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76話 ポル君たちの詰め寄り、ケイブンさんが怒った理由
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「ちょ、ちょっと待ってくれ。話しを聞く前に……、は、吐く」
『なにか、わるいことした?』
『おこってたなの』
『そのせいで、あましあのめなかったかも』
『ごはんも、たべられなかったかもなの』
『楽しい、なかったかもなんだな』
『わるいこと、なにした?』
『ちーちゃん、わるいことするひときらいなの』
『悪いことして、楽しいもダメにするのはダメなんだな』
『ほら、ポル、チー、ポッカ、離れなさい。これではいつまで経っても話せなくなりますよ』
『というかな、何だ、これくらいのことで。まったく貧弱な。ポルたちは小さくても、ちゃんとついてくるぞ』
『本当ですよ、同じ人間のリアですら、もう少し早く移動しても大丈夫だというのに』
『ねぇ、なにしたの?』
『なにしたなの?』
『何したんだな?』
四つん這いになっているベルナードさんを、小さな手でパシパシと叩いているポル君とチーちゃんと。しっぽでパシパシと、脇腹を叩いているポッカ。
『ああ、ほら、もう少し離れていなさいと言ったでしょう。吐かれますよ』
『!? くちゃらちゃあ』
『くちゃらちゃあなの』
『けっなんだな』
でもグレイスに手で退かされるようにされると、吐き捨てるようにそう言い、ベルナードさんから距離を取りながら後ろへと下がっていったよ。
うん、3人とも、今は離れてた方が良いよ。吐かれたら大変。もしそれで3人が汚れたら……。なんとも言えない。
今のベルナードさんの状況。ケロケロがベルナードさん洋服を掴み、ここまで運んできてくれたんだけど。どうもその運ばれたことで酔っちゃったみたいで、今にも吐きそうな状態になってるんだよ。
『おえっ』
ベルナードさんがまた吐きそうになる。その瞬間、さっきあれだけ叩いていたポル君たちが、一気にもっと後ろへ下がり。ベルナードさんを呼んだケイブンさんまで、嫌そうな顔をして、でもしっかりと酒瓶は持って下がった。
はぁ、ケロケロ、どれだけの速さで、ここまで連れて来たんだろう。グレイスは気配で分かってたみたいだけど。私ですら、もう少し早く移動しても大丈夫だというのにって言ってたし。
じゃあ、あれくらいかな? いつもの魔獣を倒す時と同じくらいかな? 海で魔獣が襲って来た時に、時々グレイスが私とポル君を背中に乗せて動いてくれるの。その時の速さが、シュシュシュッてなかなか早くて。
最初の頃は落ちそうになって。というか実際に落ちたんだけどね。でも繰り返し練習をするうちに、今はまぁまぁの速さででも、落ちなくなったんだ。
「けりょけりょ、どのくりゃいのはやしゃ? いちゅもといっちょ? うみで、まじゅきちゃとき?」
『あれより少し遅いくらいだな』
「しょ。じゃあへいきよ」
なんだ。やっぱりそれくらいか。なら、ぜんぜん平気なはずだよ、ベルナードさん。何でそんなに酔ってるの?
「何だ? いつもどれくらいで動いとるんじゃ? そういえば、屋敷の迎えに行ったはずなのに、何故こんなに早く戻ってこれた?」
あ、そういえばケイブンさんには、ケロケロたちも正体教えてないもんね。
『風の魔法を使い、サッサと迎えに行きました。ケロケロも私も、風魔法で他の人よりも早く動く事ができるんですよ』
「だから最初の時、サッサといなくなったのか。振り返ったらいなかったから、何だ? とは思っていたんだが」
グレイスが話しているうちに、ケロケロがこそっと私に教えてくれたよ。さすがにケロケロたちも、人間が自分たちみたいに早く走れないのは分かっているから。何か聞かれた時は、風魔法を使ってる、って言うんだって。
ただ、しつこく聞いてくる人たちもいるからね。そういう時は、それこそサッサと逃げるみたいだよ。いつも通りのスピードでね。
「あれでリアが平気だと? おかしいだろう」
ボソッと何かを言ったベルナードさん。聞き返そうと思ったけど、その後またオェオェし出したから。私たちベルナードさんを放っておいて、パーティーの続きをすることに。
そうして1時間後。ようやく回復したベルナードさんに、今度はケイブンさんが詰め寄ったよ。というか、パーティーとベルナードさんのオェオェで忘れてたけど。もともとケイブンさんが、ベルナードさんのことを怒ってたんだった。結局何に怒ってたんだ?
