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第12話 ファンロン、依頼を受ける。……アル!
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目の前にはこんもりと積まれたホカホカと湯気を立てる美味しそうな饅頭の山。
その前でファンロン、よだれダラダラアルヨ!
だけど我慢、我慢アルヨ。我慢して、本当にファンロンの物なのか後ろでファンロンを見るデーモンロードに問いかけたアル!
「わあ~~♪ これいっぱい食べても良いアルか!?」
「良いッスよ。これはファンロンの為だけに用意された饅頭ッスから!」
「わ~~い、ありがとうアル! それじゃあ、頂きますアル~~~~~~!! モグモグモグッ!」
厳つい顔だけれど見た目と違って大分優しい館の主のザッコさんがファンロンにそう言ったアル。
だからザッコさんにお礼を言ってから、ファンロン饅頭を食べ始めたアル!
ホカホカフカフカの柔らかい饅頭の皮がファンロンの手にしっくりと嵌って……そのままぺろりと一口で平らげたアル!
すると、中の肉から肉汁がジュワ~って溢れてきて、ファンロンの口の中が幸せになったアル!
「美味しいアル~~~~! 一杯食べるアル、モグモグモグ~~~~!!」
「美味しそうに食べるッスね~。まだまだたっぷりあるッスよー。肉まんの他にも餡まんもあるッスよー」
「何アルか! これは天国アルか!? ファンロン幸せアル~~~~!!」
幸せを噛み締めるようにファンロン、肉まんたっぷり食べると今度は餡まん食べ始めるヨ!
肉のジュワ~っとしたしょっぱい味も好きだけど、餡まんもでざーとのようで美味しいアル!
モグモグモグモグ、パクパクパクパク、ファンロン幸せな気持ちで饅頭を食べるアル!
ああ、本当に美味しいアルヨ~♪ 何もしていないファンロンがこんなに一杯食べて良いアルかぁ~~?
「…………むにゃむにゃ、もう食べれないアルヨ~~……♪ …………はへ?」
むくり、とファンロンは起き上がるとそこは温かい陽射しが注ぐベッドだったアル。
あれ? 一杯の饅頭何処行ったアル? 饅頭出てこいアル~~~~?
そう思っていると、ファンロンの部屋の扉が開けられたアル。
「誰アルか? って、ザッコさんアル! ザッコさん、饅頭返して欲しいアル!! 何処に隠したアルか!?」
「え、ま、饅頭ッスか!? いったい何の話をして……って、そんな会話をしている場合じゃなかったッスよ!!」
ファンロンが突っ掛かると、ザッコさんが驚いた様子をしたけどすぐに急いでるみたいでファンロンの話を無視したアル!
おのれ~、ファンロンの饅頭を隠したまま返さないつもりアルネ~~!?
ギリリと拳を握り締めながらファンロン、ザッコさんを睨み付けるアル。
「実はッスね……って、何で自分睨み付けられてるッスか?」
「食い物の怨みは怖いアルヨ!!」
「は、はあ??」
睨み付けられたザッコさんは良く分かっていないのか首を捻りながらファンロンに訊ねたヨ。
だから、ファンロン率直に言ったアル。
けどザッコさん、首を捻るばかりだったアル。……誤魔化してるつもりアルネ!?
「まあ、お腹が空いてるなら……あとで美味しい物いっぱい食べさせてあげるッスか。大丈夫ッスか?」
「分かったアル。早く用件話すアル!」
ザッコさん、いい人アル。ファンロン、いい人好きアルヨ!
美味しい物どんなのアル? 饅頭あるアルか? お肉、アルか? お魚?
「えっと、それでッスけど。ちょっとファンロンさんにお願いしたいことがあるッスよ」
「お願いアル?」
「はい、今からちょっとある場所に送りますんで、そこの近くでちょっと少年が一人オークに捕まって酷いことになってるんッスよ」
「送る、少年、オーク……美味しいアルか?」
良く分からないアル。だけど、オーク美味しかったはずアル! けどファンロン、昔と比べてぐるめになってるから美味しく感じられるか不安アル!
多分、ザッコさんもファンロンの考え分かってくれるアル。そう思っていると、何でかファンロン見ながら「不安ッス」と言ってるアル。失礼アルね。
「続き、良いッスか? 良いッスよね? とりあえず、少年を助けたら良いッス。それでその少年は、勇者ッス」
「分かったアル。ゆうしゃアルね?」
……ゆうしゃ、ゆうしゃ、ゆーしゃ?? う~~ん、どこかで聞いたけど、忘れてしまったアル。
ファンロン、龍としては幼いからむちむちアルヨ!
「……本当、分かってるッスかね? まあ良いッス。その少年を助けたら、いっしょに旅をしてあげて欲しいッス」
「分かったアル! それで、美味しい物はどうすれば良いアル?!」
「と、とりあえず、ちゃんと用意するッスから心配しないで欲しいッス」
何だかうさんくさいけど、ファンロン良い龍だから信じるアル!
けどどうやって送られるアルか? そう思っていると、ザッコさん何か思い出したアル。
「ああ、そうそう忘れてたッス。注意して欲しいッスけど、絶対にその少年に惚れたらいけないッスよ?」
「何言ってるアルか? ファンロン、強い雄としか番になる気無いアル!」
「そう、ッスか? それなら良いッスけど……。ああ、こっちも準備出来たッス。お願いできるッスか?」
ザッコさん、誰と話してるアル? 周りには誰もいないのに、独り言あるか? 何だか寂しい悪魔アル……。
ファンロン、可哀想なザッコさんを見ていたアル。すると、足元が急に光出したアル。
「何アルかこれ?」
「ちょっとある人(?)に用意して貰ったものッス。光が止んだら、目的の場所に着くッスからちゃんと助けてあげて欲しいッスよ!」
「なんだかわかんないけど、わかったアル! それじゃあ、行って来るアルザッコさん!!」
「頑張ってくださいッスよ~~~~!!」
遠くなって行くザッコさんの声、そして光が消えるとファンロン。森の中に居たアル。
―――――
風龍と書いて、ファンロンです。
アホの子です。
その前でファンロン、よだれダラダラアルヨ!
だけど我慢、我慢アルヨ。我慢して、本当にファンロンの物なのか後ろでファンロンを見るデーモンロードに問いかけたアル!
「わあ~~♪ これいっぱい食べても良いアルか!?」
「良いッスよ。これはファンロンの為だけに用意された饅頭ッスから!」
「わ~~い、ありがとうアル! それじゃあ、頂きますアル~~~~~~!! モグモグモグッ!」
厳つい顔だけれど見た目と違って大分優しい館の主のザッコさんがファンロンにそう言ったアル。
だからザッコさんにお礼を言ってから、ファンロン饅頭を食べ始めたアル!
ホカホカフカフカの柔らかい饅頭の皮がファンロンの手にしっくりと嵌って……そのままぺろりと一口で平らげたアル!
すると、中の肉から肉汁がジュワ~って溢れてきて、ファンロンの口の中が幸せになったアル!
「美味しいアル~~~~! 一杯食べるアル、モグモグモグ~~~~!!」
「美味しそうに食べるッスね~。まだまだたっぷりあるッスよー。肉まんの他にも餡まんもあるッスよー」
「何アルか! これは天国アルか!? ファンロン幸せアル~~~~!!」
幸せを噛み締めるようにファンロン、肉まんたっぷり食べると今度は餡まん食べ始めるヨ!
肉のジュワ~っとしたしょっぱい味も好きだけど、餡まんもでざーとのようで美味しいアル!
モグモグモグモグ、パクパクパクパク、ファンロン幸せな気持ちで饅頭を食べるアル!
ああ、本当に美味しいアルヨ~♪ 何もしていないファンロンがこんなに一杯食べて良いアルかぁ~~?
「…………むにゃむにゃ、もう食べれないアルヨ~~……♪ …………はへ?」
むくり、とファンロンは起き上がるとそこは温かい陽射しが注ぐベッドだったアル。
あれ? 一杯の饅頭何処行ったアル? 饅頭出てこいアル~~~~?
そう思っていると、ファンロンの部屋の扉が開けられたアル。
「誰アルか? って、ザッコさんアル! ザッコさん、饅頭返して欲しいアル!! 何処に隠したアルか!?」
「え、ま、饅頭ッスか!? いったい何の話をして……って、そんな会話をしている場合じゃなかったッスよ!!」
ファンロンが突っ掛かると、ザッコさんが驚いた様子をしたけどすぐに急いでるみたいでファンロンの話を無視したアル!
おのれ~、ファンロンの饅頭を隠したまま返さないつもりアルネ~~!?
ギリリと拳を握り締めながらファンロン、ザッコさんを睨み付けるアル。
「実はッスね……って、何で自分睨み付けられてるッスか?」
「食い物の怨みは怖いアルヨ!!」
「は、はあ??」
睨み付けられたザッコさんは良く分かっていないのか首を捻りながらファンロンに訊ねたヨ。
だから、ファンロン率直に言ったアル。
けどザッコさん、首を捻るばかりだったアル。……誤魔化してるつもりアルネ!?
「まあ、お腹が空いてるなら……あとで美味しい物いっぱい食べさせてあげるッスか。大丈夫ッスか?」
「分かったアル。早く用件話すアル!」
ザッコさん、いい人アル。ファンロン、いい人好きアルヨ!
美味しい物どんなのアル? 饅頭あるアルか? お肉、アルか? お魚?
「えっと、それでッスけど。ちょっとファンロンさんにお願いしたいことがあるッスよ」
「お願いアル?」
「はい、今からちょっとある場所に送りますんで、そこの近くでちょっと少年が一人オークに捕まって酷いことになってるんッスよ」
「送る、少年、オーク……美味しいアルか?」
良く分からないアル。だけど、オーク美味しかったはずアル! けどファンロン、昔と比べてぐるめになってるから美味しく感じられるか不安アル!
多分、ザッコさんもファンロンの考え分かってくれるアル。そう思っていると、何でかファンロン見ながら「不安ッス」と言ってるアル。失礼アルね。
「続き、良いッスか? 良いッスよね? とりあえず、少年を助けたら良いッス。それでその少年は、勇者ッス」
「分かったアル。ゆうしゃアルね?」
……ゆうしゃ、ゆうしゃ、ゆーしゃ?? う~~ん、どこかで聞いたけど、忘れてしまったアル。
ファンロン、龍としては幼いからむちむちアルヨ!
「……本当、分かってるッスかね? まあ良いッス。その少年を助けたら、いっしょに旅をしてあげて欲しいッス」
「分かったアル! それで、美味しい物はどうすれば良いアル?!」
「と、とりあえず、ちゃんと用意するッスから心配しないで欲しいッス」
何だかうさんくさいけど、ファンロン良い龍だから信じるアル!
けどどうやって送られるアルか? そう思っていると、ザッコさん何か思い出したアル。
「ああ、そうそう忘れてたッス。注意して欲しいッスけど、絶対にその少年に惚れたらいけないッスよ?」
「何言ってるアルか? ファンロン、強い雄としか番になる気無いアル!」
「そう、ッスか? それなら良いッスけど……。ああ、こっちも準備出来たッス。お願いできるッスか?」
ザッコさん、誰と話してるアル? 周りには誰もいないのに、独り言あるか? 何だか寂しい悪魔アル……。
ファンロン、可哀想なザッコさんを見ていたアル。すると、足元が急に光出したアル。
「何アルかこれ?」
「ちょっとある人(?)に用意して貰ったものッス。光が止んだら、目的の場所に着くッスからちゃんと助けてあげて欲しいッスよ!」
「なんだかわかんないけど、わかったアル! それじゃあ、行って来るアルザッコさん!!」
「頑張ってくださいッスよ~~~~!!」
遠くなって行くザッコさんの声、そして光が消えるとファンロン。森の中に居たアル。
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風龍と書いて、ファンロンです。
アホの子です。
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