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第三話 不穏な契約書
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第三話 不穏な契約書
地球よりおよそ800光年離れた宙域に
3つに連なったドーナツ型のリングの中央を
全長20㎞におよぶ双円錐状の構造物が貫いている
巨大な施設が暗闇の中に浮かび上がっていた。
リングの一つにある部屋の中から、二つの影が進み出てきた。
航は銀次と名乗った好青年の後に付き、
白い通路へと足取り重く進んでいく。
これから向かうのは医療ポッドがある場所。
手元の端末では、航の身体状況を可視化した映像を表示していた。
端末をまじまじと眺めていると、銀次が声を掛けてくる。
「それ、地球人にわかるように、カスタムしてありますけど、
中身は別物なので落とさないでくださいね?」
銀次と名乗った好青年は、処罰を免れた事で安心したのか
声色が明るかった。
手元の端末に目を向けると、そこには赤い光があちらこちらと点滅し
【ERROR】の文字が浮かび上がっている。
航は手の平の感触を確かめながら
「まさか自分の体が光の粒子に変換されてるとは……」
未知の技術への感嘆と、決して万能ではないシステムの
現実を感じ、なんとも言えない面持ちで、
銀次の後をついていくのだった。
長い通路を歩いているのは二人だけ。
円筒状の通路は繋ぎ目の一切ないシームレスな材質に覆われており
全体的に淡く白い光を帯びている。
この通路は非常用の避難通路という話だったが、
表通りがどうなっているのか、この通路の材質はどうなっているのか
この期に及んでも気になってしまうのは職業病だろうか。
つい、通路の壁に触れようとしてしまい注意される。
「無闇に触れないでくださいよ。先ほどお伝えした通り
一応部外者には機密事項なので」
と、銀次が少々面倒そうに伝えてくる。
どうやらここは宇宙で活動する企業体の活動拠点
であるという事らしいのは理解できた。
暫く歩いていると思うが、なかなか着かない状況に少しばかり焦れてくる。
こちらの心情を知ってか知らずか、銀次がこちらにちらりと目くばせをしつつ
「っと、ここです。着きましたよ。」
少々わざとらしいような態度で、目の前にある、扉?
を指し示す。
唐突に、壁に枠が浮かび上がる。
「おおぅ」
とつい感嘆の声が漏れてしまう。
音もなく、ゲームのテクスチャのような虹色の四角いピクセルが
散りばめられながら崩れては消えてゆき
枠の中は、ものの数秒でぽっかりと真っ黒な口を開いた。
「あちゃ」
と小さく呻く声が聞こえたが、聞かなかったことにしよう。
これは、たぶん私への配慮なのだ。
驚かさないように、怖がられないように、
無駄に興味を引かないように
こちらへどうぞと手招きされ、真っ黒な空間へ近づけば
そこにはとってつけたような、手術室を思わせる空間。
今度は、見慣れていた天井と蛍光灯ランプが出来上がっている様子だった。
そして、中央に人が一人すっぽり入れそうな、楕円形の白い器が置いてある。
「ここに入れば?」
つい、指示を聞く前に聞いてしまう。
「あ、そうですね。そのまま寝転がってもらって大丈夫です
中でタブレットに記載されている内容諸々確認していてください」
「靴もそのままで?」
大丈夫なのだろうとは思っているのだが、確認してしまう。
「問題ないですよ、中で好きに動いてもらって構わないので」
「終わったら勝手に蓋が開くので、その頃にまた参りますね」
予定があるのだろうか、早口で巻き立ててくる
後処理でもするのだろうか?
トラブル対処は場所を問わず疎ましい事なのだろう。
「最初の説明のとおり、終わったらブリーフィングしますので、
契約のサインはその時でお願いしますね」
契約、これで以前の会社はクビ確定という事か。
前職から転職して5年か、長いようで短い勤務期間だったな。
誰にも見送られない、声もかけられない一人だけの退職儀式
航は寂しさと、不安を抱えながら医療ポッドに寝転ぶのだった。
ここでも音もなく目の前の空間が白く変わっていく。
この少し雑な現代感覚が、生きてる世界が違う事を教えてくれる。
「こういうところで、詰めが甘いのがきっと銀次という好青年の良いところ
なのだろうな」
「呼びましたか?」
何かあったかな?と
少し不思議そうな顔で
すべてが白くなる前の蓋の隙間から
ひょっこりと顔を覗かせてくる。
「いえ、問題ないですよ?ご心配痛み入ります」
つい、顔がほころびる。
「楽しそうで何よりです」
楽しい?そう見えるほど笑っているのかな?
無意識に笑顔になっていたという事実に
こんな状況で笑えるはずはないのにと。
我ながら、自身の無自覚な表情に少しばかり
呆れてしまう。
ポッドの正面が完全に白に染まると、無機質な音声が
流れてきた。
「人型検体2050402、データ抽出及びナノマシンによる
肉体適応措置を開始します」
おかしいな、不穏な言葉しか聞こえてこなかった。
強制転移による遺伝子のバグが引き起こすERRORを治し、
現地での活動限界を上げるための処置として、30代程度の
肉体年齢に治してくれる福利厚生的な話だったはず……。
良くないことを考えてしまったらきりがない。
宇宙人語を現代風に訳すと言い回しが不穏に聞こえる
と解釈する方が心の安寧が保てるな。うん。
何もしていないのも手持ち無沙汰なので、言われた通りに
端末の内容を確認していく。
内容自体に特に不穏なものは無かった。
強いて上げるのであれば、臨時職員という文言と
契約期間が成果による自動更新であるという
なんとも理解しにくい言葉であること。
成果に関しても、現地で得た情報は勝手に送信されるから
気にすることもない、1,2年は返ってこれないが、迎えはある
地方都市へ新しい拠点開設の為の単身赴任と考えれば辻褄を
合わせられない事もない。
通常の契約書であれば、もっと詳細に詰めるべきだが、
宇宙人語の翻訳という建前がある以上深くは追究できない。
そもそも、立場上受け入れるしかないというのが現実だ。
マッチポンプのような気もするが、体を治してくれて
楽にしてくれるのだから、オーバーテクノロジー使用の
対価として仕事を受けるのは一応筋は通っている。
一通り説明との齟齬がない事を確認したところで、
端末画面の最下部にあるAGREEMENTと表示されている
赤いボタンに指を伸ばす。
「契約合意の認証を確認」
「検体2050402適応処置開始……」
白い空間の中に小さく響く機械的な音声を
聞きながら、ゆっくりと目を閉じていった。
後書き
最後までお読みいただきありがとうございました。
中途半端になってしまったのですが、少々長くなってしまったので
分割して2話でまとめる事にしました。
続きも楽しんでいただけたら幸いです。
いいねやお気に入り、応援いただけると励みになります
広橋航48歳、次回で未知の星に出発できる予定です。
地球よりおよそ800光年離れた宙域に
3つに連なったドーナツ型のリングの中央を
全長20㎞におよぶ双円錐状の構造物が貫いている
巨大な施設が暗闇の中に浮かび上がっていた。
リングの一つにある部屋の中から、二つの影が進み出てきた。
航は銀次と名乗った好青年の後に付き、
白い通路へと足取り重く進んでいく。
これから向かうのは医療ポッドがある場所。
手元の端末では、航の身体状況を可視化した映像を表示していた。
端末をまじまじと眺めていると、銀次が声を掛けてくる。
「それ、地球人にわかるように、カスタムしてありますけど、
中身は別物なので落とさないでくださいね?」
銀次と名乗った好青年は、処罰を免れた事で安心したのか
声色が明るかった。
手元の端末に目を向けると、そこには赤い光があちらこちらと点滅し
【ERROR】の文字が浮かび上がっている。
航は手の平の感触を確かめながら
「まさか自分の体が光の粒子に変換されてるとは……」
未知の技術への感嘆と、決して万能ではないシステムの
現実を感じ、なんとも言えない面持ちで、
銀次の後をついていくのだった。
長い通路を歩いているのは二人だけ。
円筒状の通路は繋ぎ目の一切ないシームレスな材質に覆われており
全体的に淡く白い光を帯びている。
この通路は非常用の避難通路という話だったが、
表通りがどうなっているのか、この通路の材質はどうなっているのか
この期に及んでも気になってしまうのは職業病だろうか。
つい、通路の壁に触れようとしてしまい注意される。
「無闇に触れないでくださいよ。先ほどお伝えした通り
一応部外者には機密事項なので」
と、銀次が少々面倒そうに伝えてくる。
どうやらここは宇宙で活動する企業体の活動拠点
であるという事らしいのは理解できた。
暫く歩いていると思うが、なかなか着かない状況に少しばかり焦れてくる。
こちらの心情を知ってか知らずか、銀次がこちらにちらりと目くばせをしつつ
「っと、ここです。着きましたよ。」
少々わざとらしいような態度で、目の前にある、扉?
を指し示す。
唐突に、壁に枠が浮かび上がる。
「おおぅ」
とつい感嘆の声が漏れてしまう。
音もなく、ゲームのテクスチャのような虹色の四角いピクセルが
散りばめられながら崩れては消えてゆき
枠の中は、ものの数秒でぽっかりと真っ黒な口を開いた。
「あちゃ」
と小さく呻く声が聞こえたが、聞かなかったことにしよう。
これは、たぶん私への配慮なのだ。
驚かさないように、怖がられないように、
無駄に興味を引かないように
こちらへどうぞと手招きされ、真っ黒な空間へ近づけば
そこにはとってつけたような、手術室を思わせる空間。
今度は、見慣れていた天井と蛍光灯ランプが出来上がっている様子だった。
そして、中央に人が一人すっぽり入れそうな、楕円形の白い器が置いてある。
「ここに入れば?」
つい、指示を聞く前に聞いてしまう。
「あ、そうですね。そのまま寝転がってもらって大丈夫です
中でタブレットに記載されている内容諸々確認していてください」
「靴もそのままで?」
大丈夫なのだろうとは思っているのだが、確認してしまう。
「問題ないですよ、中で好きに動いてもらって構わないので」
「終わったら勝手に蓋が開くので、その頃にまた参りますね」
予定があるのだろうか、早口で巻き立ててくる
後処理でもするのだろうか?
トラブル対処は場所を問わず疎ましい事なのだろう。
「最初の説明のとおり、終わったらブリーフィングしますので、
契約のサインはその時でお願いしますね」
契約、これで以前の会社はクビ確定という事か。
前職から転職して5年か、長いようで短い勤務期間だったな。
誰にも見送られない、声もかけられない一人だけの退職儀式
航は寂しさと、不安を抱えながら医療ポッドに寝転ぶのだった。
ここでも音もなく目の前の空間が白く変わっていく。
この少し雑な現代感覚が、生きてる世界が違う事を教えてくれる。
「こういうところで、詰めが甘いのがきっと銀次という好青年の良いところ
なのだろうな」
「呼びましたか?」
何かあったかな?と
少し不思議そうな顔で
すべてが白くなる前の蓋の隙間から
ひょっこりと顔を覗かせてくる。
「いえ、問題ないですよ?ご心配痛み入ります」
つい、顔がほころびる。
「楽しそうで何よりです」
楽しい?そう見えるほど笑っているのかな?
無意識に笑顔になっていたという事実に
こんな状況で笑えるはずはないのにと。
我ながら、自身の無自覚な表情に少しばかり
呆れてしまう。
ポッドの正面が完全に白に染まると、無機質な音声が
流れてきた。
「人型検体2050402、データ抽出及びナノマシンによる
肉体適応措置を開始します」
おかしいな、不穏な言葉しか聞こえてこなかった。
強制転移による遺伝子のバグが引き起こすERRORを治し、
現地での活動限界を上げるための処置として、30代程度の
肉体年齢に治してくれる福利厚生的な話だったはず……。
良くないことを考えてしまったらきりがない。
宇宙人語を現代風に訳すと言い回しが不穏に聞こえる
と解釈する方が心の安寧が保てるな。うん。
何もしていないのも手持ち無沙汰なので、言われた通りに
端末の内容を確認していく。
内容自体に特に不穏なものは無かった。
強いて上げるのであれば、臨時職員という文言と
契約期間が成果による自動更新であるという
なんとも理解しにくい言葉であること。
成果に関しても、現地で得た情報は勝手に送信されるから
気にすることもない、1,2年は返ってこれないが、迎えはある
地方都市へ新しい拠点開設の為の単身赴任と考えれば辻褄を
合わせられない事もない。
通常の契約書であれば、もっと詳細に詰めるべきだが、
宇宙人語の翻訳という建前がある以上深くは追究できない。
そもそも、立場上受け入れるしかないというのが現実だ。
マッチポンプのような気もするが、体を治してくれて
楽にしてくれるのだから、オーバーテクノロジー使用の
対価として仕事を受けるのは一応筋は通っている。
一通り説明との齟齬がない事を確認したところで、
端末画面の最下部にあるAGREEMENTと表示されている
赤いボタンに指を伸ばす。
「契約合意の認証を確認」
「検体2050402適応処置開始……」
白い空間の中に小さく響く機械的な音声を
聞きながら、ゆっくりと目を閉じていった。
後書き
最後までお読みいただきありがとうございました。
中途半端になってしまったのですが、少々長くなってしまったので
分割して2話でまとめる事にしました。
続きも楽しんでいただけたら幸いです。
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