57 / 153
57話 パパ気をつけてね!! わわ!? また!?
しおりを挟む
『チュウッ!?』
『チュチュウッ!?』
『キュイィィィ!?』
『キュキュキュッ!?』
僕の洋服を強く掴んで、僕にお話ししてくるモック達。でもみんな、今の変な黒い透明な光に慌ててるし、僕もビックリで。いつもなら言葉が分からなくても、半分以上お話しが分かるのに、今はぜんぜん分かりません。
「ルーパート!? 大丈夫!? どこも怪我はしていないわね!! 気持ち悪いとか、どこか痛いところはある!?」
「ルーパート!!」
ママが僕の体を触って、僕が怪我をしていないか調べて、パパがドラゴン姿のまま、僕の方へ来てくれたよ。
「ママ。ぼく、だいじょぶ」
「本当に? 本当の大丈夫なの? 見た感じ怪我はしていないのは本当みたいだけれど。本当に大丈夫なの?」
「うん」
「はぁ、あなた、ルーパートは大丈夫よ。後できちんと治癒師に見てもらった方が良いけれど、今は大丈夫そう」
「はぁ、そうか。良かった」
「母上!! ルーパートは大丈夫ですか!?」
「ルーパート、大丈夫か!?」
パパに何か言われて、使用人さんとメイドさん達に、何か指示を出していたレオンハルトお兄ちゃんと、エリオットお兄ちゃんも、僕達の所にきてくれたよ。
「2人共、ルーパートは大丈夫よ。今のところ怪我はしていないわ」
ママの言葉を聞いて、お兄ちゃん達がホッとしたお顔で笑いました。
「ねぇ、パパ、ママ、いまのブワアァァァッ、なぁに?」
「ママにも分からないわ」
ママも僕達もお兄ちゃん達も、みんなで山の方を見ます。
「マリアベル、ルーパートを連れて中へ。レオンハルトとエリオットは、私が指示した通りに動け」
「ええ!」
「分かりました」
「任せてくれ!」
「アルベリク、帰る前に山へ向かうぞ」
「ああ、分かってる」
「陛下、なるべく危険な行動は……」
「もし何かあるなら、いや、あれだけのおかしな光の爆発だ。何も起きていないわけがない。もしもの事を考えて、俺が自ら確認しておいた方が、後々いろいろと動けるだろう。お前がなんと言おうと、俺は行くぞ」
「はぁぁぁ、分かりました、どうせ私が何をしようと、いくらお止めしても、止められるわけもありませんし。いつものことなので、もう止めません」
「お前、あいかわらずダリルに迷惑をかけているのか」
「別にこれは普通の判断だろうよ。それに迷惑は……かけてないよな?」
「……よし、行くぞ」
パパが王様とダリルと一緒に、山を調べに行くって。僕はパパに行ってらっしゃいと、お怪我しないように気をつけてねって、パパに手を振ったよ。ドラゴンパパがニコッと笑って、そのあと山の方を見ます。
「さぁ、ルーパート、中へ入りましょう。ブランディン、コンラッド、ルーパートを」
「ああ!!」
「さぁ、ルーパート様」
お兄ちゃん達がパパに言われたお仕事をしに、僕よりも先にお家の中に入って行こうとして。ママはメイドさんに指示をするために、僕からちょっとだけ離れて。
ブランディンは、ぼくのちょっと前を歩きながら、あっちこっち動いてる使用人さんとかメイドさんたちに、僕が通るんだからフラフラするな、って言って。僕達より少し前に出て、僕が歩きやすいようにしてくれて。
そうして僕はお家に向かって、コンラッドと歩き始めようとしたんだ。モック達は僕の肩に乗ったままだよ。
でも僕が歩こうとした時でした。またお山から、ブワアァァァッ!! って何かが広がったんだ。
『チュチュウッ!?』
『キュイィィィ!?』
『キュキュキュッ!?』
僕の洋服を強く掴んで、僕にお話ししてくるモック達。でもみんな、今の変な黒い透明な光に慌ててるし、僕もビックリで。いつもなら言葉が分からなくても、半分以上お話しが分かるのに、今はぜんぜん分かりません。
「ルーパート!? 大丈夫!? どこも怪我はしていないわね!! 気持ち悪いとか、どこか痛いところはある!?」
「ルーパート!!」
ママが僕の体を触って、僕が怪我をしていないか調べて、パパがドラゴン姿のまま、僕の方へ来てくれたよ。
「ママ。ぼく、だいじょぶ」
「本当に? 本当の大丈夫なの? 見た感じ怪我はしていないのは本当みたいだけれど。本当に大丈夫なの?」
「うん」
「はぁ、あなた、ルーパートは大丈夫よ。後できちんと治癒師に見てもらった方が良いけれど、今は大丈夫そう」
「はぁ、そうか。良かった」
「母上!! ルーパートは大丈夫ですか!?」
「ルーパート、大丈夫か!?」
パパに何か言われて、使用人さんとメイドさん達に、何か指示を出していたレオンハルトお兄ちゃんと、エリオットお兄ちゃんも、僕達の所にきてくれたよ。
「2人共、ルーパートは大丈夫よ。今のところ怪我はしていないわ」
ママの言葉を聞いて、お兄ちゃん達がホッとしたお顔で笑いました。
「ねぇ、パパ、ママ、いまのブワアァァァッ、なぁに?」
「ママにも分からないわ」
ママも僕達もお兄ちゃん達も、みんなで山の方を見ます。
「マリアベル、ルーパートを連れて中へ。レオンハルトとエリオットは、私が指示した通りに動け」
「ええ!」
「分かりました」
「任せてくれ!」
「アルベリク、帰る前に山へ向かうぞ」
「ああ、分かってる」
「陛下、なるべく危険な行動は……」
「もし何かあるなら、いや、あれだけのおかしな光の爆発だ。何も起きていないわけがない。もしもの事を考えて、俺が自ら確認しておいた方が、後々いろいろと動けるだろう。お前がなんと言おうと、俺は行くぞ」
「はぁぁぁ、分かりました、どうせ私が何をしようと、いくらお止めしても、止められるわけもありませんし。いつものことなので、もう止めません」
「お前、あいかわらずダリルに迷惑をかけているのか」
「別にこれは普通の判断だろうよ。それに迷惑は……かけてないよな?」
「……よし、行くぞ」
パパが王様とダリルと一緒に、山を調べに行くって。僕はパパに行ってらっしゃいと、お怪我しないように気をつけてねって、パパに手を振ったよ。ドラゴンパパがニコッと笑って、そのあと山の方を見ます。
「さぁ、ルーパート、中へ入りましょう。ブランディン、コンラッド、ルーパートを」
「ああ!!」
「さぁ、ルーパート様」
お兄ちゃん達がパパに言われたお仕事をしに、僕よりも先にお家の中に入って行こうとして。ママはメイドさんに指示をするために、僕からちょっとだけ離れて。
ブランディンは、ぼくのちょっと前を歩きながら、あっちこっち動いてる使用人さんとかメイドさんたちに、僕が通るんだからフラフラするな、って言って。僕達より少し前に出て、僕が歩きやすいようにしてくれて。
そうして僕はお家に向かって、コンラッドと歩き始めようとしたんだ。モック達は僕の肩に乗ったままだよ。
でも僕が歩こうとした時でした。またお山から、ブワアァァァッ!! って何かが広がったんだ。
237
あなたにおすすめの小説
【完結】物置小屋の魔法使いの娘~父の再婚相手と義妹に家を追い出され、婚約者には捨てられた。でも、私は……
buchi
恋愛
大公爵家の父が再婚して新しくやって来たのは、義母と義妹。当たり前のようにダーナの部屋を取り上げ、義妹のマチルダのものに。そして社交界への出入りを禁止し、館の隣の物置小屋に移動するよう命じた。ダーナは亡くなった母の血を受け継いで魔法が使えた。これまでは使う必要がなかった。だけど、汚い小屋に閉じ込められた時は、使用人がいるので自粛していた魔法力を存分に使った。魔法力のことは、母と母と同じ国から嫁いできた王妃様だけが知る秘密だった。
みすぼらしい物置小屋はパラダイスに。だけど、ある晩、王太子殿下のフィルがダーナを心配になってやって来て……
辺境貴族ののんびり三男は魔道具作って自由に暮らします
雪月夜狐
ファンタジー
書籍化決定しました!
(書籍化にあわせて、タイトルが変更になりました。旧題は『辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~』です)
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう! 公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ
幸運寺大大吉丸◎ 書籍発売中
ファンタジー
アルファポリス様より書籍化!
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
私の、虐げられていた親友の幸せな結婚
オレンジ方解石
ファンタジー
女学院に通う、女学生のイリス。
彼女は、親友のシュゼットがいつも妹に持ち物や見せ場を奪われることに怒りつつも、何もできずに悔しい思いをしていた。
だがある日、シュゼットは名門公爵令息に見初められ、婚約する。
「もう、シュゼットが妹や両親に利用されることはない」
安堵したイリスだが、親友の言葉に違和感が残り…………。
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
ボクが追放されたら飢餓に陥るけど良いですか?
音爽(ネソウ)
ファンタジー
美味しい果実より食えない石ころが欲しいなんて、人間て変わってますね。
役に立たないから出ていけ?
わかりました、緑の加護はゴッソリ持っていきます!
さようなら!
5月4日、ファンタジー1位!HOTランキング1位獲得!!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる