59 / 62
59話 あの時の出来事と人間とネズズの関係?
しおりを挟む
『それじゃあ、いまからおへやへいきます!!』
『とんでいどうするので、きをつけてください!!』
『『『は~い!!』』』
『ぽよ!!』
『ぽぬ!!』
『おじちゃん、しゅっぱつ!!』
『おへやまで、ビューンだよ!!』
『分かった分かった、はぁ』
「まぁ、飛んで帰るのが1番だろう。ボスたちに来られても困るからな」
『では飛ぶぞ、全員しっかりと掴まっていろ』
一気に飛び上がったエルドレッド。そのままお屋敷よりも高く上がると、それに対し妖精たちとぴんくちゃんとミント色のモフリモが歓声を上げる。さっきまで大きな顔、怖い顔って怖がってたのにね。
何ならガオとポヨまで喜んでるし。私たちはいつも乗せてもらってるでしょう。何でみんなみたいに喜んでるのよ。
『ねぇ、向こうも飛んでみて』
『違うよ、あっちだよ』
『私は向こう』
『俺はそっちに飛んでほしいぞ』
『お前たち、今は話を聞く方が先だ。大体お前たちは飛べるんだから、後でゆっくり飛べば良いだろう』
『自分で飛ぶのとドラゴンに乗るのとは違うよ』
『そうよ、全然違うわよ』
『だから向こうに飛んで』
『ダメだ、話しが先だ。またモフリモたちが襲われたら大変だし、それに他の魔獣たちが襲われても大変だからな』
『ちぇ~』
『でも確かに、あいつらに襲われるのはね』
『それで隠れてたんだもんな』
『じゃあ、ササっと話を終わらせて、それからいっぱい飛んでもらおう!』
『『『賛成!!』』』
『結局、俺は飛ばないといけないのか?』
と、こんな風に、わいわいガヤガヤ移動を始めた私たち。そして私たちの部屋の上まで行くと、今度はさっきと逆の急降下をして、その時のみんなの反応と言ったら。もう、大盛り上がりで、アンコールが起きていたよ。それに対しても、後でだって注意するエルドレッド。
まぁ、私もみんなのことは言えないんだけどね。ジェットコースターみたいで面白いな、って思っていたし。
前に窓から出入りしたら、ママにはしたないからやめなさいって怒られたんだけど、でも今日は特別だって。アルベルトさんが先に窓から私たちの部屋に入り、次にガオとポヨが。
その後に妖精たちと、ぴんくちゃんとミント色のモフリモ。最後に私と、エルドレッドが人型に変身しながら、中へ入ったよ。
『初めて、このお家の中に入ったよ』
『窓から見たことあったけど、カッコよくと、可愛いお部屋ね』
『あっ、あれ何だ?』
『おい、話しが先だと言っただろう! 全員そこへ座れ!』
エルドレッドに言われて、私のベッドに座ったみんな。でもソワソワは止まらなくて、今にも動き出しそうだ。これは早く話を聞いちゃわないと。
ということで、まずはミント色のモフリモに話しを聞いたよ。一応ピンクちゃんから聞いた話と同じか確認した感じかな。その結果、2人の話はほぼ一致。違う話は出てこなかったから、これについてはすぐに終わったよ。
次はぴんくちゃんと離れてからのことを聞くことに。ミント色のモフリモは、ぴんくちゃんと離れちゃってから、すぐにピンクちゃんの方へ行こうとしたんだ。
でもボスネズズは、ミント色のモフリモと妖精たちを追ってきたから、妖精たちが止めてくれて、そのまま全員で逃げたの。
そして外壁を抜けたところで、何故かボスネズズたちは追うのをやめたから、そのままあの畑まで逃げて隠れていたって。
ただ、外壁から抜けた後に、隠れながら様子を伺っていた妖精の子たちが、
『次は、あの人間のところへ連れていく』
って言っているのを聞いたらしいんだ。
「本当にボスがそう言っていたのか?」
『うん、他のネズズたちも』
これ、ぴんくちゃんの話しにも出てきたよね。
『あとね、それをすると力をもらえるとか何とか』
『あれは絶対に捕まっちゃいけないやつだよ』
「力を? どういうことだ?」
『そう言ってたんだよ』
『ね、力をって。何の力かな』
『でもさぁ、モフリモたちを無理やり捕まえて連れていって、それでどんなか分からないけど、力を貰おうとするなんて酷いよね』
『それに、いつもは人間と関わらない奴らが、人間の話をしてるなんておかしいよ』
「人間とネズズか……、これはしっかり調べた方が良さそうだな。どこでどう人間と関わっているのか、力とはなんなのか」
『そのようだな』
「まずは情報収集だな。もう少し詳しく話を聞いて……」
『ねぇねぇ2人とも、あの屋根裏部屋には帰れないでしょう?』
『でもさ、新しい場所って言っても、ここにいると捕まっちゃうかもしれないじゃん』
『2人とも、ここから離れた方が良いかもよ』
話の途中だったけど、妖精たちがそんな話をし始めた。
そうだったよ。ピンクちゃんたちは寝床で襲われたんだよね。新しい家を探さなくちゃいけないけど、妖精たちが言うようにここは危険。でも、遠くへ行くのも危険じゃない? それに私は例の光についても、ぴんくちゃんと話しをしたいし。う~ん、どうするべきなんだろう。
『おい、アルベルト』
「ああ。おい、それについてだが、俺たちに考えがある」
ん? 考え? 何かいい方法があるの?
