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着ていたものをひとつひとつ脱がしあっていくだけで鼓動は壊れるんじゃないかと思うくらい大きく早く鳴っていた。秋生を見上げると、服の上から見るよりも筋肉のある体が見え、朱莉はそっと手を伸ばす。秋生の肩がびくりと揺れる。触れた肌は思ったよりも固くて、でも温かかった。
「朱莉くん?」
いきなり何も言わずに触れたから秋生も驚いたのだろう。少し困った顔でこちらを見下ろす秋生に、朱莉は微笑んだ。
「ごめんなさい、つい、触ってみたくなって」
「……いいよ。全部、朱莉くんのものだから」
秋生は体勢を低くして、こっちに腕廻して、と朱莉の腕を自らの肩に廻す。そして、同じように朱莉の背中を抱き寄せた。裸になったから、余計に秋生の体温を感じ、ドキドキと心臓が波打っている。
「朱莉くん、ドキドキしてるね。まあ、僕も同じくらい緊張してるんだけど」
合わせた胸から、確かに秋生の鼓動を感じる。そのリズムは朱莉と一緒だった。それに、腿に当たっている秋生の中心がはっきりと分かるのも朱莉は嬉しいと感じた。好きな人が自分の体で興奮してくれているなんて、安心するし、やっぱり嬉しい。
「ぼくも、全部秋生さんのものだから……触って、欲しい、です……」
朱莉が言うと、秋生がぎゅっと朱莉を抱きしめ、耳の後ろに強くキスをした。それから、耳朶を甘く嚙みながら、それ、と口を開く。
「前も言ってたよね。僕はうっかりその言葉に浮かれてキスまでしちゃったけど……他の人に言ったりしてない?」
耳元で話されてぞくぞくと肌が悦びにわななく。朱莉は、それでも聞かれたことに答えようと唇を開いた。
「いっ、てない、です……秋生さんだから、触って、欲しくて……あ、くすぐったい、です」
初めて、秋生が朱莉の部屋に来てくれた時のことだとすぐに分かった。嫌じゃなかったという朱莉の言葉も無視して帰っていったのは、あのまま手を出したら他の男と同じになると思ったから、と秋生からも聞いている。朱莉の特別でいたいという想いは、朱莉が秋生に抱く気持ちと同じだったから、本当に幸せだった。
「僕だから触ってほしいって、嬉しいよ。もっと、触れていい?」
秋生が体を離し、そっと朱莉の胸に触れる。既に期待して尖っている胸の先を指先で撫でられ、朱莉はその刺激にびくりと肩を揺らした。優しい指先が肌を撫でていく感覚は初めてで、朱莉はなんだか恥ずかしくて秋生の顔が見れずに視線を逸らした。
「あ、きおさん……そんなに、ゆっくりしなくても……」
抱かれるつもりでここまで来たから、後ろの準備もある程度出来ている。久しぶりだから少し痛いかもしれないが、きっと相手が秋生だと思えば、それもまた嬉しい痛みに変わると思っていた。
だから早く、全部奪って欲しい。
「ゆっくりするよ。だって、これは僕だけの特権だろう? 朱莉くんはどこを触ったらどんなふうになるのか、全部見たい」
ちゅっ、と胸にキスをして、そのままピンク色に熟れた先を口に含まれて、朱莉は思わず声を漏らした。自分でも驚くくらい力の抜けた甘い声が聞こえて、朱莉は恥ずかしくて自分の口を手で塞いだ。こんな自分じゃないみたいな声、好きな人に聞かせたくない。
「んっ……んん……」
それでも秋生から受け取る刺激の心地よさに喉が鳴る。すると、秋生はそっと朱莉の手に触れた。朱莉がそれに気づき、秋生を見上げる。
「声、聞かせて欲しい」
「朱莉くん?」
いきなり何も言わずに触れたから秋生も驚いたのだろう。少し困った顔でこちらを見下ろす秋生に、朱莉は微笑んだ。
「ごめんなさい、つい、触ってみたくなって」
「……いいよ。全部、朱莉くんのものだから」
秋生は体勢を低くして、こっちに腕廻して、と朱莉の腕を自らの肩に廻す。そして、同じように朱莉の背中を抱き寄せた。裸になったから、余計に秋生の体温を感じ、ドキドキと心臓が波打っている。
「朱莉くん、ドキドキしてるね。まあ、僕も同じくらい緊張してるんだけど」
合わせた胸から、確かに秋生の鼓動を感じる。そのリズムは朱莉と一緒だった。それに、腿に当たっている秋生の中心がはっきりと分かるのも朱莉は嬉しいと感じた。好きな人が自分の体で興奮してくれているなんて、安心するし、やっぱり嬉しい。
「ぼくも、全部秋生さんのものだから……触って、欲しい、です……」
朱莉が言うと、秋生がぎゅっと朱莉を抱きしめ、耳の後ろに強くキスをした。それから、耳朶を甘く嚙みながら、それ、と口を開く。
「前も言ってたよね。僕はうっかりその言葉に浮かれてキスまでしちゃったけど……他の人に言ったりしてない?」
耳元で話されてぞくぞくと肌が悦びにわななく。朱莉は、それでも聞かれたことに答えようと唇を開いた。
「いっ、てない、です……秋生さんだから、触って、欲しくて……あ、くすぐったい、です」
初めて、秋生が朱莉の部屋に来てくれた時のことだとすぐに分かった。嫌じゃなかったという朱莉の言葉も無視して帰っていったのは、あのまま手を出したら他の男と同じになると思ったから、と秋生からも聞いている。朱莉の特別でいたいという想いは、朱莉が秋生に抱く気持ちと同じだったから、本当に幸せだった。
「僕だから触ってほしいって、嬉しいよ。もっと、触れていい?」
秋生が体を離し、そっと朱莉の胸に触れる。既に期待して尖っている胸の先を指先で撫でられ、朱莉はその刺激にびくりと肩を揺らした。優しい指先が肌を撫でていく感覚は初めてで、朱莉はなんだか恥ずかしくて秋生の顔が見れずに視線を逸らした。
「あ、きおさん……そんなに、ゆっくりしなくても……」
抱かれるつもりでここまで来たから、後ろの準備もある程度出来ている。久しぶりだから少し痛いかもしれないが、きっと相手が秋生だと思えば、それもまた嬉しい痛みに変わると思っていた。
だから早く、全部奪って欲しい。
「ゆっくりするよ。だって、これは僕だけの特権だろう? 朱莉くんはどこを触ったらどんなふうになるのか、全部見たい」
ちゅっ、と胸にキスをして、そのままピンク色に熟れた先を口に含まれて、朱莉は思わず声を漏らした。自分でも驚くくらい力の抜けた甘い声が聞こえて、朱莉は恥ずかしくて自分の口を手で塞いだ。こんな自分じゃないみたいな声、好きな人に聞かせたくない。
「んっ……んん……」
それでも秋生から受け取る刺激の心地よさに喉が鳴る。すると、秋生はそっと朱莉の手に触れた。朱莉がそれに気づき、秋生を見上げる。
「声、聞かせて欲しい」
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