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コースター
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「あなた、頑張ったわね。途中殺したくなったけど」
ママが久我に声をかける。
「……柊と、ちゃんと話が出来ました。
ありがとうございました……」
久我は深々と頭を下げた。
「どうぞ、ジントニックです」
槇が久我の前にカクテルを置いた。
「え?」
驚く久我に槇は、
「私からです、よろしければお召し上がりください」
「……ありがとうございます」
久我は崩れそうな自分を支えるべく、槇の厚意に甘える。シンプルだからこそ作り手の腕が問われるカクテルだ。
久我は一口飲むとその口当たりの良さと飲みやすさに驚く。
「俺の好きなタイプのジントニックです」
「光栄です」
槇が微笑む。
しばらく黙ったままグラスが置かれた黒いコースターを見つめていた久我が口を開く。
「……前に名刺を貰った時にも思ったんですけど、この『1.5』という店名にはなにか意味があるんですか?」
ママがタバコの煙を一筋たなびかせると久我を見て笑う。
「あるわよ。思い出したことがあるから少しお話してあげるわ」
ママが久我に声をかける。
「……柊と、ちゃんと話が出来ました。
ありがとうございました……」
久我は深々と頭を下げた。
「どうぞ、ジントニックです」
槇が久我の前にカクテルを置いた。
「え?」
驚く久我に槇は、
「私からです、よろしければお召し上がりください」
「……ありがとうございます」
久我は崩れそうな自分を支えるべく、槇の厚意に甘える。シンプルだからこそ作り手の腕が問われるカクテルだ。
久我は一口飲むとその口当たりの良さと飲みやすさに驚く。
「俺の好きなタイプのジントニックです」
「光栄です」
槇が微笑む。
しばらく黙ったままグラスが置かれた黒いコースターを見つめていた久我が口を開く。
「……前に名刺を貰った時にも思ったんですけど、この『1.5』という店名にはなにか意味があるんですか?」
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「あるわよ。思い出したことがあるから少しお話してあげるわ」
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