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217話 - 勘違い
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『ココちゃんって魔物と話せるの?』
「話せるんじゃないよ?動物さんが何を考えてるかなんとなくわかるの」
「昔からですか?」
「うん!クラマがさみしそうだったから話しかけたんだよ?」
「………………それは知らない」
おっと!?
クラマさんが恥ずかしそうにしてます!
これはレアなシチュエーションだ!
顔が真っ赤だ!
誰か直ぐにカメラの用意を!
ではなく……。
魔物と話せる能力ってなんだ?
そんな能力があるのか?スキル?
『ココちゃんちょっと鑑定してみていい?』
「教会でやってもらうの?」
『僕の能力、まぁ魔法みたいなものだね。魔道具より詳しく見れるよ?ココちゃんって何か特別な能力もってたりするのかなって思ってさ?』
「みんなならいいよ?ココは火が使えるの。でも勉強したことないから魔法はつかえないんだ~」
ちゃんと属性の適性があるんだ。
確か適性があっても魔法使えるとは限らないって言ってたっけ。
魔法覚える機会がなければそりゃ使えないよね。
もちろん皆鑑定してないんだよね。
僕の鑑定を共有で覚えた時に、敵じゃないなら見るのやめよって言ったんだよ。
勝手に見られるのみんなも嫌だからそりゃそうだねってなったんだ。
じゃあ許可取ったし。
”鑑定”
-----
★種族:獣人
名前:ココ
LV3 / 150:経験値 6 / 120
HP:92 / 92
MP:181 / 181
力:28
防御:22
敏捷:46
器用:89
知能:88
魅力:105
幸運:275
【魔法】
・火 LV1 ・水 LV1
【スキル】
・暗視 LV2
・料理 LV6
・裁縫 LV2
・意思伝達 LV5
-----
ふむ。
獣人の潜在能力……最大レベルの話だね。
皆150だよね。
獣人は150がデフォなのかもね。
エルフは200だよね。
人よりみんな長生きするのかなぁ。
で、さすがにココちゃんはまだ体が子供だからステータスは低い。
それは別にどうでもいいんだけど……
『意思伝達もってる!?』
しかもかなりレベル高いぞ!?
LV5って僕とクラムが話し始めた時より全然高いって!
「クロムさんの加護の能力ではなかったのですか……」
クラムとの会話を願ったらこれを覚えたんだよ。
僕の中で完全に家族と連絡を取る手段だった……
しかも加護と近いタイミングで覚えたんだよね。
たしかLV1では加護関係しか無理だったはず。
そしてその他の契約をしてるものとかなんか色々書いてたんだよな。
意味わかんなかったんだけど……
そういう事か。
勘違いしてたな僕。
「……うん。意思……そんな感じ。スキルは知らなかった」
「この能力は、本来言葉を交わせないものと意思の疎通を図れる能力なのかもしれんの?」
『そうだねぇ。勘違いしてた。この能力ってテイマー向きの能力だったのかも……』
それを使って僕とクラムが話してただけってことか。
……あの……えっと。
何さんだっけ。
ダンジョンで見たA級テイマーの人。
魔石食べられるの教えてくれた人ね?
あの人も鑑定させてもらったらよかったな。
テイムしてる魔物と意思疎通出来てそうだったんだよなぁ。
「いし、でんたつ?」
『多分魔物や動物と話す為の能力だと思う。ココちゃんはいつから話せるようになったの?』
「う~ん。あんまりおぼえてないんだけど……。ママとパパが死んじゃって、孤児院にはいって……。その時はリラもいなかったから、ココはずっとひとりぼっちで……。外に行ったらみんなに仲間外れにされるからミルク牛さんとずっとお話してたら気持ちがわかるように……」
……………
『ごめえええん!嫌な事聞いてほんっとうにすみませんッ!!』(ペタンッ)
「だいじょぶ!もうあんまり覚えてないし今楽しいもん!」
孤児院の子の過去を軽率に聞くのはやめよう……。
みんないろんな事情があって孤児院にいるんだもんね……。
ただ、それ相応に理由があるってことか。
気軽に覚えられたらみんなこのスキル持ってるよね。
初めて見たもん。
A級テイマーさんもワンちゃんと一緒に育ったって言ってたんだよね。
『本当に申し訳ねぇ。このお菓子でも食べて……』(サッ)
「やった!ありがとー!」(パクッ)
「ちなみに魔物や動物なら皆話せるのです?」
「それはむりかなぁ?仲良くならないと話せないの。でもハチはすぐ話せたよ?」(モグモグ)
「……ハチにはぼくが言った。多分話せるって。……ココは昔から、ぼくの気持ちわかってた気がしたから」
「最初はかなしいとか怒ってるくらいしか分からなかったよ?あと、おなか空いてるとか、ココのこと呼んでるくらいなら分かったかな?でも今ならもっとわかるよ!」
なるほど。
相手の感情は伝わるレベル。
明確に意思を伝えるには信頼関係と意思を伝えたいって思う気持ちが大切。
そんなところかな?
