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447 とっても美味しくて、とっても面白くて、とっても不思議なスペシャルおやつ
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引き上げたフォークを見つめる僕。うんうん。果物の部分だけじゃなくて、フォークの根本までしっかりとソースに入れて、それからしっかりソースが果物につくように、フォークを動かしたから。料理人さんがやった時みたいに、しっかりと果物にソースがついています。
料理人さんよりも付いてるかも。だって料理人さんの時は、引き上げた果物から、少しソースが垂れていたけど、僕のからはぼたぼた落ちてるもん。
僕だけじゃないよ。僕がフォークを引き上げた時、ちょうどドラック達もフォーク引き上げたんだけどね。
ドラック達もしっかりと、果物にソースを付けることができていました。それで僕と同じでぼたぼたソース垂らしていて。これであってるのかな? 料理人さんみたいな付け方が正解?
そう思ったのは僕だけじゃありませんでした。ドラック達もみんなのソース付き果物を見て。
『ボタボタ…』
『これで良いのかな?』
『さっきと違うなの』
って。変な顔をしていました。
「ふふ、大丈夫、それで良いのよ。料理人さんはやり方を見せてくれただけであって、どれだけソースを付けるかは、みんなが決めて良いの。少なくても良いし、多くても良いし。とりあえず食べてみて、次を考えたら良いわ」
そうママが言いました。良かった、大丈夫みたい。食べる前にソースが垂れて、床や洋服が汚れないように、ママがお皿を持って、そのお皿を鍋の近くに。一緒にフォークを動かして、よいしょ!!
うん、ソースを溢さないで、お皿に乗せることができました。ドラック達もちゃんと乗せられたよ。良し、ここまでは成功、後は食べる準備だね。ここまでも準備だけど、今度は口に入れる準備。
それからしっかりとママと一緒にふぅふぅして。火傷したら大変。もちろん魔法で治してもらえるけど。
怪我や病気を直せる魔法を使えるグッシーは今、グッシーみたいにすごい魔法は使えないけど、やっぱり治せる魔法を使えるパパと一緒に、雪が降った原因を調べて行っていていないからね。
もし火傷をしちゃったら、スペシャルおやつを食べないで終わっちゃう。そんなの絶対に嫌だもんね。
どのくらいふぅふぅすれば良いのかな? 冷めてもすぐにはソースは固まらないって言ってたよね。あっ! ドラッホがふぅふぅし過ぎって言われてる。
よく見たら、果物についているソースじゃなくて、お皿に乗せた時に、お皿の色々な場所についたソースが、乾いて固まっていました。
「ま~ま」
「なぁに?」
「ま、ふっ、ふっ」
「そうね、ドラッホはもう大丈夫そうね。というかそれ以上は確かにやり過ぎになるわね。ジョーディのはもう少しよ」
そう言われてさらにふぅふぅする僕。ドラッホはちょっとソワソワしながらみんなのふぅふぅを待ってくれています。みんなと一緒に食べるって、待ってくれているんだけど。
ほら、ふぅふぅし過ぎちゃったから、もっとソースが乾いちゃうんじゃないかって、ソワソワしてるの。待っててね。すぐにふぅふぅしちゃうから。
急いでふぅふぅをした僕達。ママがそろそろ良いわよって、またフォークを持ち上げると、ソースはくっ付いているけど、さっきみたいにボタボタ垂れずに、でもなんかトロッとしている感じがしました。
「冷ましたけれど、ゆっくり食べるのよ。ジョーディのは切ってあげるわね」
ささっとソース付き果物を、小さく切ってくれたママ。そしていよいよみんなで2回目のいただきます!
「いちゃ!!」
「いただきます!!」
『『『いただきます!!』』』
ぱくっ!! もぎゅもぎゅ…、ごくんっ! お、おおお、おおおおおっ!! 何これ! とっても美味しい!!
