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第18話 ほう、ようやく街に到着ですな。
しおりを挟む門では数人並んでいた。順番を待っている間に準備をしておく。お金の入っている袋を取り出しておく。小説の通りだと入城するのにお金がかかるはずだ。マーシィさんとの戦闘で銅貨はそこそこある。けど、その銅貨しかないんですよね。どのくらいかかることやら。で、私達の番になった。かなりごつい体格の門番が話しかけて来た。
「おう、見かけない顔だな。どこから来た?」
「私達はあの山に住んでいたのですが、人里が恋しくなり降りてきたところです。」
「な、なに? あの山だと? あの山は魔の大森林と言われていてヤバイ魔物が多く生息しているんだ。ふもと近辺には集落はおろか人の存在は確認できなかった。ということは、奥から来たのか?」
「奥かどうかはわかりませんが、気がついたらそこにいました。この辺に来て初めて人と会いましたので。」
「そうか。ん? とすると、おまえは転生者か?」
「そうです。あまり驚かれないということは、転生者は結構いらっしゃるので?」
「いや、そんなに多くいるわけではないが、ごくたまにそういった奴らがいるという情報が入ってきているからな。何か勇者召喚とかでこちらの世界に呼ばれてくるらしい。おまえも勇者の一人か?」
「いえ、私は勇者とかそういったものではありません。」
ごつい体格の門番は最初は少し驚いた様子だったが、すぐにいつもの調子に戻った。結構こういったものに慣れているっぽい。
「そうか。では最初にこの玉に手を触れてくれ。犯罪者かどうかを確認するものだ。」
「わかりました。普通に触ればいいのですね?」
これも定番の犯罪者チェックだ。さっきの盗賊は殺してないので恐らく大丈夫だろう。大丈夫だよね。
「ああ。・・・・・よし。反応はないな。すまんが、ここに入るには銀貨一枚必要だ。一緒にいる猫は従魔か? 従魔は一匹につき銅貨5枚だ。払えるか?」
「えっと、少し聞きたいのですが、銅貨何枚で銀貨1枚になるのですか? あいにく銅貨しか持ち合わせていませんので。」
「ああ、そうか。転生者だったな。銅貨は10枚で銀貨1枚分だ。持ち合わせは大丈夫か?」
「それだったら問題ありません。そうしますと、銅貨15枚ですね。確認してください。」
「ああ、たしかに銀貨1枚分と銅貨5枚受け取った。ようこそ、タンバラの街へ。俺の名はモウキという。」
「ありがとうございます。改めまして、私はアイスと申します。この猫はマーブルといいます。つきましては、少しこの世界の様子をうかがいたいのですがよろしいですか?」
「おっと、そうだったな。おまえは何も知らないんだったな。じゃあ、別のところで話をしようか。おい、俺はこいつと少し話をするから少し早いが変わってくれ。アイス、その引っ張っている荷台はそこに置いてくれ。」
そう言うと、別の門番が配置についてモウキさんは私達を手招きする。どうやら詰め所に案内されるようだ。ソリを言われたとおりの場所に置いて、ついていった。
いろいろと話を聞けた。この国はタンヌ王国といって、この街はタンヌ王国では3番目くらいに大きいらしい。また、タンヌ王国にある街や村の名前には必ず最初にタンがつくらしい。タンヌ王国は国としては中くらいの大きさのようだ。他にも国はあってやはり街や村の名前にはその国の名前の一部がつくらしい。国によっては必ず最初に付くわけではなく前だったり後ろだったりいろいろと違うようだ。私達がいた魔の大森林と呼ばれているところは北西に広く分布しているらしい。ところで、なぜ山なのに大森林? たしかにそとから見ると大森林に見えるが、山とも認識できる。森なのか山なのかハッキリと区別しづらいところはあるけど、そんなことはどうでもいいか。私が決めたわけではないからね。
貨幣はこの世界共通らしく、鉄貨<銅貨<銀貨<金貨<大金貨<白金貨となっていて、金貨までは10枚単位で変わり、金貨から大金貨、大金貨から白金貨は100枚で変わるらしい。ただ、鉄貨についてはこの街では使っていないらしい。とりあえずまだ銅貨はかなりあるので、しばらくは大丈夫そうだ。とはいえ、お金はあるに越したことはないので、ここでのお金の稼ぎ方を聞くと、これも定番のギルドがあるではないか。ギルドは冒険者ギルドや商業ギルトの規模が一番大きいらしく、これらはどこの街や村にもあるそうだ。他のギルドは街や村によっては無いところもあるそうだから、入るならこの2つのどちらかがいいだろう。ギルド員になれば街や村に入るときに無料で入れるそうだ。別に商売がしたいわけではないから、冒険者ギルド一択かな。立派におっさんだし、魔力0だから何かしら嫌がらせを受けそうだが、その時はその時かな。