ハチは僕等と意思疎通するのに慣れてるもんな。
そもそもハチの知能自体がかなり高いこともあるし。
これひょっとしてハイエルフさんからも意思の受信が出来たりするかも?
ちなみにココちゃんは僕からでも意思受け取れるのかな?
≪ココちゃん聞こえる?≫
「わっ!聞こえる!」
おお、伝わった。
これハイエルフさんにやってみたけど無理なんだよね。
全く伝わらないんだ。
だから完全に諦めてたよ……。
受信するのには意思伝達は必要と。
逆に送信も出来るかな?
≪ココちゃんも頭で僕に考えが伝わるようにやってみて?≫
≪……こう?できた?≫
『おお!すげぇ!出来る!』
家族以外で初めて意思伝達持ってる人を見つけたぞ……
……これ、ココちゃんが居ればぷちクロなしでもエデンと連絡とれるようにならないかな。
ちょっと考えてみるか。
「クロムくんもできるんだね~!」
≪うちの家族はみんな出来ますよ、ふふ♪≫
「わっ!すごーい!!」
『協力ありがと!あとココちゃん水魔法も使えるよ?また教えるね』
ココちゃんひょっとして氷魔法も覚えられるかな?
加護関係ないとすれば別に覚えられると思うんだけどね。
ってか魔物は使えるんでしょ?行けるでしょ。
前の鑑定受けてから何らかのきっかけで水属性覚えたってこと?
知らなかったんだもんね。
僕らの魔力に晒されまくってるから、とかあるかな?
水属性なんか使いまくってるし……。
ってか鑑定しない人は後天的に魔法を覚えても全く気付けないじゃん。
このシステムもこの世界に魔法を使える人が全然居ない事に拍車がけてるよなぁ。
「やったッ!何人か魔法使える子いるよ!他の子にもおしえてあげて?」
『うん、それはもちろん。っていうか子供達も来たし鑑定魔道具作ろうかなぁ』
「そうじゃの?皆勝手に見れる方がよいじゃろ」
「ですね?ステータスが気になっているハイエルフは私が見て居ますので。割と皆は強さに関心がありますよ?ふふ♪」
王様もエデンで自由にする分には何も言わないって言ってるしね。
魔石有り余ってるし一家に一台備え付けられるよ。
そうしよっと。
・
・
・
それからは今後のお仕事の話。
主にココちゃんは料理専門になると思う。
メイドさんって言っても掃除いらないからなぁ。
料理以外は整理整頓くらいかな?
服畳んだりとか?
あと、クラムが外に植えてる草花に水やってもらうとかそれくらい。
ただ、家事が少ない代わりに外出が多いんだ。
ダンジョンにも籠るしね。
急遽料理配ったりする機会もあったりするから料理は沢山いるんだよ。
とりあえず作ってもらった量を買い取ることにした。
大体相場は分かるからね。
1人前で銅貨10枚くらい?
1000円くらいだね。
ここに食材費とかは入ってないし、しっかり利益を計上したわけじゃない。
そんなの別にいいや。
これなら僕等がエデンに居ないときも仕込んだりできるでしょ?
受け取りに来てお金払うって感じでね。
あ、孤児院に冷蔵庫仕組みに行かないとな。
後は月単位で払う給料を他の人を参考にしようかな。
「ん~。”ファイア”」(ポッ)
「えっと……”ウォーター”」(バシャ)
「やったー!できたー!!」
『おお……。6時間くらいで出来るようになったな』
そしてお仕事の話しながら片手間で魔法を教えてみた。
魔力感じ取れるように僕から魔力流して……
何回もやってたら暖かい感じがするって。
それ感じ取りながら体内の魔力感じて、動かしてみてって言っただけ。
まだ全然出来てないレベル。
魔力感知も覚えてないんだ。
でも火種作ったりちょっと水出したりするくらいならすぐだったよ?
