31 / 45
第31話 お友達
しおりを挟む
リゼは教室の真ん中の席に、一人でぽつんと座っていた。
ミルラとイルマは教室のどこにもいない。
エフティアは相変わらず最前列に座っているが、その後ろ姿はどこか機嫌が悪そうだった。
レディナは心ここに在らずといった表情をしている。窓の外ばかり見ていた。
「にゃあ、結局どうなったんかにゃ」
「授業が終わったら、聞いてみよう」
「にゃあ……」
「君の好きな授業なのに、元気ないね」
「おいらの気持ち、分からにゃい……?」
「キルナ先生は好きだけど、今日ばかりはリゼさんを当てて欲しくない?」
「分かってるなら『元気ない』とか言うにゃあ……」
「言わなきゃ分からないこともあるから」
今分かっていることは、ミルラとイルマが最近全く現れないということだ。
「にゃあ、ヴァルっちは大丈夫なんにゃ?」
「何が?」
「……なんでもないにゃ」
「君は曖昧過ぎることがある。そういうところはいけないよ」
「曖昧なのはヴァルっちの記憶にゃ」
「なにそれ」
時々分からないことを言うな、ソーニャは。
「先生来ちゃったにゃ」
「なんか、寝不足そうだね」
教壇に立つキルナ女史は頭を抱えながら教室全体をにらんできた。
「あなたたちがなぜ剣を持つべきでないか分かる?」
彼女の問いは、剣《エイドス》を扱う者には理解しがたいものだった。おそらく、この場にいるほとんどが首を傾げただろう。
先生は哀れむようにかまわず続ける。
「子どもの手には余るからよ! いつでも現せる剥き出しの刃なんて、理性のない者の手に渡ったらどうなるか……想像してみてごらんなさい! 馬鹿が大馬鹿に化けるのよ! ……市場で売られている刀剣の類になぜ鞘《さや》があるのか、考えたことがあるかしら。ディアストラさん」
僕か……自分なりの完璧な回答の準備はできてますよ、先生。
「刀身を保護するためです。次に――」
「はいおバカはっけーん。剣使いが最初に口にすべき言葉は『危ないから』、その一言よ! 何が危ないかって? 全てよ! 心と体、己と他者、世界の全てを傷つけないためにあると心に刻みなさい! 後回しにしている場合じゃないわ!」
――なるほど、後回しにするのがいけないと、そういうのもあるのか。
「刻みます」
座ってソーニャと目を合わせる。
「ばかって言われた」
「特待生にはもったいにゃきお言葉、有難くいただくにゃ」
「それもそうだね」
キルナ先生のお言葉は説教が前提だから、お言葉をいただいている方としてはむしろ落ち着く。それに、リゼさんに当たらなくてよかった。
ひとまずの安堵もつかの間、聞きなじみのある声が教室全体に響いた。
「先生! アル……アヴァル君は、ばかじゃありません!」
「あら、珍しいわねローランさん。発言を許します」
エフティア……!? 今まで一度だって質問すらしたことがないのに、反論を……よりにもよってこの先生に。
教室もざわつき、ソーニャも獣人《ファウナ》特有の感情が読めない顔をしていた。多分驚いている。
ずっと窓の外をぼんやりと眺めていたレディナも、今だけは目を見開いてエフティアを見ていた。
「まず、先生が言ってる『ばか』ってどういう意味ですか!」
「最初に言葉について指摘するのはいい心掛けね。教えてあげましょう。
本質が見えていない――という意味を込めて、今日はばかという言葉を使っているわ」
「……本質って何ですか」
「そのもののあるべき姿よ」
「じゃあ、アル君はばかじゃないです!」
「では答えてもらえるかしら、ディアストラさんがばかではないという理由を」
「わたしが! 未来の剣使《バアリ―シュ》だと言ってくれたからです! ふん!」
思い切り胸を張るエフティアに教室全体がのけぞる。
誰かが小さな物音を立てると、堰《せき》を切ったように爆笑が起こった。
〈おいおいドジティアが剣使って!〉
〈冗談だろ!〉
〈さすがにエフティアが剣使ってのは、ねぇ〉
〈あはは、面白いからいいじゃん〉
〈でも嘘はよくないよー〉
エフティアの自信満々の表情が曇り始める。
「静かになさいっ!!」
僕が声を上げるよりも先生の方が早かった。
学生というのは教師のたった一言で押し黙るらしい。もっとも、本能的にキルナ先生を怒らせるべきではないということが分かっているからだろうが。
「ということですが、どうなのです? ディアストラさん」
今度は簡単な質問だった。
「ええ、彼女は未来の剣使――バアリ―シュになる人です」
先生はいつも通りそっけなく、それでいていつもよりは柔らかい声で「そう」とだけ言う。
「ミズ・ローラン、反論した以上は証明することです! さて、この教室内のいったい誰が馬鹿のままで終わるのか……実に見ものね。では授業に――」
「先生! お待ちになって!」
落ち着く暇もなく、月華の令嬢が手をまっすぐ伸ばして上げた。
「――発言を許します。ライナザルさん」
「わたくし、この世で最も大切にすべきものが分かりましたの!」
リゼさん?
