【本編完結】政略結婚から逃げたいのに旦那様から逃げられません

七夜かなた

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第十三章

24★【*】

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「はあ……あぁ…ルイス……レーン……」

彼女が切なげに喘ぎながら名前を呼ぶ。

ようやく触れることの許された彼女の体は、しっとりと吸い付き、白い肌が次第に薄い桃色に染まっていく。

ひと月以上も男を受け入れていない彼女のあそこは初めての頃のように狭く、じっくりと慣らしていく必要があった。
今日久しぶりに遠出をして、ケイトリンと交わした会話は彼女にどれ程の衝撃を与えたかわからない。

「おね…がい……もう……」

欲しがる彼女の願いを無視して、ひたすらに彼女に手と口だけで快感をもたらす。

頭の先から足の先まで彼女の全てに触れ、今は彼女の足の付け根に顔を埋め、舌先を蜜口に差し入れ、溢れる愛液を啜る。

ぷっくりと膨れた彼女の秘芽を口に含み吸い上げれば、彼女が腰を揺らし入り口がひくつく。

何とか彼女の意識を取り戻したいと思っていた頃は、ただひたすらに彼女に尽くした。
水を与え、固形物は無理だと思いミルク粥や栄養価の高い野菜のスープを飲ませ、体を拭き髪を洗い、下の世話もした。

何度も呼びかけ、意識のない彼女に色々な物語や音楽を聞かせ、愛を囁いた。

そうして彼女の金色の瞳に力が甦る時があり、僅かながら微笑み返してくれるようになった。

そしてあの日、はっきりと彼女が目を開けた。

ファランが言った、彼女の意識が戻らない要因は、彼女の体質のようなものかもしれないと。彼には言わなかった彼女の特殊な体質とでも言おうか、一度それまでの記憶を失い、別の人格、アイリという存在が目を覚ました。もしかしたら、再び同じことが、今度は逆の状態。アイリが消え、クリスティアーヌが戻ってくる。
それが本来の姿だが、アイリと共に過ごした日々がなかったことになり、一からクリスティアーヌと始めることになるのではないか。
バーレーンが施した毒と彼女の望まぬ性交が何らかの作用で彼女の精神こころを傷つけていたなら、彼女が自ら心を閉ざしているとしたら。
あの意味不明な言葉が、アイリの世界の言葉だとしたら、アイリは消えてはいない筈だ。
しかし、心配をよそに彼女は彼女として戻ってきた。

彼女はナタリーの弟のことがきっかけで、あることについて提案をしてきた。
奨学金制度という新たな考えについては今後、財務長官の指示のもと国の施策として本格的に採用されていく。

モンドリオール子爵家の財産はミゲルの手により殆ど底を突いていた。それでも彼とその妻が買い漁った美術品や何やらを処分すればいくらかの財産にはなった。

事実上機能しなくなった子爵家にいた使用人は、優秀な者はこちらで新たに雇い入れ、ミゲルたちに追従していた役立たずは解雇した。

「はあ……ん……あぁ……ルイス……」

美しい金色の瞳を潤ませ、彼女がこちらを見上げる。

こちらを誘うようにぴんと勃った乳首を口に含むと、彼女の蜜壷から止めどなく蜜が溢れ、入れた指を締め付ける。

親指で珊瑚のように赤く膨れ上がった秘芽を押し潰せば、それだけで簡単にってしまう。早く早くとせがむ声を聞き、自分自身もはち切れそうになるのをぐっと堪える。ずっと我慢してきたので、恐らく彼女に入れた瞬間放出してしまうかも知れない。

「どうして欲しいんだ?」

ぐずぐずになって、半ば放心状態の彼女の耳元で囁き、ついでに耳朶を噛むと、びくりと彼女の腰が浮いた。

「……ねがい……あなたの……ちょう……だい。熱くて太いあなたの……奥まで……」

医師に体力的には問題ないと言われても、彼女と体を重ねることに不安はあった。
バーレーンのやったことは杞憂だったとわかったが、彼女の心が傷ついたことは確かだ。彼女が心の奥に閉じ込めた恐怖が、自分との行為の中で甦り、拒む恐れがあった。

二人の医師…スベンとベイル氏からも、そしてファランからも言われていた。

だから自分がどんなに苦しくても、彼女が少しでも拒否反応を示したり、恐れを見せたなら止めるつもりだった。

最初ぎこちなかった彼女も、次第に自ら体を開き、こうして私のものを欲しいと乞うまでになっている。

指を抜き、そっと猛り勃った先を彼女の蜜口に宛がうと、彼女の中がひくついたのがわかった。

しかしすぐには入れず先端を割れ目に沿って滑らせ、膨れた愛芽を押したりすると、彼女が尚一層切ない声で啼き、自ら腰を浮かせてここに入れろと見せつけてきた。

「いや……あ……いじわる……しないで」

ただひたすらに自分からの刺激を求めて懇願する彼女を見て、極限まで膨れ上がった自分の剛直を一番入りにくい亀頭の部分まで入れた。

「く………引きちぎられそうだ」

入れた瞬間、彼女の膣壁が痙攣して奥へと強引に引き込もうとする。

「ルイス……もっと…もっと奥へ……」

その瞬間、これまで耐えていた忍耐が擦りきれ、誘われるままに彼女の最奥へと自分を押し込んだ。

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