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第2章
27 特訓4
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僕が持つその剣から不思議な力を感じる。
共にいれば怖くなどない。共に行こう…と。
普段使う機会が無いから初めて使う。
力をもみなぎってくる。
行ける、やれる。そのような気がした。
僕はフィーナに乱れ突く。彼女のその表情は驚いた顔だ。僕の体力は切れることを知らずどんどん攻撃することができる。
僕はついにフィーナを吹き飛ばすことに成功した。うまく体勢が取れなかったフィーナは地面に体をぶつけた。
「…油断した。本気で行く…。」
その言葉通り彼女は悔しそうな顔をした。彼女は起き上がると目を閉じて一気に右手へと自分の魔力を集中させているのがわかる。
魔力が溜まったのだろうか。彼女は目を開けると先程まであった青い瞳から赤い瞳へと変わっていた。
僕の額には冷や汗が付く。
「これを使わせるなんて…。人間ではあなたが初めて。」
「そりゃどうも。嫌な予感しかしないけど。」
「そう思ってくれるなら嬉しい。」
彼女は唸りを上げて爪を立て足元のみを集中して狙ってくる。意図があるのかどうかは知らないが僕は後ろへステップしていく。
見るからにわかる。彼女は今、好戦的な性格となり野獣となっている。
無駄な事をせずただひたすらに獲物を狩ろうとしている。
するとどうだ。一歩下がったところで何かに捕まったような感覚に襲われる。
意地で動こうとしも動かない。それどころか動く度にその縛りは強くなる。
足元が全く動かなくなった。
「私だからできる。こうやって魔力を二段階に分けて戦う者もいる。まぁ簡単に言えば覚醒だわ。綺麗な戦い方をする人なんて負けて同然。戦いは戦い。卑怯な手であろうと勝利であればそれで片がつく。そういう事なの。」
「くっそ…。何もできないじゃねぇか…。」
「大人しくなって。」
そう言った直後フィーナは爪を立てて僕の腹を1発殴った。
激痛。それしか思いつかない。いや、頭に考えが浮かばない。それぐらい痛いのだ。
押された衝撃でビヨンと足元に着いたゴムみたいなものが後ろへ戻りまた戻るとフィーナは魔法陣を展開させていた。
「『ヘル・スタンプ』」
ばんっとつけられたその魔法陣から大きな爆発が起きる。いつのまにか剣も手放していた。やはりここまでだろうかと思い始めた頃、こんなアナウンスが流れた。
【新しい技を会得しました】
僕は何を獲得したのか確認した。この状況下で獲得のアナウンスなどして欲しく無いのだけど。と思うのが普通だ。
そうすると技名が確認できた。
【サン・フレア】
詳細を確認する。
【この技は自らを火の玉として表面の温度を大幅に上げて攻撃する。ただし成功確率は低く、成功すると全てのステータスが3倍に増加。しかし失敗するとバトル敗北の確率が大幅にアップする。】
つまり賭けの状態。という事だ。
これなら位けるのでは無いかとまた感じる。
ただ体がボロボロとなっているので難しい。しかしやるしかないのだ。するしかないのだ。
僕は吹き飛ばされる前に念じる。
フィーナの2度の吹き飛ばしから元の位置に戻るときに技を発動する。
「『サン・フレア』」
するとどうだ。本当に体が熱くなるのが感じる。ただ体内温度がそのままだ。僕の四肢を掴んでいたものも次第に溶けていく。持っていた剣をぐっと握ると一気に詰め寄り何度も仕掛ける。
しかし相手は慣れた表情で対応する。
そして1つ交わしたあとに後ろからの回し蹴りで僕を吹き飛ばした。
痛いという感覚はあるがそこまで感じない。恐らく熱によって感じないだけなのだろう。しかし痛いものは痛い。軋む体を起き上がらせ反撃の準備をする。
が、遅いかった。もう詰め寄っていてさらに吹き飛ばされる。空中へと放り出されている。そして彼女は波動砲の準備をしていた。
これで受けたらほぼ負けだ。僕はわざと落ちてとっさに起き上がり技を凌ぐ準備をする。
「遅い!!『ヘル・ドライブ』!!」
三本の波動砲が僕を襲う。凄まじい勢いだ。
ガードしないと…っあれ?何故か魔力を練るとこができない。詳しく確認すると
【魔力が切れました】とのこと、
この時点で負けだ。何としてでも交わさないといけないが体が痛い。それと同時にサン・フレアの効果も切れた。
万事休すか。その時だった。
ドガン!!と大きな爆発音がした。
先程の波動砲が破滅した、
しかし誰かが攻撃している形跡がない。
「私が破滅させたのよ。」と言わんばかりに彼女が近づいてくる。
「魔力が切れたようで…。」
「何故わかった?」
「私達が扱うルフ。周りにキラキラとしたものが光る。ただ魔力が切れるとそれが無くなり太陽に照らされていようが照らせれていようが暗く見える。それで私がわざと破裂させた。死なせる訳にはいかないし。」
「ふー…そういうことか。君の先程の技は自分で扱える波動砲?」
「そう。的に当たるまで自分で追うし、自分で扱って別の敵に当たる。」
「それはそれは…。」
「ただ勘違いして欲しくないのがこれが私と思わないで。
貴方以上の力なんて充分あるんだから。」
心配してるのか貶しているのかよくわからない。ただ引き起こされた時に膝がガクッと来たのでそれ程彼女の力は偉大ということ。
「大丈夫?謙信…。」
「優香。大丈夫だよ。だいぶ疲れたけど…。」
苦笑いを僕は浮かべたが優香の心配する顔は変わらない。
「まぁ、今日はこのまま帰ってゆっくりして明日分析しましょうか。」
「そうしよう。このままやるのは脳が追いつかない。」
そう言って僕らはまた来た道を戻り帰った。
その間僕らは談笑しながら帰った。
タルタロスにいたところと見違える程のフィーナ。勿論厳しい一面もあるが笑顔をこぼすようになった。
こんな彼女がタルタロスにいたとは思えない。
…洗脳されていたのだろうか。まぁそんなことは今は関係ない。ゆっくり休むために歩いて行った。
共にいれば怖くなどない。共に行こう…と。
普段使う機会が無いから初めて使う。
力をもみなぎってくる。
行ける、やれる。そのような気がした。
僕はフィーナに乱れ突く。彼女のその表情は驚いた顔だ。僕の体力は切れることを知らずどんどん攻撃することができる。
僕はついにフィーナを吹き飛ばすことに成功した。うまく体勢が取れなかったフィーナは地面に体をぶつけた。
「…油断した。本気で行く…。」
その言葉通り彼女は悔しそうな顔をした。彼女は起き上がると目を閉じて一気に右手へと自分の魔力を集中させているのがわかる。
魔力が溜まったのだろうか。彼女は目を開けると先程まであった青い瞳から赤い瞳へと変わっていた。
僕の額には冷や汗が付く。
「これを使わせるなんて…。人間ではあなたが初めて。」
「そりゃどうも。嫌な予感しかしないけど。」
「そう思ってくれるなら嬉しい。」
彼女は唸りを上げて爪を立て足元のみを集中して狙ってくる。意図があるのかどうかは知らないが僕は後ろへステップしていく。
見るからにわかる。彼女は今、好戦的な性格となり野獣となっている。
無駄な事をせずただひたすらに獲物を狩ろうとしている。
するとどうだ。一歩下がったところで何かに捕まったような感覚に襲われる。
意地で動こうとしも動かない。それどころか動く度にその縛りは強くなる。
足元が全く動かなくなった。
「私だからできる。こうやって魔力を二段階に分けて戦う者もいる。まぁ簡単に言えば覚醒だわ。綺麗な戦い方をする人なんて負けて同然。戦いは戦い。卑怯な手であろうと勝利であればそれで片がつく。そういう事なの。」
「くっそ…。何もできないじゃねぇか…。」
「大人しくなって。」
そう言った直後フィーナは爪を立てて僕の腹を1発殴った。
激痛。それしか思いつかない。いや、頭に考えが浮かばない。それぐらい痛いのだ。
押された衝撃でビヨンと足元に着いたゴムみたいなものが後ろへ戻りまた戻るとフィーナは魔法陣を展開させていた。
「『ヘル・スタンプ』」
ばんっとつけられたその魔法陣から大きな爆発が起きる。いつのまにか剣も手放していた。やはりここまでだろうかと思い始めた頃、こんなアナウンスが流れた。
【新しい技を会得しました】
僕は何を獲得したのか確認した。この状況下で獲得のアナウンスなどして欲しく無いのだけど。と思うのが普通だ。
そうすると技名が確認できた。
【サン・フレア】
詳細を確認する。
【この技は自らを火の玉として表面の温度を大幅に上げて攻撃する。ただし成功確率は低く、成功すると全てのステータスが3倍に増加。しかし失敗するとバトル敗北の確率が大幅にアップする。】
つまり賭けの状態。という事だ。
これなら位けるのでは無いかとまた感じる。
ただ体がボロボロとなっているので難しい。しかしやるしかないのだ。するしかないのだ。
僕は吹き飛ばされる前に念じる。
フィーナの2度の吹き飛ばしから元の位置に戻るときに技を発動する。
「『サン・フレア』」
するとどうだ。本当に体が熱くなるのが感じる。ただ体内温度がそのままだ。僕の四肢を掴んでいたものも次第に溶けていく。持っていた剣をぐっと握ると一気に詰め寄り何度も仕掛ける。
しかし相手は慣れた表情で対応する。
そして1つ交わしたあとに後ろからの回し蹴りで僕を吹き飛ばした。
痛いという感覚はあるがそこまで感じない。恐らく熱によって感じないだけなのだろう。しかし痛いものは痛い。軋む体を起き上がらせ反撃の準備をする。
が、遅いかった。もう詰め寄っていてさらに吹き飛ばされる。空中へと放り出されている。そして彼女は波動砲の準備をしていた。
これで受けたらほぼ負けだ。僕はわざと落ちてとっさに起き上がり技を凌ぐ準備をする。
「遅い!!『ヘル・ドライブ』!!」
三本の波動砲が僕を襲う。凄まじい勢いだ。
ガードしないと…っあれ?何故か魔力を練るとこができない。詳しく確認すると
【魔力が切れました】とのこと、
この時点で負けだ。何としてでも交わさないといけないが体が痛い。それと同時にサン・フレアの効果も切れた。
万事休すか。その時だった。
ドガン!!と大きな爆発音がした。
先程の波動砲が破滅した、
しかし誰かが攻撃している形跡がない。
「私が破滅させたのよ。」と言わんばかりに彼女が近づいてくる。
「魔力が切れたようで…。」
「何故わかった?」
「私達が扱うルフ。周りにキラキラとしたものが光る。ただ魔力が切れるとそれが無くなり太陽に照らされていようが照らせれていようが暗く見える。それで私がわざと破裂させた。死なせる訳にはいかないし。」
「ふー…そういうことか。君の先程の技は自分で扱える波動砲?」
「そう。的に当たるまで自分で追うし、自分で扱って別の敵に当たる。」
「それはそれは…。」
「ただ勘違いして欲しくないのがこれが私と思わないで。
貴方以上の力なんて充分あるんだから。」
心配してるのか貶しているのかよくわからない。ただ引き起こされた時に膝がガクッと来たのでそれ程彼女の力は偉大ということ。
「大丈夫?謙信…。」
「優香。大丈夫だよ。だいぶ疲れたけど…。」
苦笑いを僕は浮かべたが優香の心配する顔は変わらない。
「まぁ、今日はこのまま帰ってゆっくりして明日分析しましょうか。」
「そうしよう。このままやるのは脳が追いつかない。」
そう言って僕らはまた来た道を戻り帰った。
その間僕らは談笑しながら帰った。
タルタロスにいたところと見違える程のフィーナ。勿論厳しい一面もあるが笑顔をこぼすようになった。
こんな彼女がタルタロスにいたとは思えない。
…洗脳されていたのだろうか。まぁそんなことは今は関係ない。ゆっくり休むために歩いて行った。
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