とある中年男性の転生冒険記

うしのまるやき

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第41話 ほう、久々の里帰りですな。やはり実家はいいものです。

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 テシテシ、テシテシ、ポンポン、いつもの朝の遣り取りである。いつもながら君たち早いね。あと、ライムさんや、顔の上跳ねるの禁止ね。うっかり鼻に強く当たるとマジ痛いから。あと、鼻血も出るしね。


 いつも通り挨拶をして、顔を洗ってさっぱりしてから朝食を頂く。うん、やはり美味い。マーブル達もご満悦だ。食器を返却する際に、2、3日ほど戻らないことを伝える。こちらの都合なので料金はそのまま支払い扱いでよろしくと伝えておいた。部屋を借りてることに変わりは無いしね。さて、部屋に戻って今日の予定をマーブル達に伝える。


「今日から数日間、ゴブリンのムラに行きます。マーブルは知ってるけど、ジェミニとライムは初めてですよね?」


「ミャア!」


「ゴブリンのムラですか? 集落を潰しに行くですか?」


「あるじと一緒ならどこでも行く-。」


「違うよジェミニ、以前お世話になったゴブリン達のムラに行くんだよ。ある意味里帰りかな。まだ10日前後しか経ってないけどね。」


「おお、アイスさん達の家に行くようなものです?」


「そういうこと、ジェミニにワイルドボア10体を解体してもらったのも、ムラへのお土産のためなんだ。」


「なるほど、私もそのゴブリン達と会ってみたいです!!」


 3人とも了承したが、土産などの荷物はねぐらにあるので、とりあえずねぐらへと行かなければならない。部屋からいきなりだと何だかばれそうなので、昨日と同じく一旦街を出てから行くことにした。というわけでいつもの南門へと行く。いつも通りモウキさんだ。


「おう、アイス達、出かけるのか?」


「はい、少し出かけます。3日くらいは戻りませんので。」


「そうか、気をつけて行ってこいよ。」


 モウキさんの見送りを受けながら、昨日の移転ポイントへと向かう。ポイントに到着して周りの気配を探知してみたが、誰もいない。今のうちにということでねぐらへと転送。ねぐらで解体したワイルドボアとスガープラントをいくつか、あとは昨日採取したものを空間収納へと入れる。今日はソリは持ってきていない。これからムラへ行く予定だが、転送先をどちらにしようかと迷ったが、入り口の近くへと転送することにした。里帰りみたいなものだから、正面から入った方がいいだろう。


 ムラの近くへと転送する。2週間くらいしか経っていないのに何だか懐かしく感じる。少し歩いて行くとムラの入り口が見えてきた。入り口にいたゴブリンが妖しげにこちらを見て警戒していたが、私達だとわかると笑顔を向けてきてくれた。


「おお、アイスさん達じゃないか、よくきたな。いや、おかえり、と言う方がいいかな?」


「その方がいいです、エーリッヒさん、ただいま戻りました。」


「ハハッ、そうだな、おかえり。無事に人里へと行けたんだな。そういえば、マーブルだけじゃなく新しい仲間もいるんだな。」


「そうです、こちらはジェミニ、ヴォーパルバニーです。こちらはライム、ベビースライムです。」


「は? ヴ、ヴォーパルバニーだと? 相変わらずアンタはとんでもねぇな。まあ、アイスさんの連れなら問題はないな。それに、そっちのスライムは初めて見るタイプだな。このスライムも化けそうだな。」


「どっちも大切な仲間ですよ。みんなにも挨拶しておきたいのですが、入って構いませんか?」


「アイスさんは客というよりも家族という方が近いな、その家族の帰りを拒否するやつがいるか?」


「ありがとうございます、では長に挨拶してから「家」に戻りますね。」


「おお、そうしてくれ。アイスさん達が来たことはもう長に伝わっているはずだ。顔を見せてやってくれ。今日中に戻るわけではないんだろ?」


「ええ、3日ほどゆっくりしようと思いまして。」


「そうか、そうか。後で旅の話や仲間達の出会いも話してくれよな。」


「では、また後で。」


 久しぶりのムラだ。日数的には2週間程度でしかないが、色々とあったしね、色々と、ね。その分といっていいのかどうかわからないが素晴らしい出会いもあったからよしとしますか。私とマーブルはいわば勝手知ったる場所だけど、ジェミニとライムは物珍しそうに周りを見ていた。


「アイスさん、アイスさん、大勢のゴブリンです。でも、このゴブリン達はいつも戦っているゴブリン達とは違う感じがするです。」


「うん、違うね。彼らはフォレストゴブリンという種族で、通常のゴブリン達の襲撃にも遭っているんだけど、全て蹴散らしているよ。彼らと一緒にオーク達とも戦ったことがあるよ。ほら、ジェミニもフォレストオーク達とフォレストオーガ達とは仲良くしてるでしょ? 恐らく同じような種族でも敵対関係というものがあると思うよ。人間だって国同士で戦争とかあるでしょ?」


「言われてみるとその通りです。わたし達は基本的には人間と仲良くしませんが、アイスさんとは仲良しです。なるほどです。」


「あるじー、ここ、いいとこ?」


「うん、いいところだね。ムラのみんなは優しくて私達にもよくしてくれるんだ。ある意味、ここが私のふるさとかな。」


「そうなんだー。ボクも仲良くできるかなー?」


「うん、ライムもジェミニも仲良くできると思うよ。」


「わーい、楽しみ-!!」


 ライムがピョンピョン跳ねまくる。マーブルもここがふるさとのような気分でいるらしく、私の肩の上で丸くなっている、ってこんな狭いところで丸くなれるの? こっちとしてはモフモフ度アップだから大歓迎だけど。そんなこんなで、ムラの長であるカムドさんの家に到着する。


「あ、アイスさんとマーブルちゃん、お帰りなさい!! ウサギさんとスライムちゃんもようこそ!」


「カムイちゃん、ただいま。紹介は後でするから、先にカムドさんに挨拶したいんだけど、カムドさんはいるかな?」


「うん、お父さん待ってるよ。お父さーん、アイスさん達が来たよ。」


 カムイちゃんの呼びかけでカムドさんが出迎えてくれた。


「おお、アイスさん、いらっしゃい。いや、おかえりと言った方がいいですかな?」


「カムドさん、ただいま戻りました。ここは私の家みたいなものですから、お帰り、の方が嬉しいですね。」


「うんうん、よく戻ってきてくれました。ここに顔を出してくれたということは、人里に無事たどり着いたということですか?」


「はい、おかげさまで、タンヌ国のタンバラという街に到着して今はそこの宿でお世話になっております。」


「そうでしたか。無事にたどり着いて何よりです。積もる話もありますが、それは今夜にでもしましょうか。まずは、アイスさんの家に戻ってくつろいで下さい。」


「あの場所はそのままにしてくれてあるのですか? ありがとうございます。お言葉に甘えてゆっくりさせてもらいます。」


「うんうん、あそこはムラでのアイスさんの家です。このムラにいるときはいつでもあの家を使って下さい。こまめに掃除などはしているので、ゆっくりできるはずです。ムラの者達はまだ戻ってきていませんが、アイスさん達が戻ったと聞いたら喜ぶでしょう。ところで、マーブルさんの他にも仲間がふえておりますな。」


「はい、ご紹介します。こちらはヴォーパルバニーのジェミニです。」


「ジェミニです、よろしくです!!」


「こちらこそ、よろしく。私はこのムラの長のカムドといいます。」


 流石はカムドさん。ヴォパルバニーの言葉もわかるんだ。そういえば、マーブルとジェミニは会話ができると言っていたな、そう考えると不思議では無いか。


「こちらはスライムのライムです。」


「ボクはライム。よろしくー。」


「ほう、人語を話せるスライムですか。私はカムド、よろしく。」


「後ほどみんなにも紹介したいと思います。あ、忘れておりました。お土産です、お納め下さい。」


「おお、わざわざありがとうございます。ほう、ワイルドボアですか、肉ばかりでなく毛皮まで、ありがとうございます、ムラのみんなも喜びます。ん? これは? スガープラント? こんなものまで? これはありがたい。ワイルドボアの肉は早速今夜の宴でいただきますが、よろしいですかな?」


「もちろんです、みんなで召し上がって下さい。あと、内臓も用意しました。新鮮な状態な上にここにいるライムが綺麗にしてくれてあるので、臭みがなくてかなり美味しいと思います。」


「ほう、内臓も食べられる状態ですか、それは楽しみですね。では、後ほどお会いしましょう。」


「はい、では失礼します。」


 カムドさんに挨拶を済ませて、ムラにある私の住まいに到着する。


「ここが、私の家だよ。」


「ミャー!!」


「おお、ここがアイスさんの家ですか? 中がどうなっているのか気になるです!!」


「ここが、あるじのいえー? ボク頑張って綺麗にするよ-!!」


 みんな嬉しそうに答える。正直私も嬉しい。このムラは自分の家のように感じていたが、ムラのゴブリン達も同じように思ってくれていた。


 中に入ると、懐かしい感じがした。すぐにでも寝られる状態になっていた。本当にムラのゴブリン達が綺麗にしてくれていたのだ。私がいつ戻ってきてもいいように。嬉しさで思わず泣きそうになるがぐっとこらえる。掃除をしてくれているが、もちろん多少のホコリや届かないところに汚れというものは存在する。そういったものをライムが見つけては綺麗にしていった。ライムがこちらに戻ると、結構綺麗にされていた家がもの凄く綺麗になっていた。ライム凄ぇ。


 家でくつろいでいると、仕事を終えたゴブリン達が私を訪ねてきてくれた。


「おお、アイスさん達、お帰り。君たちもようこそ。」


「ただいま戻りました。」「ミャー!」


 こんな感じで挨拶を済ませているうちに、日が暮れていった。今夜は宴とのことで、料理の準備が始まった。先程カムドさんに渡したワイルドボアの肉が調理されていく。ワイルドボアの肉は滅多に食べられないらしい。今のムラのゴブリン達なら楽勝で狩れるのだが、そもそもワイルドボアはあまりいないそうだ。スガープラントについてもそうだった。ムラの一人がたまたま知っていたらしく、早速ムラの畑に植えたようだ。どちらにせよ、喜んでもらえて何よりだ。


 夜も更けて準備が終わると、みんな席に着いた。私はカムイちゃんの隣だ。その隣にマーブル達の席があった。といっても、彼ら用に皿が何枚か置かれている感じだけど。準備が終わると、カムドさんが挨拶をする。


「今日は嬉しいことに、アイスさん達が里帰りとして帰ってきてくれた。ここにあるワイルドボアはアイスさんがここに持ってきてくれたものだ。今宵はその土産をたっぷり堪能して大いに語り尽くそうではないか。では、アイスさん達の無事と新しい仲間の歓迎のを祝い、我々の健康と無事を祈って乾杯!!」


「乾杯!!」


 カムドさんの音頭で宴会は始まった。最初はみんなワイルドボアの肉料理と内臓料理を堪能する。みんな美味しそうに食べてくれていた。内臓料理も内臓特有の臭みが全く無いことに驚きつつこれも美味しそうに食べていた。ある程度お腹がふくれたところでみんな思い思いの場所に移動して語り合う。途中で私もみんなのところに移って話をしたり、みんなが私の所に来て話をしてくれたり大いに楽しんだ。マーブル達は子供達の所へ行って一緒に遊んでいた。こうして夜は更に更けていった。


 かなり遅くに宴会は終わって片付けを済ませる。片付けで特に大変なのが皿などの汚れを落とす作業だ。しかし、ここでライムが大活躍だ。汚れた皿や鍋などを一カ所に集めて次々に綺麗にしていった。これにはゴブリンの女衆も大喜び。子供達にも大人気だったライムが今度は女衆達に可愛がられていた。こうして宴会は無事終了して、家に戻る。


「マーブルにジェミニにライム。宴会は楽しかった?」


「ミャー!!」


「楽しかったです!! ここのゴブリン達はみんな気のいい方ばかりでした! アイスさんが里帰りと言っていた意味がわかる気がしたです!!」


「みんな、遊んでくれた-。楽しかった-!! お仕事もたくさんしたー!!」


「みんな楽しんでくれてよかったよ。本当はさっさと寝たいけど、お風呂には入っておきたいんだけど、どうかな?」


 マーブル達は賛成してくれたので、ねぐらへ転送していつものとおり風呂と洗濯と着替えを済ませて再び家に戻った。あとは寝るだけだね。


「では、寝るとしますか。おやすみ、マーブルとジェミニとライム。」


「ミャウ。」


「アイスさん、おやすみです。」


「あるじ、おやすみ。」


 お休みの挨拶のときになると、流石にマーブル達もかなり眠くなっているようだった。でも、楽しんでくれて良かった。私も久しぶりの里帰り、楽しかったよ。明日はどうしようかな、久しぶりにマーシーさんに挨拶でもしますか。そういえば、ハインツさん達がジェミニと手合わせしたがっていたな。そういったことも楽しみだね。みんなどれだけ強くなったんだろうか? いろいろと考えていたが、睡魔には勝てずにそのまま眠りに落ちていった。


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