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新章 戦後編
日本のゆく道
一九四七年、六月。東京、市ヶ谷の総軍省庁舎は
初夏の陽光とは裏腹に、冷え冷えとした緊張感に包まれていた。
総軍大臣、古賀峯一元帥の執務室に
米国からの最後通牒とも取れる外交文書が届けられた。
「……技術流出防止策、か。ワシントンは
我々がドイツから手に入れた技術を、ソ連、あるいは
第三国へ横流しすることを極端に恐れている」
古賀は、眼鏡の奥の鋭い目を書類に落とした。
日米安全保障条約の改定交渉。その裏側にあるのは
日本の急速な「ドイツ接近」に対する米国の強烈な警戒感であった。
米国代表のハル(あるいはその後継者)は、日本に対し
ドイツ製エンジンの解析データや、新型戦車の装甲組成に関する
情報の完全な管理と、米国への共有を求めてきた。
「元帥、これは屈辱的な要求ですが、裏を返せば
米国は日本の工業力を認めざるを得なくなったということです」
陸軍庁長官、畑俊六元帥が、静かに茶を啜りながら言った。
「彼らは、日本がドイツの重厚な技術と
我々の精密な電子技術を融合させることを恐れている。
だが、今の我々にとって、ソ連の南下を阻むための物資と燃料は
依然として米国に依存している部分が大きい」
古賀は深く頷いた。
「ああ。背に腹は代えられん。日本は米国との軍備共同生産を承諾する。
我々の電子工学を米国に提供する代わりに
彼らの潤沢な生産ラインを使って、日本設計の兵器を量産させる。
高倉が生きていれば、おそらくこう言っただろう。
『最強の盾を作るために、二人の巨人の財布を使え』とな」
この六月の合意により、日本は米国との共同生産体制を構築しつつ
秘密裏にドイツとの技術交流を維持するという
極めて危うい、しかし実利的な綱渡りを開始した。
九月。満州の広大な平原に、地響きを立てて進む鉄の群れがあった。
ソ連軍が国境付近で実施した大規模演習。
そこで初めて、日本の諜報機関「梅機関」のカメラが、その異形を捉えた。
「……これが、ソ連の新型か」
畑俊六は市ヶ谷の作戦室で現像されたばかりの写真を見つめていた。
T-44。 これまでのT-34の面影を残しつつも
車高は低く抑えられ、主砲には強力な八五ミリ
あるいは一〇〇ミリクラスの長砲身が据えられている。
「中戦車の機動力と、重戦車の防御力を一台に統合した
主力戦車の概念……。ソ連は世界に先駆けて、戦車の正解に辿り着いたようです」
松前未曾雄が、写真の細部を指差しながら解説する。
「三式ではもはや正面からは太刀打ちできません。
四式の量産を急ぐと共に、ドイツから供与されたティーガーIIの装甲技術を
緊急で五式(チリ)の設計に組み込む必要があります」
「時間がないな、松前君」 畑は、北の空を見つめた。
「ソ連は、満州を力で奪う準備を着実に進めている。
我々も、その喉元に突き立てる牙を、さらに研がねばならん」
一一月。木更津飛行場の滑走路に、一機の新型機が姿を現した。
その姿は、これまでのどの日本機とも、そしてどのドイツ機とも異なっていた。
橘花改をベースに、大規模な改装を施した新型高高度防空戦闘機
「柚花(ゆうか)」。 源田実空軍司令官が、自らその機体の翼を撫でていた。
「美しいな、松前君。日本の技術と、ドイツの心臓、そして米国の空力の融合か」
柚花。その最大の特徴は、三十度まで増大された主翼の後退角であった。
翼下のネ二三〇エンジンは、胴体寄りに深く埋め込まれ
空気抵抗を極限まで低減させている。
