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第4話 早朝の決意
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翌日の早朝。ルチルは遅く寝たにも関わらず、すっかり目が冴えて起きてしまった。
まずは朝食を作ろう――もちろんクレインの分も。そう思ってキッチンに降りてくると、
「ごめんなさーい、ルチルちゃん起きてる?」
「んん……? はーい、今開けまーす」
その声は知り合いだったということもあり、ルチルは着替えもせずに扉を開け放つ。
「ニーナさん、おはようございます。朝からどうしたんですか?」
「いやねルチルちゃん、ちょっと号外が出ていたものだから……」
赤い瞳を持つその女性は、心配そうな顔をしながら、号外と書かれたチラシをルチルに差し出す。
「『ウートガル山賊団に注意!』……」
「知ってる? 南のライヴァン大陸で見かける山賊なんだけど。それがこのアスカンブラでも、しかもこの住宅街にいたって言うのよ! あたしすぐにルチルちゃんのことが心配になって、そしてこれはついでの差し入れ……」
ニーナはやや押し付けるようにして、ルチルの手に皿を持たせる。そこには『トネリコサーモン』をふんだんに使用したカルパッチョが、山盛りになっていた。
「あ、お料理もありがとうございます。こんなに気を遣っていただいて」
「いいのよ、むしろルチルちゃんはもっと食べるべき! 今日の予定はどうなの?」
「えっと……実は旅行に行こうかと思っていまして……」
「りょ、旅行~~~!?」
確かに山賊が出ているという警報を前にしたら、危険に首を突っ込みに行くようなものかもしれない。
「……ま、まあルチルちゃんがしたいことなら、あたしは止めないけどさ。十分に気を付けるんだよ!?」
「それはもちろんです」
「本当にね……ルチルちゃんも後を追ってきたってなったら、ルティカさん悲しむから……」
家が近いからという理由で、何かと気にかけてくれるこの女性を――
今日のルチルはぼーっと眺めていた。特に、彼女の容姿に着目していた。
「ん……どうしたの。あたしの炎が気になる?」
「えっ、あっはい正直それを見てました」
そう、ニーナもまた褐色肌と金髪という出で立ち。クレインと特徴が似通っているのだ。
唯一違うのはやはり炎。ニーナが肉体から放出しているのは紅い炎なのだ。
「春にもなったし、これからは暑くなっていく頃合いよ。そしたら衣替えも……いや~今年はどんな服着ようかしらねぇ~」
「また炎人ご用達のドレス見せてくださいね」
「もちろん! ルチルちゃんには特別よ! それじゃあ……元気でね!」
「ニーナさんもお仕事頑張ってくださーい」
用件を済ませたニーナは去っていく。ルチルはその背中を見届けた後に、扉を閉めるのだった。
レヴス・ラーシルという世界にもっとも多く生息しているのは、『人間』という生命体。そして人間というのは、生まれ持った体質に応じて複数の種族に分けれられる。
まず、ルチルのような際立った身体的特徴がない者。この種族は『始人』という。『ユグストネリコ』という木と『セッカアイヴィー』という蔦を擦り合わせて誕生したという、眉唾物の伝承から命名された。
そしてニーナやクレインのような、褐色肌と金髪と炎を特徴とする種族が炎人。彼らは生まれながらに宿しているルーンの影響で、常に肉体から炎が出ている。その逃げ口を作るために、背中や脇が露出した服を着るのだ。
また、自然に生まれる炎と同じように、彼らは赤やオレンジ色の炎を放つ。瞳の色はほとんどが赤であり、これは自らが生み出す炎の色に影響されていると言われている――
「おはようルチル。起きていたのか」
「そりゃあご飯作らないといけないし。あ、カルパッチョあるけど食べる?」
「いただける物なら何でも食うぜ!」
ルチルがリビングに戻ろうとすると、目を擦りながらクレインが降りてきた。早速ルチルはカルパッチョの皿をテーブルに持っていき、取り皿とスプーンも準備する。
「すっげー量だな! お前が作ったのか?」
「作れたらいいんだけどね~。近くに料理屋さんをやってる人が住んでいて、たまーにわたしを気遣って持ってきてくれるの」
「へえ~、なんかいいな! ちょっとの親切で……って感じだろ?」
クレインは皇子なので、食べたい物は全部料理人が作ってくれるのだろう。ルチルはそんなことを思いながら取り分ける。
「ご近所付き合いってやつだね。はいどうぞ」
「迸る炎を共に、今日の安寧に感謝する。いただきます!」
「わ、スヴァーダのあいさつだ。アスカンブラでは『今日の一歩を踏みしめて』って言うんだよ」
「所変われば挨拶も変わるんだな。はは……おもしれー!」
クレインはカルパッチョをどんどん平らげていく。彼の食欲が大きいのか、それとも年頃の男の子はこれぐらい当たり前なのか、そんなことで想像が止まらないルチル。
その傍らで彼の肉体から放たれる炎をじっと見ていた。やはり何度見ても蒼い炎だ。
「……クレインさ。昨日さらっと言ってたけど、国外に存在が認知されていないって」
「それはもしかして……その蒼い炎のせい?」
「……せいって言い方はやめてくれねえか。生まれ持っちまったもんは仕方ねえ」
クレインはカルパッチョを食べる手を止め、声のトーンを少し低くしてルチルに告げる。
「あ……ごめん……」
「ん……いやでも、何も事情知らねえとそう思うのも仕方ねえよな……おれの方こそごめん。落ち込ませちまった」
「でも気にしてるのは事実……でしょ?」
「……」
青い瞳を細めながら、クレインは背中をぼりぼり掻く。
「……おれの周囲は受け入れてくれてんだけどさ。でも国外がどう思うかはわからねえって。下手するとおれが国の弱みになっちまうかも……ってのが親父からの説明」
「……そうなんだ」
さっき見かけたニーナのような炎人が普通なのだ。赤の中に突然青が入り込んできたら、それはもう人の目を引くだろう。
ましてそれが皇子ならば、否応なしに注目される。それこそ日常の些細なことだって監視されるかもしれない。
何気ない行為すらも筒抜けになる恐怖――ルチルはそれを想像すると、ぶるっと身震いするのだった。
「あ、言っとくけど親父が悪い奴ってわけじゃねーぜ。むしろ逆だ、おれの理想!」
「お父さんってことは皇帝なんだよね? どんな人なんだろう」
「名前ぐらい知れてるもんだと思っていたが、知らねえのか?」
「なにぶん興味がないものでして」
日々の仕事に食材や日用品の値段、そして可愛いものにおしゃれなもの。ルチルの頭の中はいつだってそればかりである。
「ふーん、まあ政治ってそういうもんだよな。てかルチル、お前もカルパッチョ食えよ。朝食抜きは力出ねえぞ~?」
「言われなくてもわかってまーす。今から食べようとしていたの!」
こうして山盛りのカルパッチョは、食欲旺盛な若者二人によって平らげられた。そのうちルチルが2割でクレインが8割食べている。そもそもカルパッチョという料理、サーモン以外は葉野菜が大半であるため、そんなに腹に溜まらないというのもあるかもしれない。
「ぷはー食った食った……心なしか、栄養を補給して身体も調子良くなった気がするぜ」
「それはいいことだ……それでさ」
皿を片付ける前に、ルチルはクレインを見つめる。言いたいことを察したクレインは、静かに彼女の言葉を待つ。
「わたし、あなたを南に送り届けるよ。こうして出会えたのも何かの縁だし、あなたの力になりたい」
「……心強い言葉だ。おれもお前を危険に目には遭わせない。だから、よろしく頼む」
自然と二人は前に一歩踏み出し、距離を縮める。
そして右手を互いに差し出し、握手を交わすのだった。
(……~っ!?)
(や、やだ……男の子の手って、こんなにも固いんだ……!)
「ああ~……!」
「ん? どうしたルチル?」
握手の後、ルチルが頬を赤らめてそそくさと立ち去った理由を、クレインは知る由もない。
まずは朝食を作ろう――もちろんクレインの分も。そう思ってキッチンに降りてくると、
「ごめんなさーい、ルチルちゃん起きてる?」
「んん……? はーい、今開けまーす」
その声は知り合いだったということもあり、ルチルは着替えもせずに扉を開け放つ。
「ニーナさん、おはようございます。朝からどうしたんですか?」
「いやねルチルちゃん、ちょっと号外が出ていたものだから……」
赤い瞳を持つその女性は、心配そうな顔をしながら、号外と書かれたチラシをルチルに差し出す。
「『ウートガル山賊団に注意!』……」
「知ってる? 南のライヴァン大陸で見かける山賊なんだけど。それがこのアスカンブラでも、しかもこの住宅街にいたって言うのよ! あたしすぐにルチルちゃんのことが心配になって、そしてこれはついでの差し入れ……」
ニーナはやや押し付けるようにして、ルチルの手に皿を持たせる。そこには『トネリコサーモン』をふんだんに使用したカルパッチョが、山盛りになっていた。
「あ、お料理もありがとうございます。こんなに気を遣っていただいて」
「いいのよ、むしろルチルちゃんはもっと食べるべき! 今日の予定はどうなの?」
「えっと……実は旅行に行こうかと思っていまして……」
「りょ、旅行~~~!?」
確かに山賊が出ているという警報を前にしたら、危険に首を突っ込みに行くようなものかもしれない。
「……ま、まあルチルちゃんがしたいことなら、あたしは止めないけどさ。十分に気を付けるんだよ!?」
「それはもちろんです」
「本当にね……ルチルちゃんも後を追ってきたってなったら、ルティカさん悲しむから……」
家が近いからという理由で、何かと気にかけてくれるこの女性を――
今日のルチルはぼーっと眺めていた。特に、彼女の容姿に着目していた。
「ん……どうしたの。あたしの炎が気になる?」
「えっ、あっはい正直それを見てました」
そう、ニーナもまた褐色肌と金髪という出で立ち。クレインと特徴が似通っているのだ。
唯一違うのはやはり炎。ニーナが肉体から放出しているのは紅い炎なのだ。
「春にもなったし、これからは暑くなっていく頃合いよ。そしたら衣替えも……いや~今年はどんな服着ようかしらねぇ~」
「また炎人ご用達のドレス見せてくださいね」
「もちろん! ルチルちゃんには特別よ! それじゃあ……元気でね!」
「ニーナさんもお仕事頑張ってくださーい」
用件を済ませたニーナは去っていく。ルチルはその背中を見届けた後に、扉を閉めるのだった。
レヴス・ラーシルという世界にもっとも多く生息しているのは、『人間』という生命体。そして人間というのは、生まれ持った体質に応じて複数の種族に分けれられる。
まず、ルチルのような際立った身体的特徴がない者。この種族は『始人』という。『ユグストネリコ』という木と『セッカアイヴィー』という蔦を擦り合わせて誕生したという、眉唾物の伝承から命名された。
そしてニーナやクレインのような、褐色肌と金髪と炎を特徴とする種族が炎人。彼らは生まれながらに宿しているルーンの影響で、常に肉体から炎が出ている。その逃げ口を作るために、背中や脇が露出した服を着るのだ。
また、自然に生まれる炎と同じように、彼らは赤やオレンジ色の炎を放つ。瞳の色はほとんどが赤であり、これは自らが生み出す炎の色に影響されていると言われている――
「おはようルチル。起きていたのか」
「そりゃあご飯作らないといけないし。あ、カルパッチョあるけど食べる?」
「いただける物なら何でも食うぜ!」
ルチルがリビングに戻ろうとすると、目を擦りながらクレインが降りてきた。早速ルチルはカルパッチョの皿をテーブルに持っていき、取り皿とスプーンも準備する。