〈にゃんか今日はいつにもまして賑やかにゃ〉
〈どうか、言い負かされないで……〉
「よろしい。言ってみなさい」
「おともだちですわ! かけがえのない友への想いこそが、わたくしの世界を美しくすると魂で感じましたの! 今のエフティアさんとアヴァルさんの言葉を聞いて、確信いたしましたわ!」
「そう」
「はい!」
リゼは満足そうにして座ると、子どものように首を左右に振って長い髪を揺らす。
エフティアとレディナは相当驚いた様子で、リゼのことをかなり長い時間見つめていた。
〈どうしたのかな〉
〈さあ〉
〈でも、あれがリゼ=ライナザルって感じだよね〉
〈真似できないわー〉
教室全体の空気も懐かしいものになっていた。
「にゃあ……」
「僕も安心した……ちょっと驚いたけど」
その後の授業は、いつものキルナ節で一方的に討論に持ち込まれる教室だった。ただ、教室全体が授業開始前よりも明るくなったと感じるのは、リゼが前を向き始めたからかもしれない。
ミルラとイルマは教室のどこにもいない。
エフティアは相変わらず最前列に座っているが、その後ろ姿はどこか機嫌が悪そうだった。
レディナは心ここに在らずといった表情をしている。窓の外ばかり見ていた。
「にゃあ、結局どうなったんかにゃ」
「授業が終わったら、聞いてみよう」
「にゃあ……」
「君の好きな授業なのに、元気ないね」
「おいらの気持ち、分からにゃい……?」
「キルナ先生は好きだけど、今日ばかりはリゼさんを当てて欲しくない?」
「分かってるなら『元気ない』とか言うにゃあ……」
「言わなきゃ分からないこともあるから」
今分かっていることは、ミルラとイルマが最近全く現れないということだ。
「にゃあ、ヴァルっちは大丈夫なんにゃ?」
「何が?」
「……なんでもないにゃ」
「君は曖昧過ぎることがある。そういうところはいけないよ」
「曖昧なのはヴァルっちの記憶にゃ」
「なにそれ」
時々分からないことを言うな、ソーニャは。
「先生来ちゃったにゃ」
「なんか、寝不足そうだね」
教壇に立つキルナ女史は頭を抱えながら教室全体をにらんできた。
「あなたたちがなぜ剣を持つべきでないか分かる?」
彼女の問いは、剣《エイドス》を扱う者には理解しがたいものだった。おそらく、この場にいるほとんどが首を傾げただろう。
先生は哀れむようにかまわず続ける。
「子どもの手には余るからよ! いつでも現せる剥き出しの刃なんて、理性のない者の手に渡ったらどうなるか……想像してみてごらんなさい! 馬鹿が大馬鹿に化けるのよ! ……市場で売られている刀剣の類になぜ鞘《さや》があるのか、考えたことがあるかしら。ディアストラさん」
僕か……自分なりの完璧な回答の準備はできてますよ、先生。
「刀身を保護するためです。次に――」
「はいおバカはっけーん。剣使いが最初に口にすべき言葉は『危ないから』、その一言よ! 何が危ないかって? 全てよ! 心と体、己と他者、世界の全てを傷つけないためにあると心に刻みなさい! 後回しにしている場合じゃないわ!」
――なるほど、後回しにするのがいけないと、そういうのもあるのか。
「刻みます」
座ってソーニャと目を合わせる。
「ばかって言われた」
「特待生にはもったいにゃきお言葉、有難くいただくにゃ」
「それもそうだね」
キルナ先生のお言葉は説教が前提だから、お言葉をいただいている方としてはむしろ落ち着く。それに、リゼさんに当たらなくてよかった。
ひとまずの安堵もつかの間、聞きなじみのある声が教室全体に響いた。
「先生! アル……アヴァル君は、ばかじゃありません!」
「あら、珍しいわねローランさん。発言を許します」
エフティア……!? 今まで一度だって質問すらしたことがないのに、反論を……よりにもよってこの先生に。
教室もざわつき、ソーニャも獣人《ファウナ》特有の感情が読めない顔をしていた。多分驚いている。
ずっと窓の外をぼんやりと眺めていたレディナも、今だけは目を見開いてエフティアを見ていた。
「まず、先生が言ってる『ばか』ってどういう意味ですか!」
「最初に言葉について指摘するのはいい心掛けね。教えてあげましょう。
本質が見えていない――という意味を込めて、今日はばかという言葉を使っているわ」
「……本質って何ですか」
「そのもののあるべき姿よ」
「じゃあ、アル君はばかじゃないです!」
「では答えてもらえるかしら、ディアストラさんがばかではないという理由を」
「わたしが! 未来の剣使《バアリ―シュ》だと言ってくれたからです! ふん!」
思い切り胸を張るエフティアに教室全体がのけぞる。
誰かが小さな物音を立てると、堰《せき》を切ったように爆笑が起こった。
〈おいおいドジティアが剣使って!〉
〈冗談だろ!〉
〈さすがにエフティアが剣使ってのは、ねぇ〉
〈あはは、面白いからいいじゃん〉
〈でも嘘はよくないよー〉
エフティアの自信満々の表情が曇り始める。
「静かになさいっ!!」
僕が声を上げるよりも先生の方が早かった。
学生というのは教師のたった一言で押し黙るらしい。もっとも、本能的にキルナ先生を怒らせるべきではないということが分かっているからだろうが。
「ということですが、どうなのです? ディアストラさん」
今度は簡単な質問だった。
「ええ、彼女は未来の剣使――バアリ―シュになる人です」
先生はいつも通りそっけなく、それでいていつもよりは柔らかい声で「そう」とだけ言う。
「ミズ・ローラン、反論した以上は証明することです! さて、この教室内のいったい誰が馬鹿のままで終わるのか……実に見ものね。では授業に――」
「先生! お待ちになって!」
落ち着く暇もなく、月華の令嬢が手をまっすぐ伸ばして上げた。
「――発言を許します。ライナザルさん」
「わたくし、この世で最も大切にすべきものが分かりましたの!」
リゼさん?
〈にゃんか今日はいつにもまして賑やかにゃ〉
〈どうか、言い負かされないで……〉
「よろしい。言ってみなさい」
「おともだちですわ! かけがえのない友への想いこそが、わたくしの世界を美しくすると魂で感じましたの! 今のエフティアさんとアヴァルさんの言葉を聞いて、確信いたしましたわ!」
「そう」
「はい!」
リゼは満足そうにして座ると、子どものように首を左右に振って長い髪を揺らす。
エフティアとレディナは相当驚いた様子で、リゼのことをかなり長い時間見つめていた。
〈どうしたのかな〉
〈さあ〉
〈でも、あれがリゼ=ライナザルって感じだよね〉
〈真似できないわー〉
教室全体の空気も懐かしいものになっていた。
「にゃあ……」
「僕も安心した……ちょっと驚いたけど」
その後の授業は、いつものキルナ節で一方的に討論に持ち込まれる教室だった。ただ、教室全体が授業開始前よりも明るくなったと感じるのは、リゼが前を向き始めたからかもしれない。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【完結】悪役に転生したのにメインヒロインにガチ恋されている件
エース皇命
ファンタジー
前世で大好きだったファンタジー大作『ロード・オブ・ザ・ヒーロー』の悪役、レッド・モルドロスに転生してしまった桐生英介。もっと努力して意義のある人生を送っておけばよかった、という後悔から、学院で他を圧倒する努力を積み重ねる。
しかし、その一生懸命な姿に、メインヒロインであるシャロットは惚れ、卒業式の日に告白してきて……。
悪役というより、むしろ真っ当に生きようと、ファンタジーの世界で生き抜いていく。
ヒロインとの恋、仲間との友情──あれ? 全然悪役じゃないんだけど! 気づけば主人公になっていた、悪役レッドの物語!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタにも投稿しています。
ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。
タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。
しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。
ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。
激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。
最初から最強ぼっちの俺は英雄になります
総長ヒューガ
ファンタジー
いつも通りに一人ぼっちでゲームをしていた、そして疲れて寝ていたら、人々の驚きの声が聞こえた、目を開けてみるとそこにはゲームの世界だった、これから待ち受ける敵にも勝たないといけない、予想外の敵にも勝たないといけないぼっちはゲーム内の英雄になれるのか!
最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様
コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」
ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。
幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。
早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると――
「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」
やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。
一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、
「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」
悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。
なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?
でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。
というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!
異世界ハズレモノ英雄譚〜無能ステータスと言われた俺が、ざまぁ見せつけながらのし上がっていくってよ!〜
mitsuzoエンターテインメンツ
ファンタジー
【週三日(月・水・金)投稿 基本12:00〜14:00】
異世界にクラスメートと共に召喚された瑛二。
『ハズレモノ』という聞いたこともない称号を得るが、その低スペックなステータスを見て、皆からハズレ称号とバカにされ、それどころか邪魔者扱いされ殺されそうに⋯⋯。
しかし、実は『超チートな称号』であることがわかった瑛二は、そこから自分をバカにした者や殺そうとした者に対して、圧倒的な力を隠しつつ、ざまぁを展開していく。
そして、そのざまぁは図らずも人類の命運を握るまでのものへと発展していくことに⋯⋯。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる