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5.ずっと…こうしたかった
しおりを挟む「大好き、愛してるよ、りこ」
ズブブブブッッッッッ
その瞬間、今までに経験したことのない激痛が、りこに襲う。
男の太い剛直は、りこの締まった膣壁を無理矢理こじ開け侵入してゆく。
「あっあ"っっ!!!!!!!」
りこの濡れた脚は産まれたての子鹿のように震え、体重を支えられず、前に倒れそうになる。男は、りこが倒れないように、シャワー横の壁にもたれさせる。そして、肩と腹をガッチリ抱きながら、自分の腰を沈め、さらに奥深くへと挿入する。
「い"た"いぃ……」
りこは、あまりの痛みに耐えられず、涙が溢れる。男は、りこを安心させるように、りこの肩口に顔を埋めた。ボディーソープのローズの香りと、りこの身体から滲み出る甘やかでふんわりとした体臭が男の鼻腔をくすぐる。また、濡れた頸は、すぐにでもしゃぶりつきたいほどに艶めかしい。
「スーッハァーッ、りこの匂いだ、りこの匂い、どこを嗅いでも病みつきなるな…」
チューッチューッチューッ
頸、肩口、耳、肩、鎖骨…
男の唇の届く範囲で、次々とそれらの皮膚を吸い出し、鬱血させる。
「う"っんんっんっ」
男の気色悪さで、すぐにでも吐きそうなのに、なぜか身体は男を男として受け入れている。身体は触られ吸われて嗅がれまくっているのに、ますます火照って、身体に暖かな温もりに包まれ、快感さえ芽生える。
嫌だ、嫌だ、こんな感覚…
おかしくなる、嫌だ嫌だ、
こんなの私の身体じゃない…
「大丈夫だよ、りこちゃん。だんだん気持ち良くなってくるから」
男は小さな子どもでもあやすかのような優しい笑みを浮かべながら、反り上がったペニスでズンズンズンズン押し進める。
メリメリメリメリッッッ
ズブズブズブズブズブズブ
メリメリメリメリッッッ
ズブズブズブズブズブズブ
粘膜同士が擦れ合い、粘り気のある水温を立てていく。男は順調にりこの身体を暴いていき、やがて先端は、薄い処女膜に到達した。
亀頭に当たるプニプニとした膜の感触に、男の胸は幸福でいっぱいだった。
「良かった、りこちゃんの初めてがおじさんで。僕、とっても幸せ」
「いや…やだっ…やだ、やめて!!」
「大丈夫、おじさん、優しくするから」
男は、駄々をこねる愛しい女の子の濡れた髪を撫でながら、肩をぎゅっと抱き締める。
そして、一気に中の薄い膜を突き破った。
プッチンッッッ
何かが弾け飛んだ音…
それは、りこの処女喪失が決まった音だった。
「はぁはぁ、やっと、やっと、りこちゃんの中入れた…大好き、ありがとう、りこちゃん」
男は、りこのこめかみにそっとキスを落とす。
「……ふぇえ……ふぇええええん!!!うぇえええん…おじさん、嫌い!!大っ嫌い!!」
りこにも、その瞬間が分かった。
叔父に、自分の大事な処女膜を破られたのだ。平常でいられるはずがない。だが、それが分かったところで、身動きのとれないりこには何も出来ない。りこは、ただひたすらに泣きじゃくった。
「よしよし。りこちゃん、よく頑張ったね。えらいえらい」
男は、りこの顔を覗き込み、溢れる涙を手で拭う。そして、柔らかな手つきでりこの頭をぽんぽんした。
「ひどい…ひどいよ…おじさん…こんなこと…ママに絶対…言うから…」
りこは、涙で赤く腫れた目で男を睨みつける。男には、それが野生リスの威嚇にしか見えず、最早、りこの睨み付ける表情さえも、立派な興奮材料でしかない。
「いいよ、りこちゃんがやりたいようにしてごらん?僕はりこちゃんの味方だから」
言っていることとやっていることが支離滅裂だが、男は構わず、抽送を再開する。最初は、ゆっくり、優しく、愛しい女の身体を傷付けないように…
「はっはぁはぁはぁ…りこ…りこ…りこ…りこ…」
「あ"ああっっ」
バチュン、バチュン、バチュン、バチュン
肉と肉とがねっとりとぶつかり合う。男は念仏のようにりこの名前を唱えながら、抽送を繰り返す。やがて、りこの秘部からは、みるみるうちに透明な液体が溢れ出した。ぬるぬるとした潤滑油となり、男根もだんだんとスピードを上げていく。
「りこっりこっりこっりこっ!!!好きだ、愛してる、愛してる愛してる愛してる愛してる」
パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン
「はぁっあん、あん、ふぁはん、あっんん」
体内の激しい破裂音が密閉した空間に顕著に響く。最初は痛がっていた、りこの声も、徐々に叫びから喘ぎへと変わる。
「りこちゃん、気持ち良くなってきたね」
「あっっん、あんっ、はぁはぁ、んん」
りこは声を抑えようと、手で口を塞ごうとするが、男はその手を止めた。その代わり、指を絡め取り、ぎゅっと握る。
「りこちゃん、可愛い声、我慢しないでもっと出して」
男はたまらず、りこの発育した乳房を鷲掴む。真っ白い雪のような乳房は、突き立ての餅のように柔らかく温かい。さっき自分が吸った乳首はまだ、ぷっくりとした丸形を保持していた。乳房全体にシャワーの水滴がプツプツと散らばり、男の手をますます滑りやすくさせる。ぷるんとしたみずみずしい乳房を持ち上げては揺らし、持ち上げては揺らす。やがて、全体に、もぎゅもぎゅと五指を沈み込ませ、乳首を摘んではひっぱり、ぐにぐにとグミのように指でつっぱねる。
「ほんとに、柔らかくて気持ち良いな、りこのおっぱい。これからは、僕が毎日、お世話してあげる」
「ハアハア、やらぁ、やらぁ、はあっあん、やんっ、あっん、ひゃめて、やあんっ」
男の愛撫はさらに激しくなる。りこは、壁に寄っかかり、呼吸をするのもやっとだった。叔父に好き勝手に揉まれ、本来なら嫌悪感で満ちていないといけないはずなのに、あまりにも気持ち良過ぎて、もっとしてほしいとさえ思う。
りこの胸はビンビンに感覚が研ぎ澄まされ、更なる刺激を求めんとしていた。
「りこちゃん、気持ち良いね。僕も気持ち良いよ」
りこの顔を覗き込むと、そこには蕩け切った愛しい女の顔があった。大粒の涙で濡れた瞳に、紅く火照った顔、喘ぎが漏れていた唇は半開きで、少しパリパリとした皮が浮いている。男は、すかさず、下顎を自分の方に向かせ、その薄ピンクの唇にしゃぶりついた。
ブチュッブチュッブチュッブチュ
チュパチュパチュパチュパチュパ
ブチュッブチュッブチュッブチュ
チュパチュパチュパチュパチュパ
「んっっんん、んふぁ…ふぁ…んん」
男は片手でりこの頭を自分の顔に押し付ける。舌と舌とが絡み付き、唾液と唾液が混ざり合う。クチュクチュとした激しい水音が鳴り響く。
「りこ、りこ、ずっとこうしたかったんだ…りこは僕だけのりこなんだよ?」
「はあはあっっあっはん、あんっはぁんっはぁん」
男の一つ一つの手付きが、りこを猛スピードで女にしてゆく。
りこの耳には、もう何も入って来ない。
初めての快楽に身を委ねるだけ。
気持ち良くなりたい、ただその欲求のみだ。
もう、相手がこの男でも良い。
そう思えるほどに、りこは男から与えられた初めての快楽の沼にズッポリ、全身が浸かってしまっていた。
男の雄としての有り余る欲望が、りこを雌へと全て剥き出しにするのも時間の問題だった。
~~~~~~~~~~~~~~~~
どれくらいの時間、抽送していただろうか。
浴室の窓に目をやると、まだ外は月夜の最中だ。深夜の浴室で、裸の男女は立位のまま、後背位で交わっていた。りこの身体は壁にもたれ、今にも崩れ落ちそうだ。
あと…もう一息。
そして、
コツン
男の亀頭は優しく、りこの子宮口に口付けをする。
「これが、りこの子宮…僕たちの赤ちゃんのベッド…」
コツンコツンコツンコツン
「あんっ、いやんっ、あっん」
男は愛しい女の持つ子宮の感触を何度も確かめた。やや弾力のある小さな入り口が男のそれを迎え入れんとする。
そして、
「りこ、いこう、一緒に」
「ハアハアハアハア、嫌、出さ…ないで…抜いて、抜いて…ってば…」
「りこ、安心して。今日は赤ちゃん出来ないから。僕たちでゆっくり作ってこう?」
「なん…で」
「♪」
男の言葉で理性を必死に掻き集めていたりこをよそに、ニッコリ微笑むと、ありったけの熱い想いを奥深くへと噴射する。
プシャッッッーーー!!!!!!!!
「あああっっっっっん!!!」
りこは、最後まで押し寄せる快楽に抗えないまま、射精と同時に達した。
勢い良く放たれた大量の男の精液は、りこの膣壁を広げる。膣に収まり切れなくなった、その白い液体は、処女喪失の血液と混じり合い、何本もの細い曲線を描いてゆく。太腿から下腿、くるぶし、踵へと流れ、やがて風呂の排水口へと吸い込まれていった。
男の精液は何度も何度も子宮に放たれた。
子どもがいつできてもおかしくないほどに、何度も何度も何度も何度も、快楽の味を知った、りこの身体に男を植え付けていく。
ジュポンッッ
やがて最後の一滴まで絞り切ると、男根を抜いた。挿入前まで反り上がっていた凄まじい凶器は力を使い果たし、しなだれたナスのようになっていたが、膣液と精液と血液にまみれ、テラテラと輝きを放っていた。男にとってそれは、愛して病まなかった女の子を遂に手に入れた、勲章の証だった。
「ハアハアハアハア、ンハアハアハアハア、これで、りこは僕だけのものになった」
男の体力も尽きようとして、呼吸も荒々しい。りこは射精と同時に達したことで、気を失っていた。
男は力を振り絞った。
初めてのセックスで、すっかり脱力した、りこの身体をふわりと抱き上げ、浴室を出た。脱衣所のカーペットに座り込み、りこを自分のあぐらに座らせる形で、胸元にもたれかけさせる。それから、床に放り出していた自分のショルダーバッグからハンドタオルを取り出した。ハンドタオルで下半身に赤や白が混じった大量の液を拭き取ると、その液が染み込んだタオルを新しいジッパーへと入れる。バスタオルで身体全体を吹き上げると、ジッパーから、男の唾液と精液まみれの、刺激臭を放った下着を取り出した。それを手際良く取り付けると、男の持ってきた淡いピンクのロングワンピースを上から着せた。男も無造作にほっぽり出された下着と服を素早く身に付けると、眠っているりこを起こさないように再び抱き上げた。
「んふふ、眠ってるりこの寝顔、とっても可愛い」
チュッ
りこの唇にそっとキスを落とす。
それから、浴室と脱衣所の電気を消して、扉を閉めた。そして、一歩一歩ゆっくり丁寧に階段の歩みを進め、りこの部屋へと戻ると、りこをベッドの上に寝かせた。
布団を掛けると、りこの髪を撫でながら、再び甘い口付けをする。
「今日はおじさんとたくさん頑張ったね。今はゆっくりお休み、僕の愛しの姫」
そして、男は暗闇の星空の中、部屋のベランダから姿を消した。
時刻は1:15。
男が、りこの部屋に侵入してから2時間ほどが経っていた。
辺りは、男が来る前と同様に、何事もなく静けさに満ちている。
「ふふふふ~ん♪ふふふふ~ん♫」
だが、この静けさを男はいとも簡単に打ち砕く。男の鼻歌と足取りは、その星空の下、一層、いや何層にも明るくリズミカルなステップを踏んでいた。夜道の電灯に照らされる男の姿は、暗闇のステージに一人輝くヒーローそのもの。
愛する女を遂に手に入れた喜びと、そしてこれからも紡がれてゆく目覚ましい未来を噛み締めながら、今はただ、めいいっぱいの笑顔を月明かりの星空へと振り撒くのだった……
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