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未来へ
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伊織は大学を卒業し、棗の会社でフラワーアレンジメントの仕事をすることになった。織部もイギリスへの留学に出発しようとしていた。
「兄さん、卒業おめでとう!」
「織部も高校卒業おめでとう!」
二人は久しぶりに実家の近くの喫茶店でお茶を飲んでいた。
「ここ来るの久しぶりだね」
「昔はここのプリン食べに来るの楽しみだったよね(笑)」
「昔ながらの固めのプリンね!」
「そうそう!プリンアラモードなんてたまにしか食べられなくて、スゴい嬉しかったよね(笑)」
お店のマスターも二人の仲の良さを、ニコニコと見守っていた。
「織部はいつ出発するの?」
「来週の月曜日。見送り来なくてもいいよ」
「えっ!何でよ!」
「忙しいでしょ?」
「大丈夫だよ!絶対行くからね!」
「はいはい(笑)」
もぉ!とぷりぷりする伊織の姿に、織部は幸せそうで良かったと思っていた。前はもっと、家を継がなくちゃといつも肩に力が入って、引かれたレールを進んでいくことの虚しさを感じているように見えていたから。
「ずいぶん肩の力抜けたよね」
「そう?」
「スゴく幸せそう…」
伊織はえへへと頭をかいていた。
「兄さん見てると、一人の人を大切に思い続けるっていいなって思うよ」
「織部は好きな人いないの?」
「ん~。今まで付き合ったりしたことはあるけど、この人!っていう人にはね~」
「そっか。彼女はいたんだ」
伊織はしみじみしている。
「織部も大きくなったんだね」
「何それ。俺もそのくらいあるよ!」
いつまでも子供だと思って!と織部がぷりぷり。
「ごめんごめん。だって昔、めっちゃ可愛かったからさ」
「そんなの兄さんの方が今でも可愛いの、分かってないね~」
「えっ?そんなわけ…」
「愛されてるね~伊織君♡」
「言ってろ!」
母さんに似た綺麗な顔がみるみる赤くなった。織部はこれなら安心してイギリス行けるなと心の中で思っていた。
…………………………………………………………
「じゃあ、体に気をつけて」
「兄さんもね!」
「織部くん。頑張ってね」
「ありがとうございます。お義兄さん(笑)」
「!」
「伊織のこと、大事にしてくれてありがとうございます(笑)」
「任せてよ。誰にも負けないから(笑)」
はいはいと軽く流し、相変わらずの溺愛ぶりだよと少々呆れた。
「母さんもオヤジも体に気をつけてね」
「お前にそのまま返すよ(笑)」
父は織部の頭を抱えると、そのままくしゃくしになるまで撫でていた。
「ちょっと!せっかく格好よくセットしたのに!」
怒る織部を父が抱きしめた。
「しっかり生きてこい。先のことはいいから、今やりたい事をやってこいよ」
少しだけ父の目が光って見えた。織部も父を一瞬だけ強く抱きしめると、振り返ることなく大きく手を振ってエスカレーターを降りて行った。
見送った帰り、拓馬は伊織の両親と4人で食事をした。伊織と暮らし始めてから何度か実家を訪れて顔を合わせてきていたので、今では旧知の仲になっていた。
「拓馬さん、お仕事大変でしょう?伊織には何にもやらせないできちゃったものですから、面倒かけてませんか?」
作之助が心配そうにそう言うと、拓馬は笑った。
「いいえ。もう何でも出来るようになってますから。ねっ?」
「僕がはいって言っていいのか…」
「自信持って言っていいよ」
「本当に不思議なんですけど、娘をお嫁にやった気がしています(笑)」
母の杏は伊織そっくりの美しい笑顔を見せて言った。
「私も奥さんもらったと思ってます(笑)」
冗談交じりに拓馬は言った。
「違和感がなさ過ぎて、家には娘と息子一人ずついたような気分です…」
作之助も笑っていた。
「僕は性別を間違えて生まれてきたのかな?」
「私にとっては、伊織は伊織しかいないから。どっちでも良いんです」
「そんなに大切にしてくれるなら、もうどっちでもいいですね(笑)」
杏は、どんな生き方にせよ、幸せでいてくれて本当に良かったと安堵していた。作之助は自分がこんな風に性別を超えた関係を認められるとは思ってもいなかった。自分で言うのもなんだが、頭の固い人間だったから。
「父さん…。認めてくれてありがとうございます」
「私もお礼が言いたいです。私のことも受け入れて下さって本当にありがとうございます」
拓馬は自分のわがままで、伊織と暮らすことを申し訳なく思っていた。自分が伊織を愛さなかったら、伊織は父や夫になる別の道があったかもしれないと。
「親は子供が幸せなら、それでいいんですよ」
作之助は伊織が選んだ道が間違っていないと思っていた。何より幸せそうな顔が物語っている。
「これからも伊織をよろしく頼みます」
「はい」
4人はお互いの幸せな表情を喜んでいた。
家に帰ると、食事は終えていたからあとはお風呂に入って寝るだけ…。
「一緒に入ろ?」
「えっ?!」
伊織は顔を赤らめた。拓馬はそんな可愛い反応をする伊織を抱きしめると、肩に担いでお風呂へ直行…。
「電気消してね」
「ん?何で?」
「何でって…。恥ずかしいから」
「却下」
琥珀色の瞳を意地悪そうに輝かせて、魅力的に微笑んだ。
体を洗うのには密着しすぎているような…。
「あの、ね!これじゃ洗えないよ?」
「洗えるでしょ」
「もう…」
たっぷり泡立てた石鹸で泡だらけにされた伊織は、後ろに立つ拓馬に優しい手つきで撫でられていった。
「伊織の肌はいつも綺麗だ…」
首筋から肩に、腕から細く美しい手。ヌルヌルと指を絡めてくる。
「あの、わざと…やらしく触ってない?」
「ん?だってその気にさせようと思ってさ」
もう伊織の体は反応していた。
「これは?」
拓馬が泡でするんと滑る手で優しく握るので、すごく気持ち良くて伊織は可愛い声が出てしまった。
「可愛いな」
「やだ…」
「こっちはヒクヒクしてるけど?」
「なんか、今日…。いじわるだ」
「可愛いのが悪い(笑)」
後ろから抱きしめられたまま、拓馬が伊織に入っていく。硬く膨らんだものが伊織の中を擦っていく。奥まで入ると、少しずつ出し入れして伊織のいいところを探す。
「伊織。どこがいい?」
耳元で囁くと、
「あっ!もぉ分かんない!」
と伊織は気持ち良すぎて腰が砕けそうだった。
拓馬は伊織の反応を見ながら、奥を攻めた。声が一段と高くなる所を見つけて攻めると、中がうねって絡みついてきた。
「伊織の中、うねってる…」
「やっ!もうダメ…イく」
「いいよ…。イって」
高く切なく啼く声がバスルームに響いた。と、次の瞬間、
「ハクシュン!」
伊織が盛大にくしゃみをした。
「わっ!ごめん!調子のり過ぎた!」
熱いシャワーをかけられて、すぐさま湯船でよ~く温められた。
「伊織、寒くない?」
「ん、大丈夫(笑)」
慌てる拓馬なんて滅多に見られないから、伊織はクスッと笑った。
「何?笑って」
「だってさ、拓馬が慌ててるんだもん(笑)」
クスクス笑いが止まらない伊織を拓馬は目いっぱいの力で抱きしめた。
「俺の大事な人に風邪引かせたくないだろ?」
「うん…。でも、おかしい…」
いつまでも笑っている伊織の肩に顎を乗せて、
「いつでも冷静沈着を心がけてるはずなのにな!伊織の前だとてんでダメだな(笑)」
拓馬は伊織と一緒になって笑っていた。
「あんまり馬鹿にすると、ベッドに行ったら大変だぞ?」
伊織はクスクス笑いながら拓馬の首にかじりついた。
「馬鹿になんかしてない。僕は幸せだなって思ってるだけ(笑)」
「幸せ?」
「そっ。幸せ」
「じゃあ、お風呂からあがったら、もっと幸せにしてやる!」
「お手柔らかにお願いします」
「手加減なんてしません!」
伊織はお風呂からあがったら一体何をされちゃうんだろうとドキドキしていた。拓馬は、内緒で買っていたおもちゃ使ったら怒られるかな…なんて事を考えながら、可愛い伊織を胸に抱えながらのんびり湯船につかっていた。
「兄さん、卒業おめでとう!」
「織部も高校卒業おめでとう!」
二人は久しぶりに実家の近くの喫茶店でお茶を飲んでいた。
「ここ来るの久しぶりだね」
「昔はここのプリン食べに来るの楽しみだったよね(笑)」
「昔ながらの固めのプリンね!」
「そうそう!プリンアラモードなんてたまにしか食べられなくて、スゴい嬉しかったよね(笑)」
お店のマスターも二人の仲の良さを、ニコニコと見守っていた。
「織部はいつ出発するの?」
「来週の月曜日。見送り来なくてもいいよ」
「えっ!何でよ!」
「忙しいでしょ?」
「大丈夫だよ!絶対行くからね!」
「はいはい(笑)」
もぉ!とぷりぷりする伊織の姿に、織部は幸せそうで良かったと思っていた。前はもっと、家を継がなくちゃといつも肩に力が入って、引かれたレールを進んでいくことの虚しさを感じているように見えていたから。
「ずいぶん肩の力抜けたよね」
「そう?」
「スゴく幸せそう…」
伊織はえへへと頭をかいていた。
「兄さん見てると、一人の人を大切に思い続けるっていいなって思うよ」
「織部は好きな人いないの?」
「ん~。今まで付き合ったりしたことはあるけど、この人!っていう人にはね~」
「そっか。彼女はいたんだ」
伊織はしみじみしている。
「織部も大きくなったんだね」
「何それ。俺もそのくらいあるよ!」
いつまでも子供だと思って!と織部がぷりぷり。
「ごめんごめん。だって昔、めっちゃ可愛かったからさ」
「そんなの兄さんの方が今でも可愛いの、分かってないね~」
「えっ?そんなわけ…」
「愛されてるね~伊織君♡」
「言ってろ!」
母さんに似た綺麗な顔がみるみる赤くなった。織部はこれなら安心してイギリス行けるなと心の中で思っていた。
…………………………………………………………
「じゃあ、体に気をつけて」
「兄さんもね!」
「織部くん。頑張ってね」
「ありがとうございます。お義兄さん(笑)」
「!」
「伊織のこと、大事にしてくれてありがとうございます(笑)」
「任せてよ。誰にも負けないから(笑)」
はいはいと軽く流し、相変わらずの溺愛ぶりだよと少々呆れた。
「母さんもオヤジも体に気をつけてね」
「お前にそのまま返すよ(笑)」
父は織部の頭を抱えると、そのままくしゃくしになるまで撫でていた。
「ちょっと!せっかく格好よくセットしたのに!」
怒る織部を父が抱きしめた。
「しっかり生きてこい。先のことはいいから、今やりたい事をやってこいよ」
少しだけ父の目が光って見えた。織部も父を一瞬だけ強く抱きしめると、振り返ることなく大きく手を振ってエスカレーターを降りて行った。
見送った帰り、拓馬は伊織の両親と4人で食事をした。伊織と暮らし始めてから何度か実家を訪れて顔を合わせてきていたので、今では旧知の仲になっていた。
「拓馬さん、お仕事大変でしょう?伊織には何にもやらせないできちゃったものですから、面倒かけてませんか?」
作之助が心配そうにそう言うと、拓馬は笑った。
「いいえ。もう何でも出来るようになってますから。ねっ?」
「僕がはいって言っていいのか…」
「自信持って言っていいよ」
「本当に不思議なんですけど、娘をお嫁にやった気がしています(笑)」
母の杏は伊織そっくりの美しい笑顔を見せて言った。
「私も奥さんもらったと思ってます(笑)」
冗談交じりに拓馬は言った。
「違和感がなさ過ぎて、家には娘と息子一人ずついたような気分です…」
作之助も笑っていた。
「僕は性別を間違えて生まれてきたのかな?」
「私にとっては、伊織は伊織しかいないから。どっちでも良いんです」
「そんなに大切にしてくれるなら、もうどっちでもいいですね(笑)」
杏は、どんな生き方にせよ、幸せでいてくれて本当に良かったと安堵していた。作之助は自分がこんな風に性別を超えた関係を認められるとは思ってもいなかった。自分で言うのもなんだが、頭の固い人間だったから。
「父さん…。認めてくれてありがとうございます」
「私もお礼が言いたいです。私のことも受け入れて下さって本当にありがとうございます」
拓馬は自分のわがままで、伊織と暮らすことを申し訳なく思っていた。自分が伊織を愛さなかったら、伊織は父や夫になる別の道があったかもしれないと。
「親は子供が幸せなら、それでいいんですよ」
作之助は伊織が選んだ道が間違っていないと思っていた。何より幸せそうな顔が物語っている。
「これからも伊織をよろしく頼みます」
「はい」
4人はお互いの幸せな表情を喜んでいた。
家に帰ると、食事は終えていたからあとはお風呂に入って寝るだけ…。
「一緒に入ろ?」
「えっ?!」
伊織は顔を赤らめた。拓馬はそんな可愛い反応をする伊織を抱きしめると、肩に担いでお風呂へ直行…。
「電気消してね」
「ん?何で?」
「何でって…。恥ずかしいから」
「却下」
琥珀色の瞳を意地悪そうに輝かせて、魅力的に微笑んだ。
体を洗うのには密着しすぎているような…。
「あの、ね!これじゃ洗えないよ?」
「洗えるでしょ」
「もう…」
たっぷり泡立てた石鹸で泡だらけにされた伊織は、後ろに立つ拓馬に優しい手つきで撫でられていった。
「伊織の肌はいつも綺麗だ…」
首筋から肩に、腕から細く美しい手。ヌルヌルと指を絡めてくる。
「あの、わざと…やらしく触ってない?」
「ん?だってその気にさせようと思ってさ」
もう伊織の体は反応していた。
「これは?」
拓馬が泡でするんと滑る手で優しく握るので、すごく気持ち良くて伊織は可愛い声が出てしまった。
「可愛いな」
「やだ…」
「こっちはヒクヒクしてるけど?」
「なんか、今日…。いじわるだ」
「可愛いのが悪い(笑)」
後ろから抱きしめられたまま、拓馬が伊織に入っていく。硬く膨らんだものが伊織の中を擦っていく。奥まで入ると、少しずつ出し入れして伊織のいいところを探す。
「伊織。どこがいい?」
耳元で囁くと、
「あっ!もぉ分かんない!」
と伊織は気持ち良すぎて腰が砕けそうだった。
拓馬は伊織の反応を見ながら、奥を攻めた。声が一段と高くなる所を見つけて攻めると、中がうねって絡みついてきた。
「伊織の中、うねってる…」
「やっ!もうダメ…イく」
「いいよ…。イって」
高く切なく啼く声がバスルームに響いた。と、次の瞬間、
「ハクシュン!」
伊織が盛大にくしゃみをした。
「わっ!ごめん!調子のり過ぎた!」
熱いシャワーをかけられて、すぐさま湯船でよ~く温められた。
「伊織、寒くない?」
「ん、大丈夫(笑)」
慌てる拓馬なんて滅多に見られないから、伊織はクスッと笑った。
「何?笑って」
「だってさ、拓馬が慌ててるんだもん(笑)」
クスクス笑いが止まらない伊織を拓馬は目いっぱいの力で抱きしめた。
「俺の大事な人に風邪引かせたくないだろ?」
「うん…。でも、おかしい…」
いつまでも笑っている伊織の肩に顎を乗せて、
「いつでも冷静沈着を心がけてるはずなのにな!伊織の前だとてんでダメだな(笑)」
拓馬は伊織と一緒になって笑っていた。
「あんまり馬鹿にすると、ベッドに行ったら大変だぞ?」
伊織はクスクス笑いながら拓馬の首にかじりついた。
「馬鹿になんかしてない。僕は幸せだなって思ってるだけ(笑)」
「幸せ?」
「そっ。幸せ」
「じゃあ、お風呂からあがったら、もっと幸せにしてやる!」
「お手柔らかにお願いします」
「手加減なんてしません!」
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