危ない双子〜その愛に溺れて〜

橘 葛葉

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10=相思相愛=

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「桜はいきやすいのか?それとも、まだない?」
「ない、と、思う……でも、気にしないで……阿澄が私の中でいってくれたら嬉しい」
涙目で微笑む桜に、一瞬阿澄の動きが止まった。
何だろうと目を開けた桜の両腕が、阿澄に掴まれて引き起こされる。足が下ろされ、そのまま阿澄に抱きしめられた。
「ごめん、桜。今日は余裕ない。あんまりかわいい事言ってると、本当にすぐ出してしまいそうだ」
「うん。いいよ、阿澄」
阿澄の鎖骨を頬に感じながら、桜は幸せそうに言った。
その瞬間。
「きゃ……あっ、あぁ!阿澄」
桜の上半身は浮いたままで、阿澄に支えられながら貫かれた。痺れるような強い快感にもだえる。
動きも先ほどより早く、もっと奥に奥にと阿澄が動く。
「あっ、ぁあ、あぁっ!」
のけぞった背中をそっと解放され、ベッドに背中がついたと思ったら、横向きに起こされる。片足を阿澄に持ち上げられ、そのままの体勢で突かれ、また大きな嬌声があがる。
「阿澄、あ……んん……あっ……あっ、あっあっ」
「ほら、ここも気持ちいいだろ?」
きゅっと陰核を摘まれ、さらに桜の腰が跳ねる。
「はぁあ……ふっ……ん……」
ビリビリ痺れるような感覚に、頭の中が白くなっていく。
「だめ、阿澄……私、なんか……」
「それに集中してろ」
言われるまま、桜は痺れに感覚を向ける。
しかし突かれるたびに別の快感が生まれ、意識を持っていかれそうになる。
「あっ、あっ、阿澄、阿澄……好き、阿澄……好き……あっ……あっ!」
首を横にふった桜に、阿澄は突きながら体勢を変える。桜をうつ伏せにすると、腰を持って激しく打ちつけてくる。
「桜、もっと感じろ。ほらっ」
「あうっ!はぁ、あっ、あっ……」
肌と肌が打ち合う音が激しく響き、互いに呼ぶ声と共鳴した頃、阿澄の動きが止まった。
桜の背中に白い体液を撒き散らしながら、阿澄は腰から手を離した。
「はっ、はっ……」
肩で息をする桜の背中をティッシュで拭くと、体を上に向かせて足をたくしあげる。
「え……阿澄?」
終わったのだと思っていた桜が、驚いたような声を上げた。
「いってないだろ、桜」
「え……でも」
太腿の裏を両足纏めて押さえた阿澄は、割れ目に舌を這わせる。
「あっ!はぁ、阿澄……」
「もっと鳴け」
ぬるぬると舌で割られて、ぴくりと腰が跳ねる。突起を舌が強く拭うように触れていくたび、びくり、びくりと体が跳ねる。
「桜」
足を解放されて、阿澄の顔が桜の喘いでいた唇を塞ぐ。
「ん、阿澄……」
くちゅくちゅとキスが続く。
少し気持ちが落ち着いた桜は、物足りないような、安心したような感情の狭間にいる。
阿澄がふいに体を起こして桜から離れ、寝室のクローゼットを開けて何かを取り出した。
潤んだ目のままそれを見た桜。真っ青な男性器を模したものを持っている。シリコン製なのか、ぷるんとしたそれを持って桜の元に戻ってくる阿澄。桜の足を再度上げると割れ目に舌を滑らせて陰核を刺激し始めた。
「あっ……阿澄っ」
ピクリと腰を振るわせた瞬間、するりと大きなものが膣に挿入される。
「あ!……これっ……ふっ、うぅん……あ、阿澄、あぁっ!」
手で出し入れされるシリコンは、阿澄で痺れをもたらした場所を的確に攻めてくる。それと同時に、舌が桜の敏感な突起をもてあそぶ。
「だめ、阿澄。さっきより、変……舌が……阿澄の舌が……」
気持ち良いとは口に出せず、桜は手の甲を口に当ててあえぐ。
ぬるぬるとした刺激が続くかと思ったら、時々歯でコリコリとする刺激に変わる。シリコンの模型も休む事なく出入りを続け、桜は押さえられている足をビクつかせながら感じていた。
「あっ、あっ、あぁっ、あっ」
ぬるり、と陰核の根本に刺激が走る。
「あぁ!」
「桜は先端より、根本が弱いんだな」
「や、そんな……あっ、だめ、阿澄……だめ、だめぇ……」
桜が否定の言葉を口に出す度、阿澄の舌と手の動きが早くなる。
「だめ、阿澄っ……」
ゆるゆると痺れの中心が上昇してきて、大きくなっていく。
「あ、あす……みっ!」
「ん……」
じゅる、ちゅうぅと音を立てて陰核を吸う阿澄の腕の下で、桜の体が一際大きく痙攣した。
阿澄は様子を見る為に動きを止め、桜のあられもない姿をじっくり観察する。
痙攣と共に押し出される青いシリコンと、そこから溢れ出す桜の体液。
思わず、ごくりと喉を鳴らした。
「あ、阿澄……」
小さな桜の声に足を開放して顔を覗き込むと、涙を流している桜がいた。
「痛い、のか?」
すると桜は首を横に振って言う。
「ううん、気持ちよくて勝手に出ちゃった」
そう言った桜の上から、頬にキスを落として涙を吸い取る。まだ小さく痙攣している桜の下唇を噛むと、そのまま吸い付いて口付ける。
「ん、阿澄……」
答える桜の舌に、熱い自分の舌を絡ませ、口腔内をくまなく犯す。
「ふ……んん、阿澄」
息苦しそうな桜の声に、また興奮している自分を感じた阿澄。
桜の上半身を抱き起こすと、胡座をかいた足に乗せて顔を覗き込む。
汗と涙で光る桜の頬にキスをして、口にキスをして、首に唇を這わせる。
「桜、まだ抱き足りない」
「え、阿澄?」
驚いた桜の声を無視して、その腰を持ち上げる。
あぐらの中心に桜を誘い、下から突き立てるようにして挿れた。
「はぁっ……うっ……あぁ!」
桜の呻きに顔を見て、その表情に安堵する。
「いい表情かお
「だって、阿澄」
腰を揺らしながら、グチュグチュと中を掻き回す。反応して答えられない桜に意地悪な目を向けた。
「ん?だって、何?」
「もう……いったよ?」
「見てたから知ってる」
「それ、ならっ……あっ……」
時々下から突き上げられて、桜は後ろにのけ反りそうになる。
それを阿澄は腕を掴んで引き戻す。左腕を回して背中を支えると、右手で陰核を探し当てて擦る。
「あっ、あっ、阿澄」
膝がガクガク震える桜。
「あっ、あぁ!」
阿澄の腰が浮いて、さらに奥へと突き上げられる。強い快感に身悶えしながら、桜は阿澄の首に腕を回して必死に縋る。
「また、締まってきた。桜、ほら、口こっち」
言われた桜は腕の力を抜いて阿澄を見た。
顔を寄せると、阿澄の噛み付くようなキスを受ける。
キスしたまま押し倒され、背中をベッドにつけた桜。
阿澄の腰を足でがっちり挟んだまま、早くなる動きに声を上げる。
「阿澄、だめっ……あっ、あっ……だ……だめ……」
「桜のダメ、分かってきた」
阿澄の指が陰核に伸びてきて、鼠蹊部に固定して腰の揺れと共に触っていく。定期的に擦られる刺激に、奥も外も快感が増していく。
「待って、阿澄。ほんと、に、だ、め……」
桜の懇願を無視して、上から桜を突き、指を反応の良い方へ動かす。
桜は差し込まれる快楽と、引き出される快楽に頭が真っ白になり、より奥へ侵入しようとする阿澄を全力で受け止めていた。
「う……あっ……あ、阿澄……い、いきっ……そう」
黙って頷いた阿澄の動きが、一段と早くなる。
「あっ、阿澄!あっ、あっ、だめっ、だめぇっ!」
腰から背中を駆け巡るように上がってきた快感は、大きな痙攣となって桜を襲う。
同時に阿澄も桜の上に崩れ落ちてきた。
腹の上でどくどくと脈打つ阿澄を感じた桜は、その首に腕を回して言った。
「阿澄、好き……」
それだけ言うと、全身の力が抜けて脱力した。
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