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罰ゲームはくすぐりで-前編-
放課後の教室は賑やかな笑い声で満ちていた。
美咲、彩、真由、陽太の四人は放課後の教室で一緒に宿題をしたり、
各自が持ってきたテーブルゲームで遊んだりして楽しんでいたのだが、
今日はトランプの「大富豪」対決をして盛り上がっていた。
ルールは単純。トランプの「大富豪」で先に手札をなくした人が勝ちで、
さらに最下位には毎回罰ゲームがあり、
勝者の決めた罰ゲームを敗者は必ず受け入れなければならない。
「俺、大富豪得意だからゼッテー負けねー」
陽太は自信満々に宣言して意気込んでいた。
一方、彩は「ふーん、じゃあ負けたら覚悟してね」とニヤリと笑い、
美咲と真由も「絶対勝つから!」と気合を入れていた。
試合は白熱した。陽太の手札は強く、最初は優勢かと思われたが、
美咲の驚異的な集中力と、真由の冷静な戦略で結局女子3人が逆転。
最後は彩が「はい、終わり!」と最後のカードを叩きつけ、陽太の敗北が決まった。
教室に「いえーい!」と歓声が上がり、ハイタッチする女子を尻目に、
陽太は「マジかよ…」とがっくり肩を落とした。
「さ、今日の罰ゲームは何にしよっか?」
彩が目を輝かせて言うと、
「陽太ってさ、そういえば前、彩に『くすぐったいの全然平気』って言ってたよね?」と美咲が言い出し、
真由が「じゃあ、それで決まりいー!5分間、くすぐり罰ゲーム!」とはしゃぎながら手を叩いた。
陽太は「え、待て待て!冗談だって!」と慌てて立ち上がったが、
女子3人から「負けたんだから仕方ないでしょ~」と煽られ、
逃げ道を完全に塞がれてしまった。
教室の中央に椅子が置かれ、陽太は観念して促されるまま座らされる。
真由が「じゃー私からね。時間は1人大体1分ずつくらいでどお?」と提案し、
壁の時計に目をやる。彩と真由も「オッケー!」と準備万端。
陽太は「やめてくれ…」と呟きながら、どこか諦めた表情を浮かべていた。
「じゃ、スタートぉ♪」
真由が楽しそうに宣言すると同時に、陽太の脇腹を両手で軽くこちょこちょとくすぐり始めた。
「うわっ!や、やめろって!」
陽太は一瞬で反応し、椅子から飛び上がりそうになった。
「動いたらダメだよお、罰ゲームなんだから!」
真由が笑いながら言うと、陽太は必死で我慢しようと自分の膝を掴む。
真由の小さな手がシャツの上から陽太の脇腹でくにくにと踊るたび、陽太は椅子から転げ落ちそうになる程体を揺らした。
「ほらほら、もうちょっと頑張りなよー」
真由に煽られて陽太は必死で我慢しようとするが、すぐに、
「うははっ、むっ、無理っいひひひい!!」
と笑い声が漏れてしまう。
真由は「全然平気じゃないじゃーん」と楽しそうにからかいながら、
指を脇腹から肋骨の下あたりまで滑らせた。
ぞくっと背筋に鳥肌が立ち、
「そこ!そこやばいって!」と慌てて陽太が叫ぶと、
真由の目がぎらりと光る。
「へえー?『ここ』が弱いんだ?」
両手の指がまるでピアノを弾くように動き、肋骨の上重点的に攻め立てた。
「うひゃははっ!やめてくれって!!」
体をくねらせながら必死で堪える陽太に、
真由は「まだ全然30秒だよ~?我慢してね~!」と意地悪く笑い、
手を上にずらして今度は両脇を同時にくすぐり始める。
「あははははっ!ちょ、それ無理っいひひひ!!」
「そうかなー?でも陽太は強い『らしい』からあ、これくらいやんないと罰にならないでしょー」
真由の手は容赦なく、陽太の脇の窪みをくりくり、こちょこちょと暴れまわり、
肋骨をなぞるようにくすぐると、「ひゃはああっ!」と陽太は仰け反って反応した。
「ちょ、陽太、反応やばあっ!」とその姿がツボに入った真由が爆笑する。
「えー、陽太、全然くすぐられるの平気じゃないじゃん!」
あの時の仕返しとばかりに、横から彩も楽しそうにからかった。
「はい、1分ね」ようやく真由のくすぐりが終了した。
陽太は息を切らして「あはっ、はあっ、もう、無理だって…!」とうなだれて脱力していた。
「じゃあ、次は私の番ね。う~ん、そうだなあ、背中なんか弱いんじゃない?」
次に彩が前に出て、ニヤニヤしながら背中に狙いを定める。
彩は以前陽太にくすぐられたことをずっと根に持っていて、
くすぐられるのがどれだけ辛いか陽太に思い知らせてやりたかった。
「こちょこちょ~」
耳元で囁きながら、彩の指先が軽く背筋を撫で始める。
「っ!!」
ぞくっとする刺激に、陽太はびくんと反応して体を反らした。
「えー?全然まだやってないけど、陽太ってもしかして、くすぐり弱いんじゃないの~?」
「ばっ、こんなの余裕に決まってるだろっ」
ふうん、と必死な陽太の顔を眺めながら、彩はサワサワ、こしょこしょと
サラサラしたシャツの上に指を滑らせる。
「ふっ…く、う…!」
もどかしい指の動きにゾクゾクして声が漏れそうになるのを堪えていると、
「いくよ~」と、彩は両手の指を立てて陽太の肩にセットした。
「ちょっ...まっ...」
陽太が言い終わる前に、
「いっぽんばーし、こーちょこちょ~♪」
十本の指が肩から腰まで、焦らすように背中をゆっくりと撫で下りた。
「ふうっくくくう!」
全身にぎゅっと力を入れて耐えると、下まで降りた手は爪を立て、
「にーほんばーし、こーちょこちょ~♪」
今度は肩に向かって這い上がる。
「うううっ…!」
体をくねらせ、笑いすぎて椅子からずり落ちそうになる陽太の姿に、
「彩、上手すぎ!」と真由は拍手して笑い転げた。
何度も上がって、下りて上がって、下りて...その度にうひい!とか、ひゃあ!とか変な声が漏れて
陽太はぎゅっと目を閉じて体を固くする。
「じゅっぽんばーし...」
彩の指が怪しく蠢いて、陽太は身構える。
「こちょこちょこちょこちょ~」
背中をこしょこしょと強くくすぐられて「いひひひい!」と陽太はたまらず吹き出してしまった。
陽太は「くう、ふふっ、もう終わりだろっ…」
と弱々しく訴えたが、
彩は「まだ30秒あるよ~」と意地悪く笑った。
今度は背中を両手の指を立ててくるくると撫でるようにくすぐり始めると
「ひゃああっ!もう無理!無理だって!」
陽太は椅子からずり落ちそうになった。
「落ちたら最初からやり直しね?」
彩は冷たく言い放ち、背中の弱点をサワサワと執拗に攻め続ける。
陽太はゾクゾクするくすぐったさに肩を震わせながら、
「いひいっ...くく...彩、お前鬼かよ…っ!」と呟く陽太に、彩は
「えー?陽太の我慢してる顔、可愛いよお?」とニコニコしながら決してくすぐる手を止めない。
やけに長い1分が終わる頃、
陽太は「死ぬ…絶対死ぬ…」と全身を丸くして、耳まで赤くなってピクピク震えていた。
美咲、彩、真由、陽太の四人は放課後の教室で一緒に宿題をしたり、
各自が持ってきたテーブルゲームで遊んだりして楽しんでいたのだが、
今日はトランプの「大富豪」対決をして盛り上がっていた。
ルールは単純。トランプの「大富豪」で先に手札をなくした人が勝ちで、
さらに最下位には毎回罰ゲームがあり、
勝者の決めた罰ゲームを敗者は必ず受け入れなければならない。
「俺、大富豪得意だからゼッテー負けねー」
陽太は自信満々に宣言して意気込んでいた。
一方、彩は「ふーん、じゃあ負けたら覚悟してね」とニヤリと笑い、
美咲と真由も「絶対勝つから!」と気合を入れていた。
試合は白熱した。陽太の手札は強く、最初は優勢かと思われたが、
美咲の驚異的な集中力と、真由の冷静な戦略で結局女子3人が逆転。
最後は彩が「はい、終わり!」と最後のカードを叩きつけ、陽太の敗北が決まった。
教室に「いえーい!」と歓声が上がり、ハイタッチする女子を尻目に、
陽太は「マジかよ…」とがっくり肩を落とした。
「さ、今日の罰ゲームは何にしよっか?」
彩が目を輝かせて言うと、
「陽太ってさ、そういえば前、彩に『くすぐったいの全然平気』って言ってたよね?」と美咲が言い出し、
真由が「じゃあ、それで決まりいー!5分間、くすぐり罰ゲーム!」とはしゃぎながら手を叩いた。
陽太は「え、待て待て!冗談だって!」と慌てて立ち上がったが、
女子3人から「負けたんだから仕方ないでしょ~」と煽られ、
逃げ道を完全に塞がれてしまった。
教室の中央に椅子が置かれ、陽太は観念して促されるまま座らされる。
真由が「じゃー私からね。時間は1人大体1分ずつくらいでどお?」と提案し、
壁の時計に目をやる。彩と真由も「オッケー!」と準備万端。
陽太は「やめてくれ…」と呟きながら、どこか諦めた表情を浮かべていた。
「じゃ、スタートぉ♪」
真由が楽しそうに宣言すると同時に、陽太の脇腹を両手で軽くこちょこちょとくすぐり始めた。
「うわっ!や、やめろって!」
陽太は一瞬で反応し、椅子から飛び上がりそうになった。
「動いたらダメだよお、罰ゲームなんだから!」
真由が笑いながら言うと、陽太は必死で我慢しようと自分の膝を掴む。
真由の小さな手がシャツの上から陽太の脇腹でくにくにと踊るたび、陽太は椅子から転げ落ちそうになる程体を揺らした。
「ほらほら、もうちょっと頑張りなよー」
真由に煽られて陽太は必死で我慢しようとするが、すぐに、
「うははっ、むっ、無理っいひひひい!!」
と笑い声が漏れてしまう。
真由は「全然平気じゃないじゃーん」と楽しそうにからかいながら、
指を脇腹から肋骨の下あたりまで滑らせた。
ぞくっと背筋に鳥肌が立ち、
「そこ!そこやばいって!」と慌てて陽太が叫ぶと、
真由の目がぎらりと光る。
「へえー?『ここ』が弱いんだ?」
両手の指がまるでピアノを弾くように動き、肋骨の上重点的に攻め立てた。
「うひゃははっ!やめてくれって!!」
体をくねらせながら必死で堪える陽太に、
真由は「まだ全然30秒だよ~?我慢してね~!」と意地悪く笑い、
手を上にずらして今度は両脇を同時にくすぐり始める。
「あははははっ!ちょ、それ無理っいひひひ!!」
「そうかなー?でも陽太は強い『らしい』からあ、これくらいやんないと罰にならないでしょー」
真由の手は容赦なく、陽太の脇の窪みをくりくり、こちょこちょと暴れまわり、
肋骨をなぞるようにくすぐると、「ひゃはああっ!」と陽太は仰け反って反応した。
「ちょ、陽太、反応やばあっ!」とその姿がツボに入った真由が爆笑する。
「えー、陽太、全然くすぐられるの平気じゃないじゃん!」
あの時の仕返しとばかりに、横から彩も楽しそうにからかった。
「はい、1分ね」ようやく真由のくすぐりが終了した。
陽太は息を切らして「あはっ、はあっ、もう、無理だって…!」とうなだれて脱力していた。
「じゃあ、次は私の番ね。う~ん、そうだなあ、背中なんか弱いんじゃない?」
次に彩が前に出て、ニヤニヤしながら背中に狙いを定める。
彩は以前陽太にくすぐられたことをずっと根に持っていて、
くすぐられるのがどれだけ辛いか陽太に思い知らせてやりたかった。
「こちょこちょ~」
耳元で囁きながら、彩の指先が軽く背筋を撫で始める。
「っ!!」
ぞくっとする刺激に、陽太はびくんと反応して体を反らした。
「えー?全然まだやってないけど、陽太ってもしかして、くすぐり弱いんじゃないの~?」
「ばっ、こんなの余裕に決まってるだろっ」
ふうん、と必死な陽太の顔を眺めながら、彩はサワサワ、こしょこしょと
サラサラしたシャツの上に指を滑らせる。
「ふっ…く、う…!」
もどかしい指の動きにゾクゾクして声が漏れそうになるのを堪えていると、
「いくよ~」と、彩は両手の指を立てて陽太の肩にセットした。
「ちょっ...まっ...」
陽太が言い終わる前に、
「いっぽんばーし、こーちょこちょ~♪」
十本の指が肩から腰まで、焦らすように背中をゆっくりと撫で下りた。
「ふうっくくくう!」
全身にぎゅっと力を入れて耐えると、下まで降りた手は爪を立て、
「にーほんばーし、こーちょこちょ~♪」
今度は肩に向かって這い上がる。
「うううっ…!」
体をくねらせ、笑いすぎて椅子からずり落ちそうになる陽太の姿に、
「彩、上手すぎ!」と真由は拍手して笑い転げた。
何度も上がって、下りて上がって、下りて...その度にうひい!とか、ひゃあ!とか変な声が漏れて
陽太はぎゅっと目を閉じて体を固くする。
「じゅっぽんばーし...」
彩の指が怪しく蠢いて、陽太は身構える。
「こちょこちょこちょこちょ~」
背中をこしょこしょと強くくすぐられて「いひひひい!」と陽太はたまらず吹き出してしまった。
陽太は「くう、ふふっ、もう終わりだろっ…」
と弱々しく訴えたが、
彩は「まだ30秒あるよ~」と意地悪く笑った。
今度は背中を両手の指を立ててくるくると撫でるようにくすぐり始めると
「ひゃああっ!もう無理!無理だって!」
陽太は椅子からずり落ちそうになった。
「落ちたら最初からやり直しね?」
彩は冷たく言い放ち、背中の弱点をサワサワと執拗に攻め続ける。
陽太はゾクゾクするくすぐったさに肩を震わせながら、
「いひいっ...くく...彩、お前鬼かよ…っ!」と呟く陽太に、彩は
「えー?陽太の我慢してる顔、可愛いよお?」とニコニコしながら決してくすぐる手を止めない。
やけに長い1分が終わる頃、
陽太は「死ぬ…絶対死ぬ…」と全身を丸くして、耳まで赤くなってピクピク震えていた。
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