「”アイス”……うーん。できないな~」
『まぁこれ上級魔法レベルっぽいからね』
「帰ってからもれんしゅうするー!」
さすがに氷はまだできない。
おばあちゃん程パッと覚えたりはしないね。
あくまで直ぐに出来るのは元々適性があったものに限るって感じだ。
古代種だけど狐人のクラマも水は使えないみたいだしね。
限度があるんだろうとは思うよ。
「それでもやはり王や王妃よりは簡単に出来るのぉ」
『そうだね。魔力を扱うのに時間がかかっただけだもん。魔法にするのは全然ココちゃんの方がスムーズだったね』
「詠唱しないと使えないという常識が全くなかったのが良かったんでしょうねぇ」
やっぱステータス全然関係なかったね。
僕ワカメの時に使ってたんだもん。
教会のやつはなんで才能ある子を放置するんだろう。
……ってか、まぁ多分お金の問題だけど。
魔法使える教育するのにお金かかるんだもんね。
そして、人の教育だとお金かけても使えるかどうかわからないんだもんね。
回復魔法以外に興味ないんだろうな。
もうずっとそのままで居てくれ。
『まぁでもココちゃんは別に冒険者とか興味ないでしょ?』
「うん!戦いたくない!お料理に使いたいかなぁ?」
そうだよね。
テイマーになれそうな能力もってても魔法使えても関係ないよな~。
それにテイマーってなかなかキツイよ。
自分が弱いと完全に狙い撃ちされると思う。
A級テイマーさんは自分もそれなりに強そうだったからね。
ゲームじゃあるまいし、完全に魔物任せの戦闘は無理だよ。
「……少しだけ訓練したらいい。……安心」
『そだね。自衛するのはいいことだね』
「うん!お肉取れるようになるくらいにならなりたいかなぁ?」
1人で魔の森でお肉取れるようになったら冒険者B級クラス超えてるけどね。
それでハチと出動したらA級にはなれるだろうけど。
でも冒険者なんかやんなくていいよ。
お家で楽しくお料理作っててもらう方が嬉しいよね。
その後は夕方くらいにハチが迎えに来て帰って行った。
本当に話せてたよ。
で、やっぱり話せてたというよりはハチの言葉を感じ取ってた雰囲気だったね。
でもずっとやってたら、そのうちハチも意思伝達覚えるんじゃないかなぁ。
意思伝達の可能性を感じたね。
転生して序盤に認識した能力は勘違いありそうだなぁ。
色んな所に可能性は転がってるもんだなぁ。
「話せるんじゃないよ?動物さんが何を考えてるかなんとなくわかるの」
「昔からですか?」
「うん!クラマがさみしそうだったから話しかけたんだよ?」
「………………それは知らない」
おっと!?
クラマさんが恥ずかしそうにしてます!
これはレアなシチュエーションだ!
顔が真っ赤だ!
誰か直ぐにカメラの用意を!
ではなく……。
魔物と話せる能力ってなんだ?
そんな能力があるのか?スキル?
『ココちゃんちょっと鑑定してみていい?』
「教会でやってもらうの?」
『僕の能力、まぁ魔法みたいなものだね。魔道具より詳しく見れるよ?ココちゃんって何か特別な能力もってたりするのかなって思ってさ?』
「みんなならいいよ?ココは火が使えるの。でも勉強したことないから魔法はつかえないんだ~」
ちゃんと属性の適性があるんだ。
確か適性があっても魔法使えるとは限らないって言ってたっけ。
魔法覚える機会がなければそりゃ使えないよね。
もちろん皆鑑定してないんだよね。
僕の鑑定を共有で覚えた時に、敵じゃないなら見るのやめよって言ったんだよ。
勝手に見られるのみんなも嫌だからそりゃそうだねってなったんだ。
じゃあ許可取ったし。
”鑑定”
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★種族:獣人
名前:ココ
LV3 / 150:経験値 6 / 120
HP:92 / 92
MP:181 / 181
力:28
防御:22
敏捷:46
器用:89
知能:88
魅力:105
幸運:275
【魔法】
・火 LV1 ・水 LV1
【スキル】
・暗視 LV2
・料理 LV6
・裁縫 LV2
・意思伝達 LV5
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ふむ。
獣人の潜在能力……最大レベルの話だね。
皆150だよね。
獣人は150がデフォなのかもね。
エルフは200だよね。
人よりみんな長生きするのかなぁ。
で、さすがにココちゃんはまだ体が子供だからステータスは低い。
それは別にどうでもいいんだけど……
『意思伝達もってる!?』
しかもかなりレベル高いぞ!?
LV5って僕とクラムが話し始めた時より全然高いって!
