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柊
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仁さんに一緒に行ってくれないかと頼んだけど、行かない、これは君の問題だと断られた。
俺の話を全部聞いてほしいと仁さんに話したが、仁さんはなにも言わなかった。なにかを言って欲しかったわけではなく、俺がなにをしたのかを知ってほしかった。
俺は久我の前から消えることで久我を苦しめたかった、それだけを考えてきた。
これを聞いて仁さんがどう思うかはわからない。嫌われるかもしれない、もうダメになってしまうかもしれない。怖い、嫌われるのが怖い。
仁さんからは、
「俺は自分の部屋にいる」
とだけ言われていた。
俺は店を出て仁さんの部屋へ向かった。
待っててくれてるかわからない、ドアを開けてくれるかもわからない。それでも俺は仁さんのところへ行きたい。
駅からマンションへと走る。
電話するが仁さんは出ない、恐らくそういうことなのかもしれない。それが答えなのかもしれない。それでも走る足が急く。
マンションが見える。
エントランスの外で立っている人影がいる。
「仁さん……」
俺に気づくと、
「柊!」
と走り出し俺を抱きしめた。
「もう帰ってこないと思ってた……」
仁さんが強く強く抱きしめる。
「仁さん、俺……」
涙で声にならない。
「おかえり、柊」
その声はいつもの優しい仁さんだった。
部屋に入る。
どちらともなくキスを求める。
ずっとこうしていたい、彼に触れていたい、彼に触れられたい、彼と繋がりたい。
幾度となく体を求め合う、全然足りない、
このまま二人で堕ちていきたい。
仁さんは俺の話を聞いた時、俺が思っていた通り怖くなったと言った。
「君のことが怖いと思ったんじゃないんだ、君に消えたいとそう思わせてしまうかもしれない、それが怖かったんだ」
「俺は仁さんのそばにいたい、それができるならなにもいらない」
「俺といろ、柊」
「うん……」
「泣くな」
「仁さんが『柊』って呼んでくれるから嬉しくて泣いてる」
「え? あ、柊くん……」
「今更なにw」
「揶揄うな、柊」
あのキスをしてくれた。
俺の話を全部聞いてほしいと仁さんに話したが、仁さんはなにも言わなかった。なにかを言って欲しかったわけではなく、俺がなにをしたのかを知ってほしかった。
俺は久我の前から消えることで久我を苦しめたかった、それだけを考えてきた。
これを聞いて仁さんがどう思うかはわからない。嫌われるかもしれない、もうダメになってしまうかもしれない。怖い、嫌われるのが怖い。
仁さんからは、
「俺は自分の部屋にいる」
とだけ言われていた。
俺は店を出て仁さんの部屋へ向かった。
待っててくれてるかわからない、ドアを開けてくれるかもわからない。それでも俺は仁さんのところへ行きたい。
駅からマンションへと走る。
電話するが仁さんは出ない、恐らくそういうことなのかもしれない。それが答えなのかもしれない。それでも走る足が急く。
マンションが見える。
エントランスの外で立っている人影がいる。
「仁さん……」
俺に気づくと、
「柊!」
と走り出し俺を抱きしめた。
「もう帰ってこないと思ってた……」
仁さんが強く強く抱きしめる。
「仁さん、俺……」
涙で声にならない。
「おかえり、柊」
その声はいつもの優しい仁さんだった。
部屋に入る。
どちらともなくキスを求める。
ずっとこうしていたい、彼に触れていたい、彼に触れられたい、彼と繋がりたい。
幾度となく体を求め合う、全然足りない、
このまま二人で堕ちていきたい。
仁さんは俺の話を聞いた時、俺が思っていた通り怖くなったと言った。
「君のことが怖いと思ったんじゃないんだ、君に消えたいとそう思わせてしまうかもしれない、それが怖かったんだ」
「俺は仁さんのそばにいたい、それができるならなにもいらない」
「俺といろ、柊」
「うん……」
「泣くな」
「仁さんが『柊』って呼んでくれるから嬉しくて泣いてる」
「え? あ、柊くん……」
「今更なにw」
「揶揄うな、柊」
あのキスをしてくれた。
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