『とんでいどうするので、きをつけてください!!』
『『『は~い!!』』』
『ぽよ!!』
『ぽぬ!!』
『おじちゃん、しゅっぱつ!!』
『おへやまで、ビューンだよ!!』
『分かった分かった、はぁ』
「まぁ、飛んで帰るのが1番だろう。ボスたちに来られても困るからな」
『では飛ぶぞ、全員しっかりと掴まっていろ』
一気に飛び上がったエルドレッド。そのままお屋敷よりも高く上がると、それに対し妖精たちとぴんくちゃんとミント色のモフリモが歓声を上げる。さっきまで大きな顔、怖い顔って怖がってたのにね。
何ならガオとポヨまで喜んでるし。私たちはいつも乗せてもらってるでしょう。何でみんなみたいに喜んでるのよ。
『ねぇ、向こうも飛んでみて』
『違うよ、あっちだよ』
『私は向こう』
『俺はそっちに飛んでほしいぞ』
『お前たち、今は話を聞く方が先だ。大体お前たちは飛べるんだから、後でゆっくり飛べば良いだろう』
『自分で飛ぶのとドラゴンに乗るのとは違うよ』
『そうよ、全然違うわよ』
『だから向こうに飛んで』
『ダメだ、話しが先だ。またモフリモたちが襲われたら大変だし、それに他の魔獣たちが襲われても大変だからな』
『ちぇ~』
『でも確かに、あいつらに襲われるのはね』
『それで隠れてたんだもんな』
『じゃあ、ササっと話を終わらせて、それからいっぱい飛んでもらおう!』
『『『賛成!!』』』
『結局、俺は飛ばないといけないのか?』
と、こんな風に、わいわいガヤガヤ移動を始めた私たち。そして私たちの部屋の上まで行くと、今度はさっきと逆の急降下をして、その時のみんなの反応と言ったら。もう、大盛り上がりで、アンコールが起きていたよ。それに対しても、後でだって注意するエルドレッド。
まぁ、私もみんなのことは言えないんだけどね。ジェットコースターみたいで面白いな、って思っていたし。
前に窓から出入りしたら、ママにはしたないからやめなさいって怒られたんだけど、でも今日は特別だって。アルベルトさんが先に窓から私たちの部屋に入り、次にガオとポヨが。
その後に妖精たちと、ぴんくちゃんとミント色のモフリモ。最後に私と、エルドレッドが人型に変身しながら、中へ入ったよ。
『初めて、このお家の中に入ったよ』
『窓から見たことあったけど、カッコよくと、可愛いお部屋ね』
『あっ、あれ何だ?』
『おい、話しが先だと言っただろう! 全員そこへ座れ!』
エルドレッドに言われて、私のベッドに座ったみんな。でもソワソワは止まらなくて、今にも動き出しそうだ。これは早く話を聞いちゃわないと。
ということで、まずはミント色のモフリモに話しを聞いたよ。一応ピンクちゃんから聞いた話と同じか確認した感じかな。その結果、2人の話はほぼ一致。違う話は出てこなかったから、これについてはすぐに終わったよ。
次はぴんくちゃんと離れてからのことを聞くことに。ミント色のモフリモは、ぴんくちゃんと離れちゃってから、すぐにピンクちゃんの方へ行こうとしたんだ。
でもボスネズズは、ミント色のモフリモと妖精たちを追ってきたから、妖精たちが止めてくれて、そのまま全員で逃げたの。
そして外壁を抜けたところで、何故かボスネズズたちは追うのをやめたから、そのままあの畑まで逃げて隠れていたって。
ただ、外壁から抜けた後に、隠れながら様子を伺っていた妖精の子たちが、
『次は、あの人間のところへ連れていく』
って言っているのを聞いたらしいんだ。
「本当にボスがそう言っていたのか?」
『うん、他のネズズたちも』
これ、ぴんくちゃんの話しにも出てきたよね。
『あとね、それをすると力をもらえるとか何とか』
『あれは絶対に捕まっちゃいけないやつだよ』
「力を? どういうことだ?」
『そう言ってたんだよ』
『ね、力をって。何の力かな』
『でもさぁ、モフリモたちを無理やり捕まえて連れていって、それでどんなか分からないけど、力を貰おうとするなんて酷いよね』
『それに、いつもは人間と関わらない奴らが、人間の話をしてるなんておかしいよ』
「人間とネズズか……、これはしっかり調べた方が良さそうだな。どこでどう人間と関わっているのか、力とはなんなのか」
『そのようだな』
「まずは情報収集だな。もう少し詳しく話を聞いて……」
『ねぇねぇ2人とも、あの屋根裏部屋には帰れないでしょう?』
『でもさ、新しい場所って言っても、ここにいると捕まっちゃうかもしれないじゃん』
『2人とも、ここから離れた方が良いかもよ』
話の途中だったけど、妖精たちがそんな話をし始めた。
そうだったよ。ピンクちゃんたちは寝床で襲われたんだよね。新しい家を探さなくちゃいけないけど、妖精たちが言うようにここは危険。でも、遠くへ行くのも危険じゃない? それに私は例の光についても、ぴんくちゃんと話しをしたいし。う~ん、どうするべきなんだろう。
『おい、アルベルト』
「ああ。おい、それについてだが、俺たちに考えがある」
ん? 考え? 何かいい方法があるの?
178
あなたにおすすめの小説
獅子王の運命の番は、捨てられた猫獣人の私でした
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:女性HOT3位!】
狼獣人のエリート騎士団長ガロウと番になり、幸せの絶頂だった猫獣人のミミ。しかしある日、ガロウは「真の番が見つかった」と美しい貴族令嬢を連れ帰り、「地味なお前はもう用済みだ」とミミを一方的に追い出してしまう。
家族にも見放され、王都の片隅の食堂で働くミミの前に現れたのは、お忍びで街を訪れていた最強の獣人王・レオンハルトだった。
彼は一目でミミが、数百年ぶりの『運命の番』であることを見抜く。心の傷を負ったミミを、王は包み込むように、そして激しく溺愛していく――。
「もう誰にもお前を傷つけさせない」
一方、ミミを捨てた元夫は後悔の日々を送っていた。そんな彼の元に、次期王妃の披露パーティーの招待状が届く。そこで彼が目にしたのは、獅子王の隣で誰よりも美しく輝く、ミミの姿だった――。
これは、不遇な少女が本当の愛を見つけ、最高に幸せになるまでの逆転溺愛ストーリー。
※気を抜くと読点だらけになることがあるので、読みづらさを感じたら教えてくれるとうれしいです。
祝:女性HOT69位!(2025年8月25日4時05分)
→27位へ!(8/25 19:21)→11位へ!(8/26 22:38)→6位へ!(8月27日 20:01)→3位へ!(8月28日 2:35)
この度、猛獣公爵の嫁になりまして~厄介払いされた令嬢は旦那様に溺愛されながら、もふもふ達と楽しくモノづくりライフを送っています~
柚木崎 史乃
ファンタジー
名門伯爵家の次女であるコーデリアは、魔力に恵まれなかったせいで双子の姉であるビクトリアと比較されて育った。
家族から疎まれ虐げられる日々に、コーデリアの心は疲弊し限界を迎えていた。
そんな時、どういうわけか縁談を持ちかけてきた貴族がいた。彼の名はジェイド。社交界では、「猛獣公爵」と呼ばれ恐れられている存在だ。
というのも、ある日を境に文字通り猛獣の姿へと変わってしまったらしいのだ。
けれど、いざ顔を合わせてみると全く怖くないどころか寧ろ優しく紳士で、その姿も動物が好きなコーデリアからすれば思わず触りたくなるほど毛並みの良い愛らしい白熊であった。
そんな彼は月に数回、人の姿に戻る。しかも、本来の姿は類まれな美青年なものだから、コーデリアはその度にたじたじになってしまう。
ジェイド曰くここ数年、公爵領では鉱山から流れてくる瘴気が原因で獣の姿になってしまう奇病が流行っているらしい。
それを知ったコーデリアは、瘴気の影響で不便な生活を強いられている領民たちのために鉱石を使って次々と便利な魔導具を発明していく。
そして、ジェイドからその才能を評価され知らず知らずのうちに溺愛されていくのであった。
一方、コーデリアを厄介払いした家族は悪事が白日のもとに晒された挙句、王家からも見放され窮地に追い込まれていくが……。
これは、虐げられていた才女が嫁ぎ先でその才能を発揮し、周囲の人々に無自覚に愛され幸せになるまでを描いた物語。
他サイトでも掲載中。
ギルドの小さな看板娘さん~実はモンスターを完全回避できちゃいます。夢はたくさんのもふもふ幻獣と暮らすことです~
うみ
ファンタジー
「魔法のリンゴあります! いかがですか!」
探索者ギルドで満面の笑みを浮かべ、元気よく魔法のリンゴを売る幼い少女チハル。
探索者たちから可愛がられ、魔法のリンゴは毎日完売御礼!
単に彼女が愛らしいから売り切れているわけではなく、魔法のリンゴはなかなかのものなのだ。
そんな彼女には「夜」の仕事もあった。それは、迷宮で迷子になった探索者をこっそり助け出すこと。
小さな彼女には秘密があった。
彼女の奏でる「魔曲」を聞いたモンスターは借りてきた猫のように大人しくなる。
魔曲の力で彼女は安全に探索者を救い出すことができるのだ。
そんな彼女の夢は「魔晶石」を集め、幻獣を喚び一緒に暮らすこと。
たくさんのもふもふ幻獣と暮らすことを夢見て今日もチハルは「魔法のリンゴ」を売りに行く。
実は彼女は人間ではなく――その正体は。
チハルを中心としたほのぼの、柔らかなおはなしをどうぞお楽しみください。
転生能無し少女のゆるっとチートな異世界交流
犬社護
ファンタジー
10歳の祝福の儀で、イリア・ランスロット伯爵令嬢は、神様からギフトを貰えなかった。その日以降、家族から【能無し・役立たず】と罵られる日々が続くも、彼女はめげることなく、3年間懸命に努力し続ける。
しかし、13歳の誕生日を迎えても、取得魔法は1個、スキルに至ってはゼロという始末。
遂に我慢の限界を超えた家族から、王都追放処分を受けてしまう。
彼女は悲しみに暮れるも一念発起し、家族から最後の餞別として貰ったお金を使い、隣国行きの列車に乗るも、今度は山間部での落雷による脱線事故が起きてしまい、その衝撃で車外へ放り出され、列車もろとも崖下へと転落していく。
転落中、彼女は前世日本人-七瀬彩奈で、12歳で水難事故に巻き込まれ死んでしまったことを思い出し、現世13歳までの記憶が走馬灯として駆け巡りながら、絶望の淵に達したところで気絶してしまう。
そんな窮地のところをランクS冒険者ベイツに助けられると、神様からギフト《異世界交流》とスキル《アニマルセラピー》を貰っていることに気づかされ、そこから神鳥ルウリと知り合い、日本の家族とも交流できたことで、人生の転機を迎えることとなる。
人は、娯楽で癒されます。
動物や従魔たちには、何もありません。
私が異世界にいる家族と交流して、動物や従魔たちに癒しを与えましょう!
悪役令嬢の妹(=モブのはず)なのでメインキャラクターとは関わりたくありません! 〜快適な読書時間を満喫するため、モブに徹しようと思います〜
詩月結蒼
ファンタジー
白髪碧眼の美少女公爵令嬢に転生した主人公が「私って、主要人物なの!?」となり、読書のため脇役を目指し奮闘するお話です。
読書時間を満喫したいという思いから、あれやこれやと頑張りますが、主要人物である以上、面倒ごとに巻き込まれるのはお決まりのこと。
腹黒(?)王子にウザ絡みされたり、ほかの公爵令嬢にお茶会を持ちかけられたり。あるときは裏社会へ潜入して暗殺者を従者にし、またあるときは主要人物と婚約し……ん? あれ? 脇役目指してるのに、いつのまにか逆方向に走ってる!?
✳︎略称はあくモブです
✳︎毎週火曜日と金曜日午前0時更新です。
✳︎ファンタジー部門にて6位になりました。ありがとうございます(2025年10月7日)
✳︎カクヨムでも公開しております
→https://kakuyomu.jp/works/16818093073927573146
ハイエルフの幼女に転生しました。
レイ♪♪
ファンタジー
ネグレクトで、死んでしまったレイカは
神様に転生させてもらって新しい世界で
たくさんの人や植物や精霊や獣に愛されていく
死んで、ハイエルフに転生した幼女の話し。
ゆっくり書いて行きます。
感想も待っています。
はげみになります。
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
転生皇女は冷酷皇帝陛下に溺愛されるが夢は冒険者です!
akechi
ファンタジー
アウラード大帝国の第四皇女として生まれたアレクシア。だが、母親である側妃からは愛されず、父親である皇帝ルシアードには会った事もなかった…が、アレクシアは蔑ろにされているのを良いことに自由を満喫していた。
そう、アレクシアは前世の記憶を持って生まれたのだ。前世は大賢者として伝説になっているアリアナという女性だ。アレクシアは昔の知恵を使い、様々な事件を解決していく内に昔の仲間と再会したりと皆に愛されていくお話。
※コメディ寄りです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる