用心棒な家政夫

ハジメユキノ

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お風呂上がり♡~Extra Edition~

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さっきは危うく風邪を引かせてしまいそうになったからか、お風呂から上がるとよ~く体を拭かれ、頭もしっかり乾かされた。
「拓馬の髪、乾かしたい!」
「いいよ。自分でやるから」
「僕がやりたいな…」
シュンとする伊織に拓馬は弱い。
「お願いします(笑)」
「はい!」
ソファに座らされ、伊織の優しい手で髪を乾かされるのは、実は気持ち良すぎて弱いのだ。じっと我慢していたが、どうにも気持ち良すぎる…。
「ねっ、もういいよ」
「えっ?まだ少し濡れてるから…」
「ごめん!気持ち良すぎてダメなの!」
ドライヤーを伊織からもぎ取るようにして奪うと、伊織に横に座ってと言った。
「ほんとにね、我慢するの辛いくらい気持ちいいの。ほら!」
「な、何で?」
「伊織に髪触られるのダメなんだよ…」
「だって髪切りに行ったときは?大丈夫なの?」
「それは全然大丈夫。誰にでも反応するわけじゃないの!」
もう!誰にでも反応してたら変態みたいじゃないか!拓馬は伊織を膝の間に抱えると、顎を肩に乗せて抱きしめた。
「髪濡れてるから…。風邪引くよ!」
「うん」
「ちゃんと拭いてね」
「うん…」
「聞いてますか?」
「うん」
拓馬は伊織を抱きしめる力を強くした。
「当たるんですけど…」
「だって当ててるんだもん」
だもんって…。甘えてる?
「ね、伊織…。怒られるかなぁ…」
「何ですか?何で僕が怒るの?」
「…。ちょっと後で…」
「何?後でって?」
「うん!後ほど♡」
それ以上は教えてくれなくて、拓馬はソファの上で伊織のパジャマの裾から手を入れた。
「髪!乾かしてね」
「ん?はいはい」
タオルでばーっと乾かすと、さっきの続きが始まった。
「ここでするの?」
「嫌?」
「ん…。嫌じゃないけど、汚れちゃうかなって…」
「いいよ。革だから拭けば大丈夫でしょ」
パジャマのボタンは器用に外され、耳を優しくかじられた。
「くすぐったいよ…」
「こっち向いてくれないの?」
「ん…」
拓馬の琥珀色の瞳が優しい。伊織の唇をペロッと舐めると舌が深く差し込まれて伊織の舌を絡め捕った。一緒に伊織の可愛い乳首も弄られるので、キスの合間に吐息と一緒に声がもれてしまう。
「やっぱりベッド行こ…」
拓馬はキスをしながら伊織の体を軽々と持ち上げ、ベッドまで連れていった。
横たえられた体に、拓馬の優しいキスが降ってきた。膝をすくい上げるように持ち上げられると、前と後ろを同時に可愛がられた。
「最近すぐ柔らかくなるね…」
もう拓馬にはどこを弄れば伊織がイきそうになるのか分かっているから、いいところを攻められてこらえきれない声が出てしまう。
「やだ…。そこばっかり…」
「ん?だって、どんどん可愛くなるから」
「それ以上しちゃダメ…」
「ダメって言われるとね…。ちょっと後ろ向いて」
伊織をうつ伏せにすると、コリコリとした伊織の弱い所をもっと攻めながら、拓馬はベッドサイドから何かを取り出した。
ローションをその中に入れると、伊織の固くなったものに被せた。
「あっ!何?」
前はヌルヌルと吸い付くものに攻められながら、拓馬のものが伊織の中に入った。前と後ろから同時に攻められて伊織は切ない声を上げた。ビクビクと体が震えている。
「イっちゃった?」
拓馬の問いかけにしばらく答えられそうになかった。何がなんだか分からなかったけれど、頭がおかしくなりそうなくらい気持ち良かった。
「伊織?大丈夫?」
「んん…。気持ち良かった…。コレ何?」
「ん?オナホ」
何買ってるの!
「コレ?後でって言ってたのって…」
「怒った?」
僕に怒られると思ってる拓馬は、ちょっと可愛い…。でも、これ以上何か使われたら困るなと思ったので、ちょっとだけ怒ったふりをした。
「こんなの使わなくたって気持ちいいのに」
僕の言葉にちょっと喜んでる?
「これ以上気持ちいいと困るよ!」
「気持ち良かったんだ…(笑)」
スゴい笑顔で嬉しそう…。
「拓馬が使えばいいでしょ!」
「だって俺には伊織がいるからさ(笑)」
ほんとに僕用なのね…。
「もう買っちゃダメ」
「え~…」
え~じゃないよ!どこまで開発しようとしてるの!
「やだよ!僕ばっかり気持ち良くて…」
「伊織が気持ちよさそうなの見るの好きなんだもん」
「え~…」
拓馬が僕をじーっと見つめてきた。
「拓馬?」
「ね、もう一回…」
僕だけ先にイってしまった事を思い出した。
「オナホ使うの?」
「だめ?」
拓馬の上目遣い…。反則でしょ!
「…。一回だけね」
スゴい嬉しそう。
拓馬の深くて気持ちのいいキスに、僕は反抗する意志を失っていった。
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