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7=双子の気持ち=
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澄人はその日、明け方に帰って来たようだった。阿澄が見張りに出ていたため、桜は一人で広々と寝室を使っていた。鼻歌まじりに寝室に入ってくると、どさっとベッドに横になってすぐに寝てしまったようだ。
入れ代わりのように起きた桜は、身支度をしてキッチンへ向かう。
そこへ阿澄が帰って来た。
「そうか、まだ平日か」
桜のスーツ姿を見た阿澄は、欠伸を噛み殺しながらそう言った。
「うん、今日は金曜だよ。パン食べる?」
「いや、いい」
「今から寝るんだよね?コーヒーの代わりに……」
お茶と言おうとしたが、阿澄はそれを遮って言った。
「コーヒーが飲みたい」
桜は頷くと二人分のコーヒーを淹れる。
「はい、どうぞ」
差し出されたマグカップを手に取った阿澄は、ふわりと笑って言った。
「ありがとう」
時々見せるその顔に、桜はいつもどきっとさせられる。
あまり笑った表情を見せないのもあるが、綺麗な笑顔だなと思うからだ。
「阿澄は綺麗だね」
気がついたら、そう呟いていた。たちまち怪訝そうな顔になる阿澄。
「男に言う褒め言葉ではないが」
はっとした桜は慌てて言った。
「ご、ごめんなさい!でも、本当にそう思ったから……」
「どこを見たらそうなるんだ?」
眉を顰めたまま問う阿澄に、桜はじっと目を見て言う。
「コーヒーを飲んでいる時とか、笑ってる時とか……」
真顔に戻った阿澄は、首を傾げて桜を見る。
「綺麗と言うのは、桜みたいな女性に使うべきだ」
「わ、私は……綺麗なんかじゃないから」
「俺よりは綺麗だと思う」
「そん……な……」
赤くなってコーヒーを啜る桜に、阿澄はふっと笑って言った。
「照れてる顔は”かわいい”かな」
「!」
ますます赤くなる桜。
「も、もう行かなきゃ」
ガタッと立ち上がってスーツを羽織る。荷物を取るとバタバタと出ていってしまった。
「もう、何やってんのさ、朝から」
ふわぁあと澄人が寝ぼけた顔で出て来る。
「何って、団欒だ」
「は?」
呆れた澄人の顔が阿澄に向かった。
「何、無自覚なわけ?」
阿澄の不可解そうな顔を見た澄人は、面白そうに笑う。
「へえ、ぼんやりしてると、僕が攫っちゃうよ」
険しくなった阿澄の顔に、澄人はニヤリと笑って言う。
「ま、早い者勝ちって事で」
「澄人は桜が好きなのか?それなら……」
「待って、僕が好きなら諦めるとか言わないよね」
「それは……」
澄人は呆れた顔のまま寝室へ向かう。
「ま、僕はもうちょっと寝るからさ。桜の淹れたコーヒーでも飲みながら、ゆっくり考えるといいさ」
難しい顔の阿澄を残し、澄人は大きな欠伸をしながら寝室へ消える。
「土日、どっちもショーがあるの?」
その日の夜は三人揃って食事を摂っていた。
頷いて答えた阿澄に、桜は残念そうに言う。
「そっかぁ、マーレの味に挑戦してみようと思ってたの。また次の機会に、だね」
澄人が小さく手を挙げる。
「それ、明日の晩御飯じゃだめ?」
「俺も今、それを考えていた」
桜は少し考え、うん、と頷いて言う。
「そっか。ランチじゃなくてもいいならできるね。それなら、メインはあのパスタにして、他の物でしっかり栄養取れるようにするね」
「やった、楽しみ~」
澄人が嬉しそうに言うと桜は少し照れた。
「喜んで食べてくれる人がいるって幸せなことだね。張り切って作るよ。何時くらいに仕上がっていればいい?」
「土曜は早いと思う。希望は七時くらいかな」
答えたのは澄人だった。それに桜が疑問を投げる。
「見張りはないの?」
「出演がある日は、他の奴と交代してる」
阿澄が桜に答えた。
「それなら、仕事終わりはゆっくり出来るんだね」
「あぁ、日曜もあるからな」
「そうそう、日曜はご飯いらないよ。多分遅くなると思う。後片付けとか、精算とか、次の打ち合わせとかあるみたいだから」
桜は大変そうだなと思いながら頷く。そこに澄人から声がかかる。
「先に寝てていいよ。ま、十時くらいには帰ってくるけどね」
「飲んで帰ってくる?」
「多分ね」
「分かった」
それぞれの色のマグカップを持った三人は、ほとんど同時にお茶を啜った。
土曜日の夜、約束通りの料理を作った桜。
約束よりも早く帰宅した二人は、どこか様子が変だった。
阿澄は珍しく落ち着きなかったし、澄人は興奮しているように見える。
仕事で何かあったのだろうと予測したが、悪い事ではなさそうなので黙っている事にした。
「近い、かなり近いよ、これっ」
澄人が興奮したままの状態で言う。
「よかった」
ほっとした桜は阿澄にも目を向けた。頷きながら食べているのを見て、それにも安堵した。
二人ともいつもより口数は多かったが、今日の仕事の話はしない。気軽に聞いて良いような仕事内容でもないだろうと予測した桜もまた、それには触れないでいる。
「だからさ、今度桜の休憩時間合わせて、あそこのランチ行ってみようよ。女性客が多いって情報だけ聞いてるとさ、野郎二人じゃ入りにくいんだよね」
「分かった」
桜はくすくす笑いながら賛成した。阿澄も薄く微笑んで同意するようにゆっくり頷いている。
「さあて、明日も早いからさっさと寝ないとね」
しばらく話した後、澄人はそう言って、腕を天井に伸ばすように伸びをした。
「あ、それなら、二人でベッド使って。私、土日は休みだから、リビングで夜更かします」
「夜更かし宣言?いいね」
澄人はそう言うと、阿澄に向かって問いかけた。
「どっちで寝る?」
「どっちでもいい」
「桜の使ってるベッド、僕が使っていいの?」
「……」
答えない阿澄に、澄人は意地悪く笑うと浴室へ向かった。
「出てくるまでに考えといて~」
困った顔で固まっている阿澄に、桜が問いかける。
「ベッド使うの、遠慮してる?」
「……ここで寝るのは、体に良くない」
桜を気遣う阿澄に、微笑んで言う。
「大丈夫。昨日澄人に教えてもらったゲームを朝までやるって決めたの」
「え、ゲーム?」
「だから阿澄はベッド使って?奥じゃ眠れない?」
「そんな事はない。でも桜が嫌じゃないか?」
阿澄の言葉に、桜は大きく首を横に振った。
「嫌なはずないよ。それに元々阿澄が使っていたベッドでしょ?」
「そうだが……え?なぜ知ってるんだ?」
阿澄が聞くと、桜は顔を赤くして言った。
「だって……阿澄の香りが残ってた」
「す、すまない」
謝る阿澄に、桜は慌てて言った。
「そんな!謝らないで。ベッドを奪ったの私だし、嫌じゃなかったから」
むしろ、阿澄に包まれているようで安心できた、とはさすがに言えない桜。
「それじゃあ……」
遠慮がちに言った阿澄に、桜は笑って答えた。
澄人と入れ替わりに浴室へ行く阿澄。早速ゲームを始めた桜の背後に、タオルで頭を拭きながら立った澄人は、テレビ画面を見て嬉しそうに言った。
「おっ、やってんじゃん」
「澄人のスコアを抜いてやるっ」
「おっ、生意気~」
「朝までやればなんとかなると思ってる」
「ふふん、もし抜かれてもすぐに抜き返してやる」
ぷぅっと膨れた桜が言う。
「本当にすぐ抜かれそう」
「意外と負けず嫌いだよね、桜って」
澄人の言葉に、画面を見たまま桜は首を傾げた。
「そうかな?自覚ないけど」
「自覚ないんだ。あっそこいっちゃダメだって」
「え!あっ、わぁ~」
ガクッと脱力した桜。澄人はそれを見て爆笑している。
「一晩じゃ無理だね」
「うぅ、頑張る」
「無理せず寝ていいんだよ~」
「むむ、頑張る」
「ほら、負けず嫌い」
指摘されて桜はしばし固まる。
「そう、なのかも」
渋々認めるとまた画面に戻った。
澄人はそれを見て寝室へ移動し、大きめの毛布を持ってくると桜の横に置いた。
「寒くなったら被るんだよ」
「ありがとう、澄人」
「ん、おやすみ」
桜の頭にぽん、と手を置いて寝室へ消える澄人。
「お、おやすみなさい」
少し心臓が跳ねた事は秘密にしておこうと思った。
入れ代わりのように起きた桜は、身支度をしてキッチンへ向かう。
そこへ阿澄が帰って来た。
「そうか、まだ平日か」
桜のスーツ姿を見た阿澄は、欠伸を噛み殺しながらそう言った。
「うん、今日は金曜だよ。パン食べる?」
「いや、いい」
「今から寝るんだよね?コーヒーの代わりに……」
お茶と言おうとしたが、阿澄はそれを遮って言った。
「コーヒーが飲みたい」
桜は頷くと二人分のコーヒーを淹れる。
「はい、どうぞ」
差し出されたマグカップを手に取った阿澄は、ふわりと笑って言った。
「ありがとう」
時々見せるその顔に、桜はいつもどきっとさせられる。
あまり笑った表情を見せないのもあるが、綺麗な笑顔だなと思うからだ。
「阿澄は綺麗だね」
気がついたら、そう呟いていた。たちまち怪訝そうな顔になる阿澄。
「男に言う褒め言葉ではないが」
はっとした桜は慌てて言った。
「ご、ごめんなさい!でも、本当にそう思ったから……」
「どこを見たらそうなるんだ?」
眉を顰めたまま問う阿澄に、桜はじっと目を見て言う。
「コーヒーを飲んでいる時とか、笑ってる時とか……」
真顔に戻った阿澄は、首を傾げて桜を見る。
「綺麗と言うのは、桜みたいな女性に使うべきだ」
「わ、私は……綺麗なんかじゃないから」
「俺よりは綺麗だと思う」
「そん……な……」
赤くなってコーヒーを啜る桜に、阿澄はふっと笑って言った。
「照れてる顔は”かわいい”かな」
「!」
ますます赤くなる桜。
「も、もう行かなきゃ」
ガタッと立ち上がってスーツを羽織る。荷物を取るとバタバタと出ていってしまった。
「もう、何やってんのさ、朝から」
ふわぁあと澄人が寝ぼけた顔で出て来る。
「何って、団欒だ」
「は?」
呆れた澄人の顔が阿澄に向かった。
「何、無自覚なわけ?」
阿澄の不可解そうな顔を見た澄人は、面白そうに笑う。
「へえ、ぼんやりしてると、僕が攫っちゃうよ」
険しくなった阿澄の顔に、澄人はニヤリと笑って言う。
「ま、早い者勝ちって事で」
「澄人は桜が好きなのか?それなら……」
「待って、僕が好きなら諦めるとか言わないよね」
「それは……」
澄人は呆れた顔のまま寝室へ向かう。
「ま、僕はもうちょっと寝るからさ。桜の淹れたコーヒーでも飲みながら、ゆっくり考えるといいさ」
難しい顔の阿澄を残し、澄人は大きな欠伸をしながら寝室へ消える。
「土日、どっちもショーがあるの?」
その日の夜は三人揃って食事を摂っていた。
頷いて答えた阿澄に、桜は残念そうに言う。
「そっかぁ、マーレの味に挑戦してみようと思ってたの。また次の機会に、だね」
澄人が小さく手を挙げる。
「それ、明日の晩御飯じゃだめ?」
「俺も今、それを考えていた」
桜は少し考え、うん、と頷いて言う。
「そっか。ランチじゃなくてもいいならできるね。それなら、メインはあのパスタにして、他の物でしっかり栄養取れるようにするね」
「やった、楽しみ~」
澄人が嬉しそうに言うと桜は少し照れた。
「喜んで食べてくれる人がいるって幸せなことだね。張り切って作るよ。何時くらいに仕上がっていればいい?」
「土曜は早いと思う。希望は七時くらいかな」
答えたのは澄人だった。それに桜が疑問を投げる。
「見張りはないの?」
「出演がある日は、他の奴と交代してる」
阿澄が桜に答えた。
「それなら、仕事終わりはゆっくり出来るんだね」
「あぁ、日曜もあるからな」
「そうそう、日曜はご飯いらないよ。多分遅くなると思う。後片付けとか、精算とか、次の打ち合わせとかあるみたいだから」
桜は大変そうだなと思いながら頷く。そこに澄人から声がかかる。
「先に寝てていいよ。ま、十時くらいには帰ってくるけどね」
「飲んで帰ってくる?」
「多分ね」
「分かった」
それぞれの色のマグカップを持った三人は、ほとんど同時にお茶を啜った。
土曜日の夜、約束通りの料理を作った桜。
約束よりも早く帰宅した二人は、どこか様子が変だった。
阿澄は珍しく落ち着きなかったし、澄人は興奮しているように見える。
仕事で何かあったのだろうと予測したが、悪い事ではなさそうなので黙っている事にした。
「近い、かなり近いよ、これっ」
澄人が興奮したままの状態で言う。
「よかった」
ほっとした桜は阿澄にも目を向けた。頷きながら食べているのを見て、それにも安堵した。
二人ともいつもより口数は多かったが、今日の仕事の話はしない。気軽に聞いて良いような仕事内容でもないだろうと予測した桜もまた、それには触れないでいる。
「だからさ、今度桜の休憩時間合わせて、あそこのランチ行ってみようよ。女性客が多いって情報だけ聞いてるとさ、野郎二人じゃ入りにくいんだよね」
「分かった」
桜はくすくす笑いながら賛成した。阿澄も薄く微笑んで同意するようにゆっくり頷いている。
「さあて、明日も早いからさっさと寝ないとね」
しばらく話した後、澄人はそう言って、腕を天井に伸ばすように伸びをした。
「あ、それなら、二人でベッド使って。私、土日は休みだから、リビングで夜更かします」
「夜更かし宣言?いいね」
澄人はそう言うと、阿澄に向かって問いかけた。
「どっちで寝る?」
「どっちでもいい」
「桜の使ってるベッド、僕が使っていいの?」
「……」
答えない阿澄に、澄人は意地悪く笑うと浴室へ向かった。
「出てくるまでに考えといて~」
困った顔で固まっている阿澄に、桜が問いかける。
「ベッド使うの、遠慮してる?」
「……ここで寝るのは、体に良くない」
桜を気遣う阿澄に、微笑んで言う。
「大丈夫。昨日澄人に教えてもらったゲームを朝までやるって決めたの」
「え、ゲーム?」
「だから阿澄はベッド使って?奥じゃ眠れない?」
「そんな事はない。でも桜が嫌じゃないか?」
阿澄の言葉に、桜は大きく首を横に振った。
「嫌なはずないよ。それに元々阿澄が使っていたベッドでしょ?」
「そうだが……え?なぜ知ってるんだ?」
阿澄が聞くと、桜は顔を赤くして言った。
「だって……阿澄の香りが残ってた」
「す、すまない」
謝る阿澄に、桜は慌てて言った。
「そんな!謝らないで。ベッドを奪ったの私だし、嫌じゃなかったから」
むしろ、阿澄に包まれているようで安心できた、とはさすがに言えない桜。
「それじゃあ……」
遠慮がちに言った阿澄に、桜は笑って答えた。
澄人と入れ替わりに浴室へ行く阿澄。早速ゲームを始めた桜の背後に、タオルで頭を拭きながら立った澄人は、テレビ画面を見て嬉しそうに言った。
「おっ、やってんじゃん」
「澄人のスコアを抜いてやるっ」
「おっ、生意気~」
「朝までやればなんとかなると思ってる」
「ふふん、もし抜かれてもすぐに抜き返してやる」
ぷぅっと膨れた桜が言う。
「本当にすぐ抜かれそう」
「意外と負けず嫌いだよね、桜って」
澄人の言葉に、画面を見たまま桜は首を傾げた。
「そうかな?自覚ないけど」
「自覚ないんだ。あっそこいっちゃダメだって」
「え!あっ、わぁ~」
ガクッと脱力した桜。澄人はそれを見て爆笑している。
「一晩じゃ無理だね」
「うぅ、頑張る」
「無理せず寝ていいんだよ~」
「むむ、頑張る」
「ほら、負けず嫌い」
指摘されて桜はしばし固まる。
「そう、なのかも」
渋々認めるとまた画面に戻った。
澄人はそれを見て寝室へ移動し、大きめの毛布を持ってくると桜の横に置いた。
「寒くなったら被るんだよ」
「ありがとう、澄人」
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