6 / 13
6.夏色のときめき
しおりを挟む
暑い夏がやって来て、期末テストをクリアした私達に夏休みが訪れた。受験生の夏は落ち着かないけれど、私は葵くんにも急かされていた。
(絵いつできる?)
(仕上げ中)
(まだなの?)
(まだなの!)
(怒ったw)
しばらく音信不通、で夏休みも終盤になってやっと返信をすると……。
(完成した)
(見せて!)
(美術部も夏活!)
(昼飯奢るから!)
葵くん……バレてます。
私、夏休みの宿題手伝わされるんだね。
約束の日、ちょうど校門を入ったら花壇の花達に惹き寄せられて。ピンク色のタチアオイが空高く煌々と咲き誇っていた。
私は近くにくっついて少し見上げるようにして観察。
タチアオイは縦に真っすぐ伸びる茎にたくさん蕾をつける。下からハイビスカスに似た花を咲かせながら伸びていき、夏の間に空を目指してもうてっぺんまで開花した。
葵くんと同じ身長で、葵くんの名前の花。
「わっ!?」
突然、空を斬って重低音の羽音がする。
クマバチだ。羽をバチバチ轟かしその大きな音と、セミ程の体格にビックリするけれど……普通なら。
ゆらゆら青色のオーラを撒き散らしてアオイの花の周りを飛んでいる。
お腹を空かせて花の蜜を吸いに来たんだ。胴体に黄色のもこもこなベストを着てオシャレな子……
私は何気なく青いオーラに手をかざしてみた。
その時、「ガシャン!」と何か後ろの方で音がして振り返って見ると……
「真白!」葵くんが私を呼びながら決死の表情で駆けてきて―――!?
勢いよく私に、ばっと覆い被さる。
パシッと高い音がしてクマバチのオーラに触れていた手を強く捕まれると、強引なちからで体ごと伏せられた。
私はされるがまましゃがみ込んで小さく……
とても小さく丸まった。
葵くんの腕の中で……すっぽりと。
葵くんの胸に……ぴったりと。
ドクン……
ドクン、
ドクン!
葵くんの心臓の音が―――耳から直接聞こえる!!
アツイ体温もしっとり感も……苦しいっ!
息、できない。
「刺されてない!?」
葵くんは私から剥がれると真っ先に私の捕まえた右手を見て、確認するように私の顔を捉えた。
コ、クン……私はゆっくり頷く。
「あ、焦ったぁ」
葵くんはへなへなと地面に尻もちをついた。
「何あのでっけぇ蜂!? 観察も大概にして!
絵描けなくなったらどうすんの!?」
険しい、から緩んで……
百面相みたいにコロコロ表情を変える葵くんは、また眉を寄せた形相で丸いダンゴムシのままの私に叱りつけるよう。
「あ、あの子は花の蜜を吸いに来ただけで……」
「何それ? ……あ、眼力か。はぁ~、
ホント田舎の虫デカすぎだって~。やべ! チャリが~。パンも潰れたかも!?」
葵くんはさっと立ち上がり校門で倒れたままの自転車に駆け戻った。
リュックを揺らす葵くんの後ろ姿は青色とキラキラが混ざり合っていた。
とびきり急いで……私を庇いに……
走ってきてくれたんだね。
自分の胸に両手を当てて、伝染した葵くんのドキドキを静める。
私が葵くんに面倒を見てもらってるみたいな。
私って……葵くんにとってそうゆう対象なのかな?
柚子と若菜がお姉さんぽく振舞うのに似ていた気がして、なぜかちょっぴり心がチクチクした。
教室に寄ってから美術室行くから、と再度合流した葵くんに完成したキャンバスを見せると、溜息まじりにじーっと眺めてから首を傾げる。
「おんなじの見てたのに……俺が記憶した虹より100倍は光ってる。虹の天の川だ。
……サインはしないの?」
「サイン? 裏にタイトルと名前はいつも書いて応募する……」
「裏? どれ……あぁ。
幸せの証、大井田原真白。幸せね……」
葵くんは裏側を覗いて、愛おしそうな目で幸せの意味を確かめているかに見えた。
あんまりに静寂さを纏うので、何かあったのか尋ねようとすると「真白は夏休み何してた?」誤魔化すみたいに聞かれた。
私の夏休みは絵を描く登校以外はオープンキャンパスに行ったり、若菜と柚子とたまに会ったり。
報告に頷くと葵くんはニコニコしながらポケットから出した物を私に見せる。
「ジャ~ン。俺は原付の免許取ってバイトでデリバリー担当してた。時給アップ!」
目の前に差し出されたのは葵くんの免許証。初めて見たので釘付けで観察。
「……葵くん?
誕生日7月2日、山登りした日だよね?」
「そうそう! あの日誕生日でさぁ。
ちょうど18になるし成人だし、何か特別な事しようと思って」
「……、言って!?」
葵くんはケラケラ笑う。私の顔が面白いって。
何も出来なかった事を悔んでいると、なだめるように優しい表情を向ける。
「いいんだよ……
じゃあ、俺に絵書いてくれる?」
葵くんはスマホでお絵描きアプリをダウンロードして私に渡す。
「何を書けば?」との問いに「何でも」。
初めて描く画面上は難しいが指の腹に全集中。プレゼントといえば花……元気が出る花を……黙々と指先を働かせる。
「やっぱ真白の誕生日は冬? 雪の日だったとか」
「……うん」
「何かお祝いしないとな」
「……いい」
葵くんはスマホと私を順番に見て吹く。「楽しい?」と聞くのでウンウンと首で答えた。
「……向日葵?」
「はい。出来た」
太陽に向かってサンサンと咲いている向日葵。葵くんにピッタリだと思った。
「サンキュー。アイコンにしよう」葵くんはその向日葵も愛おしそうに見つめていた。
ランチは葵くんがパン屋で買ってきたとゆうクロワッサンとメロンパン。甘くて香ばしい匂いを確かめ合って『いいね!!』をする。
私はミニトマトと氷で冷えたドクダミ茶を用意した。いつも眠そうな葵くんには効果がありそうだと思って。
メインディッシュの宿題もテーブルに上がると自ら英語のテキストを奪った。
「バレてた?」くしゃっと笑う。
さっき教室に取りに行ったんでしょう?
初めからヤル気なしで置きっぱとは予想を越えてた。
談笑しながらのモグモグ中にササッと葵くんは2冊終えてしまって、おかしな人だとつくづく思った。
私が手伝わなくてもひとりですぐ終わっただろうに。
「文化祭、美術部は何すんの?」
「……何も」
「なんもしないの!? 文化部なのに!?」
当たり前の返事をしただけなのに、葵くんが私の得意な仰天顔を披露する。
ずっと独りだったし、個展みたいな数ある作品は用意できないし。応募した絵は何処かで飾られていて、手元に戻ってこないから何も展示する物がない。
「せっかく最後の高校文化祭だし、何か思い出になるような事したいよな……俺もいるし?」
「でも文化祭まで1か月もない」
「……そうだ! パフォーマンス!
アートパフォーマンスしよう!」
閃いたとキラキラ星屑を飛ばして、まさにその表情は向日葵顔。
葵くんの発案はこうだ。
「観客集めて目の前で大きな絵をふたりで描こう♪ 音楽流しながら、変わった物? 身近にある道具使って描いたりしてさ。絵の楽しさを皆に伝えてみよう!」
うーん、じっくり考えてみても……
それ……凄く……いいな……、やりたい!
の答え以外見つからなかった。
(絵いつできる?)
(仕上げ中)
(まだなの?)
(まだなの!)
(怒ったw)
しばらく音信不通、で夏休みも終盤になってやっと返信をすると……。
(完成した)
(見せて!)
(美術部も夏活!)
(昼飯奢るから!)
