食の雑学

床間信生

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14-良いお茶が欲しい?それならここを狙いなさい!

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日本にはお茶にまつわる様々な言い伝えがありますが、その中でも特に有名なものが八十八夜新茶ではないでしょうか。

「八十八夜新茶」というのは立春から数えて八十八日目の夜に摘んだお茶は最も上質とされ、言い伝えによっては無病息災や不老長寿なんてことにも繋がったりするというものまであります。

一瞬、目がキランと輝きそうですが、ちょっと冷静になりましょう。w

さすがに不老長寿は…ねぇ…

あくまでも言い伝えにすぎません。w

ただ不老長寿と言うのは眉唾だとは言っても、最近でも色々な話もありますし、今年は特にあやかっている人と言うのは多いようです。

狙いを定めて捕らえていくのが出来る男の条件ならぬ…

良いお茶の条件というわけですね。w

私は運良くギフトで貰いました。w

そして立春から数えて八十八日目と言うのは、立春の当日を1日としてから87日後になるので閏年であれば5月1日

それ以外であれば5月2日になるそうですが…

どうやら数十年単位の感覚で見たりすると

更にズレが発生するようなので正確には不明なんだとか。w

学生時代の頃のアダ名がアホウドリなどと言われた私。

(理由は三歩歩くと何もかも忘れるとことある毎に誤魔化していたからw)

数十年単位の細かい計算なんてすると頭が爆発するので、この辺に関しては質問されても答えられません。w

気になる方はご自身で調べてみましょう。

ちなみにですが、この八十八日と言う基準が出来たのは、ちょうど新芽の摘み頃の時期になるのですが、それと同時に5月の半ば頃になると遅霜が発生するとも言われます。

なので、「遅霜が発生する頃までには摘み終わっていましょう」と言う戒め的な意味のようです。

それに遅霜については「八十八夜の別れ霜」とか「八十八夜の泣き霜」と言った形でも伝わっています。

もし仮にですけど…

本当に遅霜がくるまでに茶摘みが終わらなかった場合、それまでの苦労が一日で終わってしまうわけですからねぇ…

私だったらマシンガン片手にテロでもしてやろうかと考えてしまうかもしれませんし、そんな時期に従業員が休むなんて言われた日には…多分、何かギリギリで出来る嫌がらせなんかを弁護士さんに相談に行くと思います。

(読者の中に未成年などがいた場合、くれぐれもこんな大人になっては行けませんよ!)

ちなみに日本でも有数のお茶の生産地として有名な京都府や静岡県などでは、毎年お茶に関する様々なイベントが企画されていて、特に八十八夜に合わせては茶摘みや手もみの実演などと言った実際に目で見て学べるイベントも開催されているようです。


興味がある方は一度チェックしてみるのも良いと思いますよ。
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