますから好きに持って行ってくらさい~……」
白鳥の言っていた通り、棺桶を開けてみると小さな青く光る玉が中に入っていた。これが宝なのだろう。
「なあ白鳥。俺たちのパーティに入らないか? これからは宝の番人なんてやめちまって一緒に宝探しをしてみようぜ」
「ふぇ? いいのれすか? じゃあそうさせてもらいます! よろしくお願いしますっ! 」
俺たちは新たに白鳥をメンバーに加えて宝探しを続けた。
2つ目の遺跡は番人を含めて楽々クリア出来たし、おんなじような調子で3つ目、4つ目、5つ目の遺跡もなんとかクリアすることが出来た。快進撃とかいうやつだ。
そして遺跡の宝探しも残り2つとなった俺たちは近くの街で一旦休憩することにした。
「野良モンスターとかけっこう倒したはずだから、そろそろごっちゃになりつつあるカードを整理しないか? 」
「おっけー」
「わかりました~」
「マスターのカードから整理するよ? 」
というわけで整理されたカードを一覧にしておこう。
マスターカード一覧
ソード(剣を召喚する)
コピー(最大5人まで分身する)
スピード(数秒間スピードが大幅に上がる)
ウォール(敵の攻撃を1度だけ完璧に防ぐ)
スラッジ(対象者1名にドロをぶつけて行動速度を下げる)
バブル(周囲に泡を発生させて相手の視界を妨げる)
ボム(相手の頭上に爆弾を落とす)
トラップ(相手の足元にトラップを仕掛ける。ただしどのようなトラップが仕掛けられるかは不明)
ストレンジ(自分の所持しているカードの中のどれかの能力が発動する)
望月カード一覧
ブレイド(剣を召喚する)
シールド(盾を召喚する)
ビート(音波を発して相手を混乱させる)
フラッシュ(眩い光を発生させて相手の視界を奪う)
リフレクト(攻撃を受ける時使用可能。相手の攻撃を見えない壁で受け止めて衝撃を発生させる)
スラッジ(対象者1名にドロをぶつけて行動速度を下げる)
クリアー(相手に自分の姿を見えなくする)
アイス(相手の頭上に大きな氷塊を落とす)
白鳥カード一覧
フルパワーシューズ(魔力を秘めた靴を召喚する)
ホイールシューズ(タイヤのついた特殊な靴を召喚する)
インパクト(自分の周囲に衝撃波を発生させる)
ロック(自分又は相手の頭上に大きな岩石を落とす)
スティール(相手がカードを保持していた場合のみ使用可能。相手のカードを1枚ランダムに奪う)
ミラー(相手がカードを保持していた場合のみ使用可能。相手のカードによる攻撃をコピーして1度だけ使える)
デリート(相手がカードを保持していた場合のみ使用可能。相手のカードによる攻撃を1度だけ無効にする)
「みんな強そうなカードばっかりだねー。これじゃヌマゲーだよヌマゲー」
「ヌマゲーってなんだよ。それ多分ヌルゲーだろ? そうでもない気がするんだよな……。特に最後の遺跡の番人なんてラスボスだろ? 今までの番人とは違う強さを持ってる気がするんだよな……」
「考えすぎですって~」
「だといいんだが……」
俺が心配していることは白鳥のカードだった。
ほとんどのカードがカード保持者のみ使用可能っていうカードなので野良モンスターに出くわした時や番人がモンスターだった場合は白鳥はほとんど役に立たないだろう。
逆に番人がカードを使っているやつだったとしたらこれ程心強いカードはない。
俺の心配なんて気にしてもいないような2人は俺を連れて次の遺跡に向かった。今度の遺跡はどうやら古墳のようだ。今までの遺跡も全部昔の墓がモチーフだったので、おそらく7つ目の遺跡も墓モチーフの遺跡なのだろう。
散々中に繋がる入り口を探した挙句ようやく見つかったところから入ってみると、どの遺跡でもあったが殺風景な小部屋に番人がいた。
「やっときた? 随分待ったのよ? 」
「ふ、ふんだ! あなたたちなんか待ってなんかいないわ! ただ雑談しに来ただけよ! 」
今回の番人はどうやら早瀬と工藤のようだった。
『ブレイド』
突然現れた白鳥が宝の番人だということが分かったので、俺を含めた3人は一斉に戦闘態勢に入った。
「白鳥。お前は武器を召喚しなくてもいいのか? それとも俺たちをなめてかかってるのか? 」
「いいえ。私は武器を召喚する必要がありませんから……。それじゃあ私から攻撃させてもらいますよ! えっと……覚悟なさい! 『身体強制強化第一』! 」
赤い長方形の魔法陣が白鳥の頭上から降りてきた。
そういやここって魔法使ってもいいのか?
『ロック』
白鳥はカードをスキャンさせると、でかい岩が1つ上から降ってきた。
「やぁ! 」
降ってきたでかい岩を白鳥は全身の力を込めて(そうっぽく見えただけなのだが)粉々に蹴り砕いた。岩でつぶてを作ったのだ。
「よけれる? マスターっ! 『アクセルレイド・1』! 」
「なんとかする! こっちにはかまうな! 」
『スピード』
なんとかカードをスキャンして俺はつぶてを避けることが出来た。望月も大丈夫そうだ。
狭い小部屋なのでこんな感じの範囲攻撃をやられるとちょっとしたプチパニックに陥ってしまう。
白鳥め。思ったよりも考えてるな?
「反撃するぞ! 」
『バブル』
「きゃっ! わっ? 見えないれす~っ! 」
「終わりだね! 弥生ちゃん! 」
望月が泡まみれになった白鳥に攻撃を仕掛けた。
この状況であれば誰でも俺たちの勝利であることを確信するだろう。俺だって確信した。
今のうちに遺跡のお宝を探す準備をしても問題ないだろう。
『インパクト』
どおっ!
白鳥はカードをスキャンして周りに衝撃波の壁を作り出したようだ。望月が弾き飛ばされてしまった。
「今度はこっちが相手だ! 」
『コピー』
作戦っぽいもんで勝負を仕掛けても勝てないというわけか。そうであればこっちは手数で勝利してやろう。
俺はカードをスキャンして分身を4体作った。俺
を含めて5人同時攻撃であればいくら白鳥と言ってもくらっちまうだろう。今度こそ次に行くための準備をさせてくれたって問題ないはずだ。
「とりゃぁ! 」
白鳥は向かってくる俺の分身全員を正確に蹴り飛ばした。
「フゥ。防衛対象さん、そんな小細工モドキが私に通用なんてしませんよ! 」
「じゃあ何したらお前に通用するのか知りたいもんだね」
白鳥は戦闘に入ると性格が微妙に変わってしまうらしく、今回の俺の攻撃でそれに火がついてしまったようだ。
「それとも小細工モドキなんて言っておきながら実は辛かったり? 今のは全部マグレだったとか? 」
念のため言っておくが今の挑発は冗談をかなりブレンドさせたのであんまり本気にしてもらっては困る。
それでも望月の作戦のためにはこんな感じのクオリティの低い挑発をする必要はあるらしい。
「そそそ……っ! そんなことありましぇーん! 」
どうやら俺のしょうもない挑発に乗ってくれたらしい。
「もう! 防衛対象さんヒドイれすっ! 」
俺たちの作戦通り、白鳥は背後から襲ってくる望月の存在に気づいた様子はなかった。
「おりゃあぁあ! 」
望月は作戦と同じく背後から思いっきり白鳥を襲った。
「ふえぇっ! 」
望月の攻撃は白鳥の背中に思いっきりヒットした。
作戦は大成功したのでさっさと宝をくれねえのか……?
「いてててて……」
「隙あり! 」
ちょっとかわいそうな気もしたが、俺は白鳥に追い打ちを仕掛けた。
「ふにゃぁあっ! 」
白鳥はまともに俺の攻撃をくらってしまい、地面に仰向けの状態で倒れてしまった。
「うう~……。私の完敗れす~。お宝は棺桶の中に入ってますから好きに持って行ってくらさい~……」
白鳥の言っていた通り、棺桶を開けてみると小さな青く光る玉が中に入っていた。これが宝なのだろう。
「なあ白鳥。俺たちのパーティに入らないか? これからは宝の番人なんてやめちまって一緒に宝探しをしてみようぜ」
「ふぇ? いいのれすか? じゃあそうさせてもらいます! よろしくお願いしますっ! 」
俺たちは新たに白鳥をメンバーに加えて宝探しを続けた。
2つ目の遺跡は番人を含めて楽々クリア出来たし、おんなじような調子で3つ目、4つ目、5つ目の遺跡もなんとかクリアすることが出来た。快進撃とかいうやつだ。
そして遺跡の宝探しも残り2つとなった俺たちは近くの街で一旦休憩することにした。
「野良モンスターとかけっこう倒したはずだから、そろそろごっちゃになりつつあるカードを整理しないか? 」
「おっけー」
「わかりました~」
「マスターのカードから整理するよ? 」
というわけで整理されたカードを一覧にしておこう。
マスターカード一覧
ソード(剣を召喚する)
コピー(最大5人まで分身する)
スピード(数秒間スピードが大幅に上がる)
ウォール(敵の攻撃を1度だけ完璧に防ぐ)
スラッジ(対象者1名にドロをぶつけて行動速度を下げる)
バブル(周囲に泡を発生させて相手の視界を妨げる)
ボム(相手の頭上に爆弾を落とす)
トラップ(相手の足元にトラップを仕掛ける。ただしどのようなトラップが仕掛けられるかは不明)
ストレンジ(自分の所持しているカードの中のどれかの能力が発動する)
望月カード一覧
ブレイド(剣を召喚する)
シールド(盾を召喚する)
ビート(音波を発して相手を混乱させる)
フラッシュ(眩い光を発生させて相手の視界を奪う)
リフレクト(攻撃を受ける時使用可能。相手の攻撃を見えない壁で受け止めて衝撃を発生させる)
スラッジ(対象者1名にドロをぶつけて行動速度を下げる)
クリアー(相手に自分の姿を見えなくする)
アイス(相手の頭上に大きな氷塊を落とす)
白鳥カード一覧
フルパワーシューズ(魔力を秘めた靴を召喚する)
ホイールシューズ(タイヤのついた特殊な靴を召喚する)
インパクト(自分の周囲に衝撃波を発生させる)
ロック(自分又は相手の頭上に大きな岩石を落とす)
スティール(相手がカードを保持していた場合のみ使用可能。相手のカードを1枚ランダムに奪う)
ミラー(相手がカードを保持していた場合のみ使用可能。相手のカードによる攻撃をコピーして1度だけ使える)
デリート(相手がカードを保持していた場合のみ使用可能。相手のカードによる攻撃を1度だけ無効にする)
「みんな強そうなカードばっかりだねー。これじゃヌマゲーだよヌマゲー」
「ヌマゲーってなんだよ。それ多分ヌルゲーだろ? そうでもない気がするんだよな……。特に最後の遺跡の番人なんてラスボスだろ? 今までの番人とは違う強さを持ってる気がするんだよな……」
「考えすぎですって~」
「だといいんだが……」
俺が心配していることは白鳥のカードだった。
ほとんどのカードがカード保持者のみ使用可能っていうカードなので野良モンスターに出くわした時や番人がモンスターだった場合は白鳥はほとんど役に立たないだろう。
逆に番人がカードを使っているやつだったとしたらこれ程心強いカードはない。
俺の心配なんて気にしてもいないような2人は俺を連れて次の遺跡に向かった。今度の遺跡はどうやら古墳のようだ。今までの遺跡も全部昔の墓がモチーフだったので、おそらく7つ目の遺跡も墓モチーフの遺跡なのだろう。
散々中に繋がる入り口を探した挙句ようやく見つかったところから入ってみると、どの遺跡でもあったが殺風景な小部屋に番人がいた。
「やっときた? 随分待ったのよ? 」
「ふ、ふんだ! あなたたちなんか待ってなんかいないわ! ただ雑談しに来ただけよ! 」
今回の番人はどうやら早瀬と工藤のようだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
人質5歳の生存戦略! ―悪役王子はなんとか死ぬ気で生き延びたい!冤罪処刑はほんとムリぃ!―
ほしみ
ファンタジー
「え! ぼく、死ぬの!?」
前世、15歳で人生を終えたぼく。
目が覚めたら異世界の、5歳の王子様!
けど、人質として大国に送られた危ない身分。
そして、夢で思い出してしまった最悪な事実。
「ぼく、このお話知ってる!!」
生まれ変わった先は、小説の中の悪役王子様!?
このままだと、10年後に無実の罪であっさり処刑されちゃう!!
「むりむりむりむり、ぜったいにムリ!!」
生き延びるには、なんとか好感度を稼ぐしかない。
とにかく周りに気を使いまくって!
王子様たちは全力尊重!
侍女さんたちには迷惑かけない!
ひたすら頑張れ、ぼく!
――猶予は後10年。
原作のお話は知ってる――でも、5歳の頭と体じゃうまくいかない!
お菓子に惑わされて、勘違いで空回りして、毎回ドタバタのアタフタのアワアワ。
それでも、ぼくは諦めない。
だって、絶対の絶対に死にたくないからっ!
原作とはちょっと違う王子様たち、なんかびっくりな王様。
健気に奮闘する(ポンコツ)王子と、見守る人たち。
どうにか生き延びたい5才の、ほのぼのコミカル可愛いふわふわ物語。
(全年齢/ほのぼの/男性キャラ中心/嫌なキャラなし/1エピソード完結型/ほぼ毎日更新中)
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
あっとさん
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
異世界帰りの少年は現実世界で冒険者になる
家高菜
ファンタジー
ある日突然、異世界に勇者として召喚された平凡な中学生の小鳥遊優人。
召喚者は優人を含めた5人の勇者に魔王討伐を依頼してきて、優人たちは魔王討伐を引き受ける。
多くの人々の助けを借り4年の月日を経て魔王討伐を成し遂げた優人たちは、なんとか元の世界に帰還を果たした。
しかし優人が帰還した世界には元々は無かったはずのダンジョンと、ダンジョンを探索するのを生業とする冒険者という職業が存在していた。
何故かダンジョンを探索する冒険者を育成する『冒険者育成学園』に入学することになった優人は、新たな仲間と共に冒険に身を投じるのであった。
悪徳領主の息子に転生しました
アルト
ファンタジー
悪徳領主。その息子として現代っ子であった一人の青年が転生を果たす。
領民からは嫌われ、私腹を肥やす為にと過分過ぎる税を搾り取った結果、家の外に出た瞬間にその息子である『ナガレ』が領民にデカイ石を投げつけられ、意識不明の重体に。
そんな折に転生を果たすという不遇っぷり。
「ちょ、ま、死亡フラグ立ち過ぎだろおおおおお?!」
こんな状態ではいつ死ぬか分かったもんじゃない。
一刻も早い改善を……!と四苦八苦するも、転生前の人格からは末期過ぎる口調だけは受け継いでる始末。
これなんて無理ゲー??
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる