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片思いフレンズ 第1章
I want to play with you again.
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立花は俺を見て無表情な口を開いた。
「三好奈々」
「……え? 」
「それが『アレ』の正体」
何言ってんだ……? 立花……こんな時に冗談はよし子さんですぜ……。って俺はオッサンか。いやいやいや、そんなことより、『アレ』が三好だって? んな事があるのか……? アレって三好なのか?
そう言おうとしたが、立花の顔を見て言いたいことを全て喉奥にしまいこんだ。おそらく胃液で消化され、2度と喉に引っかかることはないだろう。
あの立花がウソをつくとは思えない。それに立花の顔には、誰だって信じるしかないような、そんな真実味が含まれていた。
「なんであそこに三好がいるんだ? 」
「……あなたなら分かる。というより、あなたなら既に分かっているはず」
やっぱりそうか。そうなんだな? 立花。そうなんだろ? 三好。
多分原因は俺にある。
俺が今年の初めくらい、1月の頃に三好の告白を断ったからに違いない。三好にとってはおそらく一世一代の、いや、それ以上のものを賭けてきたんだろう。その賭けは失敗した。俺がたった一言断ったせいで。三好にとっちゃ賭けたもん全てを失ったも同然なんだろう。
小学校も卒業間近って時に初めて会ったんだっけ? それ以来(多分)俺のことをずっと好きでいてくれた。それらが全部……俺のせいでぶっ壊れちまったんだ。
俺に対する憎しみなのか怨念なのか羞恥なのか後悔なのか失念なのか…………どんな感情でここまでのマイナスエネルギーを発生させたのかは知らんが、よほど思い詰めていたのだろう。
流石に失笑もんだぜ。間違った意味の方でも、正しい意味の方でも両方でな。
「でも立花さん、なんで三好菜々ちゃんだっけ? なんで菜々ちゃんはこんなにマイナスエネルギーを発生できたの? 普通の人じゃこんなに発生させるのは無理なんだよね? 」
あ、そう言えばそうだったな? なんでなんだか俺も気になる。
「それは簡単。三好菜々はマスターとずっと一緒にいた。マイナスエネルギーを発生させるようになった後もずっと。そのせいで三好菜々が発生させていたマイナスエネルギーがマスターの魔力に触れ、その一部を使って爆発的に増加した。この魔力はマスターの魔力をベースにしている」
なるほど。んじゃ……俺もちょっとくらい責任取らねぇとな。絶対に三好を助けなきゃダメなわけだし。
「って顔してるよ、マスター。どうする? 立花さんマスターだって三好さんのことをきいたら動かずにはいられないでしょうし」
おいおい早瀬、俺の心の中を読むようなことはやめてくれ。中二病とか言われそうでこえぇからさ。
「大丈夫。今回はマスターにも戦ってもらう」
「マジか。サンキューな、立花」
「これ程の敵では私たちの護衛が行き届かない可能性が高い。あなたにもある程度戦闘に参加してもらわないと困る。ただし、あなたが敵を倒す必要はない。あなたには三好菜々を救出してもらう。それだけに専念して。無闇に敵と戦う必要は無い」
訴えかけるような、しかし相変わらずの無表情をキープしている立花。
目に宿る輝きは誰もが問答無用でイエスと言わざるを得ない強制力を持っていた。
「分かった。ところであれって……どうやって助けるんだ? 」
「カンタン。プラスエネルギーを発生させながら引っ張るだけ」
思わずキョトンとしてしまった。思っていたよりもカンタンだったからだ。
「りょーかい……立花、これ以上小難しい話はあるか? 」
「ない」
間髪入れずに返事が返ってきた。
「よぉーーっし! これまでにないくらいヤバヤバな状況だけど、みんなで乗り切って行こーっ! 『三好菜々ちゃんお助け大作戦』頑張るぞー! オーっ! 」
望月がいつも以上の元気さでみんなを鼓舞する。
「了解した」
いつもの無表情。
「もちろん、頑張らなきゃね」
いつもの真面目顔。
「当たり前でしょ。ったく……乙女心はよく分からないわ……」
いつものツンデレ。ってお前も乙女だろうが。
「ふぁいっ! 頑張ります! 」
いつものふわふわさ。
「よし! じゃあ行こうか! 」
「ちょっと待って」
意気揚々と馳せ参じかけた望月を立花が止めた。
「マスターの強化を施す」
立花はそう言うと、俺の方に手をかざした。みるみるうちに力が溢れ始める。
いつもの、なよなよした運動神経皆無ヤロー(俺のこった)とは思えないほどの身体能力を身につけていっているのが身に染みてわかる。
そして腰には、いつの間にか立花お手製のRPGで使用したカードのホルダーがあった。
「あなたの、いわゆる潜在能力を解放した。人間誰しもが持っている潜在能力の解放なので心配しなくていい」
なにがだよ。別に潜在能力と聞いて主人公補正がどーのこーのとか考えねーからな、俺。
「あなたの潜在能力を100パーセント解放した。その状態だと、自分でも信じられないくらいのパワーを発揮する。その代わりあなたの安全上の問題で、その力を維持するのは3時間が限界。それ以上は私が掛けたプロテクターが発動し、現在のモードを解消する」
「このカードは? 3時間以上経っても使えるのか? 」
「使える。各種5枚ずつ入ってる」
無言で、しかしりょーかいと立花にアイコンタクトを送った。
「長いルール説明も終わったんだ。みんな、思いっきりやろうぜ! 」
みんながコクっと頷いた。立花以外。
「『換装』! 『召喚』! 」
望月が制服の姿になり、小太刀をどこからともなく取り出した。みんなもそれに続く。
『ソード』
スラッシャーにカードを読み込ませ、どこからともなく出てきた日本刀を持ち、俺はみんなに続いて家を出た。
目指す先は駅前の噴水広場だ。
「MMM、行っきまーす! 」
望月の言葉を合図に、俺たちは噴水広場を目指してダッシュを始めた。
んなアムロ行きまーすみたいに言わんでもいいだろうに。
黒く禍々しいオーラは街中にも広がっていたようだ。至るところに黒いネバネバが絡みついている。時々うねうね動き始めるのが気持ち悪さを際立たせている。しばらく夢に出てきそうだ。
ちなみに今の俺の走力は、50メートル走で5秒台以下をらくらく叩き出せそうなくらいのスピードである。体がめっちゃくちゃ軽い。実は俺ってぬいぐるみなんじゃないかと思いたくなるくらい軽い。家々の間をグングンと駆け抜け、噴水広場なんてすぐ着くんじゃないかと思えてしまうくらいだ。普段であれば徒歩15分以上かかるってのに。
だが、流石にそうは問屋が下ろしてくれなかったようだ。ってか、そんな問屋があったとしたら大迷惑この上ない。今すぐこの俺が打ち壊ししてやりたいくらいだ。
「うおっとっ! 」
いきなり、どこからともなくレンガが飛んできた。
って、今日の俺は何回どこからともなくって言葉を使うんだろうね。
どうせなら数えてみてはいかがだろうか? 今まで食ったパンの数を覚えてるか? なんて質問よりかは良心的だろう。
「うっげー……外しちまったか……。まぁ、次当てりゃいいだろ」
そんな独り言をブツブツ言いながら現れたのは、1人の男だった。
なんとなく直感で分かる。
アイツ、多分魔人だ。
「当てれると思うか? 」
「へー……俺にケンカ売るつもり? 言っとくけど、なめんなよ? 」
男の周りにふわふわとレンガが浮いて集まってきた。
俺はこの時確信した。
今まで中二病やってて良かったってな。
めんどくさいから別に今も中二病と思ってくれて構わない。だってそうじゃないと、こんな発想には至らんかもしれないからな。
『マシンガン』
俺はカードを読み込ませ、マシンガンを取り出した。そいつを男の足元に向かって乱射し煙幕を上げた。
そして近くにあった家の壁を蹴り、その要領で斜め前の家の屋根へ飛び乗った。反動で家の瓦が割れたり吹っ飛んだりしているが、お許しくだされよ。
そしてそのまま、体育の時間に習った陸上のクラウチングスタートを使い、思いっ切り走り抜けた。
どうだ! これが戦わずして勝つ方法だ!
ざまぁーみやがれ!
「三好奈々」
「……え? 」
「それが『アレ』の正体」
何言ってんだ……? 立花……こんな時に冗談はよし子さんですぜ……。って俺はオッサンか。いやいやいや、そんなことより、『アレ』が三好だって? んな事があるのか……? アレって三好なのか?
そう言おうとしたが、立花の顔を見て言いたいことを全て喉奥にしまいこんだ。おそらく胃液で消化され、2度と喉に引っかかることはないだろう。
あの立花がウソをつくとは思えない。それに立花の顔には、誰だって信じるしかないような、そんな真実味が含まれていた。
「なんであそこに三好がいるんだ? 」
「……あなたなら分かる。というより、あなたなら既に分かっているはず」
やっぱりそうか。そうなんだな? 立花。そうなんだろ? 三好。
多分原因は俺にある。
俺が今年の初めくらい、1月の頃に三好の告白を断ったからに違いない。三好にとってはおそらく一世一代の、いや、それ以上のものを賭けてきたんだろう。その賭けは失敗した。俺がたった一言断ったせいで。三好にとっちゃ賭けたもん全てを失ったも同然なんだろう。
小学校も卒業間近って時に初めて会ったんだっけ? それ以来(多分)俺のことをずっと好きでいてくれた。それらが全部……俺のせいでぶっ壊れちまったんだ。
俺に対する憎しみなのか怨念なのか羞恥なのか後悔なのか失念なのか…………どんな感情でここまでのマイナスエネルギーを発生させたのかは知らんが、よほど思い詰めていたのだろう。
流石に失笑もんだぜ。間違った意味の方でも、正しい意味の方でも両方でな。
「でも立花さん、なんで三好菜々ちゃんだっけ? なんで菜々ちゃんはこんなにマイナスエネルギーを発生できたの? 普通の人じゃこんなに発生させるのは無理なんだよね? 」
あ、そう言えばそうだったな? なんでなんだか俺も気になる。
「それは簡単。三好菜々はマスターとずっと一緒にいた。マイナスエネルギーを発生させるようになった後もずっと。そのせいで三好菜々が発生させていたマイナスエネルギーがマスターの魔力に触れ、その一部を使って爆発的に増加した。この魔力はマスターの魔力をベースにしている」
なるほど。んじゃ……俺もちょっとくらい責任取らねぇとな。絶対に三好を助けなきゃダメなわけだし。
「って顔してるよ、マスター。どうする? 立花さんマスターだって三好さんのことをきいたら動かずにはいられないでしょうし」
おいおい早瀬、俺の心の中を読むようなことはやめてくれ。中二病とか言われそうでこえぇからさ。
「大丈夫。今回はマスターにも戦ってもらう」
「マジか。サンキューな、立花」
「これ程の敵では私たちの護衛が行き届かない可能性が高い。あなたにもある程度戦闘に参加してもらわないと困る。ただし、あなたが敵を倒す必要はない。あなたには三好菜々を救出してもらう。それだけに専念して。無闇に敵と戦う必要は無い」
訴えかけるような、しかし相変わらずの無表情をキープしている立花。
目に宿る輝きは誰もが問答無用でイエスと言わざるを得ない強制力を持っていた。
「分かった。ところであれって……どうやって助けるんだ? 」
「カンタン。プラスエネルギーを発生させながら引っ張るだけ」
思わずキョトンとしてしまった。思っていたよりもカンタンだったからだ。
「りょーかい……立花、これ以上小難しい話はあるか? 」
「ない」
間髪入れずに返事が返ってきた。
「よぉーーっし! これまでにないくらいヤバヤバな状況だけど、みんなで乗り切って行こーっ! 『三好菜々ちゃんお助け大作戦』頑張るぞー! オーっ! 」
望月がいつも以上の元気さでみんなを鼓舞する。
「了解した」
いつもの無表情。
「もちろん、頑張らなきゃね」
いつもの真面目顔。
「当たり前でしょ。ったく……乙女心はよく分からないわ……」
いつものツンデレ。ってお前も乙女だろうが。
「ふぁいっ! 頑張ります! 」
いつものふわふわさ。
「よし! じゃあ行こうか! 」
「ちょっと待って」
意気揚々と馳せ参じかけた望月を立花が止めた。
「マスターの強化を施す」
立花はそう言うと、俺の方に手をかざした。みるみるうちに力が溢れ始める。
いつもの、なよなよした運動神経皆無ヤロー(俺のこった)とは思えないほどの身体能力を身につけていっているのが身に染みてわかる。
そして腰には、いつの間にか立花お手製のRPGで使用したカードのホルダーがあった。
「あなたの、いわゆる潜在能力を解放した。人間誰しもが持っている潜在能力の解放なので心配しなくていい」
なにがだよ。別に潜在能力と聞いて主人公補正がどーのこーのとか考えねーからな、俺。
「あなたの潜在能力を100パーセント解放した。その状態だと、自分でも信じられないくらいのパワーを発揮する。その代わりあなたの安全上の問題で、その力を維持するのは3時間が限界。それ以上は私が掛けたプロテクターが発動し、現在のモードを解消する」
「このカードは? 3時間以上経っても使えるのか? 」
「使える。各種5枚ずつ入ってる」
無言で、しかしりょーかいと立花にアイコンタクトを送った。
「長いルール説明も終わったんだ。みんな、思いっきりやろうぜ! 」
みんながコクっと頷いた。立花以外。
「『換装』! 『召喚』! 」
望月が制服の姿になり、小太刀をどこからともなく取り出した。みんなもそれに続く。
『ソード』
スラッシャーにカードを読み込ませ、どこからともなく出てきた日本刀を持ち、俺はみんなに続いて家を出た。
目指す先は駅前の噴水広場だ。
「MMM、行っきまーす! 」
望月の言葉を合図に、俺たちは噴水広場を目指してダッシュを始めた。
んなアムロ行きまーすみたいに言わんでもいいだろうに。
黒く禍々しいオーラは街中にも広がっていたようだ。至るところに黒いネバネバが絡みついている。時々うねうね動き始めるのが気持ち悪さを際立たせている。しばらく夢に出てきそうだ。
ちなみに今の俺の走力は、50メートル走で5秒台以下をらくらく叩き出せそうなくらいのスピードである。体がめっちゃくちゃ軽い。実は俺ってぬいぐるみなんじゃないかと思いたくなるくらい軽い。家々の間をグングンと駆け抜け、噴水広場なんてすぐ着くんじゃないかと思えてしまうくらいだ。普段であれば徒歩15分以上かかるってのに。
だが、流石にそうは問屋が下ろしてくれなかったようだ。ってか、そんな問屋があったとしたら大迷惑この上ない。今すぐこの俺が打ち壊ししてやりたいくらいだ。
「うおっとっ! 」
いきなり、どこからともなくレンガが飛んできた。
って、今日の俺は何回どこからともなくって言葉を使うんだろうね。
どうせなら数えてみてはいかがだろうか? 今まで食ったパンの数を覚えてるか? なんて質問よりかは良心的だろう。
「うっげー……外しちまったか……。まぁ、次当てりゃいいだろ」
そんな独り言をブツブツ言いながら現れたのは、1人の男だった。
なんとなく直感で分かる。
アイツ、多分魔人だ。
「当てれると思うか? 」
「へー……俺にケンカ売るつもり? 言っとくけど、なめんなよ? 」
男の周りにふわふわとレンガが浮いて集まってきた。
俺はこの時確信した。
今まで中二病やってて良かったってな。
めんどくさいから別に今も中二病と思ってくれて構わない。だってそうじゃないと、こんな発想には至らんかもしれないからな。
『マシンガン』
俺はカードを読み込ませ、マシンガンを取り出した。そいつを男の足元に向かって乱射し煙幕を上げた。
そして近くにあった家の壁を蹴り、その要領で斜め前の家の屋根へ飛び乗った。反動で家の瓦が割れたり吹っ飛んだりしているが、お許しくだされよ。
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