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溺れる
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やっと付き合うことができて相当俺は浮かれてた。
誰に何を聞かれても堂々と答える。
柊と付き合ってるって。
柊と付き合えてるんだ、そりゃ嬉しいだろう、誰にだって言いたくなる。俺のものだって。
普段の俺がチャラいから全然本気で取り合ってもらえないが事実は事実だ、隠すつもりはない。
そのうち体の関係も出来た。
あいつがゲイだというのは付き合ってから知ったが、それはなんとも思わなかった。
むしろ女を排除できることになるのでこちらとしては有り難い。問題は男だ。
同時にあいつの過去に苦しんだ。
俺だって何人か彼女はいたし、それなりに経験もあった。自分のことを棚に上げるわけではないが、柊の体を好きにしていたやつが何人もいるということがどうしても嫌だった。消せないなら上書きして柊の記憶を全部俺にしたい。強烈にそう思ったんだ。
初めて柊と寝た時、俺は男とのやり方がわからなくて終始、あいつにリードされた。
柊が誰かと経験してきたことのおさらいみたいで、嫉妬に狂いそうだった。
体を委ねるたびに黒髪が白い肌にかかり、うなじだけではなく全身が艶めかしい。
女の肌の柔らかさとは違う、ちゃんと筋肉もついていて、磨かれた肌というのか、どこもかしこも綺麗なその体にずっと触れていたいと思うくらいエロい。
なにもしなくてもその状態なのにまるで煽っているかのように甘い声を聞かせる柊に溺れない男がいるだろうか。
俺は完全に沈んだ。
柊は俺のもの。
誰にも渡さないし触れさせない。
自分がこんなに独占欲、支配欲が強くて執着する人間だったことに気付いたのも柊だからだ。失うことが怖い存在。
それ以来俺は幾度となく柊を抱いた。
家やホテル以外でやるのは柊が嫌がるのでやらないが、本当は学校でもしたい。
柊と柊の体に溺れたくてずっと抱いていたかった。
それと同時に俺の腹の底にもう一つ湧いてきたものがあった。
好奇心だ。
誰に何を聞かれても堂々と答える。
柊と付き合ってるって。
柊と付き合えてるんだ、そりゃ嬉しいだろう、誰にだって言いたくなる。俺のものだって。
普段の俺がチャラいから全然本気で取り合ってもらえないが事実は事実だ、隠すつもりはない。
そのうち体の関係も出来た。
あいつがゲイだというのは付き合ってから知ったが、それはなんとも思わなかった。
むしろ女を排除できることになるのでこちらとしては有り難い。問題は男だ。
同時にあいつの過去に苦しんだ。
俺だって何人か彼女はいたし、それなりに経験もあった。自分のことを棚に上げるわけではないが、柊の体を好きにしていたやつが何人もいるということがどうしても嫌だった。消せないなら上書きして柊の記憶を全部俺にしたい。強烈にそう思ったんだ。
初めて柊と寝た時、俺は男とのやり方がわからなくて終始、あいつにリードされた。
柊が誰かと経験してきたことのおさらいみたいで、嫉妬に狂いそうだった。
体を委ねるたびに黒髪が白い肌にかかり、うなじだけではなく全身が艶めかしい。
女の肌の柔らかさとは違う、ちゃんと筋肉もついていて、磨かれた肌というのか、どこもかしこも綺麗なその体にずっと触れていたいと思うくらいエロい。
なにもしなくてもその状態なのにまるで煽っているかのように甘い声を聞かせる柊に溺れない男がいるだろうか。
俺は完全に沈んだ。
柊は俺のもの。
誰にも渡さないし触れさせない。
自分がこんなに独占欲、支配欲が強くて執着する人間だったことに気付いたのも柊だからだ。失うことが怖い存在。
それ以来俺は幾度となく柊を抱いた。
家やホテル以外でやるのは柊が嫌がるのでやらないが、本当は学校でもしたい。
柊と柊の体に溺れたくてずっと抱いていたかった。
それと同時に俺の腹の底にもう一つ湧いてきたものがあった。
好奇心だ。
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