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エピローグ
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翌日、昼を回ってすぐにバックスとオードリーが最初に到着した
その数時間後にテオとマックス、前帝王のサージュとエレナが到着した
「マックス様はわかるけど…サージュ様とエレナ様がテオと一緒にだなんて面白い組み合わせね?」
アリシャナがクスクスと笑いながら言う
「勘弁してよ姉さん、俺はマックス様だけだと思ってたのに…」
テオはグッタリしている
「ははは…馬車の中で父上に大分やり込められてたからな」
マックスが笑いながら言ったことで何があったのか理解する
「エレナおばあちゃま!」
「まぁ~エリオット大きくなったわね?」
エレナが駆け寄ってきたエリオットを抱き上げる
「僕お兄ちゃんになるんだよ!」
「そうみたいねえ?嬉しい?」
「うん!お父様がお母様を守るみたいに僕が守ってあげるんだ!」
エリオットの言葉にみんなが驚いている
「偉いなエリオット」
サージュがエリオットの頭をなでる
「大切な人を守れる強さを身につけないとな」
「うん!」
素直な返事に顔がほころぶ
無邪気なエリオットを囲みいろんな話が繰り広げられていた
「マックス様」
「ん?」
「アンジェラはどうしてます?」
アリシャナは尋ねる
「んー俺は直接かかわってないから教師たちの話でしか知らないけどねぇ…」
マックスは言葉を濁す
「どうやら最近女性同士の関係に興味を持ち始めたらしくてさ」
「…は?」
アリシャナは思わず変な声を出していた
「男を断ってそろそろ5年くらいか…彼女の性欲は想像以上のものだったらしくてさ、最初は自慰で誤魔化してたらしいけど、昨年メイドが困って相談してきてね、仕方ないから張型を用意させて凌いでたんだが…」
「張型…」
「最近になってメイドに手を出し始めたらしくてちょっと問題になってる」
「メイドに手を出すって…」
「自分の体に触るよう言ってくるらしい。それに教師たちの厳しい指導を喜ぶようになってしまったらしい」
「何てこと…」
アリシャナはありえないという顔をする
「だろう?流石に困って父上や兄上たちと相談して…急だけど来週、離縁して鉱山の娼館へ送ることになった」
「離縁は叶わずだったのでは?」
「まぁ普通ならそうなんだけど既にメイドと教師に被害が出てる関係で犯罪者という扱いだな」
「あぁ…犯罪奴隷という位置づけですか…」
アリシャナはかつて姉と呼んだ人物のなれの果てにため息しかでなかった
「彼女にとってはご褒美になりかねないという話もあったんだけど、相手を選ぶ権利がないし、彼女が望むような相手じゃないということで決定したって感じだな」
マックスは苦笑しながらそう言った
その数時間後にテオとマックス、前帝王のサージュとエレナが到着した
「マックス様はわかるけど…サージュ様とエレナ様がテオと一緒にだなんて面白い組み合わせね?」
アリシャナがクスクスと笑いながら言う
「勘弁してよ姉さん、俺はマックス様だけだと思ってたのに…」
テオはグッタリしている
「ははは…馬車の中で父上に大分やり込められてたからな」
マックスが笑いながら言ったことで何があったのか理解する
「エレナおばあちゃま!」
「まぁ~エリオット大きくなったわね?」
エレナが駆け寄ってきたエリオットを抱き上げる
「僕お兄ちゃんになるんだよ!」
「そうみたいねえ?嬉しい?」
「うん!お父様がお母様を守るみたいに僕が守ってあげるんだ!」
エリオットの言葉にみんなが驚いている
「偉いなエリオット」
サージュがエリオットの頭をなでる
「大切な人を守れる強さを身につけないとな」
「うん!」
素直な返事に顔がほころぶ
無邪気なエリオットを囲みいろんな話が繰り広げられていた
「マックス様」
「ん?」
「アンジェラはどうしてます?」
アリシャナは尋ねる
「んー俺は直接かかわってないから教師たちの話でしか知らないけどねぇ…」
マックスは言葉を濁す
「どうやら最近女性同士の関係に興味を持ち始めたらしくてさ」
「…は?」
アリシャナは思わず変な声を出していた
「男を断ってそろそろ5年くらいか…彼女の性欲は想像以上のものだったらしくてさ、最初は自慰で誤魔化してたらしいけど、昨年メイドが困って相談してきてね、仕方ないから張型を用意させて凌いでたんだが…」
「張型…」
「最近になってメイドに手を出し始めたらしくてちょっと問題になってる」
「メイドに手を出すって…」
「自分の体に触るよう言ってくるらしい。それに教師たちの厳しい指導を喜ぶようになってしまったらしい」
「何てこと…」
アリシャナはありえないという顔をする
「だろう?流石に困って父上や兄上たちと相談して…急だけど来週、離縁して鉱山の娼館へ送ることになった」
「離縁は叶わずだったのでは?」
「まぁ普通ならそうなんだけど既にメイドと教師に被害が出てる関係で犯罪者という扱いだな」
「あぁ…犯罪奴隷という位置づけですか…」
アリシャナはかつて姉と呼んだ人物のなれの果てにため息しかでなかった
「彼女にとってはご褒美になりかねないという話もあったんだけど、相手を選ぶ権利がないし、彼女が望むような相手じゃないということで決定したって感じだな」
マックスは苦笑しながらそう言った
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