「すっげー量だな! お前が作ったのか?」
「作れたらいいんだけどね~。近くに料理屋さんをやってる人が住んでいて、たまーにわたしを気遣って持ってきてくれるの」
「へえ~、なんかいいな! ちょっとの親切で……って感じだろ?」
クレインは皇子なので、食べたい物は全部料理人が作ってくれるのだろう。ルチルはそんなことを思いながら取り分ける。
「ご近所付き合いってやつだね。はいどうぞ」
「迸る炎を共に、今日の安寧に感謝する。いただきます!」
「わ、スヴァーダのあいさつだ。アスカンブラでは『今日の一歩を踏みしめて』って言うんだよ」
「所変われば挨拶も変わるんだな。はは……おもしれー!」
クレインはカルパッチョをどんどん平らげていく。彼の食欲が大きいのか、それとも年頃の男の子はこれぐらい当たり前なのか、そんなことで想像が止まらないルチル。
その傍らで彼の肉体から放たれる炎をじっと見ていた。やはり何度見ても蒼い炎だ。
「……クレインさ。昨日さらっと言ってたけど、国外に存在が認知されていないって」
「それはもしかして……その蒼い炎のせい?」
「……せいって言い方はやめてくれねえか。生まれ持っちまったもんは仕方ねえ」
クレインはカルパッチョを食べる手を止め、声のトーンを少し低くしてルチルに告げる。
「あ……ごめん……」
「ん……いやでも、何も事情知らねえとそう思うのも仕方ねえよな……おれの方こそごめん。落ち込ませちまった」
「でも気にしてるのは事実……でしょ?」
「……」
青い瞳を細めながら、クレインは背中をぼりぼり掻く。
「……おれの周囲は受け入れてくれてんだけどさ。でも国外がどう思うかはわからねえって。下手するとおれが国の弱みになっちまうかも……ってのが親父からの説明」
「……そうなんだ」
さっき見かけたニーナのような炎人が普通なのだ。赤の中に突然青が入り込んできたら、それはもう人の目を引くだろう。
ましてそれが皇子ならば、否応なしに注目される。それこそ日常の些細なことだって監視されるかもしれない。
何気ない行為すらも筒抜けになる恐怖――ルチルはそれを想像すると、ぶるっと身震いするのだった。
「あ、言っとくけど親父が悪い奴ってわけじゃねーぜ。むしろ逆だ、おれの理想!」
「お父さんってことは皇帝なんだよね? どんな人なんだろう」
「名前ぐらい知れてるもんだと思っていたが、知らねえのか?」
「なにぶん興味がないものでして」
日々の仕事に食材や日用品の値段、そして可愛いものにおしゃれなもの。ルチルの頭の中はいつだってそればかりである。
「ふーん、まあ政治ってそういうもんだよな。てかルチル、お前もカルパッチョ食えよ。朝食抜きは力出ねえぞ~?」
「言われなくてもわかってまーす。今から食べようとしていたの!」
こうして山盛りのカルパッチョは、食欲旺盛な若者二人によって平らげられた。そのうちルチルが2割でクレインが8割食べている。そもそもカルパッチョという料理、サーモン以外は葉野菜が大半であるため、そんなに腹に溜まらないというのもあるかもしれない。
「ぷはー食った食った……心なしか、栄養を補給して身体も調子良くなった気がするぜ」
「それはいいことだ……それでさ」
皿を片付ける前に、ルチルはクレインを見つめる。言いたいことを察したクレインは、静かに彼女の言葉を待つ。
「わたし、あなたを南に送り届けるよ。こうして出会えたのも何かの縁だし、あなたの力になりたい」
「……心強い言葉だ。おれもお前を危険に目には遭わせない。だから、よろしく頼む」
自然と二人は前に一歩踏み出し、距離を縮める。
そして右手を互いに差し出し、握手を交わすのだった。
(……~っ!?)
(や、やだ……男の子の手って、こんなにも固いんだ……!)
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