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令和6年最新話★★★
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しおりを挟む「はっ♡白翼……ッ……ん!気持ちいいですッ……あっ♡も、……イってます……ふ、っ♡」
「朱華…………っ!」
切羽詰まった声がボクの声帯を震わせたところで我慢できなくなって奥まで突き上げて……イった。
この出す瞬間も堪らなくキモチイイ。
朱華もボクに最奥を抉られてまたイって、少し倒れた上体に抱き着かれた。イった後だからトばなかったけど、イく前なら確実にトんでいた彼の香りに誘われるように唇を啄んで、吸って、舐って、更にシアワセを感じていたら、スッと朱華はボクから離れていった。
「はっ……すいません」
「ん?なんの謝罪?」
「もう〈霊ヤラレ〉は発散できましたよね」
「……まぁ。ソだね」
ここ最近はこんな感じだ。
セックスを拒まれたりはしないケド、ボクの〈霊ヤラレ〉が収まると左千夫クンは直ぐにボクから離れるように一度距離を取る。その後はうまーくはぐらかされる。
一度、どうしてもガマンできなくて無理矢理そのまま襲ったときは、地下の彼の私室に逃げ込まれてしまったのでそれ以来出来なくなった。ただでさえ、一週間に一度の頻度で地下室に篭ってしまうのに、それ以上に増えるのはつらすぎる。
左千夫クンは早々に湯船から上がるとシャワーを浴びて浴室からでてしまった。ホントウニ、ボクにここまで我慢させるのは左千夫クンだけである。
地下に行ってほしくは無いケド、逃げ道を無くして同棲を解消されるのが一番嫌なのでガマンするしか無かった。
「ほーんと、ボクらしくないよネ~」
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