「にょおぉぉぉぉぉぉ!!」
『わぁ!! とっても美味しい!!』
『とっても甘くて美味しいね! 果物も甘くてソースも甘くて、甘々だね!』
『それに冷たくて、ひやぁ~としてるけど、でもあったかくて、それが合わさって、とっても美味しい!』
『美味しいし、面白いなんだな。それから不思議な感じもするんだな』
『オレ、これ気に入ったぞ! どんどん作って食べるぜ!』
ブラスターが勢いよく、ソース付き果物を食べます。ドラック達も最初、ちょびっと口に入れたけど、残りをひと口で食べて、次の果物を選んで次のスペシャルおやつを作り始めました。僕は早く次を作りたい!! 僕も次々に最初に作った物を口に入れていきます。
みんなの言っていた通り、スペシャルおやつは、とっても美味しくて、とっても面白くて、とっても不思議なおやつでした。果物とソースが甘くて、とっても美味しいのはもちろんだけど。
果物はヒヤッとしていて美味しいのに、そこに温かいソースがついているから、その感覚が面白くて、それからとっても不思議なんだ。
あんなにお鍋の中で熱々にしてあったソースに、少しの間だったけど果物を入れて。どうして果物は熱くならずに、ひえひえのまんまなのかな?
雪のお山で、ずっと冷やしてあったから? それとも僕が気づいていなかっただけで、果物が凍ってた? でも凍っていたらフォークが刺さらないよね? う~ん、やっぱり不思議。
食べ終わったらママに聞いてみようかな? 今聞いても良いけど、やっぱり先にスペシャルおやつを作りたいし食べたい。
「もぎょもぎゅ、ごくんっ! ちゃ!!」
僕は次の果物をフォークに刺します。僕が最初の果物を食べ終わる間に、ドラック達は次のソース付き果物をふぅふぅしていました。次の果物までメイドさん達と一緒に作って、その後は自分達でやるって。
僕が果物に刺したフォークを、ママがしっかりと刺さっているか確認してくれて、また鍋の中に入れてぐるぐるぐる。
こんなに楽しいスペシャルおやつ、レスターありがとう!! でも僕、やっぱりこれ、どこかで見たことがあるような?
料理人さんよりも付いてるかも。だって料理人さんの時は、引き上げた果物から、少しソースが垂れていたけど、僕のからはぼたぼた落ちてるもん。
僕だけじゃないよ。僕がフォークを引き上げた時、ちょうどドラック達もフォーク引き上げたんだけどね。
ドラック達もしっかりと、果物にソースを付けることができていました。それで僕と同じでぼたぼたソース垂らしていて。これであってるのかな? 料理人さんみたいな付け方が正解?
そう思ったのは僕だけじゃありませんでした。ドラック達もみんなのソース付き果物を見て。
『ボタボタ…』
『これで良いのかな?』
『さっきと違うなの』
って。変な顔をしていました。
「ふふ、大丈夫、それで良いのよ。料理人さんはやり方を見せてくれただけであって、どれだけソースを付けるかは、みんなが決めて良いの。少なくても良いし、多くても良いし。とりあえず食べてみて、次を考えたら良いわ」
そうママが言いました。良かった、大丈夫みたい。食べる前にソースが垂れて、床や洋服が汚れないように、ママがお皿を持って、そのお皿を鍋の近くに。一緒にフォークを動かして、よいしょ!!
うん、ソースを溢さないで、お皿に乗せることができました。ドラック達もちゃんと乗せられたよ。良し、ここまでは成功、後は食べる準備だね。ここまでも準備だけど、今度は口に入れる準備。
それからしっかりとママと一緒にふぅふぅして。火傷したら大変。もちろん魔法で治してもらえるけど。
怪我や病気を直せる魔法を使えるグッシーは今、グッシーみたいにすごい魔法は使えないけど、やっぱり治せる魔法を使えるパパと一緒に、雪が降った原因を調べて行っていていないからね。
もし火傷をしちゃったら、スペシャルおやつを食べないで終わっちゃう。そんなの絶対に嫌だもんね。
どのくらいふぅふぅすれば良いのかな? 冷めてもすぐにはソースは固まらないって言ってたよね。あっ! ドラッホがふぅふぅし過ぎって言われてる。
よく見たら、果物についているソースじゃなくて、お皿に乗せた時に、お皿の色々な場所についたソースが、乾いて固まっていました。
「ま~ま」
「なぁに?」
「ま、ふっ、ふっ」
「そうね、ドラッホはもう大丈夫そうね。というかそれ以上は確かにやり過ぎになるわね。ジョーディのはもう少しよ」
そう言われてさらにふぅふぅする僕。ドラッホはちょっとソワソワしながらみんなのふぅふぅを待ってくれています。みんなと一緒に食べるって、待ってくれているんだけど。
ほら、ふぅふぅし過ぎちゃったから、もっとソースが乾いちゃうんじゃないかって、ソワソワしてるの。待っててね。すぐにふぅふぅしちゃうから。
急いでふぅふぅをした僕達。ママがそろそろ良いわよって、またフォークを持ち上げると、ソースはくっ付いているけど、さっきみたいにボタボタ垂れずに、でもなんかトロッとしている感じがしました。
「冷ましたけれど、ゆっくり食べるのよ。ジョーディのは切ってあげるわね」
ささっとソース付き果物を、小さく切ってくれたママ。そしていよいよみんなで2回目のいただきます!
「いちゃ!!」
「いただきます!!」
『『『いただきます!!』』』
ぱくっ!! もぎゅもぎゅ…、ごくんっ! お、おおお、おおおおおっ!! 何これ! とっても美味しい!!
「にょおぉぉぉぉぉぉ!!」
『わぁ!! とっても美味しい!!』
『とっても甘くて美味しいね! 果物も甘くてソースも甘くて、甘々だね!』
『それに冷たくて、ひやぁ~としてるけど、でもあったかくて、それが合わさって、とっても美味しい!』
『美味しいし、面白いなんだな。それから不思議な感じもするんだな』
『オレ、これ気に入ったぞ! どんどん作って食べるぜ!』
ブラスターが勢いよく、ソース付き果物を食べます。ドラック達も最初、ちょびっと口に入れたけど、残りをひと口で食べて、次の果物を選んで次のスペシャルおやつを作り始めました。僕は早く次を作りたい!! 僕も次々に最初に作った物を口に入れていきます。
みんなの言っていた通り、スペシャルおやつは、とっても美味しくて、とっても面白くて、とっても不思議なおやつでした。果物とソースが甘くて、とっても美味しいのはもちろんだけど。
果物はヒヤッとしていて美味しいのに、そこに温かいソースがついているから、その感覚が面白くて、それからとっても不思議なんだ。
あんなにお鍋の中で熱々にしてあったソースに、少しの間だったけど果物を入れて。どうして果物は熱くならずに、ひえひえのまんまなのかな?
雪のお山で、ずっと冷やしてあったから? それとも僕が気づいていなかっただけで、果物が凍ってた? でも凍っていたらフォークが刺さらないよね? う~ん、やっぱり不思議。
食べ終わったらママに聞いてみようかな? 今聞いても良いけど、やっぱり先にスペシャルおやつを作りたいし食べたい。
「もぎょもぎゅ、ごくんっ! ちゃ!!」
僕は次の果物をフォークに刺します。僕が最初の果物を食べ終わる間に、ドラック達は次のソース付き果物をふぅふぅしていました。次の果物までメイドさん達と一緒に作って、その後は自分達でやるって。
僕が果物に刺したフォークを、ママがしっかりと刺さっているか確認してくれて、また鍋の中に入れてぐるぐるぐる。
こんなに楽しいスペシャルおやつ、レスターありがとう!! でも僕、やっぱりこれ、どこかで見たことがあるような?
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