とりあえず、ギルド登録は明日にして宿をとらないとね。泊まるにしても転送魔法でねぐらに戻るにしても魔方陣を作るスペースは必要だしね。ということで、モウキさんから聞いたオススメの宿に向かうことにした。『ホーク亭』というらしい。場所については方向音痴なので、向こうがうんざりするくらい詳しく聞いた。申し訳ないけど、大通りから少し外れても訳分からなくなるんだよね。そこは察して欲しい。お礼としてオークリーダーの肉をあげておいた。モウキさんはもの凄いビックリしてたけど、まだまだ量はあるしね。というわけで、宿に到着。案外わかりやすい場所にあったのでホッとした。もちろん、ソリは忘れていないよ。
ソリを入り口のジャマにならないところに置いて、入り口に入ると、若い女の子が応対してきた。
「ホーク亭にようこそ。ご宿泊ですか? 1泊銀貨2枚で朝食と夕食が付きます。食事がいらない場合は1食につき銅貨3枚安くなります。今日ですと夕食と明日の朝食付きで銀貨2枚ですがどうしますか。」
「とりあえず食事込みで3泊お願いします。あ、食事は2人分でお願いします。」
「はーい、食事込みの3泊ですね。ありがとうございます。銀貨7枚と銅貨8枚になりまーす。」
「銅貨78枚でもかまいませんか? あいにく銅貨しか持ってないので。」
「結構ですよ。・・・・・たしかに銅貨78枚いただきました。では、ここにお名前を書いてください。もし書けなければ代筆しますよ。」
「ありがとうございます。こちらに書けばいいのですね。」
「はい、お名前はアイスさんでよろしいですね? 私はメルと申します。」
「はい、アイスと申します。メルちゃんですね、よろしくお願いします。ところで、手持ちの荷台があるのですが、置くところはありますか?」
「その大きさでしたら、馬車置き場がありますので、そちらに置いてください。」
「わかりました。すぐに置いてきますので、案内お願いします。」
「はーい。」
すぐにソリを置きに行き、女の子の案内を受ける。部屋は2階の一番手前の部屋だった。
「お部屋はこちらです。この部屋の鍵はこれです。食事はすぐに食べますか?」
「もう食べられるのでしたら、お願いします。ところで、食事は部屋で食べられますか?」
「はい、ホーク亭には食堂はありませんので、それぞれのお部屋で食べてもらいます。ただ、こぼしたりして汚してしまったら、お客様が掃除をしてくださいね。」
「わかりました。では、食事をお願いします。」
「はーい、お待ちくださいね。」
部屋は思っていた以上によかった。部屋には大きめのテーブルがあり、イスもテーブルも結構しっかりした造りだった。窓は小さめだがそれは別に問題ない。ソリはちょっと大きすぎたかな。宿にも持ち込める程度の大きさのやつを作ってもらいますか。あ、風呂について聞くの忘れてた。まあ、夕食が届いたときに聞けばいいか。
しばらくマーブルをモフモフしていると、メルちゃんが持ってきてくれた。食事を置いたあと、なかなか部屋から出ようとしなかったので様子を見てみると、マーブルを触りたそうにしていた。うちの猫かわいいもんね。気持ちはよく分かる。
「よろしければ、抱っこしてみます? この子はマーブルといいます。」
「えっ? いいんですか? ありがとうございます。マーブルちゃんっていう名前なんですね?」
マーブルも嫌そうにはしていなかったので、メルちゃんにマーブルを預けると、メルちゃんは幸せそうにモフモフしだした。
「あーっ、かわいい。この手触り癒やされます。」
「そうでしょう、マーブルは私の自慢の猫ですからねぇ。」
「わかります。こんなカワイイ猫ちゃん初めてですよ-。」
しばらくメルちゃんがマーブルをモフッていると、階下から大声が聞こえた。
「メルっ、いつまで遊んでいるんだい、まだ仕事終わってないだろ。」
メルちゃんはハッと我に返ると、あわててマーブルをこちらに手渡した。
「ご、ごめんなさい。あまりにカワイかったのでつい。」
「まあ、気持ちはよく分かります。ところで、入浴施設はこの宿にはあるのですか?」
「入浴施設? なんですかそれ?」
「えっと、お湯に浸かって体を綺麗にする施設ですね。」
「すみませんが、そういったものはありません。体を拭くのでしたら、お湯と桶を貸し出しますけど。」
「ああ、それでしたらこちらでどうにかできますので、大丈夫ですよ。お仕事頑張ってくださいね。」
「ありがとうございます。では仕事に戻りますね。」
名残惜しそうにメルちゃんは部屋を出た。この街では入浴する習慣がないようだ。でも、風呂には入りたい。というわけで、ねぐらで入浴と洗濯することに決定。マーブル、後で転移の魔方陣よろしく。
食事はパンと肉料理とスープだった。パンは黒パンだった。初めて食べたが結構美味かった。スープには野菜と肉が少々。この肉は干し肉だな。恐らく出汁としても使っているのだろう。肉に関しては素材こそいつも食べているものには劣るが、香辛料などの味付けがよくかなり美味しく仕上がっていた。
夕食に満足した後マーブルに魔方陣を用意してもらい、ねぐらに戻って風呂と洗濯を済ませる。やはり、風呂はいいものだ。その後宿に戻り、マーブルと遊んだ後に久しぶりにステータスの鑑定をすることにした。MBCもたくさんこなして、オーク達もたくさん倒したのだ。どのくらい成長しているのか。
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名前 < アイス > 種族 【 人間 】
年齢 < 35 > 性別 ♂
レベル 27 職業 【 なし 】
生命力 262 / 262
魔法力 0 / 0
腕 力 21 (21)
体 力 16 (16)
器用さ 5 ( 5)
知 力 35 (35)
魔 力 0 ( 0)
幸 運 18 (18)+32 (50)
[スキル] 水術 17、格闘術 極、解体 3
[称号] アマデウス神の加護(極)、悪魔を調伏せし者、マーシィの宿敵
オークの天敵
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おお、レベルが結構上がっているね。お、ステータスカンストだ。あ、称号が増えてる。では、マーブルの方はどうかなっと。
-------------------------------------
名前 < マーブル > 種族 【マンチカン(デモニックヘルキャット)】
年齢 < 5ヶ月 > 性別 ♂
レベル 63 職業 【 アイスのペット 】
生命力 558 / 558
魔法力 1325 / 1340
腕 力 16 (16)
体 力 15 (15)
器用さ 25 (25)
知 力 15 (15)
魔 力 25 (25)
幸 運 20 (20)
[スキル] 格闘術 10、身体強化 10、気配探知 10、罠探知 10
火魔法 10、風魔法 10、闇魔法 10
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マーブルさん、5ヶ月から何も変わってないのですけど。かわいいからいいけど。ってレベルがすげぇ。私8しか上がってないのに42も上がってる? 何かスキルまでカンストしてるし。何だかんだいって、生命も私抜かされてるし(泣)。まあいいや。とりあえず新たな称号がどんなものかですかね。アマさんお願いします。
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『オークの天敵』・・・お主、アレを倒したのか。普通のオークエンペラーでもかなりヤバイやつなのに。骨を拾う準備だけはしておいたが、無駄足になってしまったの。というわけで、ヤバイオークを倒してオークのスタンピードを止めた者に送られる称号じゃ。これがあるとオークの能力が激減するぞい。あ、あとマーブルについてじゃが、あやつはお主に完全になついておるから心配しなくてもいいぞい。
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おい、ジジイ。殺す気だったのかよ。ってか、そんなにヤバイものをこちらにぶつけてくるんじゃねぇよ。傷こそ負っていないけどマジで死ぬかと思った。それで、あんなにヤバイもの倒してもレベルが8しか上がってねぇじゃねえか。と、文句はこの辺にしておきますか。明日は冒険者ギルドに登録しに行きますかね。スキル表示はいじっておかないとな。って、あれ? 魔力と器用がいじれないのですが、これって減らすことはできても増やせないってやつ? まあ、鑑定されるときに実力を隠したりするものだから普通は減らすだけだよな。これはあきらめますか。ということで寝るとしますかね。
「では、寝ましょうか。おやすみ、マーブル。」
「ミャー。」
いつもの挨拶をして私達は寝ます。
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