武装は、五式三〇粍固定機銃を機首に四門。合計四〇〇発。
一撃でB-29やソ連の新型爆撃機を粉砕する火力を備えている。
最高速力、九二六キロメートル。航続距離一二〇〇キロメートル。
奇しくもそのシルエットは、米国の最新鋭機F2Hバンシーに似ていたが
その中身には日本の最新電子式射撃照準器と
極限まで軽量化された機体構造が詰め込まれていた。
「源田司令、柚花のテストは順調です。高高度での失速特性も
後退翼のおかげで劇的に改善されました。
これでソ連のジェット爆撃機も、我々の射程内に入ります」
松前未曾雄の報告に、源田は満足そうに頷いた。
「よし。柚花による高高度防空戦闘機隊を直ちに編成せよ。
そして、もう一つ。空軍の組織再編を行う 準備してくれ」
この一二月、源田実の英断により、日本の軍事組織はさらに進化を遂げた。
空軍創設から二年。源田は、空軍の役割を
「基地航空隊による国土防空と、満州・北海道の機動運用」に
特化させることを決断した。 一方で、空母運用を核とする艦載機部隊を
再び海軍庁の管轄へと分離・移管させたのである。
「……二年前、三軍を統合したのは高倉さんの意志だった。
だが、今の海軍には、海の上を知り尽くした翼が必要だ。
空軍は陸を、海軍は海を守る。
これこそがそれぞれの専門性を極める最短の道だ」
約二年ぶりに復活した「日本海軍航空隊」
小沢治三郎海軍庁長官は、横須賀の岸壁に並ぶ
巨大な影を誇らしげに見上げていた。 六隻の大型航空母艦。
第一航空戦隊
瑞鶴。
真珠湾、ビスマルク、マリアナ、レイテ、沖縄、稚内を戦い抜いた不沈艦。
今、その飛行甲板にはジェット機運用のための耐熱塗装が施され
左舷には史実よりも早く、アングルドデッキ(斜め飛行甲板)が追加されていた。
信濃。大和型三番艦。コンクリート装甲をベースにした強固な甲板はそのままに
ジェット対応の換装を完了。こちらもアングルドデッキを備えた
世界最大のジェット空母として君臨している。
改大鳳型空母、鷹鳳(ようほう)。大鳳の沈没を教訓に
装甲と排水量を強化。最初から
ジェット運用を前提に設計された、新生日本海軍の象徴である。
第二航空戦隊
雲龍、天城、葛城。小型ながらも一線に踏みとどまる三艦。
アングルドデッキこそ持たないものの、カタパルトの強化と耐熱塗装により
軽量化された橘花改(艦載型)を運用可能。
六年以内の退役を前提に、東シナ海の哨戒任務に就く。
「……瑞鶴の甲板に、再び日の丸の翼が並ぶか」
小沢は、かつての部下たちの顔を思い浮かべた。
配備される機体は、烈風二二型乙、流星改、そして艦載型の橘花改。
小沢は、これらを「機動艦隊」として統合し
米ソの海軍力に対抗するための「海上の要塞」へと鍛え上げた。
市ヶ谷の総軍省。 夜更けの執務室で、古賀峯一と小沢治三郎が
冷えたウイスキーのグラスを傾けていた。
「……柚花が飛び、瑞鶴が蘇った。高倉が見れば、何と言うだろうな、小沢君」
古賀が、窓の外に広がる東京の夜景を眺めながら呟いた。
焼け野原から立ち上がったこの街の光は、年を追うごとに力強さを増している。
小沢は、グラスを揺らしながら小さく笑った。
「そうですね……。『やっと軍隊らしくなってきたな』とか
それくらいのことは言うんじゃないですかね。
あいつは、我々の感傷には興味がないでしょうから」
「ふふ、違いない。奴は常に、十年、二十年先を見ていた。
我々が今、こうして三極の一角として踏みとどまっていられるのも
奴がワシントンで自分の首を差し出したおかげだ」
古賀は、手元の報告書に視線を戻した。
そこには、満州での経済成長率、ドイツからの新型タービン技術の進捗
そして米軍との共同生産による四式中戦車の配備状況が記されている。
一度すべてを失った。 敗戦の屈辱。軍部の解体。そして高倉の死。
しかし、その絶望があったからこそ、日本軍の中に巣食っていた
セクショナリズムや、古いドクトリン、精神論といった「悪い慣習」を
すべて吹き飛ばすことができた。 今の日本には
無駄な派閥争いはない。ただ、生き残るための
合理的な知恵と、技術への飽くなき渇望があるだけだ。
「自ら引き金は引かぬ。だが、撃たれれば
撃った相手を地球上から消し去るほどの爪を研ぐ」
古賀の言葉は、静かだが重かった。
これが、高倉義人が遺した日本の進むべき道であった。
三極冷戦。 米国という巨頭、ドイツという新興帝国、ソ連という赤い影。
その中で日本は、単なる米国の従属国でも、ドイツの同盟国でもない
第四の選択肢としての「極」へと浮上し始めていた。
「小沢君。明後日、瑞鶴のジェット発着艦試験に立ち会う。
源田と松前も呼んである。新しい海の戦い方を、高倉に見せてやろうじゃないか」
「承知しました、元帥。瑞鶴の乗組員たちも、新しい翼を待っています」
一九四七年、一一月。 柚花の咆哮が空を裂き
瑞鶴の甲板がジェットの熱風に耐える。 それは、新生日本が
かつての栄光を追うのではなく、全く新しい「強者の論理」を
手に入れたことを世界に告げるファンファーレであった。
高倉義人の魂は、今や一人の英雄の記憶としてではなく
この国の防衛システムそのものの中に、冷徹な秩序として息づいていた。
日本の爪は、今、月明かりの下で鋭く、青白く研ぎ澄まされている。
誰にも飲み込まれず、誰にも屈しない。
高倉が命を賭して繋いだ「あけぼの」は
今、真昼の太陽へと向かって、力強く歩みを進めていた。
初夏の陽光とは裏腹に、冷え冷えとした緊張感に包まれていた。
総軍大臣、古賀峯一元帥の執務室に
米国からの最後通牒とも取れる外交文書が届けられた。
「……技術流出防止策、か。ワシントンは
我々がドイツから手に入れた技術を、ソ連、あるいは
第三国へ横流しすることを極端に恐れている」
古賀は、眼鏡の奥の鋭い目を書類に落とした。
日米安全保障条約の改定交渉。その裏側にあるのは
日本の急速な「ドイツ接近」に対する米国の強烈な警戒感であった。
米国代表のハル(あるいはその後継者)は、日本に対し
ドイツ製エンジンの解析データや、新型戦車の装甲組成に関する
情報の完全な管理と、米国への共有を求めてきた。
「元帥、これは屈辱的な要求ですが、裏を返せば
米国は日本の工業力を認めざるを得なくなったということです」
陸軍庁長官、畑俊六元帥が、静かに茶を啜りながら言った。
「彼らは、日本がドイツの重厚な技術と
我々の精密な電子技術を融合させることを恐れている。
だが、今の我々にとって、ソ連の南下を阻むための物資と燃料は
依然として米国に依存している部分が大きい」
古賀は深く頷いた。
「ああ。背に腹は代えられん。日本は米国との軍備共同生産を承諾する。
我々の電子工学を米国に提供する代わりに
彼らの潤沢な生産ラインを使って、日本設計の兵器を量産させる。
高倉が生きていれば、おそらくこう言っただろう。
『最強の盾を作るために、二人の巨人の財布を使え』とな」
この六月の合意により、日本は米国との共同生産体制を構築しつつ
秘密裏にドイツとの技術交流を維持するという
極めて危うい、しかし実利的な綱渡りを開始した。
九月。満州の広大な平原に、地響きを立てて進む鉄の群れがあった。
ソ連軍が国境付近で実施した大規模演習。
そこで初めて、日本の諜報機関「梅機関」のカメラが、その異形を捉えた。
「……これが、ソ連の新型か」
畑俊六は市ヶ谷の作戦室で現像されたばかりの写真を見つめていた。
T-44。 これまでのT-34の面影を残しつつも
車高は低く抑えられ、主砲には強力な八五ミリ
あるいは一〇〇ミリクラスの長砲身が据えられている。
「中戦車の機動力と、重戦車の防御力を一台に統合した
主力戦車の概念……。ソ連は世界に先駆けて、戦車の正解に辿り着いたようです」
松前未曾雄が、写真の細部を指差しながら解説する。
「三式ではもはや正面からは太刀打ちできません。
四式の量産を急ぐと共に、ドイツから供与されたティーガーIIの装甲技術を
緊急で五式(チリ)の設計に組み込む必要があります」
「時間がないな、松前君」 畑は、北の空を見つめた。
「ソ連は、満州を力で奪う準備を着実に進めている。
我々も、その喉元に突き立てる牙を、さらに研がねばならん」
一一月。木更津飛行場の滑走路に、一機の新型機が姿を現した。
その姿は、これまでのどの日本機とも、そしてどのドイツ機とも異なっていた。
橘花改をベースに、大規模な改装を施した新型高高度防空戦闘機
「柚花(ゆうか)」。 源田実空軍司令官が、自らその機体の翼を撫でていた。
「美しいな、松前君。日本の技術と、ドイツの心臓、そして米国の空力の融合か」
柚花。その最大の特徴は、三十度まで増大された主翼の後退角であった。
翼下のネ二三〇エンジンは、胴体寄りに深く埋め込まれ
空気抵抗を極限まで低減させている。
武装は、五式三〇粍固定機銃を機首に四門。合計四〇〇発。
一撃でB-29やソ連の新型爆撃機を粉砕する火力を備えている。
最高速力、九二六キロメートル。航続距離一二〇〇キロメートル。
奇しくもそのシルエットは、米国の最新鋭機F2Hバンシーに似ていたが
その中身には日本の最新電子式射撃照準器と
極限まで軽量化された機体構造が詰め込まれていた。
「源田司令、柚花のテストは順調です。高高度での失速特性も
後退翼のおかげで劇的に改善されました。
これでソ連のジェット爆撃機も、我々の射程内に入ります」
松前未曾雄の報告に、源田は満足そうに頷いた。
「よし。柚花による高高度防空戦闘機隊を直ちに編成せよ。
そして、もう一つ。空軍の組織再編を行う 準備してくれ」
この一二月、源田実の英断により、日本の軍事組織はさらに進化を遂げた。
空軍創設から二年。源田は、空軍の役割を
「基地航空隊による国土防空と、満州・北海道の機動運用」に
特化させることを決断した。 一方で、空母運用を核とする艦載機部隊を
再び海軍庁の管轄へと分離・移管させたのである。
「……二年前、三軍を統合したのは高倉さんの意志だった。
だが、今の海軍には、海の上を知り尽くした翼が必要だ。
空軍は陸を、海軍は海を守る。
これこそがそれぞれの専門性を極める最短の道だ」
約二年ぶりに復活した「日本海軍航空隊」
小沢治三郎海軍庁長官は、横須賀の岸壁に並ぶ
巨大な影を誇らしげに見上げていた。 六隻の大型航空母艦。
第一航空戦隊
瑞鶴。
真珠湾、ビスマルク、マリアナ、レイテ、沖縄、稚内を戦い抜いた不沈艦。
今、その飛行甲板にはジェット機運用のための耐熱塗装が施され
左舷には史実よりも早く、アングルドデッキ(斜め飛行甲板)が追加されていた。
信濃。大和型三番艦。コンクリート装甲をベースにした強固な甲板はそのままに
ジェット対応の換装を完了。こちらもアングルドデッキを備えた
世界最大のジェット空母として君臨している。
改大鳳型空母、鷹鳳(ようほう)。大鳳の沈没を教訓に
装甲と排水量を強化。最初から
ジェット運用を前提に設計された、新生日本海軍の象徴である。
第二航空戦隊
雲龍、天城、葛城。小型ながらも一線に踏みとどまる三艦。
アングルドデッキこそ持たないものの、カタパルトの強化と耐熱塗装により
軽量化された橘花改(艦載型)を運用可能。
六年以内の退役を前提に、東シナ海の哨戒任務に就く。
「……瑞鶴の甲板に、再び日の丸の翼が並ぶか」
小沢は、かつての部下たちの顔を思い浮かべた。
配備される機体は、烈風二二型乙、流星改、そして艦載型の橘花改。
小沢は、これらを「機動艦隊」として統合し
米ソの海軍力に対抗するための「海上の要塞」へと鍛え上げた。
市ヶ谷の総軍省。 夜更けの執務室で、古賀峯一と小沢治三郎が
冷えたウイスキーのグラスを傾けていた。
「……柚花が飛び、瑞鶴が蘇った。高倉が見れば、何と言うだろうな、小沢君」
古賀が、窓の外に広がる東京の夜景を眺めながら呟いた。
焼け野原から立ち上がったこの街の光は、年を追うごとに力強さを増している。
小沢は、グラスを揺らしながら小さく笑った。
「そうですね……。『やっと軍隊らしくなってきたな』とか
それくらいのことは言うんじゃないですかね。
あいつは、我々の感傷には興味がないでしょうから」
「ふふ、違いない。奴は常に、十年、二十年先を見ていた。
我々が今、こうして三極の一角として踏みとどまっていられるのも
奴がワシントンで自分の首を差し出したおかげだ」
古賀は、手元の報告書に視線を戻した。
そこには、満州での経済成長率、ドイツからの新型タービン技術の進捗
そして米軍との共同生産による四式中戦車の配備状況が記されている。
一度すべてを失った。 敗戦の屈辱。軍部の解体。そして高倉の死。
しかし、その絶望があったからこそ、日本軍の中に巣食っていた
セクショナリズムや、古いドクトリン、精神論といった「悪い慣習」を
すべて吹き飛ばすことができた。 今の日本には
無駄な派閥争いはない。ただ、生き残るための
合理的な知恵と、技術への飽くなき渇望があるだけだ。
「自ら引き金は引かぬ。だが、撃たれれば
撃った相手を地球上から消し去るほどの爪を研ぐ」
古賀の言葉は、静かだが重かった。
これが、高倉義人が遺した日本の進むべき道であった。
三極冷戦。 米国という巨頭、ドイツという新興帝国、ソ連という赤い影。
その中で日本は、単なる米国の従属国でも、ドイツの同盟国でもない
第四の選択肢としての「極」へと浮上し始めていた。
「小沢君。明後日、瑞鶴のジェット発着艦試験に立ち会う。
源田と松前も呼んである。新しい海の戦い方を、高倉に見せてやろうじゃないか」
「承知しました、元帥。瑞鶴の乗組員たちも、新しい翼を待っています」
一九四七年、一一月。 柚花の咆哮が空を裂き
瑞鶴の甲板がジェットの熱風に耐える。 それは、新生日本が
かつての栄光を追うのではなく、全く新しい「強者の論理」を
手に入れたことを世界に告げるファンファーレであった。
高倉義人の魂は、今や一人の英雄の記憶としてではなく
この国の防衛システムそのものの中に、冷徹な秩序として息づいていた。
日本の爪は、今、月明かりの下で鋭く、青白く研ぎ澄まされている。
誰にも飲み込まれず、誰にも屈しない。
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今、真昼の太陽へと向かって、力強く歩みを進めていた。
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