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くっころとは言わないけれどとにかくやめてR-18
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「これ、皇帝家の宝玉」
「わぁ、綺麗」
なんでこのタイミングで家宝ご披露? 私は箱からとりだされた突然の宝をキャバ嬢の気持ちで褒めた。直感的に観光地的宝物だなと思った。いや、大国皇帝家の宝玉なのだから何かすごいパワーがあるに違いない。
「魔力をいれると」
魔力? この世界で初めて出会うワードを聴いた瞬間に羽音のような低い音がしはじめた。何が起こるんだ、と見つめてもなにも起こらない。ん? と卓球の球程度のピンク色の宝玉を凝視して理解した。
この玉、振動してる?
前世のエロい知識から心当たりの情報がヒットして私は後ろに飛びさすったら皇帝陛下に覆い被さられた。もし、皇帝陛下が王国の騎士だったら、その顔面に私の足の裏がめり込んでいたことだろう。しかし、皇帝陛下は美術品。私はそんなことはできないのだった。
「悪いようにはしない、大人しくしていなさい」
「いや、それもしかしてそういうことなんですか?!」
「おや、そういうことになることを知っているのか。話が早い。つまり、そういうことだ」
前世でそういう意味でお世話になったことがないマッサージ器。なぜかド○キで大量に売られているのが不思議だった。電池の代わりに魔力を動力にして確かに外に出せないだろう秘宝は皇帝陛下の手の中で鈍い音をあげている。胸の先に服の上からあてられその強烈な振動に戦慄いた。
魔力、そこで使う?
え、転生チートの私すらしらない単語だったんですけど、魔力とか。
肩こりに良さそうだから肩にあてて欲しい。しかし、今宵は初夜の床。エッチな部分に使うつもりだ。
「うわぁ……」
ビクッと身体が跳ねる。胸の先の感覚がないのに、腰がむずがゆくなる。
「驚くかもしれないが、好くなるから」
ブンブン元気よく音を立ててる秘宝は股間の方に移動してきて懇願した。
「待って、待ってください。そんなの聞いてないので」
「逃げようだなんていけない子だ」
後ろから強く抱きしめられて宝玉が私の股間の方に伸ばされてついに中心に宛てられてしまう。
「あーーーーっ!」
布越しでも刺激がすごくて悶えた。体中が甘い疼きで満たされて酸欠になりそうで大きく息を吸う。
そういうわけで、私は秘宝に悩むことになった。
「は、はぅっ。うっ、やん、あてないで。宝玉だめっ」
「じゃあ俺と結婚するのに砂糖菓子を食べてくれるね?」
「いや、それもいや」
すっぽん食べてた人がそのあと何するのか、今更だけど察してしまった。年貢の納め時だなんてそんなわけあるか。私の王国への復讐はどうなるんだ。荒い息を吐きながら私は輝かしい未来を諦められずにいた。
「んー? 意地を張らないで食べてしまいなさい? そうしたらもっと気持ちよくしてあげる。痛みなんて感じないまま純潔を散らせてあげるから」
「いやぁ……」
私には健康王国というダサい国を滅ぼす使命があるのに。しかし、家宝は私の頭をその振動で痺れさせていった。
「わぁ、綺麗」
なんでこのタイミングで家宝ご披露? 私は箱からとりだされた突然の宝をキャバ嬢の気持ちで褒めた。直感的に観光地的宝物だなと思った。いや、大国皇帝家の宝玉なのだから何かすごいパワーがあるに違いない。
「魔力をいれると」
魔力? この世界で初めて出会うワードを聴いた瞬間に羽音のような低い音がしはじめた。何が起こるんだ、と見つめてもなにも起こらない。ん? と卓球の球程度のピンク色の宝玉を凝視して理解した。
この玉、振動してる?
前世のエロい知識から心当たりの情報がヒットして私は後ろに飛びさすったら皇帝陛下に覆い被さられた。もし、皇帝陛下が王国の騎士だったら、その顔面に私の足の裏がめり込んでいたことだろう。しかし、皇帝陛下は美術品。私はそんなことはできないのだった。
「悪いようにはしない、大人しくしていなさい」
「いや、それもしかしてそういうことなんですか?!」
「おや、そういうことになることを知っているのか。話が早い。つまり、そういうことだ」
前世でそういう意味でお世話になったことがないマッサージ器。なぜかド○キで大量に売られているのが不思議だった。電池の代わりに魔力を動力にして確かに外に出せないだろう秘宝は皇帝陛下の手の中で鈍い音をあげている。胸の先に服の上からあてられその強烈な振動に戦慄いた。
魔力、そこで使う?
え、転生チートの私すらしらない単語だったんですけど、魔力とか。
肩こりに良さそうだから肩にあてて欲しい。しかし、今宵は初夜の床。エッチな部分に使うつもりだ。
「うわぁ……」
ビクッと身体が跳ねる。胸の先の感覚がないのに、腰がむずがゆくなる。
「驚くかもしれないが、好くなるから」
ブンブン元気よく音を立ててる秘宝は股間の方に移動してきて懇願した。
「待って、待ってください。そんなの聞いてないので」
「逃げようだなんていけない子だ」
後ろから強く抱きしめられて宝玉が私の股間の方に伸ばされてついに中心に宛てられてしまう。
「あーーーーっ!」
布越しでも刺激がすごくて悶えた。体中が甘い疼きで満たされて酸欠になりそうで大きく息を吸う。
そういうわけで、私は秘宝に悩むことになった。
「は、はぅっ。うっ、やん、あてないで。宝玉だめっ」
「じゃあ俺と結婚するのに砂糖菓子を食べてくれるね?」
「いや、それもいや」
すっぽん食べてた人がそのあと何するのか、今更だけど察してしまった。年貢の納め時だなんてそんなわけあるか。私の王国への復讐はどうなるんだ。荒い息を吐きながら私は輝かしい未来を諦められずにいた。
「んー? 意地を張らないで食べてしまいなさい? そうしたらもっと気持ちよくしてあげる。痛みなんて感じないまま純潔を散らせてあげるから」
「いやぁ……」
私には健康王国というダサい国を滅ぼす使命があるのに。しかし、家宝は私の頭をその振動で痺れさせていった。
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