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8=合鍵=
くりくりと動く指を感じながら、美奈子は優斗の顔を見上げる。
「そんな可愛い顔で見上げたら、俺がもたないからやめて」
そう言われた美奈子は赤面しながら横を向いた。
「挿れていいの?」
耳元で囁かれて、真っ赤な顔のまま頷いた。
「ありがとう。でもこれでもう俺から逃げられないよ。覚悟して」
優斗はそう言うと、美奈子の足の間に入り込んで、一呼吸の後に自身の分身を押し込んだ。
「あぁ!」
快楽に腰が跳ねる美奈子。ガクガクと腰を振るわせながら優斗の動きに身を任せた。
ぱしん、ぱしんと音が耳に届き、赤面していた美奈子も徐々に登り詰めていく。
「美奈子ちゃん、俺の彼女になってよ」
突きながら言う優斗に、美奈子は喘ぐのみで答えることが出来ない。
「くっ、まだ締めないで……」
優斗が苦しそうに言い、無自覚な美奈子は首を横に振る。
「なにも……してな……あっ!」
「ふ……あぁ、美奈子ちゃん、締まってて気持ちいいよ……」
「あっ……んん……」
キスで口が防がれる。
優斗の腰が打ち付けられるたび、美奈子は背中がビリビリしてのけ反る。
優斗が美奈子の足を片方だけ持ち上げて、さらに腰を打ちつける。
「あっ……あっ……良い……あぁ!良い!」
ガクガクと震える美奈子の腰。震えが全身を包み、驚くほど簡単に絶頂を迎えた。
美奈子が脱力してしばらく、優斗の腰が激しさを増して動く。
「あぁ……今、だめ、少しだけ待って」
美奈子の言葉に、優斗が苦しそうな顔で待つ。
「あっ……うん、もう、動いても大丈夫って、あっ……あぁ!」
美奈子の言葉を最後まで待たず、優斗の動きが再開して嬌声が上がる。
激しく打ち付ける腰の動きに合わせて、リズミカルな音が耳に届く。
再び競り上ってくる快楽に身を任せた美奈子。
その後優斗は絶頂を迎えたが、美奈子も再び絶頂を迎えた。
美奈子を抱きしめたまま眠る優斗。美奈子はその顔をじっと見つめたまま現実だろうかと頬を抓った。
ちゃんと痛いがまるで現実味がない。疲れていたのか安心しているのか、優斗は美奈子に腕をまわしたまま幸せそうな顔で眠っている。
その顔をじっと見上げてしばし過ごした美奈子は、安らかな寝息を聞きながらそっと瞳を閉じた。
「それでね、次はこの資料を整理して欲しいのよ。……って、ちょっと、聞いてる?」
「え!あっ、はい!」
仕事中に現実に戻され、慌てて返事した美奈子。
「どうしたの?体調悪いとか?」
「いえ!大丈夫です。資料の整理ですね。不要なものは纏めて後で確認しに来ます」
「うん、お願いね」
上司に頭を下げて自分の席に戻る。
「どうしたの?」
マーレに向かう道で、桜が心配そうに美奈子の顔を見る。
「あ~、うん。なんでもない、と言えばないし、あると言えばあるし……」
桜は首を傾げながら聞く。
「相談のるよ?マーメイドバーの店長は関係ある?それとも隣に居た常連さん?」
「あ~はは……桜、鋭いね」
「美奈子が分かりやすいからだよ。騙されたとかじゃなさそうだけど、二人に口説かれて困ってるとか?」
桜の言葉に美奈子が緩く首を振る。
「続きは中で話すよ」
マーレに着いてしまった二人。
扉を開けて中に入ると、男性店員が申し訳なさそうに声をかけてきた。
「大変申し訳ありません、ただいま満席となっておりまして。お席が空くまで少々お待ち頂けますでしょうか?」
さっと時計を確認した美奈子は、どうすると言って桜を見た。しかし桜は客席を見ていて目が合わない。
「このまま待つ?」
そう問いかけた美奈子に、桜の指が店内をさす。
「桜」
