19 / 35
第二章 森林の街 ペンピスト
セラン武器工房 1
しおりを挟む
「こんにちは~」
店に入るなりマギナは元気のない声で挨拶した。だけど誰もいない。
コンビニを思い出す広さの店内。だけど陳列されているのは剣や斧、棍棒、戦鎚、弓、天井ギリギリの長さの槍などなどだ。
奥にはカウンターがあって、さらに奥には扉が見える。
「マギナか?」
カウンターのほうから声がした。だけど姿は見えない。
前に立つマギナは肩を落としたままだ。声は聞こえているはずだけど、なにも言わない。
「返事くらいしろよ!」
カウンターから頭が飛び出した。
女の子ならショート、男ならセミロングの髪は紺色で、詰問するかのようにマギナを睨む双眸は青色だ。
カウンターは僕の胸の下くらいの高さで、マギナがあそこに立てば、あんな感じになりそうだ。器用に頭だけ出したのかな?
「なんだ、どうした?」
端正な顔立ちが怪訝そうに歪む。
その顔が向きを変え、横に動き、カウンターの影から全身が現れる。
足も腰も曲がっていない。
つまり、マギナと同じくらいの身長だったということだ。
そのままこちらへと歩いて来る。
白のTシャツの上にベージュのシャツ、カーキのハーフパンツ。どれも着古しているようで、よくいえばワイルド、悪くいえばルーズだ。
マギナの前で止まった。
マギナはノロノロと壁を指した。いや、例の店か。
「あれ、どうにかなんないかな?」
「あれか……どうにかしてぇんだけどな……」
男なら高い声、女の子なら少し低い声だ。
……どっちだ!?
隣の店なんてどうでもいい。男か女、どっちなんだ!?
顔立ちは女、服装は男、体格は女、言動は男、声は中性的。判定はドロー!
おっと、こっちを見た。僕の視線に気づいたか。
「わりぃ、挨拶が遅れたな。あんたがクーヤか?」
「あぁ、うん、正確にはクウヤ・ソラノだけど」
もっと正確にいえば空野空也なんだけど。
「変わった名前だな。ク……クゥ……」
そんなに発音が難しいのか……。
「クーヤでいいよ」
「そっか、よろしくなクーヤ。俺はリム・セランだ」
リムは口角を片方だけ上げて笑った。
「俺」って言った。男なのか? いや、個性的な女の子なのかもしれない。
「こちらこそ、リム……――」
どの敬称を使うべきか悩む。
「俺は男だぜ」
リムの口角が震えている。
「よ、よろしく、リムくん」
そうか、男だったのか……。可愛い顔してるのに。
「また間違われてやんの!」
「うっせぇ! お前、本当は男なんじゃねぇのか?」
「どこ見て言ってるの!? ちびリム!」
元気を取り戻したマギナとリムによる団栗の背比べが始まった。
それにしても、男だったのか……。
「で、どれにするんだ?」
「どれにする?」
ひとしきり罵り合ったあと、リムとマギナは何事もなかったかのように訊いてきた。ついて行けない。
「え~っと、見させてもらってもいいかな?」
「あぁ、好きなだけ見てくれ」
「うん」
リムは腰に手を当てて笑った。品質に自信ありって感じかな。
さてさて、それじゃあ物色してみようか。まずはやっぱり剣だ。
店内を見回すと、中央あたりに大小様々な刀剣が立て掛けられていた。
早歩きで近寄る。
さて、よさそうなものは……。さすがに日本刀はないか。でもサーベルはある。
「触ってみても?」
「いいぜ。なんなら抜いて構えてみてくれ。けど、振り回すのは勘弁な」
「分かったよ」
左手でそっとサーベルの鞘を握り、持ち上げる。思ったより重くない。
鞘を軽く腰に当て、右足を一歩前に、腰を落とす。柄を右手で握り、鯉口を切るようにナックルガードを親指で押す。そしてゆっくりと刀身を鞘から抜き、下段に構える。
おぉぉ、これが本物か……。
小さな拍手が起きる。
振り返ると、マギナが目を輝かせていた。
「なんか様になってるね!」
「まあ、見てくれはな」
対してリムは苦笑い。
「それだと親指切れそうだな」
「あぁ、やっぱり?」
「そうなの?」
マギナは気づいてないようだ。
僕はサーベルを――指を突かないよう慎重に――鞘に収めた。
ふたりに向き直り、さっきと同じようにナックルガードに親指を当てた。
「付け焼き刃の知識でしかないんだけど」
と、前置きをして、ナックルガードを押す。
「こうやって抜こうとすると、親指が刃の真上にくるよね?」
「うん」
マギナは興味津々といった感じで僕の手元を見ている。
「ゆっくり抜くなら大丈夫なんだけど、咄嗟に抜こうとすると――」
サーベルを引き抜き、切っ先を親指に当てる。
「危ない危ない!」
それは、不自然な体勢で腕と切っ先がプルプル震えてるから言ってるのかな?
「こんな……感じで、親指が……切れる……かも……しれないんだよ」
「なるほど~」
慎重に鞘に収める。
マギナは感心してくれたけど、リムは苦笑いのままだ。
「それ以前に、そんなことしねぇでも抜けるけどな」
鞘をしっかり握って柄を引っ張ると、ほとんど抵抗もなく抜けた。
「そうみたいだね」
鞘口がこんなにスカスカだとは思わなかった。
「じゃあ、なんであんなことしたの?」
「いや、それは……」
マギナに問われて言葉に詰まる。
さっきやったのは日本刀の抜き方だ。だけど、この世界に日本刀はないはずだ。似たようなものはあるかもしれないけど……思い切って訊いてみようか。
「リムくん、刀ってないかな?」
「カタナ?」
リムは腕を組んで顔をしかめる。
「なんか聞いたことあんな……どんな剣なんだ?」
おっ、もしかしてあるのかな。
「えーっと、鍔の広い曲刀で……刀身の幅がこれより少し広くて……玉鋼――鋼でできてるんだけど……」
サーベルを指で囲んで、鍔のジェスチャーをする。
「やっぱ聞いたことがあるだけだな。うちにはねぇよ」
「ないかぁ」
ガッカリだ。でも、似たようなものが存在しているのかもしれない。
「けど、そういう剣ならさっきみたいな抜き方もできそうだな」
「そうなんだよ! 鍔が広いから刃の真上を避けて指が置けるんだよ!」
「お、おう……あんちゃん、マギナみたいになってるぜ?」
「あぁ、ごめん。つい……」
いかんいかん、テンション上がり過ぎてしまった。
「失礼だな~。わたしはもっとこう……あれだよ」
「あれってなんだよ」
僕みたいになってるマギナと呆れ顔のリム。
「クーヤなら分かるよね!」
「え!? あ~、その……」
こっちに振ってきたか。困った。なんか凄い期待してる目で見てるし。
「マギナさんは……元気がある? って感じかな」
「そう! 元気だよ!」
あぁ、こういうのでよかったんだ。
「あ~はいはい、無駄にな」
リムは、ドヤ顔で迫り来るマギナを追い払うように手を振り、僕を見た。
「で、どうする? それにするか?」
文句を垂れ流し始めたマギナを無視して、リムが訊いてきた。
「うーん……」
どうしよう。日本刀は模造刀を買ってしまうくらい好きだけど、サーベルはそんなに好きじゃない。こうして持ってみても、なんか心許ない。刀身が細いから簡単に折れそうだし。なにより、使いこなせるだけの技術がない。
「いや、これはやめとくよ」
「ま、そうだな。あんちゃんには向いてないかもな」
向いてないとまで言われるとは……。
サーベルを鞘に収めて、元の場所に戻す。
「じゃあ、片っ端から見ていくか?」
「そうさせてもらえるかな」
苦笑しながら頷く。
こうして、僕の武器選びが始まった。
「……あれ? 元気なだけ? ……馬鹿にされてる?」
店に入るなりマギナは元気のない声で挨拶した。だけど誰もいない。
コンビニを思い出す広さの店内。だけど陳列されているのは剣や斧、棍棒、戦鎚、弓、天井ギリギリの長さの槍などなどだ。
奥にはカウンターがあって、さらに奥には扉が見える。
「マギナか?」
カウンターのほうから声がした。だけど姿は見えない。
前に立つマギナは肩を落としたままだ。声は聞こえているはずだけど、なにも言わない。
「返事くらいしろよ!」
カウンターから頭が飛び出した。
女の子ならショート、男ならセミロングの髪は紺色で、詰問するかのようにマギナを睨む双眸は青色だ。
カウンターは僕の胸の下くらいの高さで、マギナがあそこに立てば、あんな感じになりそうだ。器用に頭だけ出したのかな?
「なんだ、どうした?」
端正な顔立ちが怪訝そうに歪む。
その顔が向きを変え、横に動き、カウンターの影から全身が現れる。
足も腰も曲がっていない。
つまり、マギナと同じくらいの身長だったということだ。
そのままこちらへと歩いて来る。
白のTシャツの上にベージュのシャツ、カーキのハーフパンツ。どれも着古しているようで、よくいえばワイルド、悪くいえばルーズだ。
マギナの前で止まった。
マギナはノロノロと壁を指した。いや、例の店か。
「あれ、どうにかなんないかな?」
「あれか……どうにかしてぇんだけどな……」
男なら高い声、女の子なら少し低い声だ。
……どっちだ!?
隣の店なんてどうでもいい。男か女、どっちなんだ!?
顔立ちは女、服装は男、体格は女、言動は男、声は中性的。判定はドロー!
おっと、こっちを見た。僕の視線に気づいたか。
「わりぃ、挨拶が遅れたな。あんたがクーヤか?」
「あぁ、うん、正確にはクウヤ・ソラノだけど」
もっと正確にいえば空野空也なんだけど。
「変わった名前だな。ク……クゥ……」
そんなに発音が難しいのか……。
「クーヤでいいよ」
「そっか、よろしくなクーヤ。俺はリム・セランだ」
リムは口角を片方だけ上げて笑った。
「俺」って言った。男なのか? いや、個性的な女の子なのかもしれない。
「こちらこそ、リム……――」
どの敬称を使うべきか悩む。
「俺は男だぜ」
リムの口角が震えている。
「よ、よろしく、リムくん」
そうか、男だったのか……。可愛い顔してるのに。
「また間違われてやんの!」
「うっせぇ! お前、本当は男なんじゃねぇのか?」
「どこ見て言ってるの!? ちびリム!」
元気を取り戻したマギナとリムによる団栗の背比べが始まった。
それにしても、男だったのか……。
「で、どれにするんだ?」
「どれにする?」
ひとしきり罵り合ったあと、リムとマギナは何事もなかったかのように訊いてきた。ついて行けない。
「え~っと、見させてもらってもいいかな?」
「あぁ、好きなだけ見てくれ」
「うん」
リムは腰に手を当てて笑った。品質に自信ありって感じかな。
さてさて、それじゃあ物色してみようか。まずはやっぱり剣だ。
店内を見回すと、中央あたりに大小様々な刀剣が立て掛けられていた。
早歩きで近寄る。
さて、よさそうなものは……。さすがに日本刀はないか。でもサーベルはある。
「触ってみても?」
「いいぜ。なんなら抜いて構えてみてくれ。けど、振り回すのは勘弁な」
「分かったよ」
左手でそっとサーベルの鞘を握り、持ち上げる。思ったより重くない。
鞘を軽く腰に当て、右足を一歩前に、腰を落とす。柄を右手で握り、鯉口を切るようにナックルガードを親指で押す。そしてゆっくりと刀身を鞘から抜き、下段に構える。
おぉぉ、これが本物か……。
小さな拍手が起きる。
振り返ると、マギナが目を輝かせていた。
「なんか様になってるね!」
「まあ、見てくれはな」
対してリムは苦笑い。
「それだと親指切れそうだな」
「あぁ、やっぱり?」
「そうなの?」
マギナは気づいてないようだ。
僕はサーベルを――指を突かないよう慎重に――鞘に収めた。
ふたりに向き直り、さっきと同じようにナックルガードに親指を当てた。
「付け焼き刃の知識でしかないんだけど」
と、前置きをして、ナックルガードを押す。
「こうやって抜こうとすると、親指が刃の真上にくるよね?」
「うん」
マギナは興味津々といった感じで僕の手元を見ている。
「ゆっくり抜くなら大丈夫なんだけど、咄嗟に抜こうとすると――」
サーベルを引き抜き、切っ先を親指に当てる。
「危ない危ない!」
それは、不自然な体勢で腕と切っ先がプルプル震えてるから言ってるのかな?
「こんな……感じで、親指が……切れる……かも……しれないんだよ」
「なるほど~」
慎重に鞘に収める。
マギナは感心してくれたけど、リムは苦笑いのままだ。
「それ以前に、そんなことしねぇでも抜けるけどな」
鞘をしっかり握って柄を引っ張ると、ほとんど抵抗もなく抜けた。
「そうみたいだね」
鞘口がこんなにスカスカだとは思わなかった。
「じゃあ、なんであんなことしたの?」
「いや、それは……」
マギナに問われて言葉に詰まる。
さっきやったのは日本刀の抜き方だ。だけど、この世界に日本刀はないはずだ。似たようなものはあるかもしれないけど……思い切って訊いてみようか。
「リムくん、刀ってないかな?」
「カタナ?」
リムは腕を組んで顔をしかめる。
「なんか聞いたことあんな……どんな剣なんだ?」
おっ、もしかしてあるのかな。
「えーっと、鍔の広い曲刀で……刀身の幅がこれより少し広くて……玉鋼――鋼でできてるんだけど……」
サーベルを指で囲んで、鍔のジェスチャーをする。
「やっぱ聞いたことがあるだけだな。うちにはねぇよ」
「ないかぁ」
ガッカリだ。でも、似たようなものが存在しているのかもしれない。
「けど、そういう剣ならさっきみたいな抜き方もできそうだな」
「そうなんだよ! 鍔が広いから刃の真上を避けて指が置けるんだよ!」
「お、おう……あんちゃん、マギナみたいになってるぜ?」
「あぁ、ごめん。つい……」
いかんいかん、テンション上がり過ぎてしまった。
「失礼だな~。わたしはもっとこう……あれだよ」
「あれってなんだよ」
僕みたいになってるマギナと呆れ顔のリム。
「クーヤなら分かるよね!」
「え!? あ~、その……」
こっちに振ってきたか。困った。なんか凄い期待してる目で見てるし。
「マギナさんは……元気がある? って感じかな」
「そう! 元気だよ!」
あぁ、こういうのでよかったんだ。
「あ~はいはい、無駄にな」
リムは、ドヤ顔で迫り来るマギナを追い払うように手を振り、僕を見た。
「で、どうする? それにするか?」
文句を垂れ流し始めたマギナを無視して、リムが訊いてきた。
「うーん……」
どうしよう。日本刀は模造刀を買ってしまうくらい好きだけど、サーベルはそんなに好きじゃない。こうして持ってみても、なんか心許ない。刀身が細いから簡単に折れそうだし。なにより、使いこなせるだけの技術がない。
「いや、これはやめとくよ」
「ま、そうだな。あんちゃんには向いてないかもな」
向いてないとまで言われるとは……。
サーベルを鞘に収めて、元の場所に戻す。
「じゃあ、片っ端から見ていくか?」
「そうさせてもらえるかな」
苦笑しながら頷く。
こうして、僕の武器選びが始まった。
「……あれ? 元気なだけ? ……馬鹿にされてる?」
0
あなたにおすすめの小説
異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
6月22日
HOTランキングで6位になりました!
6月23日
HOTランキングで4位になりました!
昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°.
6月24日
HOTランキングで2位になりました!
皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
クラスまるごと異世界転移
八神
ファンタジー
二年生に進級してもうすぐ5月になろうとしていたある日。
ソレは突然訪れた。
『君たちに力を授けよう。その力で世界を救うのだ』
そんな自分勝手な事を言うと自称『神』は俺を含めたクラス全員を異世界へと放り込んだ。
…そして俺たちが神に与えられた力とやらは『固有スキル』なるものだった。
どうやらその能力については本人以外には分からないようになっているらしい。
…大した情報を与えられてもいないのに世界を救えと言われても…
そんな突然異世界へと送られた高校生達の物語。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
莫大な遺産を相続したら異世界でスローライフを楽しむ
翔千
ファンタジー
小鳥遊 紅音は働く28歳OL
十八歳の時に両親を事故で亡くし、引き取り手がなく天涯孤独に。
高校卒業後就職し、仕事に明け暮れる日々。
そんなある日、1人の弁護士が紅音の元を訪ねて来た。
要件は、紅音の母方の曾祖叔父が亡くなったと言うものだった。
曾祖叔父は若い頃に単身外国で会社を立ち上げ生涯独身を貫いき、血縁者が紅音だけだと知り、曾祖叔父の遺産を一部を紅音に譲ると遺言を遺した。
その額なんと、50億円。
あまりの巨額に驚くがなんとか手続きを終える事が出来たが、巨額な遺産の事を何処からか聞きつけ、金の無心に来る輩が次々に紅音の元を訪れ、疲弊した紅音は、誰も知らない土地で一人暮らしをすると決意。
だが、引っ越しを決めた直後、突然、異世界に召喚されてしまった。
だが、持っていた遺産はそのまま異世界でも使えたので、遺産を使って、スローライフを楽しむことにしました。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる