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216話 - メイドさん
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「クラマおきた~?ごはんできたよ~?」
「……ん……眠い。……食べる」
1番よく寝るのはクラム。
でも1番寝起きが悪いのはクラマだったりする。
まだ眠そうだ。
今日の朝ごはんの献立。
エステルのパンのトースト。
バターorジャムを好きなように塗って食べる。
そしてサラダにポタージュにベーコンエッグにミルク!
すごく朝食っぽい!
「私はジャムですかねぇ?」
『クラムも~!』
『僕はバター派かな?』
「……ぼくも」
おお、男女で分かれた。
「両方付ければいいんじゃないかのぉ?」
「ココもそうする~!」
両方は反則じゃん……。
ハイエルフさんにバター貰ったの!
最高だ……。
僕バタートーストめっちゃ好きなんだ!
本当に乳製品は神!
実は僕ジャムあまり好きじゃないんだ……
甘いの全般的に得意じゃないからさ。
作れるってのと好みはまた別の話なんだよね。
さらに卵!
クラムがココちゃんの横で作ってくれた。
ハイエルフさんに料理習いに行ってたもんね。
ベーコンはスチュワードさんが作ってくれたやつ。
これ鳥の魔物の卵なんだ。
ハイエルフさん救出の時に連れてきた子たち。
黒色の卵なんだけど黄身がとても濃いオレンジ色。
味は鶏の卵より濃いくてすごい美味しいんだ。
また僕もフレンチトーストでも作ろっかな?
このポタージュは芋をすりつぶしてミルクを入れたのかな?
これはココちゃんが作ってくれたんだけど……
『うん、全部すごく美味しい!ってかココちゃんはミルクを使った料理まで作れるの?』
あんまり獣人国で乳製品って出回ってないもんね?
「村でミルクを出す動物をかってたの!でもこのミルクの方がおいしいね!」
なるほど?飼ってたなら飲めるか。
家にいるヤギっぽい魔物以外のミルクも飲んでみたいなぁ。
クラムのベーコンエッグもココちゃんのポタージュもとっても美味しい。
それにしても、食がかなり豊かになったなぁ。
朝から肉ばっかり食べてたからなぁ……。
本当にみんなのおかげだ……グス。
後はお米が欲しいなぁ。
いい朝だなぁ。
なんかとっても平和だ。
・
・
・
みんなで朝食を食べ終わってリビングでお茶を飲んでる。
朝食らしい朝食を食べられてとっても満足だ。
特に今日はすることはないんだ。
ってかさすがに孤児院の子達連れてきてダンジョンに即籠るのはね。
僕も少し急いでるんだけどそれに関してはちょっと考えてることがあるんだ。
朝からちょっとだけダンジョン行こうと思ってたんだけどまぁいいか。
だから一旦ココちゃんの件だ。
『ココちゃんはなんでこんな早くからウチに来たの?昨日マリアさんには手伝いもういいよって伝えたはずなんだけどね?』
「そうじゃのぉ。もうお主らが暮らしていくのには問題ないとおもうがのぉ?」
「ダメだった……?」(シュン)
『朝から料理作ってくれて嬉しいよ。とっても美味しかった。そうじゃなくて孤児院大変でしょ?ってこと』
「ママは来るつもりだったよ?お礼するんだって!」
お小遣い稼ぎじゃなくてお礼なのか。
全然気にしなくていいのになぁ。
「幼い子の面倒を見るの大変じゃないです?」
「うん……。ちょっと大変。小さい子残して行けないって。それに今日はハイエルフさんに色々おはなしがあるからって。だからココが来たの!」
王都の時はみんな揃ってきてたから来られたんだもんな。
幼い子を残してママ役で孤児院取り仕切ってるマリアさんが抜けるのは厳しいよな。
『僕等は助かるけど家事が絶対必要って程でもないんだよ?』
「そうなのじゃ。これからは好きなことをすればよいのじゃよ?」
「好きなことしに来たよ?」
ん……?
『あ、うちで働きたいってこと?』
「うん!ここで働きたい!もうすぐ大人だからお仕事さがしたかったんだぁ。でもココは小さいから……」
あ、そうだな……確かに。
今の幼い外見で雇われるのはさすがにキツそうだ。
どうみてもまだ1桁にしか見えないもん。
エデンでは問題ないけど王都だと結構辛かったかもしれないなぁ。
「今日ここに来られるようにクラマに頼んでハチに乗るれんしゅうしたの!」
「……うん。昨日」
ココちゃんがクラマに頼んだのか。
じゃあここに来る気満々だったってことね。
そういうことか。なるほど。
『エデンなら他にもお仕事あると思うよ?ウチでいいの?』
「いいの!お家でみんなのごはん作るのが好きなの!」
じゃあいいか。
本音を言えば実際すごく助かるしね。
『やりたいことがうちで働くことなら僕は全然いいけどね?』
「そうですね?それが希望なら私もいいと思います♪」
とりあえず家事関連はクラムと相談してもらった方がいいかな。
『クラム~!あれ、クラムどこ行った……?』
「……ねぇね……孤児院に行った」
クラム今大忙しなんだよね。
皆と話せるようになっていろんな所に出かけていく。
楽しそうで何よりだ。
多分昨日話した遊具を作りに行ったんだろうね。
とりあえずブランコとジャングルジムとシーソーと。
この辺クラムだったら一瞬で作っちゃうだろうな。
クラムって器用すぎて出来る事が多すぎるんだよねぇ。
家事全般に裁縫、農業、建築……。
全部好きでやってるんだけどね。
でも前に言ったかもしれないけれど、
クラムはちょっとクリエイター気質だったりするんだ。
料理は好き。
でも知らない料理を作るのが好きなんだ。
服も修繕より新作を作る方が好き。
修繕はマリアさんが引き受けてくれてたんだよね。
建築にも毎回新しい試みが入ってるし……
簡単に言えば実験や研究が好きなんだよね。
同じことをずっとしてるのはちょっと飽きちゃうタイプではある。
最近の好みで言うと
①裁縫 ②建築 ③料理
って順番かもしれない。
料理は元々僕もやってたしね。
実は半分クラムの為に料理してるんだ。
クラムって僕の地球の料理を見てアレンジするのが好きなんだよね。
洞窟で暮らしてた時に僕の料理とか調合見るのが好きだったんだぁ。
いつの間にか習慣になっちゃってたな。
だから今はハイエルフさんのところに出かけて料理や裁縫見に行ったりしてるの。
……ちょっと寂しい気がする。
これが親離れか……。
ゴホンッ。
『役割分担はクラムとまた相談してもらえればいいかな?』
「そうじゃの?友人も出来ていくじゃろうし、遊ぶ時間も大切じゃ。それにクラムは新しいものを作る方が好きじゃろ」
「ココは毎日同じものを作る方が好きかなぁ?ちょっとずつ上手に出来るようになっていくのが楽しい!」
「尚の事、クラムちゃんと相性がいいのではないでしょうか?」
それならクラムも喜びそうかな。
新しいモノづくりが出来る時間が増えるからね。
クラムが新しいものを開発してココちゃんがそれを日常に生かすって感じになりそうだね。
「……ココ……うちに住むの?」
「住まないよ?ココはみんなの料理も作るもん。夜には帰るよ?」
メイドさんを雇ったって感じかな?
それはいいんだけど給料どうするかなぁ……。
ハイエルフのみんなはどうするつもりなんだろうか……。
売り上げが全部給料になるわけがないからな。
ラクトさんやエルンさんと相談しようかな?
『じゃあ家で働いていいよ?好きな時に家においでよ』
「やったっ!ありがと!みんながいる時は毎日来るよ?居ないときは孤児院にいるね!」
『んー。そうなると家どうしよっかなぁ……。ココちゃん往復大変でしょ』
自転車とか作れるかなぁ。
2,3km毎日徒歩って結構しんどくない?
尚の事まだココちゃんは小さいしさ。
地球みたいに電車やバスがあるわけじゃないもん。
「居住区に引っ越します?」
公共交通機関ないから引っ越すか、って僕等ならではだよね。
ただ、海辺に住んでるって実は意味あるんだよねぇ。
森側ってすぐに誰かが気付けるでしょ?
他にも強い人いっぱい居るし。
ハチが大体森の中に居るしさ。
海からもたま~に魔物でるんだよね。
タコとかサメとかね。
まぁ今の所陸に上がってこないし、相手にならないんだけど。
万が一敵が空飛んで来たらとかもあるしさ?
ポートルのオグルのおっさんはそれに備えて港を見張ってるんだもんね。
どうしよっかなぁ。
『ココちゃん、通勤用に魔石持って帰る?』
「いらないよ~?朝ハチがむかえに来てくれるっていってるもん」
あ、それそれ。
迎えに来てくれるってどういうことだ?
『ココちゃんって獣化とかできるの?』
「クラマみたいなの?出来ないよ?」
「……ココは……魔物と話せる」
なんだその能力!?
「……ん……眠い。……食べる」
1番よく寝るのはクラム。
でも1番寝起きが悪いのはクラマだったりする。
まだ眠そうだ。
今日の朝ごはんの献立。
エステルのパンのトースト。
バターorジャムを好きなように塗って食べる。
そしてサラダにポタージュにベーコンエッグにミルク!
すごく朝食っぽい!
「私はジャムですかねぇ?」
『クラムも~!』
『僕はバター派かな?』
「……ぼくも」
おお、男女で分かれた。
「両方付ければいいんじゃないかのぉ?」
「ココもそうする~!」
両方は反則じゃん……。
ハイエルフさんにバター貰ったの!
最高だ……。
僕バタートーストめっちゃ好きなんだ!
本当に乳製品は神!
実は僕ジャムあまり好きじゃないんだ……
甘いの全般的に得意じゃないからさ。
作れるってのと好みはまた別の話なんだよね。
さらに卵!
クラムがココちゃんの横で作ってくれた。
ハイエルフさんに料理習いに行ってたもんね。
ベーコンはスチュワードさんが作ってくれたやつ。
これ鳥の魔物の卵なんだ。
ハイエルフさん救出の時に連れてきた子たち。
黒色の卵なんだけど黄身がとても濃いオレンジ色。
味は鶏の卵より濃いくてすごい美味しいんだ。
また僕もフレンチトーストでも作ろっかな?
このポタージュは芋をすりつぶしてミルクを入れたのかな?
これはココちゃんが作ってくれたんだけど……
『うん、全部すごく美味しい!ってかココちゃんはミルクを使った料理まで作れるの?』
あんまり獣人国で乳製品って出回ってないもんね?
「村でミルクを出す動物をかってたの!でもこのミルクの方がおいしいね!」
なるほど?飼ってたなら飲めるか。
家にいるヤギっぽい魔物以外のミルクも飲んでみたいなぁ。
クラムのベーコンエッグもココちゃんのポタージュもとっても美味しい。
それにしても、食がかなり豊かになったなぁ。
朝から肉ばっかり食べてたからなぁ……。
本当にみんなのおかげだ……グス。
後はお米が欲しいなぁ。
いい朝だなぁ。
なんかとっても平和だ。
・
・
・
みんなで朝食を食べ終わってリビングでお茶を飲んでる。
朝食らしい朝食を食べられてとっても満足だ。
特に今日はすることはないんだ。
ってかさすがに孤児院の子達連れてきてダンジョンに即籠るのはね。
僕も少し急いでるんだけどそれに関してはちょっと考えてることがあるんだ。
朝からちょっとだけダンジョン行こうと思ってたんだけどまぁいいか。
だから一旦ココちゃんの件だ。
『ココちゃんはなんでこんな早くからウチに来たの?昨日マリアさんには手伝いもういいよって伝えたはずなんだけどね?』
「そうじゃのぉ。もうお主らが暮らしていくのには問題ないとおもうがのぉ?」
「ダメだった……?」(シュン)
『朝から料理作ってくれて嬉しいよ。とっても美味しかった。そうじゃなくて孤児院大変でしょ?ってこと』
「ママは来るつもりだったよ?お礼するんだって!」
お小遣い稼ぎじゃなくてお礼なのか。
全然気にしなくていいのになぁ。
「幼い子の面倒を見るの大変じゃないです?」
「うん……。ちょっと大変。小さい子残して行けないって。それに今日はハイエルフさんに色々おはなしがあるからって。だからココが来たの!」
王都の時はみんな揃ってきてたから来られたんだもんな。
幼い子を残してママ役で孤児院取り仕切ってるマリアさんが抜けるのは厳しいよな。
『僕等は助かるけど家事が絶対必要って程でもないんだよ?』
「そうなのじゃ。これからは好きなことをすればよいのじゃよ?」
「好きなことしに来たよ?」
ん……?
『あ、うちで働きたいってこと?』
「うん!ここで働きたい!もうすぐ大人だからお仕事さがしたかったんだぁ。でもココは小さいから……」
あ、そうだな……確かに。
今の幼い外見で雇われるのはさすがにキツそうだ。
どうみてもまだ1桁にしか見えないもん。
エデンでは問題ないけど王都だと結構辛かったかもしれないなぁ。
「今日ここに来られるようにクラマに頼んでハチに乗るれんしゅうしたの!」
「……うん。昨日」
ココちゃんがクラマに頼んだのか。
じゃあここに来る気満々だったってことね。
そういうことか。なるほど。
『エデンなら他にもお仕事あると思うよ?ウチでいいの?』
「いいの!お家でみんなのごはん作るのが好きなの!」
じゃあいいか。
本音を言えば実際すごく助かるしね。
『やりたいことがうちで働くことなら僕は全然いいけどね?』
「そうですね?それが希望なら私もいいと思います♪」
とりあえず家事関連はクラムと相談してもらった方がいいかな。
『クラム~!あれ、クラムどこ行った……?』
「……ねぇね……孤児院に行った」
クラム今大忙しなんだよね。
皆と話せるようになっていろんな所に出かけていく。
楽しそうで何よりだ。
多分昨日話した遊具を作りに行ったんだろうね。
とりあえずブランコとジャングルジムとシーソーと。
この辺クラムだったら一瞬で作っちゃうだろうな。
クラムって器用すぎて出来る事が多すぎるんだよねぇ。
家事全般に裁縫、農業、建築……。
全部好きでやってるんだけどね。
でも前に言ったかもしれないけれど、
クラムはちょっとクリエイター気質だったりするんだ。
料理は好き。
でも知らない料理を作るのが好きなんだ。
服も修繕より新作を作る方が好き。
修繕はマリアさんが引き受けてくれてたんだよね。
建築にも毎回新しい試みが入ってるし……
簡単に言えば実験や研究が好きなんだよね。
同じことをずっとしてるのはちょっと飽きちゃうタイプではある。
最近の好みで言うと
①裁縫 ②建築 ③料理
って順番かもしれない。
料理は元々僕もやってたしね。
実は半分クラムの為に料理してるんだ。
クラムって僕の地球の料理を見てアレンジするのが好きなんだよね。
洞窟で暮らしてた時に僕の料理とか調合見るのが好きだったんだぁ。
いつの間にか習慣になっちゃってたな。
だから今はハイエルフさんのところに出かけて料理や裁縫見に行ったりしてるの。
……ちょっと寂しい気がする。
これが親離れか……。
ゴホンッ。
『役割分担はクラムとまた相談してもらえればいいかな?』
「そうじゃの?友人も出来ていくじゃろうし、遊ぶ時間も大切じゃ。それにクラムは新しいものを作る方が好きじゃろ」
「ココは毎日同じものを作る方が好きかなぁ?ちょっとずつ上手に出来るようになっていくのが楽しい!」
「尚の事、クラムちゃんと相性がいいのではないでしょうか?」
それならクラムも喜びそうかな。
新しいモノづくりが出来る時間が増えるからね。
クラムが新しいものを開発してココちゃんがそれを日常に生かすって感じになりそうだね。
「……ココ……うちに住むの?」
「住まないよ?ココはみんなの料理も作るもん。夜には帰るよ?」
メイドさんを雇ったって感じかな?
それはいいんだけど給料どうするかなぁ……。
ハイエルフのみんなはどうするつもりなんだろうか……。
売り上げが全部給料になるわけがないからな。
ラクトさんやエルンさんと相談しようかな?
『じゃあ家で働いていいよ?好きな時に家においでよ』
「やったっ!ありがと!みんながいる時は毎日来るよ?居ないときは孤児院にいるね!」
『んー。そうなると家どうしよっかなぁ……。ココちゃん往復大変でしょ』
自転車とか作れるかなぁ。
2,3km毎日徒歩って結構しんどくない?
尚の事まだココちゃんは小さいしさ。
地球みたいに電車やバスがあるわけじゃないもん。
「居住区に引っ越します?」
公共交通機関ないから引っ越すか、って僕等ならではだよね。
ただ、海辺に住んでるって実は意味あるんだよねぇ。
森側ってすぐに誰かが気付けるでしょ?
他にも強い人いっぱい居るし。
ハチが大体森の中に居るしさ。
海からもたま~に魔物でるんだよね。
タコとかサメとかね。
まぁ今の所陸に上がってこないし、相手にならないんだけど。
万が一敵が空飛んで来たらとかもあるしさ?
ポートルのオグルのおっさんはそれに備えて港を見張ってるんだもんね。
どうしよっかなぁ。
『ココちゃん、通勤用に魔石持って帰る?』
「いらないよ~?朝ハチがむかえに来てくれるっていってるもん」
あ、それそれ。
迎えに来てくれるってどういうことだ?
『ココちゃんって獣化とかできるの?』
「クラマみたいなの?出来ないよ?」
「……ココは……魔物と話せる」
なんだその能力!?
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