葵くん……バレてます。
私、夏休みの宿題手伝わされるんだね。
約束の日、ちょうど校門を入ったら花壇の花達に惹き寄せられて。ピンク色のタチアオイが空高く煌々と咲き誇っていた。
私は近くにくっついて少し見上げるようにして観察。
タチアオイは縦に真っすぐ伸びる茎にたくさん蕾をつける。下からハイビスカスに似た花を咲かせながら伸びていき、夏の間に空を目指してもうてっぺんまで開花した。
葵くんと同じ身長で、葵くんの名前の花。
「わっ!?」
突然、空を斬って重低音の羽音がする。
クマバチだ。羽をバチバチ轟かしその大きな音と、セミ程の体格にビックリするけれど……普通なら。
ゆらゆら青色のオーラを撒き散らしてアオイの花の周りを飛んでいる。
お腹を空かせて花の蜜を吸いに来たんだ。胴体に黄色のもこもこなベストを着てオシャレな子……
私は何気なく青いオーラに手をかざしてみた。
その時、「ガシャン!」と何か後ろの方で音がして振り返って見ると……
「真白!」葵くんが私を呼びながら決死の表情で駆けてきて―――!?
勢いよく私に、ばっと覆い被さる。
パシッと高い音がしてクマバチのオーラに触れていた手を強く捕まれると、強引なちからで体ごと伏せられた。
私はされるがまましゃがみ込んで小さく……
とても小さく丸まった。
葵くんの腕の中で……すっぽりと。
葵くんの胸に……ぴったりと。
ドクン……
ドクン、
ドクン!
葵くんの心臓の音が―――耳から直接聞こえる!!
アツイ体温もしっとり感も……苦しいっ!
息、できない。
「刺されてない!?」
葵くんは私から剥がれると真っ先に私の捕まえた右手を見て、確認するように私の顔を捉えた。
コ、クン……私はゆっくり頷く。
「あ、焦ったぁ」
葵くんはへなへなと地面に尻もちをついた。
「何あのでっけぇ蜂!? 観察も大概にして!
絵描けなくなったらどうすんの!?」
険しい、から緩んで……
百面相みたいにコロコロ表情を変える葵くんは、また眉を寄せた形相で丸いダンゴムシのままの私に叱りつけるよう。
「あ、あの子は花の蜜を吸いに来ただけで……」
「何それ? ……あ、眼力か。はぁ~、
ホント田舎の虫デカすぎだって~。やべ! チャリが~。パンも潰れたかも!?」
葵くんはさっと立ち上がり校門で倒れたままの自転車に駆け戻った。
リュックを揺らす葵くんの後ろ姿は青色とキラキラが混ざり合っていた。
とびきり急いで……私を庇いに……
走ってきてくれたんだね。
自分の胸に両手を当てて、伝染した葵くんのドキドキを静める。
私が葵くんに面倒を見てもらってるみたいな。
私って……葵くんにとってそうゆう対象なのかな?
柚子と若菜がお姉さんぽく振舞うのに似ていた気がして、なぜかちょっぴり心がチクチクした。
教室に寄ってから美術室行くから、と再度合流した葵くんに完成したキャンバスを見せると、溜息まじりにじーっと眺めてから首を傾げる。
「おんなじの見てたのに……俺が記憶した虹より100倍は光ってる。虹の天の川だ。
……サインはしないの?」
「サイン? 裏にタイトルと名前はいつも書いて応募する……」
「裏? どれ……あぁ。
幸せの証、大井田原真白。幸せね……」
葵くんは裏側を覗いて、愛おしそうな目で幸せの意味を確かめているかに見えた。
あんまりに静寂さを纏うので、何かあったのか尋ねようとすると「真白は夏休み何してた?」誤魔化すみたいに聞かれた。
私の夏休みは絵を描く登校以外はオープンキャンパスに行ったり、若菜と柚子とたまに会ったり。
報告に頷くと葵くんはニコニコしながらポケットから出した物を私に見せる。
「ジャ~ン。俺は原付の免許取ってバイトでデリバリー担当してた。時給アップ!」
目の前に差し出されたのは葵くんの免許証。初めて見たので釘付けで観察。
「……葵くん?
誕生日7月2日、山登りした日だよね?」
「そうそう! あの日誕生日でさぁ。
ちょうど18になるし成人だし、何か特別な事しようと思って」
「……、言って!?」
葵くんはケラケラ笑う。私の顔が面白いって。
何も出来なかった事を悔んでいると、なだめるように優しい表情を向ける。
「いいんだよ……
じゃあ、俺に絵書いてくれる?」
葵くんはスマホでお絵描きアプリをダウンロードして私に渡す。
「何を書けば?」との問いに「何でも」。
初めて描く画面上は難しいが指の腹に全集中。プレゼントといえば花……元気が出る花を……黙々と指先を働かせる。
「やっぱ真白の誕生日は冬? 雪の日だったとか」
「……うん」
「何かお祝いしないとな」
「……いい」
葵くんはスマホと私を順番に見て吹く。「楽しい?」と聞くのでウンウンと首で答えた。
「……向日葵?」
「はい。出来た」
太陽に向かってサンサンと咲いている向日葵。葵くんにピッタリだと思った。
「サンキュー。アイコンにしよう」葵くんはその向日葵も愛おしそうに見つめていた。
ランチは葵くんがパン屋で買ってきたとゆうクロワッサンとメロンパン。甘くて香ばしい匂いを確かめ合って『いいね!!』をする。
私はミニトマトと氷で冷えたドクダミ茶を用意した。いつも眠そうな葵くんには効果がありそうだと思って。
メインディッシュの宿題もテーブルに上がると自ら英語のテキストを奪った。
「バレてた?」くしゃっと笑う。
さっき教室に取りに行ったんでしょう?
初めからヤル気なしで置きっぱとは予想を越えてた。
談笑しながらのモグモグ中にササッと葵くんは2冊終えてしまって、おかしな人だとつくづく思った。
私が手伝わなくてもひとりですぐ終わっただろうに。
「文化祭、美術部は何すんの?」
「……何も」
「なんもしないの!? 文化部なのに!?」
当たり前の返事をしただけなのに、葵くんが私の得意な仰天顔を披露する。
ずっと独りだったし、個展みたいな数ある作品は用意できないし。応募した絵は何処かで飾られていて、手元に戻ってこないから何も展示する物がない。
「せっかく最後の高校文化祭だし、何か思い出になるような事したいよな……俺もいるし?」
「でも文化祭まで1か月もない」
「……そうだ! パフォーマンス!
アートパフォーマンスしよう!」
閃いたとキラキラ星屑を飛ばして、まさにその表情は向日葵顔。
葵くんの発案はこうだ。
「観客集めて目の前で大きな絵をふたりで描こう♪ 音楽流しながら、変わった物? 身近にある道具使って描いたりしてさ。絵の楽しさを皆に伝えてみよう!」
うーん、じっくり考えてみても……
それ……凄く……いいな……、やりたい!
の答え以外見つからなかった。
0
あなたにおすすめの小説
白椿の咲く日~ひそかな恋、遠い日の思いは
紫さゆり
恋愛
結婚を控えた真由子は、久しぶりに異母姉の稚子(わかこ)と会う。
真由子の母の雪江は、大学教授であり著名な歌人の水上実之(みなかみさねゆき)の後添いとして水上家に嫁いだ。
婚約者の諒人(りょうと)のことなど、真由子は稚子と色々語り合ううち、庭の白椿の木は真由子がなついていた異母兄、靖之が植えたものだと知る。
白椿の木をめぐっての、ひそかな大人の恋物語です。
🥕おしどり夫婦として12年間の結婚生活を過ごしてきたが一波乱あり、妻は夫を誰かに譲りたくなるのだった。
設楽理沙
ライト文芸
2026.1.4 73話見直した際、瑛士の台詞《本音/懺悔》を加筆しました。😇
☘ 累計ポイント/ 200万pt 超えました。ありがとうございます。
―― 備忘録 ――
第8回ライト文芸大賞では大賞2位ではじまり2位で終了。 最高 57,392 pt
〃 24h/pt-1位ではじまり2位で終了。 最高 89,034 pt
◇ ◇ ◇ ◇
紳士的でいつだって私や私の両親にやさしくしてくれる
素敵な旦那さま・・だと思ってきたのに。
隠された夫の一面を知った日から、眞奈の苦悩が
始まる。
苦しくて、悲しくてもののすごく惨めで・・
消えてしまいたいと思う眞奈は小さな子供のように
大きな声で泣いた。
泣きながらも、よろけながらも、気がつけば
大地をしっかりと踏みしめていた。
そう、立ち止まってなんていられない。
☆-★-☆-★+☆-★-☆-★+☆-★-☆-★
2025.4.19☑~
15年目のホンネ ~今も愛していると言えますか?~
深冬 芽以
恋愛
交際2年、結婚15年の柚葉《ゆずは》と和輝《かずき》。
2人の子供に恵まれて、どこにでもある普通の家族の普通の毎日を過ごしていた。
愚痴は言い切れないほどあるけれど、それなりに幸せ……のはずだった。
「その時計、気に入ってるのね」
「ああ、初ボーナスで買ったから思い出深くて」
『お揃いで』ね?
夫は知らない。
私が知っていることを。
結婚指輪はしないのに、その時計はつけるのね?
私の名前は呼ばないのに、あの女の名前は呼ぶのね?
今も私を好きですか?
後悔していませんか?
私は今もあなたが好きです。
だから、ずっと、後悔しているの……。
妻になり、強くなった。
母になり、逞しくなった。
だけど、傷つかないわけじゃない。
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
結婚相手は、初恋相手~一途な恋の手ほどき~
馬村 はくあ
ライト文芸
「久しぶりだね、ちとせちゃん」
入社した会社の社長に
息子と結婚するように言われて
「ま、なぶくん……」
指示された家で出迎えてくれたのは
ずっとずっと好きだった初恋相手だった。
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
ちょっぴり照れ屋な新人保険師
鈴野 ちとせ -Chitose Suzuno-
×
俺様なイケメン副社長
遊佐 学 -Manabu Yusa-
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
「これからよろくね、ちとせ」
ずっと人生を諦めてたちとせにとって
これは好きな人と幸せになれる
大大大チャンス到来!
「結婚したい人ができたら、いつでも離婚してあげるから」
この先には幸せな未来しかないと思っていたのに。
「感謝してるよ、ちとせのおかげで俺の将来も安泰だ」
自分の立場しか考えてなくて
いつだってそこに愛はないんだと
覚悟して臨んだ結婚生活
「お前の頭にあいつがいるのが、ムカつく」
「あいつと仲良くするのはやめろ」
「違わねぇんだよ。俺のことだけ見てろよ」
好きじゃないって言うくせに
いつだって、強引で、惑わせてくる。
「かわいい、ちとせ」
溺れる日はすぐそこかもしれない
◌⑅◌┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈◌⑅◌
俺様なイケメン副社長と
そんな彼がずっとすきなウブな女の子
愛が本物になる日は……
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
12年目の恋物語
真矢すみれ
恋愛
生まれつき心臓の悪い少女陽菜(はるな)と、12年間同じクラス、隣の家に住む幼なじみの男の子叶太(かなた)は学校公認カップルと呼ばれるほどに仲が良く、同じ時間を過ごしていた。
だけど、陽菜はある日、叶太が自分の身体に責任を感じて、ずっと一緒にいてくれるのだと知り、叶太から離れることを決意をする。
すれ違う想い。陽菜を好きな先輩の出現。二人を見守り、何とか想いが通じるようにと奔走する友人たち。
2人が結ばれるまでの物語。
第一部「12年目の恋物語」完結
第二部「13年目のやさしい願い」完結
第三部「14年目の永遠の誓い」←順次公開中
※ベリーズカフェと小説家になろうにも公開しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる