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過去編
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【九鬼】
暫く彼に合わせゆっくりと歩いていたが、すぐに彼は尿意の限界が来たようだ。
「…早いな~、ここでしないでよネ。ほら、そこの公園まで頑張って」
犬の様に鳴いて知らせてくる彼の表情がまた堪らない。
胸の内から湧き上がってくる感情に口角を上げると、近くの海浜公園へと彼を引っ張っていった。
時間も深夜なので、人の姿は今の所ない。
居たら居たでおもしろかったんだけどナ。
公園へと入ると、入口にある大きな木へと彼を移動させ、立ち止まる。
リンはそこにつくとすぐに木に向かってマーキングし始めた。
野良犬も結構いるので、色んな犬の匂いがついているんだろう。
「はい、君も犬だからちゃんとおしっこでマーキングしてネ」
そう告げると彼の横へと屈み、尿道バイブを更に膀胱へと突き立てた後、勢いよく引き抜いてやる。
「なんならうんちもしていいんだヨ?」
彼を見下すような笑みで笑うと、尻尾のアナルプラグをぐりぐりと押し込んでやった。
【神功左千夫】
彼とすることにはどんなことでも興奮してしまう。
それを浮き彫りにするように公園と言われた瞬間、僕は大きく目を見開いた。
もしかしたら、人がいるかもしれない。
なので抗うように両手足を突っ張ったが意図も簡単に引き摺られてしまった。
体を立てるとペニスも引っ張られるのでその痛みに表情が強張る。
公園に入って直ぐは遊具が立ち並ぶ場所だった。
奥の方に景色が見れる場所があるのだろう。
何よりも人が居ないことにホッとすると、僕は正座するようにその場に腰を下ろす。
既に尿意が限界なので内腿を擦り合わせて居るとリンがマーキングを施して行く。
僕にもそうしろと言うかのように鎖を引っ張られたので再び四つん這いになる。
「ふ……ッ!………くき……やっぱり、いやッ………んんッ」
ここまで来ると恥ずかしい。
この体勢で片足を上げろと言うことだ。
そんな恥ずかしいこと出来ない。
そう言っている間にバイブを引き抜かれる。
擦られて沸く熱と一緒に生温かい尿がペニスから溢れ出た。
しかし、片足を上げることが出来ず、そのまま動かされるアナルプラグにそんなこと出来ないと言うかのように首を振る。
勿論、犬のように排尿を自由に操れないので、ジョボジョボと音を立てながら水たまりを作り、僕は心地よさに震えた。
【九鬼】
アナルプラグを弄りながら、彼が放尿するのを待った。
しかし、彼は今「犬」なのに、片足をあげずにその場へと漏らし始めた。
「ちょっと~…違うでショ。左千夫クン犬じゃなかったの?幻滅した」
大げさにため息をつくと、引き抜いた尿道バイブで彼の身体を叩き始める。
静かな公園に音が響き渡り、彼の身体が赤く腫れはじめた。
「そんな犬らしくない犬、いらないヨ」
かなり冷たく言い放つと、すぐ側の鉄柵と彼の首輪から伸びている鎖を能力で繋いだ。
リンが不思議そうにこちらを眺めたので頭を撫でてやる。
そして、彼へと視線を向けると、惨めな姿を嘲笑するように口角をあげる。
「ちょっとリン走らせてくるから、少しここで反省したら?
もしかしたら誰か来るかもしれないケド、ボク絶対助けないから。
もちろん勝手に逃げたりしたら本当に捨てて行くから」
それだけ言い放つと、再び彼のペニスへと尿道バイブを挿入し固定する。
振動をMAXにしてやるとその場から立ち上がり、彼に目もくれず公園の奥へと歩んで行った。
ま、もちろんリンを走らせるなんて嘘だけど。
ここら辺には野犬がいるし、人ももしかしたら通るかもしれない。
彼がどうなるのか、陰でこっそり見といてやろう。
【神功左千夫】
「ヒッ……ッ、……そんな……ッ」
幻滅したと言われると僕の体がビクっと跳ねた。
しかし謝る暇も無く、打たれ、引き摺られ、柵へとぬい止められてしまう。
「ぁあああッ!!!は、……待ってます……ッ、待ってるから……迎えに……ッ、ぁあああッ」
無理矢理挿入される尿道バイブに悲鳴が上がる。
誰か来るかもしれない恐怖よりも彼が迎えに来てくれない恐怖の方が勝った。
そうなると逃げると言う選択肢は排除されてしまい、僕はバイブと振動に耐える様にその場に蹲りながら声を漏らす。
彼が見えなくなると堰を切った様に涙が零れた。
しかし、漏れる声は止まらず、引っ切り無しに喘いでしまう。
それでも絶頂することは無く、僕は額を砂に押し付けた。
そして、暫く悶えて居ると砂を蹴る様な音がしたので九鬼かと視線を上げたが、こちらに向かって来ているのは明らかに彼では無かった。
その光景に僕は大きく喉を鳴らした。
暫く彼に合わせゆっくりと歩いていたが、すぐに彼は尿意の限界が来たようだ。
「…早いな~、ここでしないでよネ。ほら、そこの公園まで頑張って」
犬の様に鳴いて知らせてくる彼の表情がまた堪らない。
胸の内から湧き上がってくる感情に口角を上げると、近くの海浜公園へと彼を引っ張っていった。
時間も深夜なので、人の姿は今の所ない。
居たら居たでおもしろかったんだけどナ。
公園へと入ると、入口にある大きな木へと彼を移動させ、立ち止まる。
リンはそこにつくとすぐに木に向かってマーキングし始めた。
野良犬も結構いるので、色んな犬の匂いがついているんだろう。
「はい、君も犬だからちゃんとおしっこでマーキングしてネ」
そう告げると彼の横へと屈み、尿道バイブを更に膀胱へと突き立てた後、勢いよく引き抜いてやる。
「なんならうんちもしていいんだヨ?」
彼を見下すような笑みで笑うと、尻尾のアナルプラグをぐりぐりと押し込んでやった。
【神功左千夫】
彼とすることにはどんなことでも興奮してしまう。
それを浮き彫りにするように公園と言われた瞬間、僕は大きく目を見開いた。
もしかしたら、人がいるかもしれない。
なので抗うように両手足を突っ張ったが意図も簡単に引き摺られてしまった。
体を立てるとペニスも引っ張られるのでその痛みに表情が強張る。
公園に入って直ぐは遊具が立ち並ぶ場所だった。
奥の方に景色が見れる場所があるのだろう。
何よりも人が居ないことにホッとすると、僕は正座するようにその場に腰を下ろす。
既に尿意が限界なので内腿を擦り合わせて居るとリンがマーキングを施して行く。
僕にもそうしろと言うかのように鎖を引っ張られたので再び四つん這いになる。
「ふ……ッ!………くき……やっぱり、いやッ………んんッ」
ここまで来ると恥ずかしい。
この体勢で片足を上げろと言うことだ。
そんな恥ずかしいこと出来ない。
そう言っている間にバイブを引き抜かれる。
擦られて沸く熱と一緒に生温かい尿がペニスから溢れ出た。
しかし、片足を上げることが出来ず、そのまま動かされるアナルプラグにそんなこと出来ないと言うかのように首を振る。
勿論、犬のように排尿を自由に操れないので、ジョボジョボと音を立てながら水たまりを作り、僕は心地よさに震えた。
【九鬼】
アナルプラグを弄りながら、彼が放尿するのを待った。
しかし、彼は今「犬」なのに、片足をあげずにその場へと漏らし始めた。
「ちょっと~…違うでショ。左千夫クン犬じゃなかったの?幻滅した」
大げさにため息をつくと、引き抜いた尿道バイブで彼の身体を叩き始める。
静かな公園に音が響き渡り、彼の身体が赤く腫れはじめた。
「そんな犬らしくない犬、いらないヨ」
かなり冷たく言い放つと、すぐ側の鉄柵と彼の首輪から伸びている鎖を能力で繋いだ。
リンが不思議そうにこちらを眺めたので頭を撫でてやる。
そして、彼へと視線を向けると、惨めな姿を嘲笑するように口角をあげる。
「ちょっとリン走らせてくるから、少しここで反省したら?
もしかしたら誰か来るかもしれないケド、ボク絶対助けないから。
もちろん勝手に逃げたりしたら本当に捨てて行くから」
それだけ言い放つと、再び彼のペニスへと尿道バイブを挿入し固定する。
振動をMAXにしてやるとその場から立ち上がり、彼に目もくれず公園の奥へと歩んで行った。
ま、もちろんリンを走らせるなんて嘘だけど。
ここら辺には野犬がいるし、人ももしかしたら通るかもしれない。
彼がどうなるのか、陰でこっそり見といてやろう。
【神功左千夫】
「ヒッ……ッ、……そんな……ッ」
幻滅したと言われると僕の体がビクっと跳ねた。
しかし謝る暇も無く、打たれ、引き摺られ、柵へとぬい止められてしまう。
「ぁあああッ!!!は、……待ってます……ッ、待ってるから……迎えに……ッ、ぁあああッ」
無理矢理挿入される尿道バイブに悲鳴が上がる。
誰か来るかもしれない恐怖よりも彼が迎えに来てくれない恐怖の方が勝った。
そうなると逃げると言う選択肢は排除されてしまい、僕はバイブと振動に耐える様にその場に蹲りながら声を漏らす。
彼が見えなくなると堰を切った様に涙が零れた。
しかし、漏れる声は止まらず、引っ切り無しに喘いでしまう。
それでも絶頂することは無く、僕は額を砂に押し付けた。
そして、暫く悶えて居ると砂を蹴る様な音がしたので九鬼かと視線を上げたが、こちらに向かって来ているのは明らかに彼では無かった。
その光景に僕は大きく喉を鳴らした。
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