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ペダソスとは?
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ガーネット領への入り口付近まで行くとなかなか長い列が順番待ちとなっていた。
確か以前に聞いたとき北ガーネット→南ガーネット(現在地点)と移動する場合、あの山を通る以外だと隣の別な人物が治める領を経由するしかないと聞いた気がする。
その場合、北ガーネット→別な領で発生する通行料、別な領→南ガーネットで発生する通行料ということでそれなりの金額がかかると言う話を聞いたのだが…
今現状、入り口で順番待ちとなっていることから危険度と料金を天秤にかけた場合、通行料〈危険度となるようだ。
俺の中ではレントやミンネを助けたことから通行料〉危険度となると思っていたのだが、この辺の認識を調整しておいた方がいいのかもしれない。
となると…
俺はガイアス様にこの世界ではモンスターと戦うのは普通のことだと言われていた気がするのだが…
違うと言うことだろうか…
冷静に考えてみれば、確かに命より大切なものなんてないですよね。
そんなことを考えながらも、まだ自分達の順番が来る気配はない。
どうやら中では簡単な手続きもあるらしいので、俺はそれまでの間、先ほどチラッと見えたペダソスとフローラが呼んでいた馬のような動物について話を聞くことにした。
ペダソス、背中に左右に一つずつ瘤のようなものを身に付けた馬で、簡単に言うとペガサスと呼ばれる背中に翼の生えた魔獣と馬の配合種である。
この世界には魔物と呼ばれる、俺が元いた世界ではいなかった生物が存在するのだが、この魔物には細かく言うと様々な定義があるらしいが、フローラ曰く大まかに言うと体内に魔石を宿している生き物らしい。
そしてそんな魔物の中でも四足だったり、見た目が獣に近いタイプを魔獣と呼ぶんだとか。
そんな魔獣の中に、ペガサスと呼ばれる背中に翼を生やした馬によく似た魔獣がいた。
このペガサス、外見が馬に近いが体内に魔石を宿し魔力を自由に使い飛ぶこともできるらしい。
また、馬とは比較にならないほど力を持ったモンスターなんだとか。
そしてこのペガサスという生物。
非常に力が強いこともあり狂暴な性格をしているらしい。
ただ一部のモンスター調教士の中にはペガサスを使役するものがいたのも事実。
そこで、そんなペガサスを見て、どうにか自分達にも扱える方法は無いかと、商人たちが知恵を絞って貴族たちが資金を出して考え出された魔獣がペダソスらしい。
やり方は簡単だった。
先ずはペガサスの雄をみつけ、雌馬をけしかける。
そこで数日、一緒に過ごさせて交配を確認したらペガサスが餌を集めに行っているときなど、雌馬と離れた瞬間を見計らって雌馬を隔離する。
後はペガサスに雌馬を発見されないように雌馬を飼育して生まれて来るのが背中に翼ではなく瘤のようなものを身に付けたペダソスというわけだ。
この生まれてきたペダソス。
幼い頃から親である雌馬を見て育つことになるので、家畜として都合の良い性格になるらしい。
「あれ?でもそれでそのペダソスって魔獣になるんですか?」
「はい。瘤と瘤の間あたりに魔石を宿す生き物になるので魔獣になります」
なるほど…
モンスターと動物が交配をした場合、姿形が代わるとしてもハーフ魔獣という分類ではなく、魔獣という分類になるわけだ。
そして魔獣は魔獣以外とも交わることができる。
ということであれば、これが馬ではなく人の場合、かなり悲惨な結果になることもあるんだろうな。
なんてことを考えていると、全身甲冑に身を包み左手に槍を携えた一人の男が呼びに来た。
どうやら俺たちの出番が回ってきたらしい。
★☆★☆
甲冑の男の後について行くと、長机に一人の男が座っている。
威圧感ある見た目で自分のことをグスタフと名乗り俺たちに目の前の椅子に座るように指示した。
「おう。んじゃ、これが書類かね。へぇー…」
ガイアス様が門で渡せと言っていた羊皮紙の束を俺は男に渡す。
恐らく手続き書類のようなものだと思う。
彼は俺からそれらを受けとると、慣れた感じでざっくりと目を通していく。
「なるほどねぇ~。って…あのじいさん、まだ生きてたのか…いったい幾つなんだよって…オイ!お前、これマジか?」
「どれですか?って…あー、それですね。はい。間違いありません」
ガイアス様と顔馴染みなのだろうか、若干失礼なことを呟いていた男が、途中で目を止めたのは、俺がベンケーを倒したというのを報告する為の内容が書いてあるものだ。
「マジか…んじゃ、ちょっと待ってろよ!おい、ヨハン奥からあれ持ってこい」
「はい。かしこまりました」
「後、お前…んん~。いや…失礼しました。タカヒロ殿、何かベンケーを倒したのを証明する物はお持ちですか?」
咳払いをした後、男が突然、俺への態度を改めた?
なんかしっくり来ない感じがするが、とりあえずそれの真意は後でいいだろう。
今はベンケーの討伐を証明するものを求められているのだから。
と言うことで俺は、横にいたコロンが予め用意をしていた、長さ50cm位の袋を持ち上げ机の上に置いた。
「はい。こちらですね。では、こちら確認いたしますので、一度お預かりして宜しいでしょうか?」
「分かりました宜しくお願いします」
俺が返答をした後、横にいた甲冑の男が再び現れて机の上に水晶のようなものを置く。
そして去り際に俺が机に置いた袋を持ち上げ、再び奥の部屋に消えたのだが、それからほどなくして奥からとんでもない叫び声が響いた。
確か以前に聞いたとき北ガーネット→南ガーネット(現在地点)と移動する場合、あの山を通る以外だと隣の別な人物が治める領を経由するしかないと聞いた気がする。
その場合、北ガーネット→別な領で発生する通行料、別な領→南ガーネットで発生する通行料ということでそれなりの金額がかかると言う話を聞いたのだが…
今現状、入り口で順番待ちとなっていることから危険度と料金を天秤にかけた場合、通行料〈危険度となるようだ。
俺の中ではレントやミンネを助けたことから通行料〉危険度となると思っていたのだが、この辺の認識を調整しておいた方がいいのかもしれない。
となると…
俺はガイアス様にこの世界ではモンスターと戦うのは普通のことだと言われていた気がするのだが…
違うと言うことだろうか…
冷静に考えてみれば、確かに命より大切なものなんてないですよね。
そんなことを考えながらも、まだ自分達の順番が来る気配はない。
どうやら中では簡単な手続きもあるらしいので、俺はそれまでの間、先ほどチラッと見えたペダソスとフローラが呼んでいた馬のような動物について話を聞くことにした。
ペダソス、背中に左右に一つずつ瘤のようなものを身に付けた馬で、簡単に言うとペガサスと呼ばれる背中に翼の生えた魔獣と馬の配合種である。
この世界には魔物と呼ばれる、俺が元いた世界ではいなかった生物が存在するのだが、この魔物には細かく言うと様々な定義があるらしいが、フローラ曰く大まかに言うと体内に魔石を宿している生き物らしい。
そしてそんな魔物の中でも四足だったり、見た目が獣に近いタイプを魔獣と呼ぶんだとか。
そんな魔獣の中に、ペガサスと呼ばれる背中に翼を生やした馬によく似た魔獣がいた。
このペガサス、外見が馬に近いが体内に魔石を宿し魔力を自由に使い飛ぶこともできるらしい。
また、馬とは比較にならないほど力を持ったモンスターなんだとか。
そしてこのペガサスという生物。
非常に力が強いこともあり狂暴な性格をしているらしい。
ただ一部のモンスター調教士の中にはペガサスを使役するものがいたのも事実。
そこで、そんなペガサスを見て、どうにか自分達にも扱える方法は無いかと、商人たちが知恵を絞って貴族たちが資金を出して考え出された魔獣がペダソスらしい。
やり方は簡単だった。
先ずはペガサスの雄をみつけ、雌馬をけしかける。
そこで数日、一緒に過ごさせて交配を確認したらペガサスが餌を集めに行っているときなど、雌馬と離れた瞬間を見計らって雌馬を隔離する。
後はペガサスに雌馬を発見されないように雌馬を飼育して生まれて来るのが背中に翼ではなく瘤のようなものを身に付けたペダソスというわけだ。
この生まれてきたペダソス。
幼い頃から親である雌馬を見て育つことになるので、家畜として都合の良い性格になるらしい。
「あれ?でもそれでそのペダソスって魔獣になるんですか?」
「はい。瘤と瘤の間あたりに魔石を宿す生き物になるので魔獣になります」
なるほど…
モンスターと動物が交配をした場合、姿形が代わるとしてもハーフ魔獣という分類ではなく、魔獣という分類になるわけだ。
そして魔獣は魔獣以外とも交わることができる。
ということであれば、これが馬ではなく人の場合、かなり悲惨な結果になることもあるんだろうな。
なんてことを考えていると、全身甲冑に身を包み左手に槍を携えた一人の男が呼びに来た。
どうやら俺たちの出番が回ってきたらしい。
★☆★☆
甲冑の男の後について行くと、長机に一人の男が座っている。
威圧感ある見た目で自分のことをグスタフと名乗り俺たちに目の前の椅子に座るように指示した。
「おう。んじゃ、これが書類かね。へぇー…」
ガイアス様が門で渡せと言っていた羊皮紙の束を俺は男に渡す。
恐らく手続き書類のようなものだと思う。
彼は俺からそれらを受けとると、慣れた感じでざっくりと目を通していく。
「なるほどねぇ~。って…あのじいさん、まだ生きてたのか…いったい幾つなんだよって…オイ!お前、これマジか?」
「どれですか?って…あー、それですね。はい。間違いありません」
ガイアス様と顔馴染みなのだろうか、若干失礼なことを呟いていた男が、途中で目を止めたのは、俺がベンケーを倒したというのを報告する為の内容が書いてあるものだ。
「マジか…んじゃ、ちょっと待ってろよ!おい、ヨハン奥からあれ持ってこい」
「はい。かしこまりました」
「後、お前…んん~。いや…失礼しました。タカヒロ殿、何かベンケーを倒したのを証明する物はお持ちですか?」
咳払いをした後、男が突然、俺への態度を改めた?
なんかしっくり来ない感じがするが、とりあえずそれの真意は後でいいだろう。
今はベンケーの討伐を証明するものを求められているのだから。
と言うことで俺は、横にいたコロンが予め用意をしていた、長さ50cm位の袋を持ち上げ机の上に置いた。
「はい。こちらですね。では、こちら確認いたしますので、一度お預かりして宜しいでしょうか?」
「分かりました宜しくお願いします」
俺が返答をした後、横にいた甲冑の男が再び現れて机の上に水晶のようなものを置く。
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