ソールス・オンライン

赫嶺

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第二章商業ギルドにて

24.1人前

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「はい!ありがとうございます!」

「そしてお前は、今日から晴れて立派な1人前だ。お前には教える事は沢山あるがもう自立できる歳になっただろう。」

「じゃあ早速炉を買っても良いんですか⁉」

「いいやまだだ。“打ち”に関しては1人前だが、“焼き”や“磨き”には手を触れていないだろう?全体としてはまだ3分の1人前って所だ。お前は、どっちがいい?“焼き”か“磨き”かお前はどっちを選ぶ?」

俺は、少し迷ったが答えは1択しかない。

「“焼き”でお願いします!」

そう答えは、“焼き”だ。前見たテレビに憧れを持った“焼き”の作業。これで1回は自分の武器を作ったりしたいもんだ、と思ったことがある。だから俺は“焼き”を選んだ。

「ほぼ即答か。良いだろう。先に“焼き”をやらせてやろうじゃあないか。普段は、“打ち”“磨き”“焼き”の順にやっているが今回だけは先に“焼き”をするぞ。」

「はい!ありがとうございます!そういえば、リアンはどこだ?」

「リアンちゃんなら」

「むぅぅおにぃちゃんひまぁ」

「あははごめんごめん。リアンもなんかしてみるか?良いですよね先輩。」

「リアンちゃん次第よ?やる?リアンちゃん」

「やるぅーやってみたぁい」

「じゃあ俺は少し外に出てるから、よろしくお願いします。」

「わかったわ」

───────────────────


「じゃあリアンちゃん、始めるわよ」

「うん!おねがいします!」

「まず、この金槌を持ってみて。重たいから気をつけてね。」

「よいしょっ…これでいいの?」

「おっいいねぇ。実に良いよあいつより良いかもなぁ」

「おにーちゃんのことわるくいわなぁい」

リアンちゃん。か、かわいい!お兄ちゃん愛が強いぞ!ポカポカ叩いてくる姿と来たら……おっと危ない危ない。

「冗談だよ。悪かった、悪かったからそのポカポカするやめてくれぇ。私がだめになるぅ」

「ごめんなさい」

あ、あ、リアンちゃんがしょぼんとしている!どどどどうすれば!……いや、ここは、からかうのもありかな。

「ぐはっ!も、もう、だめかも…しれない、あいつによろし、くな、バタッ」

ふっ!どうだこの渾身の演技!リアンちゃんの反応が楽しみだ!

「どうしたの?なんで動かないの?ねぇ、なんでぇ、おにーちゃんがかなしむよぉ」

なっ!こんな時でもあいつのことか!ていうか私の心配をしてくれぇ!私が泣きそうだぞ!

「うぅはっ!ここは?あれ?リアン?私は今までどうしてたのだ?」

「あぁ!生き返った!すごぉーいおねぇちゃんはずっとねてたぁ!」

「そうか…それじゃ続きをしようか。」

「うん!」
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