「クロムさんの加護の能力ではなかったのですか……」
クラムとの会話を願ったらこれを覚えたんだよ。
僕の中で完全に家族と連絡を取る手段だった……
しかも加護と近いタイミングで覚えたんだよね。
たしかLV1では加護関係しか無理だったはず。
そしてその他の契約をしてるものとかなんか色々書いてたんだよな。
意味わかんなかったんだけど……
そういう事か。
勘違いしてたな僕。
「……うん。意思……そんな感じ。スキルは知らなかった」
「この能力は、本来言葉を交わせないものと意思の疎通を図れる能力なのかもしれんの?」
『そうだねぇ。勘違いしてた。この能力ってテイマー向きの能力だったのかも……』
それを使って僕とクラムが話してただけってことか。
……あの……えっと。
何さんだっけ。
ダンジョンで見たA級テイマーの人。
魔石食べられるの教えてくれた人ね?
あの人も鑑定させてもらったらよかったな。
テイムしてる魔物と意思疎通出来てそうだったんだよなぁ。
「いし、でんたつ?」
『多分魔物や動物と話す為の能力だと思う。ココちゃんはいつから話せるようになったの?』
「う~ん。あんまりおぼえてないんだけど……。ママとパパが死んじゃって、孤児院にはいって……。その時はリラもいなかったから、ココはずっとひとりぼっちで……。外に行ったらみんなに仲間外れにされるからミルク牛さんとずっとお話してたら気持ちがわかるように……」
……………
『ごめえええん!嫌な事聞いてほんっとうにすみませんッ!!』(ペタンッ)
「だいじょぶ!もうあんまり覚えてないし今楽しいもん!」
孤児院の子の過去を軽率に聞くのはやめよう……。
みんないろんな事情があって孤児院にいるんだもんね……。
ただ、それ相応に理由があるってことか。
気軽に覚えられたらみんなこのスキル持ってるよね。
初めて見たもん。
A級テイマーさんもワンちゃんと一緒に育ったって言ってたんだよね。
『本当に申し訳ねぇ。このお菓子でも食べて……』(サッ)
「やった!ありがとー!」(パクッ)
「ちなみに魔物や動物なら皆話せるのです?」
「それはむりかなぁ?仲良くならないと話せないの。でもハチはすぐ話せたよ?」(モグモグ)
「……ハチにはぼくが言った。多分話せるって。……ココは昔から、ぼくの気持ちわかってた気がしたから」
「最初はかなしいとか怒ってるくらいしか分からなかったよ?あと、おなか空いてるとか、ココのこと呼んでるくらいなら分かったかな?でも今ならもっとわかるよ!」
なるほど。
相手の感情は伝わるレベル。
明確に意思を伝えるには信頼関係と意思を伝えたいって思う気持ちが大切。
そんなところかな?
ハチは僕等と意思疎通するのに慣れてるもんな。
そもそもハチの知能自体がかなり高いこともあるし。
これひょっとしてハイエルフさんからも意思の受信が出来たりするかも?
ちなみにココちゃんは僕からでも意思受け取れるのかな?
≪ココちゃん聞こえる?≫
「わっ!聞こえる!」
おお、伝わった。
これハイエルフさんにやってみたけど無理なんだよね。
全く伝わらないんだ。
だから完全に諦めてたよ……。
受信するのには意思伝達は必要と。
逆に送信も出来るかな?
≪ココちゃんも頭で僕に考えが伝わるようにやってみて?≫
≪……こう?できた?≫
『おお!すげぇ!出来る!』
家族以外で初めて意思伝達持ってる人を見つけたぞ……
……これ、ココちゃんが居ればぷちクロなしでもエデンと連絡とれるようにならないかな。
ちょっと考えてみるか。
「クロムくんもできるんだね~!」
≪うちの家族はみんな出来ますよ、ふふ♪≫
「わっ!すごーい!!」
『協力ありがと!あとココちゃん水魔法も使えるよ?また教えるね』
ココちゃんひょっとして氷魔法も覚えられるかな?
加護関係ないとすれば別に覚えられると思うんだけどね。
ってか魔物は使えるんでしょ?行けるでしょ。
前の鑑定受けてから何らかのきっかけで水属性覚えたってこと?
知らなかったんだもんね。
僕らの魔力に晒されまくってるから、とかあるかな?
水属性なんか使いまくってるし……。
ってか鑑定しない人は後天的に魔法を覚えても全く気付けないじゃん。
このシステムもこの世界に魔法を使える人が全然居ない事に拍車がけてるよなぁ。
「やったッ!何人か魔法使える子いるよ!他の子にもおしえてあげて?」
『うん、それはもちろん。っていうか子供達も来たし鑑定魔道具作ろうかなぁ』
「そうじゃの?皆勝手に見れる方がよいじゃろ」
「ですね?ステータスが気になっているハイエルフは私が見て居ますので。割と皆は強さに関心がありますよ?ふふ♪」
王様もエデンで自由にする分には何も言わないって言ってるしね。
魔石有り余ってるし一家に一台備え付けられるよ。
そうしよっと。
・
・
・
それからは今後のお仕事の話。
主にココちゃんは料理専門になると思う。
メイドさんって言っても掃除いらないからなぁ。
料理以外は整理整頓くらいかな?
服畳んだりとか?
あと、クラムが外に植えてる草花に水やってもらうとかそれくらい。
ただ、家事が少ない代わりに外出が多いんだ。
ダンジョンにも籠るしね。
急遽料理配ったりする機会もあったりするから料理は沢山いるんだよ。
とりあえず作ってもらった量を買い取ることにした。
大体相場は分かるからね。
1人前で銅貨10枚くらい?
1000円くらいだね。
ここに食材費とかは入ってないし、しっかり利益を計上したわけじゃない。
そんなの別にいいや。
これなら僕等がエデンに居ないときも仕込んだりできるでしょ?
受け取りに来てお金払うって感じでね。
あ、孤児院に冷蔵庫仕組みに行かないとな。
後は月単位で払う給料を他の人を参考にしようかな。
「ん~。”ファイア”」(ポッ)
「えっと……”ウォーター”」(バシャ)
「やったー!できたー!!」
『おお……。6時間くらいで出来るようになったな』
そしてお仕事の話しながら片手間で魔法を教えてみた。
魔力感じ取れるように僕から魔力流して……
何回もやってたら暖かい感じがするって。
それ感じ取りながら体内の魔力感じて、動かしてみてって言っただけ。
まだ全然出来てないレベル。
魔力感知も覚えてないんだ。
でも火種作ったりちょっと水出したりするくらいならすぐだったよ?
「”アイス”……うーん。できないな~」
『まぁこれ上級魔法レベルっぽいからね』
「帰ってからもれんしゅうするー!」
さすがに氷はまだできない。
おばあちゃん程パッと覚えたりはしないね。
あくまで直ぐに出来るのは元々適性があったものに限るって感じだ。
古代種だけど狐人のクラマも水は使えないみたいだしね。
限度があるんだろうとは思うよ。
「それでもやはり王や王妃よりは簡単に出来るのぉ」
『そうだね。魔力を扱うのに時間がかかっただけだもん。魔法にするのは全然ココちゃんの方がスムーズだったね』
「詠唱しないと使えないという常識が全くなかったのが良かったんでしょうねぇ」
やっぱステータス全然関係なかったね。
僕ワカメの時に使ってたんだもん。
教会のやつはなんで才能ある子を放置するんだろう。
……ってか、まぁ多分お金の問題だけど。
魔法使える教育するのにお金かかるんだもんね。
そして、人の教育だとお金かけても使えるかどうかわからないんだもんね。
回復魔法以外に興味ないんだろうな。
もうずっとそのままで居てくれ。
『まぁでもココちゃんは別に冒険者とか興味ないでしょ?』
「うん!戦いたくない!お料理に使いたいかなぁ?」
そうだよね。
テイマーになれそうな能力もってても魔法使えても関係ないよな~。
それにテイマーってなかなかキツイよ。
自分が弱いと完全に狙い撃ちされると思う。
A級テイマーさんは自分もそれなりに強そうだったからね。
ゲームじゃあるまいし、完全に魔物任せの戦闘は無理だよ。
「……少しだけ訓練したらいい。……安心」
『そだね。自衛するのはいいことだね』
「うん!お肉取れるようになるくらいにならなりたいかなぁ?」
1人で魔の森でお肉取れるようになったら冒険者B級クラス超えてるけどね。
それでハチと出動したらA級にはなれるだろうけど。
でも冒険者なんかやんなくていいよ。
お家で楽しくお料理作っててもらう方が嬉しいよね。
その後は夕方くらいにハチが迎えに来て帰って行った。
本当に話せてたよ。
で、やっぱり話せてたというよりはハチの言葉を感じ取ってた雰囲気だったね。
でもずっとやってたら、そのうちハチも意思伝達覚えるんじゃないかなぁ。
意思伝達の可能性を感じたね。
転生して序盤に認識した能力は勘違いありそうだなぁ。
色んな所に可能性は転がってるもんだなぁ。
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異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
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田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
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