オレンジの服と灰色の服の双子がこちらに手を振っている。
灰色の方が店員に何かを言っており、その直後店員の会釈と共に双子が手招きする。
「座れそうだよ美奈子。あ、でも悩み相談できないね……」
「いいよ、あたしの悩みなんて。貴重な休憩時間だもん、甘えて同席させてもらおう」
頷いた桜とその席に近付くと、双子は桜を対岸に座らせたが、美奈子には隣の席を指した。
「美奈子ちゃんはこっち」
「え?」
双子の片割れが隣の席を指差し、美奈子は首を傾げながらも移動する。座ってすぐ正面を見て固まった。今朝まで家で寝ていた顔がそこにいる。
「店長さん」
双子や桜がいる手前そう呼んでしまった。
「こんにちは」
にっこり微笑んだ顔が眩しくて、メニューに目を逃してやり過ごす。
「ねぇねぇ桜、今度これ作ってよ」
「あ、昨日失敗してたのってこれ?私に再現できるかな?」
「桜なら大丈夫だろう」
隣からはそんな気心が知れた者同士の会話が聞こえてくる。
「おすすめのランチある?」
正面の優斗がそう聞いてきて、美奈子は慌ててメニューを指差す。
「ひ、日替わりのパスタランチかピザランチがお得です!」
少し声が大きかったのか、双子と桜も美奈子に目を向けた。
真っ赤になって俯く美奈子に、優斗から優しい声が届く。
「じゃあ、両方頼んでシェアしない?あ、それともシェアするのは嫌いなタイプ?」
「きき、嫌いじゃないです」
どうしてこんなにも緊張しているのか、美奈子は自分でも不思議だった。
「ふふ、じゃあ、パスタとピザね。すみませ~ん」
優斗が注文するのをぼんやり眺めていた美奈子。注文が終わった優斗がテーブルの上に鍵を置いて、ようやく今朝の事を思い出した。
あまりにぐっすり眠っていたから、起こすのが可哀想でこっそり出てきた美奈子。合鍵などないので、自分の使っているものをそっとテーブルの上に置いて来た。そのまま帰ってもいいと思っていたが、もしかすると家で待っててくれるかも、なんて淡い期待を抱いた事は否定できない。
「閉めないのは不用心だし、このまま俺が持ってるのも怖いでしょ?合鍵とか作ってないから安心して」
「そ、そんな心配してませんよ……」
「信用してくれてるってことかな?」
そう言うと店長は頬杖をついて微笑む。
美奈子が答える前に呟くようにして言った。
「美奈子ちゃんが合鍵作ってくれるまで、ちゃんと待つよ」
後から考えれば、その言葉がいけなかったのだと思う。
ランチの間中は楽しく過ごし、休憩終了ギリギリで席に戻った。
美奈子はそこから業務終了まで、上の空で過ごした。定時を迎えるとすぐに退社し、会社の近所で合鍵を作った。
作ってから、優斗の連絡先を知らない事に気がついて、ようやく我に返る。
「あたし、なにやってんだろ……」
勝手に一人で盛り上がって、軽口を信じて合鍵まで作ってしまった。連絡先の交換もしてない人のために。
店に行って渡そうかとも思ったが、本気にしたのかと引かれたらどうしようかと考えてしまい、そのまま家に帰る事にした。
「ただいま~」
静かな家に吸い込まれる声。
鍵を返しにきた人がいるはずもなく、大きな溜息を漏らしながら美奈子は部屋に入った。
作ってきた合鍵をテーブルに置き、しばらくぼんやりとそれを眺める。
「突然来たりは……」
しないと分かっているのに玄関の方に目が行く。
玄関が気になりだすと、そわそわして落ち着かず、絶えず意識が持っていかれる。
廊下を通り過ぎる様々な音が、甘い期待と淡い感情を呼び起こし、たちまち消えては萎む。
テーブルに突っ伏した美奈子は、そのままの体勢であれこれ考える。マーレでの会話、マーメイドバーでの振る舞い、昨晩二人でした事、そして出会った日の……
はっと顔を上げて、アレを閉まった棚に目を向ける。
ふらりと棚へ近寄り、引き出しを開けて鍵を入れ、代わりにアレを取り出した。
「そんな可愛い顔で見上げたら、俺がもたないからやめて」
そう言われた美奈子は赤面しながら横を向いた。
「挿れていいの?」
耳元で囁かれて、真っ赤な顔のまま頷いた。
「ありがとう。でもこれでもう俺から逃げられないよ。覚悟して」
優斗はそう言うと、美奈子の足の間に入り込んで、一呼吸の後に自身の分身を押し込んだ。
「あぁ!」
快楽に腰が跳ねる美奈子。ガクガクと腰を振るわせながら優斗の動きに身を任せた。
ぱしん、ぱしんと音が耳に届き、赤面していた美奈子も徐々に登り詰めていく。
「美奈子ちゃん、俺の彼女になってよ」
突きながら言う優斗に、美奈子は喘ぐのみで答えることが出来ない。
「くっ、まだ締めないで……」
優斗が苦しそうに言い、無自覚な美奈子は首を横に振る。
「なにも……してな……あっ!」
「ふ……あぁ、美奈子ちゃん、締まってて気持ちいいよ……」
「あっ……んん……」
キスで口が防がれる。
優斗の腰が打ち付けられるたび、美奈子は背中がビリビリしてのけ反る。
優斗が美奈子の足を片方だけ持ち上げて、さらに腰を打ちつける。
「あっ……あっ……良い……あぁ!良い!」
ガクガクと震える美奈子の腰。震えが全身を包み、驚くほど簡単に絶頂を迎えた。
美奈子が脱力してしばらく、優斗の腰が激しさを増して動く。
「あぁ……今、だめ、少しだけ待って」
美奈子の言葉に、優斗が苦しそうな顔で待つ。
「あっ……うん、もう、動いても大丈夫って、あっ……あぁ!」
美奈子の言葉を最後まで待たず、優斗の動きが再開して嬌声が上がる。
激しく打ち付ける腰の動きに合わせて、リズミカルな音が耳に届く。
再び競り上ってくる快楽に身を任せた美奈子。
その後優斗は絶頂を迎えたが、美奈子も再び絶頂を迎えた。
美奈子を抱きしめたまま眠る優斗。美奈子はその顔をじっと見つめたまま現実だろうかと頬を抓った。
ちゃんと痛いがまるで現実味がない。疲れていたのか安心しているのか、優斗は美奈子に腕をまわしたまま幸せそうな顔で眠っている。
その顔をじっと見上げてしばし過ごした美奈子は、安らかな寝息を聞きながらそっと瞳を閉じた。
「それでね、次はこの資料を整理して欲しいのよ。……って、ちょっと、聞いてる?」
「え!あっ、はい!」
仕事中に現実に戻され、慌てて返事した美奈子。
「どうしたの?体調悪いとか?」
「いえ!大丈夫です。資料の整理ですね。不要なものは纏めて後で確認しに来ます」
「うん、お願いね」
上司に頭を下げて自分の席に戻る。
「どうしたの?」
マーレに向かう道で、桜が心配そうに美奈子の顔を見る。
「あ~、うん。なんでもない、と言えばないし、あると言えばあるし……」
桜は首を傾げながら聞く。
「相談のるよ?マーメイドバーの店長は関係ある?それとも隣に居た常連さん?」
「あ~はは……桜、鋭いね」
「美奈子が分かりやすいからだよ。騙されたとかじゃなさそうだけど、二人に口説かれて困ってるとか?」
桜の言葉に美奈子が緩く首を振る。
「続きは中で話すよ」
マーレに着いてしまった二人。
扉を開けて中に入ると、男性店員が申し訳なさそうに声をかけてきた。
「大変申し訳ありません、ただいま満席となっておりまして。お席が空くまで少々お待ち頂けますでしょうか?」
さっと時計を確認した美奈子は、どうすると言って桜を見た。しかし桜は客席を見ていて目が合わない。
「このまま待つ?」
そう問いかけた美奈子に、桜の指が店内をさす。
「桜」
オレンジの服と灰色の服の双子がこちらに手を振っている。
灰色の方が店員に何かを言っており、その直後店員の会釈と共に双子が手招きする。
「座れそうだよ美奈子。あ、でも悩み相談できないね……」
「いいよ、あたしの悩みなんて。貴重な休憩時間だもん、甘えて同席させてもらおう」
頷いた桜とその席に近付くと、双子は桜を対岸に座らせたが、美奈子には隣の席を指した。
「美奈子ちゃんはこっち」
「え?」
双子の片割れが隣の席を指差し、美奈子は首を傾げながらも移動する。座ってすぐ正面を見て固まった。今朝まで家で寝ていた顔がそこにいる。
「店長さん」
双子や桜がいる手前そう呼んでしまった。
「こんにちは」
にっこり微笑んだ顔が眩しくて、メニューに目を逃してやり過ごす。
「ねぇねぇ桜、今度これ作ってよ」
「あ、昨日失敗してたのってこれ?私に再現できるかな?」
「桜なら大丈夫だろう」
隣からはそんな気心が知れた者同士の会話が聞こえてくる。
「おすすめのランチある?」
正面の優斗がそう聞いてきて、美奈子は慌ててメニューを指差す。
「ひ、日替わりのパスタランチかピザランチがお得です!」
少し声が大きかったのか、双子と桜も美奈子に目を向けた。
真っ赤になって俯く美奈子に、優斗から優しい声が届く。
「じゃあ、両方頼んでシェアしない?あ、それともシェアするのは嫌いなタイプ?」
「きき、嫌いじゃないです」
どうしてこんなにも緊張しているのか、美奈子は自分でも不思議だった。
「ふふ、じゃあ、パスタとピザね。すみませ~ん」
優斗が注文するのをぼんやり眺めていた美奈子。注文が終わった優斗がテーブルの上に鍵を置いて、ようやく今朝の事を思い出した。
あまりにぐっすり眠っていたから、起こすのが可哀想でこっそり出てきた美奈子。合鍵などないので、自分の使っているものをそっとテーブルの上に置いて来た。そのまま帰ってもいいと思っていたが、もしかすると家で待っててくれるかも、なんて淡い期待を抱いた事は否定できない。
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「信用してくれてるってことかな?」
そう言うと店長は頬杖をついて微笑む。
美奈子が答える前に呟くようにして言った。
「美奈子ちゃんが合鍵作ってくれるまで、ちゃんと待つよ」
後から考えれば、その言葉がいけなかったのだと思う。
ランチの間中は楽しく過ごし、休憩終了ギリギリで席に戻った。
美奈子はそこから業務終了まで、上の空で過ごした。定時を迎えるとすぐに退社し、会社の近所で合鍵を作った。
作ってから、優斗の連絡先を知らない事に気がついて、ようやく我に返る。
「あたし、なにやってんだろ……」
勝手に一人で盛り上がって、軽口を信じて合鍵まで作ってしまった。連絡先の交換もしてない人のために。
店に行って渡そうかとも思ったが、本気にしたのかと引かれたらどうしようかと考えてしまい、そのまま家に帰る事にした。
「ただいま~」
静かな家に吸い込まれる声。
鍵を返しにきた人がいるはずもなく、大きな溜息を漏らしながら美奈子は部屋に入った。
作ってきた合鍵をテーブルに置き、しばらくぼんやりとそれを眺める。
「突然来たりは……」
しないと分かっているのに玄関の方に目が行く。
玄関が気になりだすと、そわそわして落ち着かず、絶えず意識が持っていかれる。
廊下を通り過ぎる様々な音が、甘い期待と淡い感情を呼び起こし、たちまち消えては萎む。
テーブルに突っ伏した美奈子は、そのままの体勢であれこれ考える。マーレでの会話、マーメイドバーでの振る舞い、昨晩二人でした事、そして出会った日の……
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