「おい、俺に一言もなしで、何を自分だけ楽しそうなことをしとるんだ!!」
「何のことだ?」
「こいつらの家について行くと聞いたぞ!!」
「ああ、その事か。一言もなしにって、おやっさんには関係ないだろう」
「大ありだわい!!」
「は?」
ケイブンさんがベルナードさんに怒った理由、それは……。
うん、大したことなかったよ。というか、そんなことでポル君たちは、暴動を起こしそうになったのかって感じだった。
どうもケイブンさん、私たちのことをかなり気に入ってくれたみたいで。そのことは、とても嬉しいんだけど。
理由がね、私たちといれば、楽し事がたくさんあるだろう、っていう理由で。もう少し、私たちと行動したかったみたい。だから私たちが帰るって聞いて、残念に思っていたんだって。
それなのにベルナードさんが、私たちについて行くって聞いて。しかもついて行くだけじゃなく、家まで行くと聞いて。どうして自分を誘ってくれなかったんだって、あれだけ怒ったみたい。
「何だよ、そんなことで俺を呼んだのか」
「そんなことでとは何だ!!」
「あのなぁ、俺は別に遊びに行くんじゃないんだぞ」
「俺がどれだけこいつらを気に入っているか、お前は分かっとるだろう!! それなのに、こんな楽しそうな話しを俺にしないと」
「だからな、楽しいって、俺は遊びに行くんじゃないって言ってるだろう」
そこからベルナードさんとケイブンさんの喧嘩は、お酒を飲みながら2時間以上も続いたよ。
ただ、ケイブンさんは怒っていたものの。時々ポル君たちが、アマシアと食べ物について、何かを言ったりしたりすると、ちゃんと聞いてくれて。ポル君たちは、暴動を起こさずにすんだよ。
『なにか、わるいことした?』
『おこってたなの』
『そのせいで、あましあのめなかったかも』
『ごはんも、たべられなかったかもなの』
『楽しい、なかったかもなんだな』
『わるいこと、なにした?』
『ちーちゃん、わるいことするひときらいなの』
『悪いことして、楽しいもダメにするのはダメなんだな』
『ほら、ポル、チー、ポッカ、離れなさい。これではいつまで経っても話せなくなりますよ』
『というかな、何だ、これくらいのことで。まったく貧弱な。ポルたちは小さくても、ちゃんとついてくるぞ』
『本当ですよ、同じ人間のリアですら、もう少し早く移動しても大丈夫だというのに』
『ねぇ、なにしたの?』
『なにしたなの?』
『何したんだな?』
四つん這いになっているベルナードさんを、小さな手でパシパシと叩いているポル君とチーちゃんと。しっぽでパシパシと、脇腹を叩いているポッカ。
『ああ、ほら、もう少し離れていなさいと言ったでしょう。吐かれますよ』
『!? くちゃらちゃあ』
『くちゃらちゃあなの』
『けっなんだな』
でもグレイスに手で退かされるようにされると、吐き捨てるようにそう言い、ベルナードさんから距離を取りながら後ろへと下がっていったよ。
うん、3人とも、今は離れてた方が良いよ。吐かれたら大変。もしそれで3人が汚れたら……。なんとも言えない。
今のベルナードさんの状況。ケロケロがベルナードさん洋服を掴み、ここまで運んできてくれたんだけど。どうもその運ばれたことで酔っちゃったみたいで、今にも吐きそうな状態になってるんだよ。
『おえっ』
ベルナードさんがまた吐きそうになる。その瞬間、さっきあれだけ叩いていたポル君たちが、一気にもっと後ろへ下がり。ベルナードさんを呼んだケイブンさんまで、嫌そうな顔をして、でもしっかりと酒瓶は持って下がった。
はぁ、ケロケロ、どれだけの速さで、ここまで連れて来たんだろう。グレイスは気配で分かってたみたいだけど。私ですら、もう少し早く移動しても大丈夫だというのにって言ってたし。
じゃあ、あれくらいかな? いつもの魔獣を倒す時と同じくらいかな? 海で魔獣が襲って来た時に、時々グレイスが私とポル君を背中に乗せて動いてくれるの。その時の速さが、シュシュシュッてなかなか早くて。
最初の頃は落ちそうになって。というか実際に落ちたんだけどね。でも繰り返し練習をするうちに、今はまぁまぁの速さででも、落ちなくなったんだ。
「けりょけりょ、どのくりゃいのはやしゃ? いちゅもといっちょ? うみで、まじゅきちゃとき?」
『あれより少し遅いくらいだな』
「しょ。じゃあへいきよ」
なんだ。やっぱりそれくらいか。なら、ぜんぜん平気なはずだよ、ベルナードさん。何でそんなに酔ってるの?
「何だ? いつもどれくらいで動いとるんじゃ? そういえば、屋敷の迎えに行ったはずなのに、何故こんなに早く戻ってこれた?」
あ、そういえばケイブンさんには、ケロケロたちも正体教えてないもんね。
『風の魔法を使い、サッサと迎えに行きました。ケロケロも私も、風魔法で他の人よりも早く動く事ができるんですよ』
「だから最初の時、サッサといなくなったのか。振り返ったらいなかったから、何だ? とは思っていたんだが」
グレイスが話しているうちに、ケロケロがこそっと私に教えてくれたよ。さすがにケロケロたちも、人間が自分たちみたいに早く走れないのは分かっているから。何か聞かれた時は、風魔法を使ってる、って言うんだって。
ただ、しつこく聞いてくる人たちもいるからね。そういう時は、それこそサッサと逃げるみたいだよ。いつも通りのスピードでね。
「あれでリアが平気だと? おかしいだろう」
ボソッと何かを言ったベルナードさん。聞き返そうと思ったけど、その後またオェオェし出したから。私たちベルナードさんを放っておいて、パーティーの続きをすることに。
そうして1時間後。ようやく回復したベルナードさんに、今度はケイブンさんが詰め寄ったよ。というか、パーティーとベルナードさんのオェオェで忘れてたけど。もともとケイブンさんが、ベルナードさんのことを怒ってたんだった。結局何に怒ってたんだ?
「おい、俺に一言もなしで、何を自分だけ楽しそうなことをしとるんだ!!」
「何のことだ?」
「こいつらの家について行くと聞いたぞ!!」
「ああ、その事か。一言もなしにって、おやっさんには関係ないだろう」
「大ありだわい!!」
「は?」
ケイブンさんがベルナードさんに怒った理由、それは……。
うん、大したことなかったよ。というか、そんなことでポル君たちは、暴動を起こしそうになったのかって感じだった。
どうもケイブンさん、私たちのことをかなり気に入ってくれたみたいで。そのことは、とても嬉しいんだけど。
理由がね、私たちといれば、楽し事がたくさんあるだろう、っていう理由で。もう少し、私たちと行動したかったみたい。だから私たちが帰るって聞いて、残念に思っていたんだって。
それなのにベルナードさんが、私たちについて行くって聞いて。しかもついて行くだけじゃなく、家まで行くと聞いて。どうして自分を誘ってくれなかったんだって、あれだけ怒ったみたい。
「何だよ、そんなことで俺を呼んだのか」
「そんなことでとは何だ!!」
「あのなぁ、俺は別に遊びに行くんじゃないんだぞ」
「俺がどれだけこいつらを気に入っているか、お前は分かっとるだろう!! それなのに、こんな楽しそうな話しを俺にしないと」
「だからな、楽しいって、俺は遊びに行くんじゃないって言ってるだろう」
そこからベルナードさんとケイブンさんの喧嘩は、お酒を飲みながら2時間以上も続いたよ。
ただ、ケイブンさんは怒っていたものの。時々ポル君たちが、アマシアと食べ物について、何かを言ったりしたりすると、ちゃんと聞いてくれて。ポル君たちは、暴動を起こさずにすんだよ。
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